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2025-03-16 11:31

《1185》注意喚起⚠️あなたのその胃薬の飲み方、間違えてます‼️

【本日のご質問】

処方されている薬に胃薬があった場合って絶対それも一緒に飲まないとダメなのですか?

それとも胃が荒れてしまってからでいいのでしょうか。

先日のパルスのお話の後 ステロイド薬のことを調べていたらステロイド薬は胃を荒らすために処方されると記載がありやっぱりその場合は飲まなきゃいけないのかなと...

免疫力がない時ってリスクを減らすべきだから処方されるものなのか?という疑問が沸々と湧きました...。

よろしくお願いします。



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参考)

胃薬の種類と例

https://chatgpt.com/share/67d5e92c-98f8-8001-b0cd-96dc2293c53f


■AI要約(誤字はご勘弁ください)

- 医療に関する質問・リクエストに答える配信で、今回は「処方薬に胃薬が含まれていた場合、必ず一緒に飲まなければいけないのか?」という質問に回答。

- 一般に「薬を飲む=胃薬も一緒に飲む」と思い込んでいる人が多いが、これは誤解。

- 胃薬はすべての薬とセットで必要ではなく、必要な場合のみ併用すべき。

- 医師から処方された場合は基本的に指示に従うべきだが、ケースバイケースである。

- 特にステロイドと胃薬の併用は医師の間でも意見が分かれ、ガイドライン上も明確なエビデンスは乏しい。

- 一方で、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)と胃薬の併用は潰瘍予防のために推奨されており、エビデンスも強い。

- 他の薬でも併用が必要とされるケースはあるが、すべてに胃薬が必要というわけではない。

- 胃薬と一口に言っても様々な種類がある。以下、主な分類と特徴:

- **制酸薬**:胃酸を中和(例:ロックス、アルサルミン)

- **H2ブロッカー**:ヒスタミンH2受容体をブロック(例:ガスター=ファモチジン)

- **PPI(プロトンポンプ阻害薬)**:胃酸分泌を強力に抑制(例:ネキシウム、パリエット)

- **P-CAB(カリウムイオン競合型アシッドブロッカー)**:PPIよりも強力な新しいタイプ(例:タケキャブ)

- **粘膜保護薬**:胃粘膜を守る(例:ムコスタ、セルベックス)

- **プロスタグランジン製剤**:粘膜保護+胃酸抑制(例:ミソプロストール。ただし使用頻度は低い)

- **消化管運動機能改善薬**:胃の動きを改善(例:ナウゼリン、ガスモチン)

- 多くの人が「胃薬=全部同じ」と思っているが、それぞれ作用も使いどころも異なる。

- 必要性の低い胃薬の乱用は医療費増大にもつながるため注意が必要。

- 結論:「医師と相談の上、必要なときに必要な種類の胃薬を使用すべき」である。

サマリー

このポッドキャストエピソードでは、胃薬の正しい使用法に関する誤解を解消し、ステロイドやその他の薬との併用についてのガイドラインを説明しています。胃薬の種類や分類にも触れ、適切な選択の重要性が強調されています。さまざまな種類の胃薬とその使い方について詳しく解説されており、特に胃酸抑制薬や粘膜保護薬の重要性や、誤った使い方がもたらす影響について注意喚起がなされています。

