内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストはフォーム、質問簿からぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日は質問回答をしたいと思います。
昨日に引き続き、ちょっと臆病に寝たなんですけれども、
ゆうえいごさんからご質問をいただいておりまして、ありがとうございます。
ちょっと質問が長いんですけれども、読み上げさせていただくと、
漢方薬は同じ薬でもいろんな症状に効くものがありますが、
診療科によって何の症状に効果があるのか、医師が知っているものと知らないものがありました。
漢方薬でも西洋薬でも、その診療科でよく使う症状以外の効果はあまり覚えていらっしゃらないのでしょうか。
さすがに、すべてのお薬の薬効を丸暗記されている医師は少ないと思いますが、
漢方薬だから起きることなのか、西洋薬でもそうなのか、気になったので質問しました。
ということでご質問いただいております。ありがとうございます。
例としてですね、ゴレイ酸っていうのをあげていただいていて、
ゴレイ酸って、漢方薬で非常によく使われるものの一つなんですけれども、
そうですね。とはお知り合いの方に、お一人には胃腸薬として処方されて、
別なところでは目前に対して処方されたんですけれども、
目前には効くんですかっていうふうに、
医者が言っていたっていうような、そんな感じのものでご質問いただいております。
ご質問ありがとうございました。
で、結論ですね。
このタイトルにもありますように、医者は全ての薬のことを知っているのかということで、
そんなことはないですよね。はい。
結論でそんなことはありません。
はい。というか、あの、はい。
ちょっとね、この辺ね、医者はね、なんかすごい、
進化化されているというか、なんか、あのー、偶像推翻じゃないですけれども、
なんかね、すごい期待していただいているのはありがたいんですけれども、
そんなことはないですよっていうことで、
えー、ちょっとお話してみたいと思いますけれども、
そもそもですね、世の中に出回っている、
特に処方箋が必要な医療用医薬品っていうふうに言いますけれども、
これね、何種類あるか皆さんご存知ですかね。
これね、私も今回ちょっと改めて調べてみたんですけれども、
1万5千とかあるんですよ。はい。
そんな覚えられるわけないじゃないですか。はい。
っていう感じで、まあこれ全て覚えてたらね、変態です。
はい。ということで、
あのー、これね、全てに網羅しているわけありません。
で、えーと、今回かんぽ薬のご質問だったんで、
かんぽ薬だけ言ってもですね、かんぽ薬の種類って、
まあその、いわゆる液素材っていうですね、
まあ我々が処方できる薬だけでも148種類あるんですよね。
で、それをね、全て使うわけないですよ。
まあ私ね、まあちょっと後から言いますけど、
比較的かんぽ薬を使う方だとは思うんですけれども、
しかもかんぽ薬に詳しい方だとは思うんですけれども、
それでもね、あのー、使うかんぽ薬って、
まあ感覚的にですね、だいたい20とかそれぐらいなんですね。
20とか30はいかないかなっていう感じなんで、
はい、なのでこれ148種類全部使うわけないんですよね。
はい、っていう感じです。
で、えーと、まあだいたいですね、
えーと、本当に自分の領域、自分のこう、専門領域の薬はね、
当然、あのよく知っている、まあ私で言うと、
例えば、糖質に関わるものとかですね、
あと、まあ当然人物腺腎臓病に関わるもの、
あとはカンマに関わるもの、
あと、心霊代化とか心身症に使うお薬とかですね、
その辺はね、まあ一通り学んでいますし、
えー、その副作用とか薬効とかですね、
あと相互作用、お薬の飲み合わせとかですね、
その辺に関してもね、だいたいわかってはいるんですけれども、
ただ、あの全然違う領域ですね、
例えば、まあ以前もどっかでお話ししましたけど、
私ね、がんは基本見ないんで、抗がん剤とかね、全然詳しくないんですよね。
あの、お薬の名前ぐらいはわかるとか、それぐらいのレベル感です。
はい、なので、なんならご自身で治療を受けている方の方がね、
そのお薬に関しては詳しいみたいなことも全然あったりしますし、
あとは何ですか、まあ外科系、
あ、あとそのジビカのお薬とかですね、
その、はい、ジビカのまあその転じ薬とかですね、
その一般的なお薬は使いますけど、
例えばめまいとかね、あのよくプライマリーケアっていうですね、
まあ普通の一般の心霊の中で対応することもあるので、
そういうお薬は使いますけれども、
じゃあジビカのね、なんかすごいマニアックな病気の、
マニアックな新しい新薬とかっていうのは全然わからないっていう、
そんな感じになりますね。
はい、なので、あの全ての医者が全てのお薬のことをね、
把握しているっていうのはね、あの絶対ありません。
はい、これは断言できますね。
はい、っていう感じです。
はい、で、えっと我々ですね、医師はじゃあどういうふうにね、
このお薬の勉強しているのかっていうのをね、
少しだけお話しようかなというふうに思うんですけれども、
結構ね、あのいろんな勉強の仕方があります。
まあ一番多いのはね、あのMRさんっていうですね、
製薬会社のメーカーの方の、まあいわゆる営業の方ですね、
の勉強会っていうのがですね、まあ特に大きな総合病院とか、
まあクリニックレベルもありますけれども、
そういう方が特に新しい薬ですね、
に関してはマーケティングの一環として勉強会っていうのをやってくださって、
で、そこで教えてもらうっていうのがまあ一番多いかなというふうに思いますね。
で、あとは、まあ結構あるのがですね、
その他の先生からの紹介状とかやり取りで、
知らない薬が入っていることってね、結構あるんですね。
あ、こんな薬あるんだみたいなのってね、日々あります。
というのは、ちょっとさっき言い忘れましたけれども、
1年間でね、新規に出てくるお薬ってね、
150種類ぐらいあるらしいんですよね。
で、これがね年々増えてるらしいんですけれども、