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2024-07-31 09:14

《996》持っていいのは〇〇kgまで⁉️腰痛を防ぐ方法‼️

本日ご紹介したマンガはこちら

マンガでわかる人や重量物の運搬作業の基本

https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/000957787.pdf


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《AI要約》

内科医たけお先生が毎朝5時50分から10分程度の健康に関する小話を配信しています。今回は産業医学シリーズの一環として、厚労省が2022年3月に作成した「漫画でわかる人や重量物の運搬作業の基本」という資料を紹介しています。


腰痛は非常に多い訴えの一つで、国民生活基礎調査によると男女ともに約10人に1人が悩んでいます。この資料では、腰痛の原因や予防法について詳しく解説しています。


重量物の運搬に関しては、女性労働基準規則で重さの制限が定められており、断続作業の場合は30kg、継続作業の場合は20kg以上のものを持ってはいけないとされています。また、一般的に男性は体重の40%以下、女性は体重の24%以下の重さが目安とされています。


腰痛の要因として、動作・作業の要因、環境の要因、個人的な要因(年齢、体格など)、心理・社会的要因の4つが挙げられています。予防のためには、重量、頻度、運搬距離、運搬速度に注意し、休憩中にストレッチを行うことが重要です。


具体的な事例として、床に置いてある荷物を持ち上げる際の注意点や、介護施設での利用者の移乗作業、高く積んだ荷物の移動、滑りやすい床面での作業などが紹介されています。これらの場面での対策として、適切な作業姿勢、複数人での作業、補助器具の使用、作業環境の整備などが提案されています。