胃薬の使用法と誤解
内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では医療にまつわる、ちょっと役に立つ、あ、間違えた。医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。ということで、間違って昔の挨拶を言おうとしてしまいましたけれども、すいませんでした。
はい。で、今日もですね、質問回答をやっていこうと思うんですけれども、今日いただいているご質問はですね、これまた2ヶ月近くお待たせしたんですけれども、1月の21日に
ゆかりんりんさんからいただいているご質問ですね、はい、を取り上げたいと思います。
質問、じゃじゃん。処方されている薬に胃薬があった場合って、絶対それも一緒に飲まないとダメなのですか?それとも胃が荒れてしまったからでいいのでしょうか?
先日、パルスのお話の後、あ、パルスって、ステロイドパルスの話ですね、はい。ステロイド薬のことを調べてみたら、ステロイド薬は
胃を荒らすために処方されるのと、記載があり、やっぱりその場合は飲まなきゃいけないのかなと、免疫力がないときってリスクを減らすべきだから処方されるものなのか、という疑問がいろいろ、
えーと、疑問がわきました。よろしくお願いします。ということで、はい、ご質問いただいておりましたので、まあ今日はちょっと胃薬に関してですね、いろいろお話をしたいと思います。
で、そもそもですね、あの、まあ今日のタイトル若干ツリータイトルっぽくなってますけれども、あの、胃薬のね、使い方を間違えてるっていうか、あの、方がね、非常に多いですね。
これ、なんかね、世の中の方って胃薬進行すごい多いのか、とりあえず薬を飲むときには全部胃薬飲まないといけないみたいに思ってる方がね、すごい多いと思うんですけれども、その、
例えばなんでもいいですけど、血圧のお薬飲むときにも胃薬、えー、まあ痛みのようなときには当然胃薬、あとなんですか、えっと、あ、抗生物質飲むときにも胃薬とかですね、あの、全てに関してね、胃薬を飲まれる方がいらっしゃるんですけれども、
そんなことはありません。そんなことはありませんというか、あの、胃薬はね、本当に必要なときにだけ飲んだらいいんですけれども、なんか、あの、全部、
その、お薬を飲むときにはセットで胃薬を飲む方とかって結構いらっしゃって、これはね、あの、明らかに間違えてますので、それはね、ぜひとも知っておいていただけたらなというふうに思います。
ステロイドと胃薬の併用
はい、で、えっと、まずはですね、あ、まずは、えっと、これいつも言うと、あの、言ってますけれども、その、医者からですね、胃薬が出たらですね、あの、まあ基本的には、あの、その通り相談していただけたらと思うんですけれども、
多分これ、あの、その、一緒に飲みたくない気持ちが反映されているのかなと思って、それはね、主治医と相談してくださいっていうのがまず、あの、いつもの定型句ですけれども、はい、になります。
えっと、その上でですね、あの、ステロイドにね、胃薬を併用するかどうかっていうのは、併用というか、その、一緒に使うかどうかっていうのはですね、これ結構ね、医者によって意見が分かれるところかなというふうに思います。
で、一応ね、ガイドラインもね、昨日調べたんですけれども、やっぱりね、ガイドライン上も、あの、ステロイドにね、あの、胃薬を一緒に使うエビデンスっていうのはそんなにね、確固たるものはないんですね。
これ、あの、一番確固たるものとしてあるのは、まあ、今年の公認診療試験にも出ましたけれども、エルセイズっていうですね、非ステロイド性の抗炎消薬、消炎鎮痛剤ですね、いわゆる、はい、っていう、まあ、あの、ロキソリンとかボルタリンに代表されるようなもの。
これはね、明らかに、あの、エルセイズ解用っていうのがリスクになるので、その、胃解用とかがなくても、胃解用、胃炎とかがなくてもですね、胃薬、まあ、ちょっとこれからお話ししますけれども、胃薬にはいろんな種類があるんで、特定の胃薬なんですけれども、それを飲むことを推奨されるんですけれども、
それ以外のお薬、まあ、ステロイドもね、ただ、あの、胃自体を荒らすのはあるんですよね、作用としてですね。なので、まあ、それにね、胃薬を併用する、一緒に使うっていうのは、まあ、なくはないんですけれども、ただ、エビデンスレベルとしては、そのエルセイズに対する予防ほど強くはないっていう、そんな感じになりますね。
