まず1本目が脳卒中後の腹食に関してのニュースですね。
2本目がSNSのがん情報のお話。
3つ目は、これ先々週かな、取り上げた循環器内患が少ないっていうニュースですね。
足りないっていうニュースですね。
4本目が地域療が崩壊するよっていう国立大学病院の先生方が会見したっていうそんなニュースを4本取り上げたいと思います。
まずは1本目ですね。
1本目が5月30日の共同通信ニュースですけれども、
記事のタイトルが脳卒中退院後3割弱腹食できず厚労省両立支援体制改善をっていうような記事の書き出しになっております。
記事のタイトルになっております。
書き出しだけちょっと読ませていただくと、脳卒中の治療を受け自宅に退院した患者のうち、
発症前に仕事に就いていた69歳以下の人の3割弱が半年経っても腹食できていないとの調査結果を
厚生労働省研究班が30日までにまとめたっていうような記事の書き出しになっております。
これグラフが載ってるんですけれども、調査対象が1840人調査してですね、
その中で腹食された方が945人、約半数ですね。
腹食していないっていう方が484名っていうことで、3割弱ぐらいっていうそんな感じになっていて、
ただこれ追跡不能の方も411人いるんで、実際にはもうちょっと多いんじゃないかなというふうに思いますね。
私自身ですね、脳卒中の患者さん、以前の病院で回復リハビリテーション病棟っていうところで結構見ていたんで、
これは確かにそうだなというような結果でもありますし、
あとはやっぱり産業医療をやりだしてから、やっぱりまだ脳卒中の方見てないんですけれども、
やっぱり現場腹食の困難さみたいな感じるところもあって、やっぱりこれは双方にですね、
その医療側も産業側も双方に理解、努力が必要かなというふうに思ったりしましたね。
なので、ちょっとこの腹食できていない原因がですね、詳細には書いていないんで、
もしかしたらこの研究班がこれから調べていくのかもしれないですけれども、
双方に多分原因あると思うんで、そこを一個一個潰していくっていうのが必要かなというふうに思いますね。
あとは、脳卒中って言っても本当にいろんな後遺症があるので、
一概にこの脳卒中ってまとめてしまうとちょっと難しい部分もあるかなと思って、
その脳卒中でもどういう後遺症でどういうところに腹食の障害になっているのかみたいな、
結構個々のケースで対応しないといけないこともあるので、
その辺知っていただきたいなと思って取り上げさせていただきました。
じゃんじゃんいきます。2本目が朝日新聞の6月1日のニュースですけれども、
SNSに出回る癌情報4割が誤り、医師がファクトチェックということで記事のタイトルになっております。
SNS上の癌情報を医師がファクトチェックしたら、
名古屋市立大学病院の乳腺外科医、
呉山成さんと読みするのかな、
は2023年その論文を発表しましたっていう不確かな情報もあるネット空間で、
患者はどうすればよいのでしょうかっていうような記事の架け足になっております。
やっぱりSNSでですね、いろんな癌情報、
癌に限らずですけど、医療健康情報って流れるじゃないですか。
それをですね、この研究の中では2022年の8月から9月の
癌関連の投稿をですね、いいね数100以上っていうので抽出して、
で、癌専門の4人の先生が検証したっていうことになっていて、
そうすると44%が誤りで31%に有害な情報が含まれていたっていうような、そんな感じになっております。
これはその通りだろうなというふうに思いますし、
本当にもう、個人的にはですね、ネット情報、特にSNSに関する情報は
接さないほうがいいとすら思っていて、それだったらいつも言ってますけど、
AIで調べたほうがまだマシかなというふうに思いますね。
最終的にはやっぱり、4人の先生に確認するっていうのが必要かなというふうに思いますね。
でした。これ、勝又先生もコメント寄せてもらえて、
SNSに限らずネット全般、メディア全般に言えることですねって書いてあって、
確かにメディアもすごい変な情報を流していることもあるんで、
これおっしゃる通りかなというふうに思います。
続きましてが、3本目。
3本目はですね、これ内容もそうなんですけれども、
これ、記事のタイトルが間違えてるんですよね。
