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  2. 《1265》腎不全に緩和ケア拡大..
2025-06-19 10:47

《1265》腎不全に緩和ケア拡大⁉️生成AIの利活用、美容医療トラブル特化救急

【今週の興味シンシン医療ニュース】

・腎不全患者に緩和ケア拡大

・生成AIで退院サマリー省エネ

・AIを使うと診断精度が94.9%→34.5%に⁉️

・美容医療トラブル特化救急

https://note.com/naikaitakeo/n/nbe6db5a269e4


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


内科医タケオ氏が医療ニュースを解説するラジオ番組で、今回は以下の4つのトピックが紹介されました。特に、日本の終末期医療のあり方に大きな影響を与える可能性のある「腎不全の緩和ケア拡大」がメインテーマとして取り上げられました。


### 1. 【最重要】腎不全患者への緩和ケアが本格的に拡大

これまで主にがん患者を対象としてきた「緩和ケア」を、腎不全の患者にも拡大する方向で厚生労働省が検討を開始したというビッグニュースが紹介されました。透析の継続が困難な状況になると、患者は激しい痛みや身体的・精神的な苦痛を伴いますが、これまでは緩和ケアが十分に提供されていませんでした。この方針は政府の経済財政運営の指針「骨太の方針」にも盛り込まれる見込みで、日本の終末期医療における非常に大きな一歩だと話者は評価しています。この動きの背景には、昨今注目された書籍『透析を止めた日』をきっかけとした自民党有志議員の勉強会などの働きかけがあったことにも触れられました。今後の診療報酬上の扱いや、腎臓学会、透析医学会、緩和医療学会などでの活発な議論が期待されます。


### 2. 生成AIによる退院サマリー作成で医師の負担を大幅軽減

藤田医科大学病院が、医師の大きな負担となっていた「退院時サマリー」の作成に生成AI(Claude)を導入し、業務を劇的に効率化した事例が紹介されました。AIがカルテ情報を基に下書きをわずか数秒で作成し、医師はそれを修正・追記するだけで済むようになり、3ヶ月で約1000時間もの業務時間短縮を実現しました。アンケートでは9割以上の医師が時間短縮を実感し、8割以上が満足と回答。医師の働き方改革に繋がる、生成AIの有効活用例として注目されています。


### 3. 人間がAIを使うと診断精度が低下する?

AI活用に関するもう一つのニュースとして、AI単体では94.9%の精度で病状を診断できるのに対し、人間がそのAIを使って診断すると精度が34.5%まで急低下するという衝撃的な研究結果が紹介されました。これは人間がAIを過信したり、AIの提案に引きずられたりすることで、かえって判断を誤る可能性を示唆しています。話者は、今後AIを医療現場で活用していく上で、人間がAIを賢く使いこなすための新たなトレーニングや教育が不可欠であると指摘しました。


### 4. 美容医療トラブルに特化した「救急外来」が開設

美容医療の需要が拡大する一方で、合併症や後遺症といったトラブル相談も増加していることを背景に、東京・新宿の民間病院が美容医療トラブルに特化した救急外来を本格的に開始したことが報じられました。手術後の血腫による気道閉塞など、実際に緊急対応が必要なケースも想定されるため、こうした専門外来の開設は時代のニーズを反映した動きと言えます。拡大する美容医療の安全性確保に向けた重要な取り組みとして紹介されました。

