理学療法ハンドブック
シリーズ 3 腰痛
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
## 腰痛ゼロの日:画像診断に頼りすぎない腰痛の捉え方と対策
今回の放送は、4月20日の「腰痛(420)ゼロの日」にちなみ、日本理学療法士協会の「理学療法ハンドブック(腰痛)」を資料として、腰痛の最新知見と向き合い方について解説されました。
### 1. 腰痛の現状:画像所見と症状の乖離
国民の約80%が一生に一度は経験するとされる腰痛は、厚生労働省の調査でも男性で1位、女性で2位の訴えとなるほど一般的な症状です。 しかし、たけお先生は「レントゲンやMRIの画像所見と実際の痛みは必ずしも一致しない」という重要な事実を強調しました。
腰痛経験者の47%には画像上の明確な異常が見当たらず、逆に画像に異常があっても痛みがない高齢者も少なくありません。 つまり、**「痛みがある=必ず組織に損傷がある」とは限らない**という認識を持つことが、過度な不安を取り除く第一歩となります。
### 2. 腰痛の分類:特異的腰痛と非特異的腰痛
腰痛は大きく二つに分けられます。
* **特異的腰痛**: 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、画像検査で原因がはっきりと特定できるもの。
* **非特異的腰痛**: ぎっくり腰など、画像では原因が特定できないもの。驚くべきことに、腰痛全体の約85%がこの「非特異的」に分類されるというデータもあります。
### 3. 心身相関と「安静にしすぎない」重要性
かつては腰痛といえば安静が第一とされていましたが、現在は**「できるだけ活動を維持し、安静を最小限にする」**ことが国際的な推奨となっています。
これには心理的要因が深く関わっています。「動くと痛みが悪化する」という強い恐怖心から活動を制限すると、筋力が低下し、さらなる痛みを招く「恐怖回避モデル」と呼ばれる悪循環に陥ります。 また、不安や抑うつ、不眠などの心理的ストレスは痛みを増強させ、逆にリラクセーションや他者との交流は痛みを緩和させます。まさに心身医学的なアプローチが不可欠な領域です。
### 4. 職場における腰痛予防の4大要因
職業性疾病の中でも腰痛は58%と圧倒的な割合を占めています。 職場での予防には、以下の4つの要因へのアプローチが推奨されました。
1. **姿勢・動作要因**: 中腰での作業や重い物を持つ際、腰から曲げるのではなく、膝を曲げて腰を落とす「スクワット」のような動作を意識する。
2. **環境要因**: 室温の管理や、床の滑りやすさの改善。
3. **個人要因**: 年齢や体格に応じた作業負担の調整。
4. **心理社会的要因**: 職場の人間関係やストレス管理を整える。
### まとめ
腰痛に悩んだ際は、セルフチェックや体操を取り入れるとともに、動作の専門家である理学療法士のアドバイスを受けることも有効です。 放送の最後は、恒例の「しんしんじゃんけん」で締めくくられました。
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