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2024-11-28 11:29

《1099》後発品の4割が‼️精神障害労災過去最多、直美の影響…

毎週木曜日は #興味シンシン医療ニュース の日! 今週は「#医療安全」に関する話題を中心にお送りしております☝ ​・ジェネリックの4割が…⁉️ ・精神障害の労災管理職過去最多😭 ・直美の影響… 本日ご紹介したニュース一覧はこちら https://note.com/naikaitakeo/n/ndcfe7c535b41 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #興味シンシン医療ニュース をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療  #健康 #スタエフ医療部 《AI要約》誤字はご容赦 ## 今週のテーマ:医療安全 11月25日から始まる医療安全推進週間に合わせて、医療安全について考える1週間としています。木曜日は通常「興味津々医療ニュース」を取り上げていますが、今回は医療安全に関するニュースを中心に紹介しています。 ## 主要ニュース ### 1. ジェネリック医薬品の製造実態に関する衝撃的な報告 日本製薬団体連合会の自主点検結果によると、ジェネリック医薬品の約4割で製造販売承認書と異なる製造が行われていたことが明らかになりました。この結果は衝撃的であり、再発防止が強く求められています。 **背景と課題:** - ジェネリック医薬品の使用が増加している - 医療費抑制政策の一環としてジェネリック医薬品が推奨されている - 薬の流通が不安定になる可能性がある - 薬の安さの問題が根深い課題となっている ### 2. 精神障害による労災認定の増加 昨年度、仕事が原因で精神障害になったとして労災認定された企業の管理職が52人と過去最多となりました。 **主な要因:** - 部下の働き方改革を進める一方で、管理職の仕事量は減らず - プレッシャーが増加している ### 3. 「直美問題」と美容医療の増加 初期臨床研修後に直接美容形成の道に進む医師が増加しています。これに関連して以下の問題が指摘されています: - 保険診療の厳しい労働環境から美容医療へ転向する若手医師の増加 - 美容外科を標榜する診療所が3年間で4割増加 - 美容医療における健康被害の相談増加 **課題:** - 技術的に十分な経験のない医師の参入 - 適切な研修システムの必要性 これらの問題に対して、安全管理状況の定期的な報告や業界としての自主的な研修システムの構築が求められています。

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内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、この週はですね、11月25日がいい医療に向かって幸の日ということで、
医療安全推進週間かな、ということになっておりまして、医療安全について考える1週間にさせていただいております。
ということで、毎週木曜日はですね、興味津々医療ニュースを取り上げているんですけれども、
中でも医療ニュース…、あ、医療…、違う、医療安全に関するニュースを中心にですね、お送りしようと思っております。
あ、あとはですね、11月が、えっと…、果汁労働…、なんだったっけ、ちょっと忘れました。
過労死、果汁労働の対策月間でもあるので、そのニュースもありましたんで、それも併せてご紹介したいと思います。
はい、ということで、まず1本目ですね。
これまず1本目はね、非常に衝撃的なニュースでしたけれども、11月の21日の共同通信のニュースですけれども、
誤発薬4割、承認書と異なる製造業界実施点検に衝撃的っていうような、そんなニュースが出ておりました。
はい、ちょっと記事の冒頭だけ読ませていただくと、日本製薬団体連合会日薬連っていうのがあるんですかね。
…は、21日までにジェネリック医薬品、括弧、誤発薬を扱う全172社が実施した製造実態に関する実施点検の結果、
8734品目中約4割、違う、4割超に当たる3796品目で製造販売承認書と異なる製造があったと明らかにしたと、
厚生労働省の会議でそこを地として報告し、品質や安全性に影響はないとしたが、会議構成員からは衝撃的な数字だとして、
再発防止を強く求める声が上がったという、そんな記事の書き出しになっております。