最後に、腰痛に悩む人は多いため、こうした予防対策を知っておくことが重要だと締めくくっています。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週は産業医学シリーズでお送りしておりますけれども、
毎週水曜日は公表の書評をやっているので、それ関連の書籍のご紹介をしようと思ったんですけれども、
公表の中で非常に良い漫画をご紹介していただいたので、それを今日は一緒に読み解いていきたいと思います。
題して、漫画でわかる人や重量物の運搬作業の基本ということで、ちょっと行々しいタイトルですけれども、中身は漫画なので、
これは厚労省が2022年の3月に作った資料で、非常にわかりやすくなってましたので、これを一緒にちょっと資料っぽい感じですけれども、読んでいきたいと思います。
ちなみに、今回私が受けているこの産業医学基礎研修会には、人間工学というところで、まるまる1時間、この腰痛について学ぶというセッションがあります。
腰痛は、実は本題に行く前に、腰痛ってものすごい多い訴えの一つなんですね。
これは国民生活基礎調査というのがされていますけれども、そういう中で昨日ちょっと調べたんですけど、男性は1000人当たり91.2人ということで、
だいたい10人に1人ぐらいですね。第1位ということになっていて、女性はカタゴリが一番多くて、カタゴリが第1位なんですけれども、第2位が腰痛。
でもこれもほとんど近差ですけどね。腰痛が第2位ということで113.3人、だから男女ともにだいたい10人に1人ぐらい、もっといそうな感じしますけどね。
腰痛で悩んでおられる方がいらっしゃるということで、何を隠そう、私もですね、人生で2回ぎっくり腰になって動けなくなった経験がありますので、ちょっとこれは気をつけていきたいというふうに思っています。
ということで、ちょっと前置きが長くなりましたけれども、この人や重量物の運搬作業の基本、これをちょっと一緒に読んでいこうと思います。
腰痛ね、結構ここで言えますよね。ただどういう状況で起こるのかっていうのが、この中に書いてありまして、腰痛の防止、予防ですね、使う機器や道具っていうのは、この何ページ目かな、4ページ目に書いてあります。
1つが会場用の補助器具っていうことで、これ、介護施設とかには絶対あるかなというふうに思うんですけれども、この介護用のリフトとかですね、あとスライディングシートとか、病院にもありますよね、スライディングボールとか、こういうので補助するっていうのが1つありますし、
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あとは重たい荷物を運ぶ場合にもですね、この荷物運搬用器具っていうのをですね、使ったりとかっていうのはすごい大事です。
あとはちょっと後からも出てきますけれどもね、この靴のサイズとかですね、スリッパはちょっと論外にしても、靴のサイズとか、あと床のツルツルじゃない床にするとかですね、ちゃんとグリップが効くようにするとかですね、こういうのも非常に大事みたいですね。
はい。で、次のページ行っていただくと、重さですね、重量。これね、ちょっと私全然知らなかったんですけれども、これ法令で、
特に女性の場合ですね、18歳以上の女性が持っていい荷物の重さとかってのが決まってるらしいんですよね。そんな初めて知ったと思いましたけど、
で、これ、断続作業、中断しながら行う作業と、継続作業、ずっと一定時間やる場合とで重さの違いがあって、断続作業の場合には30キロ、継続作業の場合には20キロ以上のものを持ってはいけないっていうのをですね、女性労働基準規則っていうので決まってるらしいですね。
ちょっとこれびっくりしましたね。はい。で、あとはですね、一般的にもそれは重たい荷物を持ったら腰痛になるでしょうっていうことで、男性に関しては体重の40%以下、だから65キロの人は26キロって書いてありますけれども、それ以上のものを持つとリスク高くなるとかですね、あと女性に関しては体重の24%以下、だから男性の6割っていうことになってるらしいですけれども、55キロの場合は13.2キロまでみたいな、
そんな感じの目安があるみたいですね。はい。で、腰痛を防ぐためにっていうことで次に行くと、腰痛のまず要因ですね。要因は今お話してるようにこの動作作業の要因とかですね、あと環境の要因、ちょっと後からも出てきますけれども、床面の状態が悪いと腰痛を起こしやすいとかっていうのもありますし、あとはですね、実は個人的な要因、年齢、それは当然年齢とかね、体格とか関係あるよねっていうことと、
あとはね、心理分解的には非常に重要なのがこの心理社会的要因ですね。これね、ものすごい、特にね、慢性腰痛の方はね、もうこの心理社会的要因によって起こっている痛覚変調性頭痛ですね、ノシプラスティックペインの方って結構いらっしゃるので、これは予防の観点からもですね、この4つの因子があるっていうことは知っておいていただくのがいいかなというふうに思いますね。はい。
で、次のページ行っていただいて、予防のところですね、共通した予防としてはですね、この重量、先ほど言ったような重すぎるものを持ってはいけないとかですね、あと頻度ですね、当然ですけれども、あと運搬距離、それは長い距離運搬したら腰痛くなるよねっていう感じですし、あと運搬速度ですね、急いで物を運んでいませんかっていうのとか、あと休憩中にストレッチとかするっていうのは非常に重要ですよね。はい。
で、で、まあ格論的なところに行くと、その介助のところですね、介助ってね、病院とか、あと普通の高齢者施設とかでも結構ありますけれども、やっぱりね、こういうところで、腰痛を起こしている方って結構いるなというふうに思いますね。だからまあこういった作業の姿勢とかっていうのを気をつけるっていうのはすごい大事かなというふうに思いますし、あとは荷物を持つときにも、どっこいしょって一回しゃがんで持ち上げるとかですね、
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あとは、あんまり距離を遠くしないとかですね、その辺ってすごい重要だなというふうに思います。はい。で、その次ですね、環境づくりの方に行くと、PDCA、これは別にこういうのに限った話じゃないですけど、これ非常に重要ですよっていうことが書いてあって、まあそりゃそうですよねっていう感じですね。
で、実際に事例の1、2っていう、あ、違う、もうちょっとありましたね、1、2、3、4かな、はい、4つありますけれども、まず1つ目はこの床に置いてある荷物を持ち上げようとしたっていうことで、まあこれね、やってしまいますよね。でも私もね、やりますけれども、こういう下にある荷物を腰を曲げてよっこいしょみたいに持ってしまうと、腰にすごい負担がかかるっていうことで、まあ対策が、この初めに持ち上げやすい高さに荷物を置くようにしましょうとか、
そもそも置き場所が間違えてるみたいなとかですね、はい、あとは重さの基準、先ほど言った重さの基準を守るとかですね、あとは使う頻度によって置く場所を変えるみたいなのも重要みたいですね、これ確かにそうだなと思いましたね、はい。
で、事例の2つ目は人の解除っていうことで、介護施設で利用者を一人で解除しようとした、これもすごいあるあるですよね。
まあ人を呼んだらいいんですけれども、なかなかね、その助けてもらえる人がいないっていうことで自分でやってしまって腰が、みたいなの結構ありますよね、はい、なので対策で2人以上で解除しようっていうのもありますけれども、そうじゃないときにはせめて解除用の補助器具を使うとかですね、作業環境を整えるとかっていうのは非常に重要かなというふうに思いますね。
はい、で続きましては事例の3、高く積んである荷物の移動、これね、僕もこの間本で同じようなことをやりましたけれども、やっぱり高く積みすぎるとですね、腰に狂ってのはすごいありますよね、はい、だから、まああとは2人以上で運ぶ、まあこれもまあまあそりゃそうですよねっていう感じですね。
で、あとは4つ目ですね。4つ目ね、これ意外とね、僕も全然そうだなと思ったんですけど、滑りやすい床面ですね、とか靴を履いての作業、これもね、やっぱり腰痛の原因になるみたいで、えーと、その足のグリップですね、が非常に重要っていうことも書いてありました。
はい、ということで、まあ腰痛はですね、まあ冒頭にも言ったように結構ね、あの困る、まあ病院受診していなくてもですね、困っている方も結構いると思うんで、はい、こういうところから予防対策できるといいかなというふうに思ってご紹介させていただきました。
はい、ということで、じゃあ最後、しんしんじゃんけんに行きたいと思います。行きますよー。しんしんじゃんけんじゃんけん、パー!
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ということで、今日も幸せな一日でありますように、お会いとはないかいのたけでした。今日もみーしんしん!
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