はい。ただ、他のお薬との合わせ技で、やっぱりね、あの、胃薬を併用した方がいいっていう風に判断されるケースもありますね。まあ、これはね、本当にケースバイケースとしか言いようがないっていう、そんな感じです。はい。
で、それ以外のお薬に関してはですね、例えば、あの、一部の好物薬もですね、その、リスクになるんじゃないか、その、胃炎とか胃解用のリスクになるんじゃないか、みたいなこともあるんですけれども、これもですね、その、じゃあ、予防的ですね、胃薬を飲むエビデンスがね、あるかっていうと、そうではないんですよね。
なので、あの、すべての、まあ冒頭にも言ったように、すべてのお薬に胃薬を一緒に併用するっていう必要はね、ないという風に、まあ、結論付けていいかなという風に思います。
はい。で、その上でですね、えっと、もう一つの誤解というか、世の中はですね、胃薬って、あの、全部一緒くたに語られるんですけれども、胃薬って言ってもいろんな種類があってですね、ちょっと、あの、これAIにもサポートいただいたんですけど、
胃薬のね、種類や分類してですね、それをちゃんと使い分けるっていうのがね、必要かなという風に思っていて、まあ、この辺はね、医療者はよくわかってると思うんですけれども、あの、まあ、医療者じゃない方はですね、例えば、なんでもいいですけど、抗生剤はもう全部抗生剤一緒、みたいな、とか、あと血圧のお薬は血圧のお薬一緒、みたいな、そんな感じで思われてるかもしれないですけど、実際にはですね、その中にいろんな分類があって、で、その分類の中にさらにいろんなお薬があるっていう、そういう構造になってるんで、
えーと、まあ、例えば、なんでもいいですけど、まあ、あの、果物みたいに言ってるような感じで、まあ、果物、あ、果物、ちょっとあれか、あの、車みたいな感じで言ってるように、えー、車の中にも、えー、例えば、トヨタ車であったりとか、あー、なんだ、日産、まあ、日産、今ちょっと、今、あれですけども、はい、とかテスラとかいろいろあるじゃないですか、あの、で、その中に、あの、いろんな車種があると思うんですよね、まあ、ちょっと僕、あんまり車詳しくないんでわからないですけども、そんな感じで、でも、あの、ざっくり胃薬とかですね、抗生物質っていうのはね、
その、車って言ってるぐらいと同じぐらいの中傷度なんで、はい、その中にはいろんなね、こう、タイプの胃薬があるので、それをね、ちょっと最後解説したいと思います、はい、で、えーと、代表的なところでいくとですね、えーと、まず生産剤ですね、えー、油産の注和だけをするお薬とか、あとH2ブロッカーですね、これ、まあ、市販も今されてますけれども、そのヒスタミンっていうののH2ブロック、えー、H2状態っていうのを抑える、ブロックスのお薬ですね、あとはPPIですね、
プロトンパンプソガイアク、これがね、今、多分、あの処方されるお薬としては胃薬で一番使われてるかなというふうに思います、はい、で、えー、四つ目としてはPキャブですね、カリウムイオン強豪型アシッドブロッカーっていうことで、これね、一種類しかないんですけれども、先ほどのPPIよりもより強力に、こう、胃酸を抑えるっていうお薬ですね、はい、で、あとは胃粘膜保護薬ですね、あの、胃の粘、えーと、胃ってまあ、当然ね、すごい酸なんですけれども、その胃の表面に膜を貼るような形で、
胃薬の種類と効能
えー、粘膜を保護するっていうものですね、で、えー、プロストグランジン製剤、これ前のね、NSF開業の時にもちらっと言いましたけれども、もう、こう、一種類しかないです、これ、はい、あとは、えー、消化管運動機能改善薬っていうことで、まあ、これは胃酸の、
えー、胃酸をね、抑えるとかそういうわけではなくて、胃の動き、前導って言いますけれども、それをね、良くするみたいな、そういうようなお薬ですね、はい、この大きくね、7種類があるっていうふうにAIが答えできて、まあ、たしかにこの通りかなというふうに思います、はい、で、代表例だけいくとですね、えーと、まず生産薬ですね、生産薬としては、えーと、マーロックスとかですね、ミルマグとかですね、アルサルミンとかですね、
