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2024-05-14 11:23

《929》最新論文☝️産業領域の熱中症対策‼️

本日ご紹介した論文はこちら

職場における熱中症の現状と予防対策https://www.jstage.jst.go.jp/article/ohpfrev/35/2/35_91/_pdf


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《AI要約》

この論文は、職場における熱中症の現状と予防対策について詳しく解説している。地球温暖化の影響で熱中症の発生が増加しており、特に建設業で多くの労働災害が報告されている。熱中症には古典的な非労作性のものと、労作性のものの2種類がある。危険因子としては高齢、肥満、基礎疾患、環境条件など様々な要因がある。予防対策としては、作業管理(適切な服装、水分・塩分補給等)、健康管理が重要とされている。新型コロナ禍での熱中症予防にも言及されている。産業現場での熱中症への対策は喫緊の課題であり、この論文では具体的な対策がまとめられていた。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけおの内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる、ちょっとエフェクトに出す小話を、
毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や、
みなさんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週の熱中症シリーズですけれども、
今日は3日目ですかね。四国科試験興味津々しろ。
今日は論文のご紹介ということで、
今日はですね、熱中症に関する論文をご紹介したいと思います。
ちょっと数日前にですね、熱中症のいい論文ないかなと思って探していたところですね、
非常にどんぴしゃな論文が見つかりまして、
職場における熱中症の現状と予防対策っていうですね、
どんぴしゃな論文が、この産業医学レビューっていう雑誌があるんですね。
これ全然知らない。産業医学系の有名雑誌なんだろうと思うんですけれども、
2022年に出てましたんで、これをご紹介してみたいと思います。
ちなみに書かれたのも、産業医科大学、産業医実務研修センターっていうところにいらっしゃる川並先生っていう先生が書かれてらっしゃいますね。
という感じで、これをちょっと17ページありますけれども、
全部は読み解けないですけれども、順番に読み解いていけたらなというふうに思います。
まずはローマ数字の1ですね。
労働現場における熱中症ということで、
地球温暖化と熱中症の発生状況っていうのが書いてます。
地球温暖化ありますよねっていうことで、
世界の年平均気温が100年前に比べて1度上昇してるっていうことで、
いろいろ原因がありますよっていうことと、
あとは日本でも、熱帯やとかも含めてですね、
気温が上昇してるっていうことが書いてあります。
熱中症の、ちょっとこれ昨日の統計より若干古いですけれども、
2021年の統計ですけれども、
全国の熱中症による救急搬送患者47,877人ですね。
死亡者数も80人っていうことで、
昨日ちょっと触れなかったですけれども、
熱中症でお亡くなりになられてる方もいらっしゃるっていうのは、
ぜひ知っておいていただけたなというふうに思います。
あとはですね、これ全然知らなかったですけれども、
厚労省がですね、この職場における熱中症による
死傷災害の発生状況っていうのを出してらっしゃるんですね。
はい、っていうので、そこで労働災害ですね、
労災として報告された熱中症が20名っていうことで、
全部の4分の1を占めたっていうことで、
で、COVID-19に続くとですね、
実は死因の第1位になっているっていうことで、
まあそれぐらいですね、
労働環境での熱中症っていうのは、
実は危険であるっていうことが、
この冒頭に書かれていたりします。
はい、で、2番目、熱中症の定義ですね。
これは昨日もちょっと触れさせていただきましたけれども、
一番重篤なものですね、
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これが熱射病っていう、
ヒートストロークっていうふうに言いますし、
あとはその前の段階ですね、
に熱疾診とか、熱疲労、
あと熱経煉とかっていうのがあるっていう、
そんな感じになっていて、
で、この昨日もちょっとご紹介しましたけれども、
救急医学会の熱中症の分類っていう、
2015っていうのがあるんですけれども、
そこでは1度、2度、3度っていうふうに、
パケット分けていて、
1度は一番軽症で、
現場で対応したらいいよっていうことで、
2度は中等症っていうので、
医療機関への受診を検討するっていうことですね。
で、もう3度はもう救急ですね、
救急症を呼ぶレベルっていう、
そんな感じになっているっていう感じですね。
はい。
で、3、古典的な非労死性熱中症と、
労死性熱中症っていうことで、
これね、よく考えたらあったなと思って、
これね、ちょっとお待ちください。
ちょっとお待ちくださいね。
パソコンが見られなくなってしまった。
あ、いきました。はい。
でもちょっと調子がおかしいですね。
少々お待ちください。
アクシデントが。
なんで、パソコンがくるくるなってしまって、
調子が明らかにおかしいです。
なので、ちょっとスマホで見ていきますかね。
えーと、これは、
なんでこんなことになっているのか、
ちょっとよく分かりませんが、
ちょっとスマホの方で見ていこうと思います。
あの、生放送ですんでこういうこともございます。
はい。なんでかな。
あ、思ったらまた見れるようになりましたけど、
まあこれでいきましょうかね。
はい。ちょっとこれで進めます。
えっと、表1ですね。
非老舗性の古典的熱中症と老舗性熱中症の比較っていうのが書いてあって、
これ実はですね、熱中症って大きく2つのタイプに分かれるっていうのがあるんですね。
これ非常に教科書的な表でいいんですけれども、
いわゆる古典的な熱中症ですね、
非老舗性の熱中症っていうのは、
小児とか高齢者に多くって、
これがね、昨日もお話した屋内とかの日常生活でも起こるっていうものですね。
非老舗性熱中症っていうもので、
