1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《979》医者過剰時代到来⁉️老..
2024-07-11 11:38

《979》医者過剰時代到来⁉️老化を防ぐ‼️笑う事が義務化?医薬品供給問題…

毎週木曜日は #興味シンシン医療ニュース の日!

今週は4つのニュースを取り上げます!

​・医師過剰時代⁉️医学部地域枠削減!?

・老化物質を透析で除去?

・1日1回笑うことが努力義務に👀

・医薬品の供給不安定問題に厚労相が喝!


本日ご紹介したニュース一覧はこちら

https://note.com/naikaitakeo/n/n6cf1b7e029ab


面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは

#心身健康ラジオ

#興味シンシン医療ニュース

をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!


#医療 

#健康

#スタエフ医療部


《AI要約》

今回は木曜日恒例の「今週の興味シンシン医療ニュース」として、4つのニュースを紹介しています:


1. 医学部地域枠の削減:

厚労省が16都府県の医学部定員を2025年度以降削減する方針を発表。医師過剰時代に向けた対策ですが、地域間の医師偏在是正につながるか疑問が残ります。


2. 老化物質除去装置の開発:

自治医大発ベンチャー企業が、透析患者の血液からリン酸カルシウム血症(CPP)を除去する装置「CPP 900 CLUB」を開発中。3年後の製品化を目指しており、動脈硬化の改善などが期待されています。


3. 山形県の「笑い」条例:

山形県議会で「笑いで健康づくり推進条例」が採択され、県民に1日1回笑うことが努力義務となりました。健康への良い影響は認められていますが、条例化については賛否両論があります。


4. 後発医薬品の供給不安定問題:

