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2024-12-17 10:30

《1115》高齢者に健診・検診受診してもらうたった一つの方法☝️

ご紹介する論文はこちら

地域在住高齢者の健康診査およびがん検診への受診行動に関連する要因―健康診査やがん検診に関する情報入手の媒体に焦点をあてて

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjphn/11/3/11_152/_pdf/-char/ja


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《AI要約》※誤字多数ありますが、ご容赦ください


## 今週のテーマと本日の論文紹介


今週は健康診断とがん検診に関する話題を取り上げています。火曜日は「興味津々論文」として関連論文を紹介しており、本日は2022年に日本公衆衛生看護学会誌に掲載された研究を紹介しています。


**研究タイトル**: 「地域在住高齢者の健康診査およびがん検診への受診行動に関連する要因:健康診査・検診に関する情報入手の媒体に焦点を当てて」


## 研究の背景と目的


認知症や血管疾患は要介護の主な原因となっており、生活習慣病との関連が指摘されています。そのため、特定健診や特定保健指導、がん検診が実施されていますが、受診率は高くありません。この研究では、どのような情報源が効果的な啓発につながるかを調査しています。


## 研究方法


- 対象:人口17,000人の地域で、65歳から80歳の要支援・要介護認定を受けていない男女500人

- 方法:アンケート調査

- 分析:大変量解析とロジスティック回帰分析


## 主な結果


1. 受診群は非受診群に比べて、検診による不安軽減効果を感じている割合が高い(受診群91.2%、非受診群79.5%)

2. 非受診群は検診を面倒と感じる割合が高い

3. 非受診群は検査結果や検査自体に対する不安が高い

4. 情報源として、役場・保健所からの情報が最も効果的

5. インターネットや広告の影響は比較的小さい


## 考察と結論


高齢者に対しては、インターネットやテレビ、ラジオ、新聞などの媒体よりも、役場や保健所からの直接的な情報提供が検診受診行動を促すのに最も効果的であることが示唆されました。


たけお先生は、この研究結果が興味深く、実際の臨床経験とも一致すると述べています。また、家庭向け医学書の影響が予想外に小さかったことにも言及し、中には危険な情報も含まれている可能性を指摘しています。