この辺でもあんまり効かなくないですか、まあ、アルサルミンは、あの、カメラやったりとかする時に使ったりもしますけれども、はい、あの、あんまり使わないですし、特に、あの、アルミニウムが入っているやつとかね、腎不正の患者さん使えなかったりするんで、まあ、あんまり効かないかなと思いますね、はい、で、えーと、H2ブロッカーですね、えーと、そのヒスタミンを抑えて、これも胃酸の分泌を抑制するっていうやつなんですけど、これね、あの、多分、ガスターが一番有名ですよね、一般名、ファモチジンというふうに言いますけれども、ガスターとか、
あと、ザンタック、ラネチジンとかもありますよね、はい、まあ、あんまり最近使わないですけども、はい、っていう感じのものがあったりします。
で、えー、一番よく使うの、このプロトンポンプ素外薬ですね、PPIっていうやつですけれども、この、えーと、まあ、代表例としては、えー、ネキシウム、ネキシウム使われる、ネキシウム、パリエットがね、一番多いかなと思いますけれども、まあ、昔はね、タケプロンですね、とか、オメプラールとか、この辺も使われたかなというふうに思いますけれども、
まあ、最近多分、ネキシウム、パリエットのほうが多いんじゃないかなというふうにはしますね、ラベプラゾールとか、エソメプラゾールって言いますけれども、はい。
で、タケプロンがね、なんで使われなくなったかっていうと、タケプロンはですね、このPキャブっていうのをタケダ、これ、タケプロンはね、タケダが出してるんですけれども、
あの、タキキャブっていうですね、あの、さらに強力な薬を出したので、そっちのほうにね、シフトしてるっていうことで、このボノプラザムっていう薬ですね、これが、あの、より、PPIより、
胃酸を強力に抑えるっていうことで、えー、なってます。ただ、新しい薬なんで、これジェレリックがなかったりするんで、これその辺はね、ちょっと要注意ですけどね、はい。
で、えー、で、粘膜保護薬ですね、これがね、一番よく使われるかなと思うんですけれども、あの、ムコシタ、レバーミピドとかですね、えーと、セレビ、セレビックス最近あんまり使われないかな、あの、テプレロンとかですね、はい。
っていうのが、あー、使われることがあるんですけれども、ただ、これはね、あのー、やっぱりね、エビデンスレベルって非常に低いんで、よくね、ロキソリムコシタって本当にね、あの、よく使われてるんですけれども、僕はね、ムコシタ自分から出したこと実は医者人生の中でないんですけれども、
あの、患者さんがムコシタ欲しいっていうから出してるっていうだけであって、あんまりね、あのー、高いエビデンスではないっていう感じですね、はい。
で、えー、次はプロスタグランジン製剤ですね、サイドデック、ミソプロロ、ミソプロストール、これもね、ちょっと使い方がね、非常に難しい薬なんで、僕はね、ほとんど使わないっていうか、もう、ここ10年ぐらい使った、出したことないですね、はい。
っていう感じで、で、最後ね、えー、消化管運動機能改善薬っていうことで、これはね、ナウゼリンガス持ちとかこういったものなんですけど、これはね、比較的よく使われますね、はい。
あの、特にナウゼリンに関しては、あの、良い薬というよりも吐き気止めとして使われることが多いんで、プリンプランと同じぐらいナウゼリンって使われますよね、はい。
なので、そういった、あのー、運動に関連して使うっていうことはあるかなというふうに思います、はい。
注意喚起と医療費の問題
ということで、えー、ちょっと胃薬に関してザザッと解説させていただきました。
あの、まあ、冒頭にも言いましたように、やっぱりね、指示との相談でっていうのが一番重要ですし、ただ、胃薬にね、使われすぎな傾向はありますかね、特にね、あの、そのモコスタ、えー、粘膜保護薬ですね、これをね、なんかすごい多用してる方いらっしゃるんですけれども、この辺はね、あの、まあ、それこそ、医療費の高騰の原因の一因にもなっているかもしれないので、あの、要検討かなというふうに思いました。
はい、ということで、えー、じゃあ、最後、心身じゃんけんいきたいと思います。
いきますよー、心身じゃんけん、じゃんけん、じゃんけん!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、お会いできるだけでした。
興味津々。
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