1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1165》マイナ保険証で医療者..
2025-02-20 08:57

《1165》マイナ保険証で医療者が見られる情報【結論→超絶オススメ】

【本日のご質問】

"先日 皮膚科に受診した際 マイナ保険証を利用したのですが 電子カルテの上の方に【マイナ保険証】と記載されていました。

電子カルテの種類にもよるのでしょうが 医療者側から見ると どの様な事が見られるのですか?

診察の時に ドクターが患者さん情報がザーっと見れる様になってるのでしょうか?"


この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

(匿名でも可能です)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog



面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは

#心身健康ラジオ

#たけおがお答えします

をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!


#医療 

#健康  

#スタエフ医療部


■AI要約(誤字はご勘弁ください)


こちらは、竹夫内科クリニック河原の診療所院長・内海医師によるラジオ放送の内容を要約させていただきます:


内海医師は、マイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証利用)の利点について詳しく解説しています。特に医療現場からみた主なメリットとして以下を挙げています:


1. 処方薬情報の一元管理が可能となり、複数の医療機関から処方されている薬の全体像を把握できる。これは特に、お薬手帳を持参しない患者や、多くの医療機関から薬を処方されている患者の診療において非常に有用。


2. 特定健診情報や検査結果が確認でき、初診の患者でも適切な治療方針を立てやすい。例えば、腎機能の情報が必要な抗生物質などの処方時に、過去の検査データを参照できる。


3. 薬局でも患者の情報を確認できるため、重複した質問を減らせる上、より安全な薬剤管理が可能。


内海医師は、個人情報保護に関する懸念の声もあることを認めつつ、患者の安全な診療のためにはマイナ保険証のメリットが大きいと強調しています。システムを通じて見られる情報には、薬剤情報、検診情報、受診歴などが含まれており、これらの情報は適切な診療を行う上で重要な役割を果たすとしています。


医師の立場からは、特に初診や救急の場面で患者の正確な情報を即座に確認できることが、安全で適切な医療提供につながると説明しています。

サマリー

マイナ保険証を利用することで、医療者は患者の重要な情報を一元管理できます。このシステムでは、過去の薬の情報や検診記録から患者の健康状態を把握できるため、診断や処方はより正確になります。