サマリー

腎不全患者への緩和ケアの拡大が厚生労働省によって検討されており、患者の苦痛を軽減する機会が増える可能性があります。また、生成AIを活用した退院時サマリーの作成が進んでおり、医療従事者の業務負担が大幅に軽減されるニュースも紹介されています。最近、生成AIを利用した医療診断の精度に関する驚くべき情報が報告されており、AIの活用方法についての再考が求められています。さらに、東京新宿で始まった美容医療トラブル特化の救急外来が注目を集めており、急増する健康被害に対応する必要性が強調されています。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるみなさんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、毎週木曜日は今週の興味津々医療ニュースをご紹介しておりまして、
今日ご紹介するのは、まず1本目が非常にビッグニュースが飛び込んでまいりまして、
今週の日曜日の放送でもちらっと触れましたけれども、
腎不全患者への緩和ケアの拡大
腎不全の緩和ケアのお話ですね。
これを1本目にご紹介したいと思います。
2本目は生成AI、2本目3本目が生成AI関連のニュースで、
2本目が生成AIで退院サマリーが省エレになるよみたいなの。
3本目は逆に生成AIを使ったほうがよくないんじゃないかみたいな、
そんなニュースがありましたので、それを2本目3本目でご紹介して、
4本目ですね、ちょっとだけ時間を残してご紹介したいのが、
病院用トラブルに特化した救急外来、これができたというので、
すごい色々な話になったなと思ってご紹介したいと思います。
今日のメインは1本目ですね、もうこれに尽きるんですけれども、
共同通信ニュースの6月12日木曜日のニュースですね。
記事のタイトルが、腎不全患者に緩和ケア拡大。
陶石困難時の苦痛軽減厚労省というような、そんな記事になっております。
記事のタイトルになっております。
ちょっと冒頭だけ読ませていただくと、主に、
がんの進行に伴う、体や心の辛さを和らげるために
行われている緩和ケアを、腎不全患者も受けやすくする方向で、
厚生労働省が検討を始めたことが12日分かった。
陶石の継続が困難な状況になると、激しい痛みや苦痛を伴う可能性が高いにもかかわらず、
緩和ケアが不十分だとの指摘があった、近く閣議決定する政府の経済財政運営の指針、
いわゆる骨太の方針に、腎臓病対策推進の一環として盛り込まれるというような、
そんな記事の書き足になっております。
これ結論ですね。その翌日かな、13日の金曜日に、
この骨太の方針が発表されたんですけれども、その中に、
その腎臓の緩和ケアを含む、腎不全の緩和ケアを含むだったか、
ちょっと文言を忘れましたけれども、それが確かに入っておりました。
なので、これはちょっと診療報酬上どういう扱いになるかっていうのは、
まだこれからだと思うんですけれども、
かなり大きな動きになっていくんじゃないかなというふうに思いますし、
それこそ、昨年出た陶石を止めた日っていうのが非常に大きな話題になって、
そこから自民党の有志の国会議員の先生方が勉強会をやって、
それを福岡厚生労働大臣に提言から出してみたいなところの中で、
非常に大きな動きになっているっていうのは間違いないかなというふうに思います。
その中で、今週の月曜日にご紹介した腎不全の緩和ケアですね、
この書籍がちょうどタイミングよく、
全くこういうことになると我々想定していなかったんですけれども、
そういう形で世に出たのは非常にタイミングとして良かったなというふうに思いますし、
ちょうど今月、来月で非常に大きな学会がどんどんと、
腎臓学会、陶石学会、あとかま医療学会ですかね、
あと今週末はパラエマでケア言語学会もありますけれども、
そこら辺で取り扱われると思いますので、
ぜひ多くの方の目に留まってもらいたいなというふうに思いますね。
というのが1個目のニュースでした。
続きまして2つ目ですね。
生成AIの活用とその効果
2つ目はですね、これ非常に先進的なニュースですけれども、
6月の13日の中央テレビニュースの記事ですね。
生成AIで退院時サマリーの作成が可能に、わずか数秒で下書き完成。
3ヶ月で約1000時間の業務時間短縮、医師の負担を大幅軽減。
豊田医科大学病院ということで。
これは絶対どこかやってくるかなというふうに思ってたんですけれども、
早速、多分これ以外にもやってる病院多分あると思うんですけれども、
大々的にこの中央テレビが、
その豊田医科大学病院の取り組みをご紹介したというような、
そんな感じになっております。
これ以前もお話したかと思うんですけれども、
医者の仕事ってですね、いろいろあってですね、
その表面的に見えている、
例えば外来診療をするとかですね、
劇場の先生だったら手術をするとか、
なんか処置をするみたいなのだけではなくて、
実際にはですね、その裏でやってる事務作業をですね、
例えば紹介状を変えたいとかですね、診断書を変えたいとか、
あと今回出てきたような大変さばりを変えたいとかね、
ものすごいいっぱい事務作業があってですね、
それを果たして全部医者がやらないといけないのかっていうような問題があるんですよね。
もちろんその紹介状とかですね、
あと診断書も一部ですね、
その医療クラックさんですね、
になってくださる病院とかもあったりしますし、
実際にもやられてるんですけれども、
ただこの大変さばりに関してはですね、
結構医者が書いてることが多くて、
