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2025-05-29 11:21

《1247》腎臓病に緩和ケア‼️難病の診断までに…、217億円賠償命令ほか

【今週の興味シンシン医療ニュース】

今週の興味シンシン医療ニュース📰

・腎臓病の緩和ケアがついに?

・診断までに3.4年…

・217億⁉️賠償命令

・フランス下院「死の援助」法案可決

https://note.com/naikaitakeo/n/ne3581b713473

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内科医たきおの心身健康ラジオの要約です。


**【質問・リクエスト募集】**

* 医療に関する質問やリクエストを募集中。質問箱のGoogleフォームから投稿可能。最近質問が少ないため、積極的に募集中。


**【今週の興味津々医療ニュース(4本)】**


1. **腎臓病の緩和ケア充実へ 自民党有志が厚労大臣に提言**

* 人工透析が困難になった腎臓病患者への緩和ケアを充実させるよう、自民党有志が厚生労働大臣に提言。

* 上川陽子元外務大臣らが参加する勉強会が、福岡厚労大臣に提言書を提出した。

* **提言内容:**

* 人工透析治療の継続が困難な患者に対し、緩和ケアや在宅医療を提供する機会が十分でないと指摘。

* がんなど一部の患者にしか行われていない鎮痛薬の使用を、腎臓病患者にも認めること。

* 診療体制が整ったモデル地域の構築など。

* **話し手のコメント:**

* この動きに期待しており、今後の診療報酬改定に反映されるか注目。

* 腎臓病だけでなく、心不全、呼吸器疾患、消化器疾患、神経難病、認知症など、他の疾患でも緩和ケアは重要であり、包括的に認められることが望ましい。


2. **難病患者、初診から病名判明まで平均3.7年 診断ラグ負担重く**

* 毎日新聞の報道。難病患者が初診から病名が判明するまでに平均3.7年かかっている。

* 症例数が少なく治療法が確立されていない難病において、症状が現れてから病名が判明するまで平均3.7年を要することが、製薬会社などによる患者のレセプト分析で明らかになった。

* 専門家は診断ラグの早期是正を訴えている。

* **話し手のコメント:**

* 初診で即診断がつくのは難しいとしつつも、診断がつかないケースがある現状を指摘。

* 医療者が気軽に相談できるプラットフォームの必要性を強調。

* 診断ラグ期間中の平均医療費は健常者の3.4倍、平均通院回数は2.2倍の差があるというデータも紹介。


3. **沢井製薬などに217億円賠償命令 東レかゆみ改善薬の特許侵害**

* 時事通信社の報道。東レのかゆみ改善薬(ナルフィラフィン、商品名レミッチ)の特許を侵害したとして、沢井製薬と扶桑薬品工業に対し、知財高裁が計217億円の賠償を命じる判決を下した。

* 東レが、自社のかゆみ改善薬に関する特許を侵害されたとして、後発医薬品を扱う上記2社に損害賠償を求めていた。

* 第一審の東京地裁は2021年に東レの請求を棄却していたが、控訴審で判断が覆った。

* **話し手のコメント:**

* 特許は2017年に切れ、2018年にジェネリック医薬品が発売された経緯があり、なぜ特許侵害と判断されたのか詳細が不明だが、注目している。

* 沢井製薬、扶桑薬品工業は上告する見込み。


4. **フランスで終末期の「死の援助」法案可決 下院、秋に上院審議へ**

* 共同通信の報道。フランスの国民議会(下院)が、終末期患者に厳格な条件のもとで致死的な薬物の投与を認める「死への積極的援助」を導入する法案を賛成多数で可決した。秋に上院で審議される予定。

