本日ご紹介した書籍はこちら
エイムック
医者が教える熱中症対策
https://www.amazon.co.jp/%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B%E7%86%B1%E4%B8%AD%E7%97%87%E5%AF%BE%E7%AD%96-%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF-4396-%E4%B8%89%E5%AE%85-%E5%BA%B7%E5%8F%B2/dp/4777955672
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《AI要約》
今週は熱中症の書籍を紹介する「声の書評」シリーズです。Amazon検索で見つけた「救命救急医が教える熱中症対策」(エイムック)をご紹介します。この本は90ページ余りの簡潔なムック本です。
第1章前半で、帝京大の三宅先生が熱中症の見極め方と応急処置について分かりやすく解説しています。三宅先生は熱中症の第一人者です。11ページには「熱中症予防の7か条」がまとめられており便利です。
第1章後半は熱中症の基礎知識、重症度判断、応急処置のフローチャートなどがまとめられています。フローチャートは大変参考になります。
第2章以降は一般的な情報が多く、個人的には疑問も感じる部分がありました。例えば健康茶の紹介では一部過剰な勧めもあり注意が必要です。
第4章ではペットの熱中症対策が書かれています。
全体として三宅先生の解説は貴重ですが、一部には不確かな情報もあり、注意深く読む必要があります。熱中症の理解の一助となる良書と言えるでしょう。
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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
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ということで、今週は熱中症シリーズをお送りしているわけなんですけれども、
毎週水曜日は声の書評ということで、熱中症関連の書籍がないかなと思って
Amazonを漁っておりましたところですね。
非常にいい書籍。いい書籍なんですけれども、ちょっと読み手のリテラシーが問われる
書籍ではあるかなと思って、でもたまにはこういう本もいいかなと思って
ご紹介させていただこうと思います。
ということで、今日ご紹介させていただくのは、
これ、AMUC4396というAMUCシリーズというのがあるんですけれども、
ちょっとこのAMUCシリーズよく知らなかったですけれども、
の医者が教える熱中症対策という書籍ですね。
これをご紹介してみたいと思います。
書籍といってもMOOC本なんで、全部で90ページ弱ぐらいですかね。
そうですね。90ページ弱ぐらいの簡単な書籍になっています。
ということで、これ書かれたのは色んな人が、雑誌みたいな感じなんで、
特に誰というのが書かれたわけではないんですけれども、
ただ、この一番初めの第1章の前の章ですかね。
そうですね。この後、目次ご説明しますけれども、
第1章の前に、救命救急医が教える熱中症の見極め方と応急処置というところがあって、
ここが一番良かったですね。
これ、三宅先生という低境台の高度救命救急センター長の先生で、
この先生、今回色々調べて分かりましたけれども、
熱中症の色んな研究をされていたりとか、
あと、環境省の熱中症予防声かけプロジェクトというのがあるらしいんですけれども、
それの実行委員長をされておられたりとかということで、
この救急領域での熱中症の第1臨者みたいな、そんな感じの先生ですね。
この先生が、はじめ十数ページぐらいですかね、インタビューに答えるような形で書かれていて、
ここが一番良かったかなというふうに思いますね。
ちょっと順番に目次をご紹介すると、
第1章が熱中症の基礎知識、第2章が熱中症になりにくい体を作る、
第3章が暑さにわけない食材図鑑、
第4章が熱中症からペットを守るということで、
これペットの話ですね、僕は全然専門外なんで、
そういう発想はあんまりなかったんですけど、ペットの話。
最後は危険を回避、熱中症対策アイテムという、
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そんな構成になっています。
その間にコラムがちょこちょこ入るという、そんな感じですね。
まず第1章の前のところですね、
救命救急医が教える熱中症の見極め方と応急処置のところですけれども、
ここ、昨日おとといにもお話ししましたけれども、
まず熱中症の重症度を1,2,3というふうに区分しようというところから始まってますね。
これ、昨日おとといにもお話ししたところかなというふうに思いますし、
あとはインタビュー形式でいろいろ書いてありますけれども、