はい、これは衝撃的な数字です。数字ですし、ちょっとこれ笑い事ではないですけれども、
我々医者もですね、ジェネリック医薬品、最近非常に多く使うようになっていて、
もう多分、流通しているのの7割か8割ぐらいは、ジェネリック医薬品、小厚い医薬品になっているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、
ちょっとこれ、データちゃんと調べてないですけれども、それぐらい、国としてもですね、
この医療費の抑制政策の中で、ジェネリック医薬品を積極的に使うようにっていうふうになっていてですね、
まさに先月からかな、そうですね、先月からジェネリック医薬品がある特定の先発医薬品を、
患者側が希望して使う場合には、その差額を発生させるみたいな、そんな制度も始まったりとかしてですね、
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それぐらい、ジェネリックの方に国を誘導しようとしているんですけれども、
でもそのジェネリック医薬品が製造販売承認と違うやり方のものが4割ぐらいあったということで、
これはけしからんですよね、っていう感じかなと思いますし、
ただこれをね、また騒ぎ出すとですね、また薬の流通が不安定になるっていう、ちょっとかなりジレンマになってきていてですね、
今でもですね、薬の流通って、最近ニュースになることあんまりないですけれども、やっぱり不安定なんですよ。
不安定であったりとか、あとお薬がもう販売しません、収益が上がらないんで、販売中する薬も出てきたりとかしてですね、
やっぱりこの辺の薬の、いつも言ってますけど、薬価の安さ問題ですね、
はやっぱり非常に根が深い問題だなというふうに思ってますね。
なので、もちろん製造販売承認書と異なる製造があったのは、これはもう非常にけしからんのですけれども、
でもその背景としてですね、やっぱり収益を上げないといけないのに薬価が安すぎて、
どうしても薄利多倍になるとかですね、その辺の構造的な問題もあるかなというふうに思うので、
これちょっと、医療安全的にも問題ではあるんですけれども、でも我々としてはね、
その製造がどうなっているのかとかっていうところにまでですね、目は行き届くわけにはいかないんで、
これはね、ちょっと自主的に改善していただきたいなというふうには思いました。
はい、というのが一つ目でした。
はい、二つ目ですね。二つ目はですね、これも結構ね、ニュースになっていたのでご存知の方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
NHKのニュースで、11月の22日のニュースですね。
精神障害になったとして労災と認められた管理職なる過去最多というような、そんな記事が出ておりました。
記事の冒頭だけ読ませていただくと、今月は過労死と防止啓発月間ですね、でしたということで。
で、仕事が原因で精神障害になったとして労災と認められた企業の管理職などは、
昨年度52人と過去最多となりましたということで、専門家、部下の働き方改革を進めなくてはならない一方で、
求められる仕事は減らずプレッシャーがかかっていると指摘していますというような、そんな冒頭の記事の書き出しになっております。
はい、まあこれ放送中でも取り上げましたけれども、その労災って、特に精神障害ですね、による労災はね、
年々増えていて、昨年度が過去最多の883人っていうことだったらしいんですけれども、そのうち管理職も増えていてですね、
一昨年度が37人だったらしいんですけれども、15人増えたっていうことで増えているみたいですね。
で、あと、自治に至る方っていうのも増えているっていうような、そんな記事になっておりました。
はい、で、これもですね、医療現場でもですね、医師の働き方改革っていうので進んでいたりしますけれども、
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やっぱりね、どっかにしわ寄せが来てるっていう部分もあって、なかなかね、全体的にやっぱり効率化していかないと、
どっかにしわ寄せがいて、結局その人の業務負担が増えるみたいなことになりかねないんで、やっぱりね、全体的な効率化の見直し、
みたいなのは、本当にね、どこの領域でも大事かなというふうに思ったりしました。はい。
はい、というのが2つ目のニュースでした。で、3つ目ですね。3つ目はですね、ちょっと3つ合わせて、
直尾問題を考えようと思うんですけれども、直尾問題って、皆さんご存知ですかね。