* 自殺幇助や安楽死を禁じていた従来の政策からの転換に向けた一歩となる。

* **話し手のコメント:**

* 世界中で安楽死に関する議論が進んでいるが、日本はまだその段階に至っていない印象。

* フランスはカトリック系が多く反対の声も強いが、宗教観や価値観、国民性などが影響する問題。

* ベルギーの研究では、安楽死が必ずしも増えているわけではないというデータもあるが、非常に慎重な議論が必要なテーマである。


**【しんしんじゃんけん】**

* チョキ


**【締めの言葉】**

* 今日も幸せな1日になりますように。

サマリー

今回のエピソードでは、腎臓病の緩和ケアの重要性に関するニュースが取り上げられ、難病患者の診断までの時間が長引いている問題についても言及されます。また、医薬品製薬メーカーに対して217億円の賠償命令が出されていることが解説されます。さらに、腎臓病に対する緩和ケアやフランスにおける安楽死に関する新たな法案の可決が議論されています。特許問題に関する巨額の賠償命令も取り上げられ、世界中での安楽死についての考え方や議論の必要性が指摘されています。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるみなさんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
またのご質問をお待ちしております。ということで、
最近質問が非常に少ないので、本当にお待ちしております。
はい。ということで、今日はですね、今週の興味津々医療ニュースかな。
はい。ということで、今日は4本ですね、ニュースをご紹介したいと思います。
今週はですね、非常に興味津々ニュースが多くてですね、ちょっと厳選4本なんですけれども、
腎臓病の緩和ケアの重要性
1本目が、腎臓病の緩和ケアのお話。
2つ目が、難病患者さんの診断までに時間がかかっているよっていうニュースですね。
3つ目が、医薬品製薬メーカーに217億円の許額の賠償命令が出たっていうニュースですね。
4つ目が、フランスですね。フランスの市の援助法案の可決のニュースですね。
この4本をご紹介していきたいと思います。
はい。まずはですね、まずは1本目。これだけで1時間ぐらい話すそうですけれども、
ビッグニュースが出てまいりました。おとといの読売新聞と他も、
自治通信だったかな、共同通信かどっちか忘れましたけど、何社かが報じてましたけれども、
予備入りの方を出させていただきましたけれども、記事のタイトルが、
人口透析や困難になった腎臓病患者への緩和ケア充実。
自民・有志が厚労大臣に提言ということになっております。
はい。で、冒頭だけ読ませていただきますけれども、
上川陽子、前外務大臣ですね。
自民党の国会議員有志でつくる腎臓病患者の終末期医療に関する勉強会が、
27日、緩和ケアの充実などを求める提言書を福岡厚生労働大臣に提出したと。
提言書では、人口透析治療の計測が困難になった患者に対し、
緩和ケアや在宅医療を提供する機会が十分ではないと指摘、
一部の患者にしか行われていない鎮痛薬の使用を腎臓病患者でも認めることや、
診療体制が整ったモデル地域の構築などを厚生労働省に求めたということでなっております。
はい。これは非常に期待大ですね。期待大ですし、
実はこの勉強会、発足しているということは、薄々というか聞いていてですね。
動きがあるということは、この業界ではまあまあ知られた事実なんですけれども、
いよいよ動いてきたかという感じですね。
これが診療報酬会計ですね、来年ありますけれども、
それに反映されるかどうかというのが、今後非常に注目かなというふうに思います。
一方でですね、これ、記事の後半にも書いてありますけれども、
堀川さんという方が、「透析を止めた日」という本を昨年出されて、
それが非常に話題になったということで、この動きが起こっているのは間違いないんですけれども、
ただ、当然ですけれども、他のがん以外の病気も患話ケアって重要なんですね。
例えば、今、心不全に関しては少しずつ整備進んでいますけれども、
呼吸器の病気とかですね、消化器の病気とか、あと神経難病とか認知症とかですね、
本当に、腎臓が注目されるのは、腎臓の控えとしてはありがたいんですけれども、
患話ケアとしては、やっぱりそこら辺、フォーカス的に一気に認めてほしいなという、
腎臓だけ認めるのではなくて、やっぱりがん以外で亡くなる方も3分の2いらっしゃいますからね。
だから、そこにもちゃんと患話ケアとか、そういうケアが提供されるということが望ましいんじゃないかなというふうに思いますね。
でも、これは動き注視していきたいなというふうに非常に思いました。
というのが一つ目のニュースでした。
続きましてはですね、続きましてもこれも非常に興味津々ニュースなんですけれども、
難病患者の診断ラグ
5月の26日の月曜日ですね、毎日新聞のニュースですけれども、記事のタイトルが、
難病患者初診から病名判明まで平均3.7年、診断ラグ、負担重くというような、そんな記事の書き出しになっております。
冒頭を読ませていただくと、症例数が少なく治療法が確立されていない難病は、患者に症状が現れてから病名が判明するまで平均3.7年かかっていることが、
製薬会社などによる患者のレセプト、レセプトって分かりますかね、診療報酬明細書というのがあるんですけれども、
必ず医療機関に関わるとこのレセプトというのが出てくるんですけれども、そういうような分析で明らかになったということで、
その間の患者の負担を重く、専門家は診断ラグの早期是正を訴えているというような、そんな記事の書き出しになっております。
これは以前から結構問題になっていて、ただ、病院に行ってすぐ診断つくっていうことは、少なくとも難病に関しては難しいので、そこはご理解いただきたいんですけれども、