厚生労働大臣が製薬企業13社に業界再編を通じた生産性向上を要請しました。しかし、根本的な問題は薬価にあり、業界再編だけでは解決が難しい可能性があります。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
また毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週木曜日は今週の興味津々医療ニュースをやっておりますけれども、
今日も4つのニュースをご紹介していきたいと思います。
ちょっとね、研修絡みのニュースを探そうかなと思ったんですけど、
さすがにね、ちょっと研修絡みのニュースはあまりなくてですね、
ただ、医師要請に絡んで、ちょっと医学部地域枠削減ニュースをトップに持ってまいりました。
その後に、老化物質を透析で除去、1日1回笑うこと、努力義務に医薬品の供給不安定問題に厚労大臣が勝つっていう、
この4つをお話し取り上げていきたいと思います。
まず1つ目は、先ほど言いました7月の3日の日経新聞のニュースですね。
医学部地域枠削減へ厚労省医師過剰の16トップ権で、っていうことでなっております。
これね、ちょっと有料記事だったんで、全ての記事が読めないんで申し訳なかったんですけれども、
医者が過剰になる時代がやってまいりました。
これはですね、この経過をご存知の方、いらっしゃる方、あんまりいない方だと思うんですけれども、
私が医者になる前とかは、むしろその時にも医者過剰になるって言われていて、
なんですけれども、その後に医師不足、医師不足、医師不足ってむちゃくちゃ言われて、
各大学にこの地域枠っていうのが設けられたんですよね。
で、それが今回の3日の会議、有識者検討会か、いうので、
むしろ医師がやっぱり過剰になってくるんじゃないかっていうことで、
そのうちの16トップ権の大学医学部の定員を、
2025年度以降、だからもう来年度以降ですね、削減していくっていうような、そんなことになっております。
ただ、医者の全体数ではなくて、その臨時定員地域枠っていうのが対象で、
その削減した分は医師が少ない16件に配分するっていうことで、
これで地域間の医師偏在の図制で繋げようっていうことになっているらしいですけれども、
いやーこれはね、ちょっと、僕もともとこの医学部に入ってからも、
その地域枠ってそこに残らないといけないんですけれども、
その制度自体がちょっと微妙なんじゃないかと思っている人なんで、
これ、地域偏在の図制には全然繋がらないんじゃないかなと個人的には思うんですけれども、
でも厚労省の方では、とか有識者、検討会、お依頼さん方はそういうふうに考えておられるらしいので、
うーん、まあそうらしいですね、はい。
03:02
なんですけれども、この作戦がうまくいくのかどうかっていう感じが、個人的にはちょっとしますね、はい。
ということで、それが一つ目のニュースでした。
続きまして、二つ目ですね。二つ目は非常に興味津々なニュースですけれども、
えっと、いつだこれ、7月の9日のSUUNですかね、のニュース。
SUUNって初めて紹介するな、これ。
体内老化物質除去装置開発へ、次世代初ベンチャー企業3年後に製品化目指す。
っていうような、そんな記事が出ておりました。
はい、で、これですね、まあ記事見ていただいたらわかるよね。
これね、なぜ興味津々かというと、透析なんですよね、はい。
次世代初のベンチャー企業のブロードビーンサイエンス社は、
慢性腎臓病による臓器の器用低下を防ぐため、
人工透析患者から、患者の血液から、
リン酸カルシウム結晶、CPPを取り除く装置、
CPP吸着クラウドの開発に取り組んでいる。
どうしよう、CPPが全身を老化させる原因の一つと考え、
装置によって動脈効果の改善などの開放化を見込むと、
透析医療の新しい治療として、3年後の製品化を目指す。
っていうような、そんなことになっております。
で、この会社の社長さんが、黒尾誠先生っていうことで、
まあ書籍もね、いっぱい出しておられますけれども、
このリン、リンに関してのプロフェッショナルというか、
リンがその寿命を短くしてるんだ、みたいな主張をされる先生ですけれども、
これはですね、実用化は結構簡単かなというふうに思います。
というのは、これで透析の回路につなげたらいいだけですし、
実はね、こういうものって他にもいくつかあるんですよね。
β2ミクログロブリンっていう物質があるんですけど、
これを吸着する専用のカラムとかですね、こういうのがあったりするんで、
このCPPだけをね、中心に抜くことって確かに可能かなと思うんで、
それが3年後の製品、3年後はちょっとできるのか分からないですけれども、
でも製品化することは可能かなというふうに思うんですけれども、
ただね、これなんかリンって普通に透析やっても抜けるんですよね。
だからこのCPPを抜くことの意味ってどれぐらいあるのかなっていうのと、
あとはやっぱりリンだけではない、かなり複雑な要素で、
この労価って決まってるんで、
なんか全てがリンで解決するわけではないっていう、
しかもこれ仮にできたとしても、
これ基本的には多分透析やってる人しかできないのかなっていう気がするんですけどね、