直尾と書いて直尾と呼ぶんですけれども、これ直尾って書いても漢字変約されないんですけど、直尾って書いて直尾と呼ぶっていう。
要は、2年間の初期臨床研修ですね。医師免許をもらってから2年間はですね、スーパーローテイトって言って初期臨床研修を、
基本的にはほぼ全ての医学部を卒業した医師になりたての方はやるんですけれども、そこから、
僕らとかはそこから専門院研修に行くっていうのが通常の流れだったんですけど、僕らの世代とかはですね、
もうここ最近数年はですね、そこから直接美容形成の道に進んでしまうっていうですね、
まあ進んでしまうというか、まあそういう選択は僕個人的にありかなと思いますけれども、
でもそういうのが増えてきて今問題になっているっていうのが、そういう直尾問題っていうのですね。
それに関連する記事がですね、3つありまして、1つがですね、
これ共同通信のニュースですけれども、11月22日の金曜日ですね、
保健診療はもう限界追い詰められた若手医師、次々に美容整形へ残った医師が、
さらに長時間労働の悪循環ということで、この令和に働くかなっていうのの記事の特集の1個みたいですけれども、
これはね、怒ってるなっていうふうに思いますよね。
このとある先生が取材されている形なんですけれども、
外科の専門院を目指して、実際に外科の専門院も取られたんですよね。
取られたんですけれども、やっぱりそこで激無で、ちょっとこの状態ではやっていけないみたいなことで、
美容の道に進むみたいな、そんなエピソードで書かれていました。
これは本当にね、そうなるべくしてなるよなっていうような、そんな現場感ありますよね。
一方でですね、あともう1つはですね、同じく11月22日の朝日新聞デジタルの記事ですけれども、
同じ日ですね、診療所の美容技科が急増、3年間で4割増、厚生労働省調査、小児科は減少ということで、
2023年に美容技科を標榜する診療所が2016施設になったということで、3年間で4割増えたっていうことが、
厚生労働省の医療施設調査で分かったということで、これはそうですよねっていう感じですよね。
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やっぱり保険診療安い問題があるんで、どこのクリニックもですね、やっぱり生き残り必至なんですよね。
なので、その中で美容技科、美容整形とか美容皮膚科に活動を見出すっていうことは、
これはね、攻められないかなっていうふうに思いますよね。
っていうのが、それに関連する2つ目でした。
ただ一方でですね、これはNHKのニュースの11月23日のニュースですけれども、
美容医療健康被害など相談増加で安全管理状況を定期的に報告へということで、
やっぱりね、技術的にあまり美容をやっておられない先生もこの美容に転向してるっていうことでですね、
そういうに関連するインシデント、アクシデントが増えてるよみたいなそんなニュースでした。
これもですね、やっぱり当然件数が増えてるっていう、元の件数が増えてるっていう問題もあると思うんですけれども、
ただやっぱりね、主義的に十分な研修を積んでいない先生も結構いると思うんですよね。
これね、私もね、以前の施設で研修に回ってきた先生がね、
直接美容に行きたいんだと3年目からですね、いう相談を受けてですね、
当時はね、多分直美っていう言葉なかったんだろうと、かなり先進的な考え方をしてる先生で、
これすごいなと思ったんですけれども、SNSの話とかをちょっとイメージでしたんですけれども、
彼どうなってるかわからないですけれども、でもそういう人がね、今ものすごい多分増えてるんですよね。
なので、技術をどういうふうに磨いていくかって非常に重要な問題なんで、
これはちょっと、もちろんね、報告を上げるっていうのも大事なんですけれども、
それと同時にですね、何らかの研修システムみたいなのはね、
自主的に業界としてやっていくべきじゃないかなというふうに思ったりしました。
ということで、今日もご参加いただきましてありがとうございました。
では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけん。
じゃんけん。
はっ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
お会いとはない。
かいりょうたけでした。
よみしんしん。
11:29

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