一方でですね、やっぱりいろいろ診断がつかないケースっていうのもあったりするんですよね。
それこそ、YouTubeにもご出演いただいたメリーっていうところの山田先生とかですね、
難病の医者同士の相談プラットフォームみたいなのを作っておられますけれども、メリーっていうやつですね。
メリーのeコンサルっていうやつを作っておられますけれども、そういったもので、やっぱり相談したりとかですね、
患者さん自身がですね、いろいろ病院に行かれるのももちろんいいんですけれども、やっぱり医療者が気軽に相談できる場があるっていうのは望ましいなというふうに思いますね。
一応この記事の図のところに書いてありますけれども、この診断欄の期間中の平均医療費と、あと平均通院回数っていうのが書いてあるんですけれども、
やっぱり難病患者さんは、まず医療費に関しては3.4倍ですね。通院に関しては2.2倍の差っていうことになっていて、これは本当にその通りだなというふうに思いますので、
これやっぱりもうちょっと短くできないかなというふうには思いますね。
でした。続きまして3つ目ですね。3つ目がですね、これまた興味津々ニュースなんですけれども、5月の27日の晩に出たニュースで、
賠償命令のニュース
時事通信社のニュースですね。これも他何社か報道してたと思いますけれども、記事のタイトルが沢井誠役などに217億円賠償命令、
当例かゆみ改善薬の特許侵害、知財公債ということになっております。
記事の書き出しが、自社のかゆみ治療、かゆみ改善薬に関する特許を侵害されたとして、当例が高圧医薬品を扱う沢井誠役と
不送薬品工業の2社に損害賠償を求めた訴訟の控訴審議判決が27日、知財公債であったと。
同公債は特許侵害にあたるとして、2社に計217億円の支払いを命じたということになっております。
これ初め、他社さんで報じていて、3つのメーカーの名前しか載っていなかったので、これが何の薬かなと思ったんですけれども、
不送薬とか腎臓関連の薬をいっぱい持っているので、これ多分腎臓関連だろうなと思ったらG通信社が出してきて、
結果的にはこのナルフィラフィンという、レメッチという先発品名の薬だということが判明して、
ああなるほどと思ったんですけれども、ただこれなんで、特許期間2017年に切れていて2018年に出したんで、
これはなんかいいんじゃないかなとか思ったんですけれども、なんかダメっぽいですね。
なんかダメな理由があるはずなんですけれども、ちょっとそこまで調べきれてないですけれども、
でもこれはですね、東京知財が2021年だから4年前ですね。4年前に東京知財は請求帰却してるんですよね。
それでこうしたら今回、217億円の巨額の賠償命令が出たっていうことで、
沢井製薬の親会社も不送薬品も、まことに遺憾とか到底容認できないっていうことになっていて、
これは多分上告されるんだろうと思うんですけれども、
あとはちょっと僕全然この法律関係詳しくないので、この知財公債っていうのがあるんだと思って、
でも一応なんか知財系も三審制らしいんで、上告は多分この記事にも書いてありますようにできるんだろうと思うので、
これちょっと注目していきたいなというふうに思います。
フランスの安楽死法案
なんで2017年に切れて、普通ね、特許切れたらジェネリックバンバン出てくるじゃないですか。
だからそれ通り言ったはずなのになんで訴えられたのかちょっとよくわかっておりません。
わかったら改正したいと思います。
続きまして、ちょっと時間が押してきましたね。
最後ちょっとちらっとだけご紹介しますけれども、共同通信ニュースですね。
5月の28日の水曜日のニュースですけれども、
週末期、市の援助法案を可決、フランス会員、秋に上院審議へっていうような、そんな記事の書き出しになっております。
秋のタイトルになっています。
フランスの国民議会は27日、
週末期、患者に厳格な条件の下で治療の薬の投与を認める、市への積極的援助を導入する法案を賛成多数で可決したということで、
自殺報酬や安楽死を禁じていた従来の政策の展開に向けた一歩ということになっております。
これですね、やっぱり世界中で安楽死をどうするかっていうのを議論されている国が結構増えてきているなという印象なんですけれども、
日本はまだ全然そこら辺の議論が醸成していないかなというふうに思うんですけれども、
このフランスは、特にこの記事の一番下に書いてありますけれども、カトリック系が多いということで、反対の声も強いということで書いてあるんですけれども、
これちょっと宗教観とか国ごとの価値観みたいなのもあったりするので、価値観とか国民性とか非常に注目していきたいなというふうに思いますし、
あとは先週だったかな、先週か先々週ぐらいの論文で、ベルギーだったと思うんですけれども、
安楽死が増えているかどうかみたいな研究があるんですけれども、
結論的にはそんなに何でもかんでも安楽死の方向には行ってないんじゃないかみたいな研究もあったりするんですけれども、
ただここらへんですね、かなり慎重にやらないと、議論していかないと、非常に何でも安楽死の方に認めたらいいんじゃないかみたいな議論にはなりかねないと思うので、
ここはね、注視していきたいなというふうに思いますね。
はい、でした。ということで、じゃあ最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。いきますよー。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、ちょっき!
ということで、今日も幸せな一日をあげますように。
お会いではないか。犬竹でした。
よみしんしん。
11:21

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