一方でこの屋外の老舗性熱中症ですね、
労働現場とかスポーツとか、
そういったところになるのがこの老舗性の熱中症っていうことになってきて、
これは対応としては異なるもので考えた方がいいっていうのが書いてあったりします。
はい。で、あとはその次のページですね。
この文でいくと93ページに行っていただくと、
熱中症による業種別使用者数っていうのが出ていて、
2017から2021年の統計ですけれども、
やっぱりね、圧倒的に建設業の方が多いですね。
建設業、あと製造業、運送業の順に多くなっていて、
いう感じになっていて、
やっぱりね、建設現場で働いておられる方はリスク高いんだなと改めて思いますね。
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はい。そんな感じです。
で、ローマ数字の2のところはちょっと難しいので、
これはもうちょっと飛ばさせていただいて、
もしご興味あればとか、医療系でこの辺興味津々の方はぜひご覧いただけたらと思いますし、
ローマ数字の3のところもですね、
ここら辺は個人的には非常に厚いところなんですけれども、
ちょっと難しいので飛ばさせていただこうというふうに思います。
で、続いてローマ数字の4のところですね。
熱中症の起源因子って書いてあるところ、
96ページの下半分ぐらいからですけれども、
昨日もお話しさせていただいたように、
いろんな要因で熱中症って起こるんですね。
1つがこの環境要因ですね。
当然環境に寄与することはかなり多いですけれども、
それと、ただ、2の個人要因のところですね。
これちょっと知っておいていただけたらと思うんですけれども、
1つはやっぱり高年齢ですね。
高齢者はやっぱりなりやすいっていう、
特に古典的に熱中症はなりやすいっていう部分と、
あと肥満ですね。
これ肥満もリスクになるって、
僕もあんまり認識していなかったんですけれども、
これもあるらしいですね。
いろんな研究があるみたいですね。
あとは、その初熱循環の有無っていうことで、
やっぱり熱い環境に慣れてるかどうかっていうところですね。
これも重要で、
これちょっと図に書いてあったりしますけれども、
あとは、やっぱり基礎疾患ですね。
特に心疾患ですね。
心臓の病気を持ってらっしゃる方は、
なりやすかったりとか、
あとは腎不全ですね。
ここにも書いてありますけれども、
腎不全とかではなりやすい。
あと、いろんな精神疾患とかですね、
あと脳血管障害で後遺症を残している方とかですね、
そういった方は高まる可能性があると。
熱中症のリスクが高まる可能性があるということで、
書いてありますね。
あと意外だったのは、この薬剤ですね。
副薬状況ということで、
表の2の99ページのところに、
熱中症発症に影響する可能性がある薬剤、
というふうに書いてありますけれども、
確かにこれ、僕もあまり認識していなかったですけれども、
あるなというふうに思います。
具体的には、離尿薬とか下剤とかですね、
ベータサライン薬という、
血圧のお薬とか、
心不全のお薬として出されることが多い薬ですけれども、
こういったものとか、
あと血管拡張薬、
あと抗コリン作用のある薬剤、
これ結構抗コリン作用のある薬剤ってありますからね。
あと抗精神病薬とかっていう、
この6個が挙げられてますけれども、
確かにこの辺、
あんまり認識することなかったですけれども、
確かに薬剤による影響って、
少なからずあるなというふうに思いますね。
で、あとは体調ですね。
当然普段の体調大事ですということと、
あと7番目として、
熱中症の器用っていうのが書いてありますね。
という感じです。
はい。
で、続いてが職場要因ですね。
職場要因って先ほどの環境要因とオーバーラップする部分もありますけれども、
環境としてですね、
高温体質で風邪のない環境とかですね、
これ確かにありますよね。
あと身体負荷が高い、
あと長時間の連続作業とかですね、
09:02
あと不適切な休憩場所、
不適切な水分摂取、
あと熱を放散しにくい作業服や防護具っていうのが書いてあって、
あ、保護具かな。
ああいうのが書いてあって、
これはね、確かにそうだなと。
だからこの辺はやっぱり建設現場の方とかですね、
この辺は非常に過酷な環境だなというふうに思いますね。
やっぱり熱中症になりやすい環境だなというふうに思いました。
はい。
で、5番目ですね。
ここが予防対策っていうこと。
この予防が非常に大事なんですけれども、
ちょっとこれもですね、
全部読んでるとキリがなくなるんで、
この辺に行きましょうかね。
この3の作業方法の、
あ、違う。
作業管理のところに行きましょうかね。
作業管理のところで、
いろんな注意点が書いてありますけれども、
一つはですね、服装ですね。
おとといの医師国家試験のところに出てきましたけれども、
やっぱり風通しの良いものをですね、
使って、
あとは保冷剤を入れるベストとかですね、
こういうのを使った方がいいよっていうふうに書いてありますし、
あとは、
3、水分塩分の補給っていうことで、
これは一律に必要な補給量を決めることは難しいっていうふうに書いてありますけれども、
当然水分塩分補給は必要っていう熱中症予防としては必要になってくるっていうのがありますね。
あとは、
基本の健康管理、
この辺は常識かなっていう感じなので、
ちょっと省略させていただいて、
あとは、
COVID-19ですね、
新型コロナウイルスのことが最後号として書かれていたりします。
この辺はマスクがどうかっていうのはね、
マスクで熱中症うんぬんとかっていう議論がね、
一時Xで話題になってましたけれども、
この辺のこともちょっと書かれていたりします。
はい、ということで、
やっぱりね、
熱中症っていろんなシチュエーションで起こりやすいんですけれども、
産業現場でも熱中症起こる方、
確かにいらっしゃったなと思って、
この辺も注意していただくのがいいんじゃないかなと思ってご紹介させていただきました。
はい、ということで、
じゃあ最後、
心身じゃんけんいきたいと思います。
はい、
よろしいでしょうか。
心身じゃんけん、
じゃんけん、
た!
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いできていただきありがとうございました。
興味津々。
11:23

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