その書くのに非常に時間がかかるっていうところが課題だったというか、
今でも課題かなというふうに思います。
私もですね、
今は入院患者さんを持っていないんで、
大変さばりを書くことはないですけれども、
入院患者さんをものすごい持っていないときには、
ものすごい大変さばりが書かないといけなくってみたいな感じで、
これをどこまで密に書くかっていうのも、
臨床スキル的なところに問われるところではあるんですけれども、
ただ、必須事項ではあるんですね、
大変さばりを書くっていうのは。
なんですけれども、そこを精々に代替させて、
ある程度こうした書き上げできた状態で、
そこを修正していくっていうことで、
大幅に時間削減になるんじゃないかみたいな、
そんな感じになっておりますね。
このアンケートの、やったアンケートの結果も出てますけれども、
作成に要した時間の変化ということで、
大幅に短縮とやや短縮を合わせると、
9割以上の方が効果を実感していて、
満足度もそれなりに80%以上の方が満足っていうことになっていて、
比較的いい結果なんじゃないかなというふうに思いますね。
なので、こういうのをちょっと個人情報のことがあるんで、
その外部に開かれた状態ではない状態でっていうことでされてると思うんですけれども、
このクロードは本当に日本語非常に上手なんで、
上手いこと書いてくるんだろうなと思いますし、
実際それが現実的に行われるようになるんじゃないかなというふうに思いますね。
でした。これがいい活用方法の一つ目ということで、
生成AIと医療診断
一方でですね、これ非常に面白いニュースだったんですけれども、
6月の16日のギガ人のニュースですけれども、
AIは94.9%の精度で病状を診断できるが、
人間がAIを使うことで34.5%まで精度が急低下するっていうような、
そんな衝撃の記事タイトルになっております。
これちょっと詳しくはこの論文を日本語訳したみたいな、
そんな感じのものなので、詳しくは記事をご覧いただけたらと思うんですけれども、
これ以前にも同じような記事をご紹介したかなというふうに思うんですけれども、
その純粋にAIだけのほうが結果がいいみたいなのがちょいちょいあるんですよね。
人間がむしろ操作することで変になるみたいな。
これはですね、やっぱり人間もですね、
with AI時代というか、AIをどういうふうに賢く使っていくかというのをね、
ちょっと訓練しないといけないかなというふうに思いますね。
なので、医者の在り方って、もちろん診断だけではないんですけれども、
特に診断に関してはですね、やっぱり、
生成AIを使いながら診断するシチュエーションというのもね、
多分これから増えていくと思うんで、
そこら辺のトレーニングを、
今までの医学教育的なものとは違うトレーニング方法というのが必要かなというふうには思いますね。
でした。
これはちょっと面白いニュースだったので、ぜひ記事をご覧いただけたらなというふうに思います。
美容医療救急外来の始まり
最後にですね、最後これは衝撃のニュースですけれども、
そんな時代になったのねという感じですけれども、
6月の15日のNHKのニュースですね。
これちょっとノートの方にはですね、
ノートの方ね、これNHKを貼るとですね、
上手いこと見えなくて、
ノートの方ではNHKウンターカンターというリンクで
貼れてしまっているんですけれども、
記事のタイトルはですね、
病医療トラブルに特化した救急外来が本格開始、東京新宿という、
そんな記事なんですよね。
ちょっと記事の冒頭だけ読ませていただくと、
二重じゃない、二重手術や死亡救援などの医療、
美容医療のニーズが高まる一方で、
一部では合併症や抗医症などの健康被害も起きています。
そうした中、東京新宿の病院が6月から
美容医療のトラブルに特化した救急外来は本格的に開始しましたということで、
美容医療をめぐっては、
全国の消費生活センターなどに寄せられた健康被害の相談が、
昨年度822件と5年前の1.7倍に増加していますという記事の書き出しになっております。
これは民間の病院が始めたっぽいんですけれども、
確かに救急で対応しないといけないシチュエーションとかあり得るなと思って、
どれぐらいのニーズがあってどれぐらいの稼働をするのか分からないですけれども、
例えば血種、血管を傷つけてしまって血種が起きるとかっていうのはあるらしいんですけど、
ちょっと僕美容医療はあんま詳しくないんであれですけれども、
なんですけれども血種をほったらかしにしておくと、
それこそ気道閉塞とかっていうことに、首回りですね、
いうことになると、空気の通り道を圧迫して気道閉塞とかになりかねないので、
確かに救急的な対応が必要なケースもあるんだろうなと思って、
ちょっとどういうふうに今後美容医療、
美容医療をすごい拡大しているのは間違いないんですけれども、
一定数カッペ症とか抗余症みたいなのが発生すると思うので、
そういったところにどういうふうに応えていくかっていうのはすごい大事かなというふうに思いましたね。
ちょっとこれもぜひ記事をご覧いただけたらと思います。
では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけんじゃんけんパー!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
はい、ではなりかねるだけでした。
しんしん。
10:47

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