最後に、たけお先生は視聴者に対して、論文の詳細を確認することを勧めています。

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内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週1週間は健診、健康診断の方の健診とか、健診のことを両方含む健診、どっち言っても健診なんですけれども、それに関する話題を取り上げさせていただいておりますけれども、
毎週火曜日は興味津々論文ということで、それに関する論文をご紹介しております。
今日ご紹介する論文は、非常に興味津々論文だったんですけれども、
2022年一昨年の日本公衆衛生看護学大使、こんな会社あるんだって初めて知りましたけれども、
JJPHNという雑誌に載った研究で、地域在住高齢者の健康審査及び眼検診への自身行動に関連する要因ということで、
健康審査や眼検診に関する情報入手の媒体に焦点を当ててというような研究が出ておりましたので、ご紹介してみたいと思います。
ちなみに研究されたのが、北海道大学の大学院の先生とか、保健所の先生とかも含む、
たぶん保健師さんなんでしょうね、という方たちが調査した論文ということになっております。
PDF2ページ目に行っていただいて、ちょっとアブストラクト、要約のところを飛ばさせていただいて、
まず始める部分ですね、認知症の欠陥疾患は、要介護者等の介護が必要となった主な原因の43.5%を占め、
これらの疾患には生活習慣病が関連するということで、
これちょっと全部読み出すとちょっと長くなりますね、これちょっとまた見ておいていただいて、
この生活習慣病の予防対策として特定健診とか、あとは特定保健指導がされているし、
あとは管理研診も管理対策としてされていますよということが書いてあるんですけれども、
ただ受診率は決して高くないというのが現状という、そんな書き出しになっております。
具体的にどういう情報のリソースですね、情報源を元に啓発したらいいかっていうのを、
この研究では調べたという、そんな論文になっております。
でですね、ちょっと始めに、ちょっと全然順番が前後しますけど、
私がこの論文のなぜご紹介しようかなというふうに思ったかというと、
一つはですね、こういうインターネットを使った配信活動がどれぐらい寄与するのかっていうのはですね、
あんまり論文になっているものがなくて、それがこの結果の中に一部出てきたっていうのが一つと、
あともう一つはですね、実認証の中で、やっぱりね、検診来られてなくて、
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なんか初めて検診来てみましたみたいな方ってね、まあ言っていらっしゃるんですけれども、
特に高齢者ですね、特に高齢者はね、昨日のコメントにもありましたけれども、
病院行ってないから病気ではないっていうふうに思っている方が非常に多くてですね、
検診1回受診するだけで、ものすごいワンとか病気見つかるみたいなことってね、かなりあるんですよね。
なので、やっぱりね、検診の重要性っていうのはね、何らかの形でですね、早い段階から知っていただく方がいいかなというふうに思っていて、
それで、ちょうどこの論文がドンピシャだったっていうのがありまして、それでこの論文をご紹介しようと思った次第です。
はい、ということで、ちょっと本題に戻りますけれども、
研究の方法はですね、アンケート調査みたいな形ですね、対象地域が人口1万7000人のところを対象にしていて、
妖怪誤認定率が20.4%ですね、はい、っていう感じのところに、500人ですかね、
妖怪誤認定を受けていない65歳から84歳の男女500人に対して調査を依頼したというような、そんな形になっていて、
この図1のところをご覧いただくといいかなと思うんですけれども、この概念的枠組みっていうですね、
概念枠組みか、はい、っていうところで、この真ん中のところはですね、この疾患の、疾病の恐ろしさの自覚とかですね、
予防行動に対する利益の自覚、あと障害の自覚っていうところを調査して、その背景として、この情報を入手している情報媒体ですね、
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット、などなどありますけれども、これがどういうふうに関わってくるかみたいなのを調べたっていうような、そんな論文になっております。
はい、で、いきなり結果にいきますけれども、個人特性の、これちょっと表のところだけ中心にいきますけれども、
表の1の部分ですね、受診行動と確変数との関連っていう、大変量解析、これね、解析の仕方が大変量解析っていう方法と、
あと続きが、表2の部分がロジスティック回帰分析っていう方法を取っているんですけど、ちょっと分析の方法はね、ちょっと難しいので、
さておくとしてですね、この受診群と非受診群ですね、ここのところの差みたいなのを見ていただくといいんじゃないかなというふうに思いますけれども、
で、このP値って一番右側にPって書いてあるんですけど、これがね、統計学的にどうかっていうことで、まあ大変量解析だけではなんとも言えない部分もあるんですけれども、
例えば表の1の続きっていう部分ですね、PDFで言うと11ページかな、はい、になる部分ですけれども、
その予防行動に対する利益の自覚とかですね、障害の自覚を見ていただくと、やっぱりね、不安が軽減される、その予防行動をすることで不安が軽減されるっていうふうに思って、
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受診されている方が非常に多いっていう、受診群だと91.2%ですね、なんですけれども、非受診群の方は79.5%ということで、
あまり検診を受けても不安が軽減されるって思っている方が、やっぱり非受診群の方には少ないっていう傾向があるっていうのとか、
あとは、これはそうだろうなと思うんですけれども、やっぱり面倒ですね、検診、眼検診を受けることが面倒とかですね、あと予約は面倒、
これはね、やっぱり非受診群に圧倒的に多いっていう、そんな感じになっておりますよね、はい、これもやっぱり受診に対するハードルの高さの一つかなというふうに思いますし、
あとは、先ほどの結果と全く逆なんですけれども、やっぱり結果が不安のために受けたくないとかですね、
あとは、検査自体、検査そのものに不安があるとかですね、こういう検診に対する不安ですね、
あとは、結果を受けることに対する不安もありますけれども、これもね、やっぱり非受診群の方で多くなっていて、
これもね、やっぱりそうだろうなというような、そんな結果になっておりました、はい。
で、その次のページに行っていただくと、行動受診と各変数との関連、括弧大変量解析続きっていうところですけれども、
行動のきっかけをいろんなもので確認されてます、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌とかですね、先ほど言ったやつですけれども、
で、これほとんどのものはですね、当然ですけれども、受診群の方が触れている割合高くなるっていう、
まあそれはそうでしょうっていう、健康意識が高いんでっていう感じなんですけれども、
中でもですね、これ、ちょっとね、これ若干気になったのが、この家庭向け医学書ですね、
これがね、結構P値低くなっていて、ただ、いつも言っているように、水曜日、明日もちょっとご紹介しますけれども、
家庭向け医学書の中にはですね、ちょっと危ないものも結構あるので、この傾向はね、ちょっとあんまり喜べない結果かなというふうに思ったりしました。
で、あとはですね、やっぱり圧倒的ね、役場、保健所なんですよね、こういうね、やっぱり公的機関が発する情報ですね、
これはね、あの、やっぱり接触している方の方が受診しやすい、まあちょっと因果関係はいないですけれども、
はい、っていう感じになるのかなというふうに思いました。
はい、一方で、インターネットですね、まあ、に関しては、一応ね、当然、その受診群の方が高いのは高いんですけれども、
まあ、その触れている割合ですね、高くなってはいるんですけれども、でも、そこまででもないっていう、
他の、例えばさっき言った家庭向け医学書とかですね、役場、保健所に比べるとだいぶ低い割合になっていますし、
あとは一番低いのは、報告、そうですね、新聞とかですね、あと広告チラシ、この辺はね、比較的差はなかったっていう、
そんな結果になっていて、これもね、ちょっと意外な結果かなというふうに思いました。
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はい、っていうのが、まあ、短編量解析っていうもので、で、それをですね、さらにちょっと複雑な分析をするこのロジスティック回帰分析っていうのをやるとですね、
まあ、最終的にこの行動のきっかけに寄与するものっていうのが、まあ、いろんな検討を加えられるんですけれども、
まあ、最終的にはね、役場と保健所、この情報が一番刺さっているということがわかっていてですね、
やっぱりね、この、まあ、さっきの繰り返しになりますけれども、この、やっぱり高齢者に関しては、
インターネットとかテレビ、ラジオ、新聞とかですね、まあ、いろんな媒体ありますけれども、
やっぱりね、役場、保健所からの情報がね、一番、その行動を促すのには有効なんだろうなというふうに思いましたし、
まあ、実際、役場からの何たらのお便りみたいなのがあるじゃないですか、
そこで検診をして、それで検診・受診するっていうのは、まあ、一番理にかなっているというか、そんな感じがしましたんで、
まあ、この結果も妥当かなというふうに思いました。
はい、という結果でございました。
まあ、これね、ちょっと、あの、分析の方法はね、若干難しいんですけれども、
ただ、結果はね、いろいろ面白い結果だったので、ぜひ、あの、ちょっと、本文ご覧いただけたらなというふうに思います。
はい、それでは最後、心身じゃんけんでいきたいと思います。
いきますよー、心身じゃんけんじゃんけん、
じゃんけん!
ということで、今日もシャアさん一致してありますように、お会いいただいたいのだけでした。
興味津々。
10:30

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