5月27日のG通信社のニュースですけれども、
換気内界の減少に悲願。学会提言。経済的インセンティブ整備を。
っていう記事のタイトルになっておりまして、
これはですね、修正入るんじゃないかなと思ったんですけど、
全然修正入っていなくて、
これは換気内界じゃなくて、純換気内界なんですよね。
なんでこれ一文字目に抜けてしまっているのかちょっと謎なんですけれども、
純換気の純が抜けていて、なぜか換気内界になっているっていう。
ただ、書き出しはですね、ちゃんと書いてあって、
日本神経管インターベンション治療学会、CVITっていう学会があるらしいんですけど、
に所属する医師が、
純換気内界の死亡者の減少にはだめをかけるため、
経済的インセンティブ整備をはじめとする純換気救急の診療体制の維持と
人材確保に向けた提言を行ったっていうような、
そんな記事の書き出しになっておりまして、
これまさにですね、先々週かな、取り上げたやつの内容と全く同じですよね。
これ下界もそうなんですけれども、
やっぱりね、純換気内界もね、すごいね、
過重労働っていうか大変なお仕事で、
楽な仕事ないとは思うんですけれども、
その中でもね、やっぱり内界の中で、
特に純換気、あと消化器とかですね、
こういうかって比較的緊急が多い診療科なんで、
常に臨時戦態勢みたいな、そんな感じの診療科なんで、
なかなか若手が行きたがらないとかっていう部分はあるのかなというふうに思いますね。
だから何らか本当にね、この記事の中にも書いてありますけれども、
インセンティブ、経済的なものなのかどうかっていうのはありますけれども、
仕事のやりがいがあるような工夫っていうのは必要かなというふうに本当に思いますね。
というのが3本目のニュースでした。
続きましてが4本目ですね。
これまたちょっと今週も取り上げたNHKの特集にも関わる話題ですけれども、
産経新聞の5月の30日のニュースですね。
このままでは地域医療が崩壊、赤字総額200億円超、
国立大学病院が経営危機の負けっていうような、そんな記事になっております。
記事の書き出しだけちょっと読ませていただきますが、
各地の国立大学病院が経営危機に直面している令和6年度の赤字総額は200億円を超え、
病院関係者はこのままでは地域医療が崩壊するとの危機感が広がる。
行動医療を提供し、育成や地域病院への医者派遣も担う、
医療界の心臓部で一体何が起きているのかっていうような、
そんな記事の書き出しになっておりまして、
先月、国立大学病院の病院長の先生方が会見したみたいなんですね。
国立大学病院長会議っていうところがありまして、
そこの先生方がみんなで会見したっていうことになっていて、
その原因は、今週も取り上げさせていただいた、
一つは物価の上昇、資材費が高騰していたりとか、
あとは人件費も高くなっていたりとかっていう部分で、
特に診療方針の部分では、本当に利益が少ないっていう、
特に病院に関しての利益が少ないっていう部分で、
赤字が積み重なっているっていうのは、そんな現状ですね。
あとは、この記事の下の方に、研究時間の話も書いてあって、
大学病院っていうのは、ここにも書いてあるように、
診療だけではないんですね。診療、教育、研究って、
この3本柱を上手いことやっていかないといけなくって、
中でも研究をしないと、国際的な競争力もそうですし、
個々の業績っていうのも研究で判断されるんですけれども、
ただ研究時間が、ゼロ時間の先生も22%強いらっしゃるということで、
週平均ですよ、週平均ですけれども、
この研究時間をどういうふうに確保するのかっていうのも、
非常に喫緊の問題かなというふうに思いましたね。
いずれにしても、だいぶヤバい状況であることは間違いないので、
ぜひ知っておいていただけたらなというふうに思いますね、この現状。
はい、でした。
では、最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。いきますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、はっ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いとなりか、犬竹でした。
興味、しんしん。