マイナ保険証の重要性
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
最近やってないですけどね。
質問、リクエストはフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日も4年ちゃうかな。
質問回答をやっていこうと思うんですけれども、
今日お答えする質問もですね、結構長らくお待たせいたしましたが、
1月の7日にいただいていたご質問ですね。
ちょっと1ヶ月半ぐらいお待たせしまして、申し訳ございません。
はい、いうことで、あやさんからいただいたご質問、お答えしていきたいと思います。
質問、先日皮膚科に受診した際、マイナ保険証を利用したのですが、
電子カウテの上の方にマイナ保険証と記載されていました。
電子カウテの種類にもよるのでしょうが、
医療者側から見るとどのようなことが見られるのでしょうか。
診察の時にドクターが患者さん情報がザーッと見れるようになっているのでしょうか。
というような、そんなご質問をいただいております。
はい、ありがとうございます。
私の放送をですね、以前から聞いていただいている方は、
患者情報の一元管理
私がね、いかにマイナ保険証を推しかというのは、よくご存じだと思うんですけれども、
本当にね、この数ヶ月ですね、このマイナ保険証のこのシステムに助けられることが多くてですね、
ぜひこの利便性をですね、皆さんにもわかっていただきたいなと思って、
今日はお話ししたいなと思います。
はい、で、これね、さっきちょっと見てたんですけど、
厚生労働省もですね、このマイナナンバーカードの
健康保険証利用についてのよくある質問というのを出していて、
いろいろね、厚生労働省に対して物申したい方もいらっしゃるかもしれないですね。
結構ね、こういう感じで情報提供をちゃんとしてるんですよね。
コロナの時もそうでしたけど、情報提供がみたいなことを言われてましたけど、
一応ね、9.1から9.22までですね、
もういろんなよくある質問が書いてありまして、
その中の一つにもね、どんな情報が医療省側から見られるんですかみたいな、
はい、いうのが載っていたりします。
で、結論ですね、ちょっとこれ、書いていただいているように、
電子カラテの種類にもよると思うんですけれども、
見え方の問題で一応見えるのは、
お薬の情報ですね、薬剤情報と、
あと、検診の情報ですね、特定検診の情報ですね、
これはもう必ず見られるようになっています。
あとは、当然ですけど、どこの医療機関を受診したかとかっていうのも見られますし、
あとはどういう加算、以前ね、加算とかの話をしましたけれども、
指導料とかですね、そういうのもね、
これは多分全部見られているわけではないと思うんですけど、
一部のものはマイナー保険証の中から出てきて見ることができるっていう、
そんな感じになっていますね。
何が一番便利かっていうとですね、
これも過去の放送を聞いていただいた方はご存知だと思うんですけれども、
お薬のですね、過去の情報って非常に大事なんですけれども、
お薬手帳を持参されない方って一定数いらっしゃるんですよね。
もちろんですね、ほとんど病院に受診していないとかですね、
あとはずっとかかりつけて、一箇所にかかり続けているということであれば、
それでお薬の情報が一元化されているんでいいんですけれども、
よくあるのがですね、いろんな病院に受診していて、
いろんなところから5箇所6箇所からいろんな薬が出ている方ってね、
やっぱりまだ今でも結構いらっしゃるんですね。
そういう方がお薬手帳を持ってきていただいたらね、
それを全部一通り把握することができるんですけれども、
それでね、お薬手帳も持参されない方っていうのもいるんですよね。
こうなるとですね、もうお手上げです。
昨日もお話したように、これは非常に危険で、
患者さんで全体像を把握できない中で診療するストレスたるやっていう感じで、
お薬がどういうお薬を飲んでいるかの情報って非常に大事なんですけれども、
これがわからないとそもそも診療にならないっていう、
なんか謎解きゲームしてるみたいな感じで、
でも謎のヒントも全く得られないんで、
たまにね、これもいつも言っているように、
患者さんがね、この丸い白いお薬みたいな感じで言うんですけれども、
朝に4種類飲んでますとか言われるんですけれども、
4種類の丸いお薬なんてもう大量にありますからね、
っていう感じで、わからないっていう感じですね。
これはね、もう白旗降参っていうそんな感じです。
そういう時にはですね、マイナ保険証で同意さえしておいていただければ、
仮にですね、お薬手帳を持ってきていただかないとしてもですね、
もちろんね、受産するのがいいんですよ。
受産するのがいいんですけれども、お薬手帳を忘れたっていう風になってもですね、
マイナ保険証から過去の薬歴ですね、お薬の情報を抽出して、
こういう病気があるので、あとは、
お薬の情報さえあればですね、その病気も推定できるんですね。
これ以前もね、確か広沢さんがどっかの放送で言ってたと思うんですけれども、
我々ね、病名分からなくても薬が、
ちょっとね、いろんな病気に出す薬とかもあったりするんです。
一部の抗鬱薬とかですね、あるんですけれども、
ただ、大体はね、そのお薬の薬庫を見ればですね、
どういう病気があるかとかっていうのが分かるんで、
それに応じて、新たに自分から処方するっていう、そんな感じができるので、
本当にね、お薬の情報は重要なんですか。
過去のお薬情報はですね。
だから、それを一元化して分かるっていうのは非常にね、
診療の安全性向上
こちらとしては便利です。
はい。
あとはですね、そういう一元さんの場合にですね、
例えば、何でもいいですけど、
ニューロカンセン、ジンジン炎とかでですね、抗菌薬を出すっていう時にですね、
人機能を知りたいとかっていう時とかもあるんですよね。
時とかもあるというか、
基本的にはね、人機能によって調整しないといけない抗菌薬とか、
抗ウイルス薬とかですね、
あとは体調保診のお薬とかもですね、
一部はね、人機能による調整いらないんですけれども、
基本的にはね、人機能によって、
腎臓の機能が落ちてる方に関しては減量して
投与しないといけない抗菌薬って結構あるんですよね。
で、そういう場合に、
もちろんね、かかりつけだったら、
過去の採血データとか全部出揃ってるんで、
それに応じて減量するっていうことは可能なんですけれども、
全く関係なく、初診で来られる方の場合とかですね、
この方が人機能が悪いのかどうか分からないっていう事態はね、
結構発生するんです。
で、これがね、大きい病院とかだったら、
その場で採血して、
その場で人機能を見るってことは可能は可能なんですけれども、
それをやるかどうか別として可能なんですけれども、
多くのクリニックレベルではですね、
当日にその、いわゆる生化学検査っていう風に言うんですけれども、
要は腎臓の機能をね、
測ることができないんですね。
というのは院内でそういう機器を持っていないんで、
外畜業者さんですね、
外の業者さんにお願いして、
結果をもらうっていうことで、
どんだけ早くても数時間とか半日単位でかかって、
通常は翌日帰ってくるっていうことになるんで、
その場でいざ出そうと思った時に、
この方の人機能が分からないっていうシチュエーションって結構発生するんですよね。
そんな時にですね、マイナフ検証で過去の検診記録が見られれば、
この人は人機能が悪いやんと思って、
そこでちゃんと適切な処方ができるんですけれども、
それが分からないとですね、
人機能が悪い方に対しても通常量の処方が出されたりしてしまうリスクもあるので、
これは本当に使っていただくと、
我々医療者にとってもメリットですし、
患者さんも自分の身を守るっていう点でも、
メリットしかないかなというふうに思いますね。
という感じでございます。
なので、マイナフ検証はいろいろ疑問もあって、
あれなんですけれども、
個人的には、本当に患者さんの情報を一元管理するっていう点では、
すごい素晴らしいシステムだと思いますし、
あともう一つはね、
薬局とかでも過去の情報とかっていうので、
何回も同じことを聞かれたりするじゃないですか。
それの一部分、例えば人機能悪いですかとか聞かれても分からない方とかいると思うんですけれども、
それも薬局でマイナフ検証でやっていただいたら分かるっていう感じになるので、
これはもうメリットしかないと思いますね。
まあ、しかないというとちょっと怒られそうですけれども、
個人情報がとかいう方いらっしゃると思うんですけれども、
でも、自分の身を守るっていう点でもですね、
ぜひご活用いただけたらなというふうに思います。
はい。
はい。ということで、
じゃあ最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん。
じゃんけん。
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いとはない。
カリノタケでした。
興味津々。
08:57

コメント

スクロール