【本日のご質問】
"先日 皮膚科に受診した際 マイナ保険証を利用したのですが 電子カルテの上の方に【マイナ保険証】と記載されていました。
電子カルテの種類にもよるのでしょうが 医療者側から見ると どの様な事が見られるのですか?
診察の時に ドクターが患者さん情報がザーっと見れる様になってるのでしょうか?"
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
こちらは、竹夫内科クリニック河原の診療所院長・内海医師によるラジオ放送の内容を要約させていただきます:
内海医師は、マイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証利用)の利点について詳しく解説しています。特に医療現場からみた主なメリットとして以下を挙げています:
1. 処方薬情報の一元管理が可能となり、複数の医療機関から処方されている薬の全体像を把握できる。これは特に、お薬手帳を持参しない患者や、多くの医療機関から薬を処方されている患者の診療において非常に有用。
2. 特定健診情報や検査結果が確認でき、初診の患者でも適切な治療方針を立てやすい。例えば、腎機能の情報が必要な抗生物質などの処方時に、過去の検査データを参照できる。
3. 薬局でも患者の情報を確認できるため、重複した質問を減らせる上、より安全な薬剤管理が可能。
内海医師は、個人情報保護に関する懸念の声もあることを認めつつ、患者の安全な診療のためにはマイナ保険証のメリットが大きいと強調しています。システムを通じて見られる情報には、薬剤情報、検診情報、受診歴などが含まれており、これらの情報は適切な診療を行う上で重要な役割を果たすとしています。
医師の立場からは、特に初診や救急の場面で患者の正確な情報を即座に確認できることが、安全で適切な医療提供につながると説明しています。
サマリー
マイナ保険証を利用することで、医療者は患者の重要な情報を一元管理できます。このシステムでは、過去の薬の情報や検診記録から患者の健康状態を把握できるため、診断や処方はより正確になります。