普通の方でもできるのかな、
これなんかイラストには透析器が挟まってるんで、
あとはどれぐらいの血流量が必要なのかにもよるんですけれども、
結構な血流量が必要っていうことになると、
それだけのためにシャント手術っていって、
06:00
動脈と情脈をつなげる手術をするのかどうか問題とかっていうのもありますし、
あとどれぐらいの頻度でやらないといけないのかとかですね、
これ検証するのは結構大変じゃないかなというふうに思いますからね、
それはエビデンスも含めて。
なので、技術には期待したいですけれども、
そこまでうまくいくかどうかはちょっと見つつっていうそんな感じが致しました。
というのが2つ目のニュースでした。
続きましてが3つ目ですね。
3つ目はこれもちょっと面白いニュースだったんですけれども、
7月の5日のハフポストのニュースですね。
山形県で1日1回笑うことが努力義務に笑うに笑えない条例と反発もということで、
これなんかね、フェイクニュースかなんかかなというふうに思いましたけれども、
そうではなくてちゃんとしたニュースでした。
冒頭だけ読ませていただくと、
山形県議会本会議で7月5日、
山形県笑いで健康づくり推進条例が採択されたということで、
山形県議会自民党会派が提出したもので、
笑いによる新鮮な健康づくりを推進することにより、
明るく健康的な市民生活の実現を目指すということになっているらしくて、
具体的に毎日8日を県民笑いで健康づくり推進の日とするほか、
県民の役割として1日1回は笑うなど、
笑いによる新鮮な健康づくりに取り組みを務めるものとすると定めているということで、
これが山形県民への努力義務になったらしいですね。
山形県民の方いらっしゃいますでしょうか、リツナーの中に。
これ、いつから始まるのかわからないですけれども、
ただ、これは確かに条例で定める必要性があるのかというのは確かにありますけれども、
ただ、笑い自体はいいんですよ、健康には。
これは、いろんなエビデンスが明らかになっていて、
それこそ私の以前の職場の同僚も、
この間の新鮮学会でサブ解析みたいな感じで研究で発表してましたけれども、
笑うことはいいことなんですけれども、
それを条例化するのは、どういう経緯でそういうことになっているのかわからないですけれども、
山形県ってすごいなというふうに思いましたね。
賛否いろいろあるみたいですけれども、
し、本当に虚構新聞、虚構ニュースかなと思いましたけれども、
はい、そうだそうですね。
ただ、撤回を求めるオンライン署名も笑うに笑えないということで立ち上がっているらしいです。
ということで、ちょっと、笑えない状況とかは確かにあるんですけれども、
どうなることやらという感じですね。
はい、ということでした。
で、最後ですね。最後が4つ目。
これもちょっと短めのニュースですけれども、7月の4日の共同通信ニュースですかね、の記事で、
09:04
高発薬企業に業界再編を要請、厚労省、厚労大臣ですね、供給不安、異常事態ということで、
はい、これね、もう年単位に続いている話なんですけれども、
ジェネリック医薬品、高発品の安定供給に向け、
竹見恵蔵厚生労働大臣は、4日、製造販売企業の社長ら13人と面会し、
業界再編を通じ生産性を向上させるよう要請したというような、そんな記事の書き出しになっております。
で、これはですね、なんか業界再編とかそういう問題だけではないんですよね。
これ、いや、これね、実は竹見先生ね、その当日か翌日ぐらいかな、
あ、もうちょっと後かな、なんかBS富士のですね、番組に出ておられて、
で、そこで、はい、いろいろなんかお話をされておられたのを、ちょっと私YouTubeで全面見たんですけれども、
いや、もちろんね、業界再編もね、大事なんですけれども、
やっぱりね、根底にはね、薬化の問題がすごい根深くあると思うんですよね。
だから、なんかそこら辺から抜本的に見直さないと、なんか業界再編せよって厚労省が言ったところでっていう気はしますけどね。
で、まあ一応その一つの成分が5社ぐらいで作るようにみたいなことで、
あんまりね、今みたいに、はい、いっぱい作りすぎないようにみたいなことを言うらしいんですけれども、
それはね、なんか資本主義経済でそんなことできるのっていう感じになりますし、
あとは逆にね、1企業だけとかになったりすると、それはそれで供給不安定の原因になったりしますし、
あと独占禁止法とかにもどうなんだみたいなことにもなるので、
この命令っていうか、なんかその要請はうまくいくのかなっていう気はちょっとしましたね。
ただ現場はね、本当にね、あの医薬品不足はね、ものすごい続いてるんで困っております。
なのでこれはね、早急に何とかしていただきたいのは現場の声ですけどね。
という感じでした。
ということで、他にもね、いくつかちょっと面白いニュース取り上げてありますので、もしご興味があればノートをご覧いただけたらと思います。
それでは最後、しんしんじゃんけんに行きたいと思います。
行きますよ。しんしんじゃんけん、じゃんけん。
はい、ということで、今日も幸せな一日でありますように。
お会いできていただきありがとうございました。
興味しんしん。
11:38

コメント

スクロール