1番はこの何ページだ、11ページですね。
11ページに熱中症予防の7か条というのが書いてあって、
これは非常に分かりやすく7個でまとまっていていいかなというふうに思いました。
具体的には、1、水分補給、2、3度の食事をしっかりとる、
3、多湿を避ける、多湿って湿度が高いことですね、
4、温度、湿度を測る、5、エアコンを使う、
6、冷たい飲み物を持ち歩く、7、体調を整えるということで、
いずれも当たり前っちゃ当たり前なんですけれども、
非常にいい7か条でまとまっているなというふうに思いました。
次は第1章、熱中症の基礎知識ということで、
これ今までも話してきたことですけれども、どういうメカニズムかとか、
あとは分類ですね。いつも言っている、熱疾診、熱経練、熱疲労、熱症病という
4つの分類が書いてあったりとかしますし、
あとは昨日も取り上げた熱中症になりやすい環境ということで、
やっぱり高齢者に多いということと、あと室内でもですね、
屋内でもなることもあるということで、
その自由環境の改善のポイントみたいなのが書いてあったりしました。
あとはその次、熱中症の予防ですね、
に関していろんなこの環境上の熱中症予防情報サイトとかですね、
運動の指針とかが書いてありますし、
あと次のページに行くと、熱中症の重症度、
先程も言った1度、2度、3度の話とか、
あとはやっぱり1度の軽い熱中症に気づかないという方が結構いらっしゃるんですよね。
その中でこの熱中症を疑うべき典型的な症状というのが書かれてあって、
この辺はいいかなというふうに思いました。
あとは応急処置ですね。
これ一番最後のページにも書いてありましたけれども、
このフローチャートになっていて23ページですかね。
熱中症でどういう応急処置が必要かみたいなのが書いてあって、
これは非常にいいと思いましたね。
まずは呼びかけに答えますかというところで、
それに答えれなかったらもう即救急車を呼ぶっていう、
それで医療機関に搬送するっていうのは、
まあまあ妥当な選択肢かなというふうに思いましたね。
あとはその次、
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穴くわめ、熱中症になりやすい人とはということで、
まあなりやすい人、なりにくい人あるよねっていうのが書いてあったりとか、
あとはその次は子供入児の熱中症ですね。
やっぱり大人の熱中症と子供入児、
あと高齢者の熱中症ではちょっと全然違うんで、
特に高齢者、気をつけないといけないんですけれども、
これも子供で注意っていう感じなんで、
その辺のポイントが出ていたりします。
あとプールも危険だよとかですね、
隠れ脱水を早期発見しよう。
隠れ脱水、この辺はちょっと尿の色でとかっていうのは、
ちょっとこれは無理があるかなって思いますけれども、
あとは衣服、
飲水の仕方とかですね、この辺が第1章で書いてあったりします。
第2章以降はですね、第2章以降がですね、
若干まゆつばっぽくなってくるんで、
これね雑誌とかMOOC本にあるあるなんですけれども、
部分的には良い記事があるんですけれども、
部分的には親って思うものもあるということで、
決して第2章以降も悪いわけではないんですけれども、
例えば第2章の4番とかですね、
血管力とか出てきて、血管力を高めて血流アップとかですね、
これはてなっていう感じですし、
あとはストレッチですね、
ストレッチは全然悪くはないんですけれども、
血管も悪くなるのかっていうので、
この辺もちょっとはてなっていう感じでしたね。
あとは水分補給とかいいかなと思いますし、
水取り済みも良くないよっていう、
その辺もいいかなと思いましたけど、
この辺ね、予備手側のリテラシーが問われる書籍かなという風にも思いましたね。
あとはグッズが出てきて、
あとは熱さに負けない食材図鑑っていう、
この辺りもですね、
販売促進のために、
食事系のことを書いたら売れるんですよね、なぜか。
こういう書籍に必ず食べ物、
これを食べたらみたいなのが出てくるんですけれども、
これちょっと色々今回調べて思いましたけれども、
やっぱり熱中症予防のエビデンスって非常に難しいんですね。
さっきのフローチャートとかもそうですけれども、
それは当たり前でしょうっていう感じで、
あんまりちゃんとした研究ってされてないんですよね。
なので、この辺の食事とかに至っては、
明らかにこのエビデンスっていう点では、
そうなのかって思うものも結構あったりしますけれども、
ただこれはもう、
なんていうか、証明のしようがないっていうか、
そんな感じかなという風に思いました。
ただですね、ちょっと一番気になったのは、
この第3章の06、
熱中症対策におすすめのお茶ということで、
健康茶の種類が色々書いてあるんですけれども、
これは全然いいんですけれども、
カフェインレスがいいとかですね、
09:01
お茶全然いいんですけれども、
ミネラル入り麦茶をおすすめしているらしいんですけれども、
某先生がですね。
これは正直微妙です。
例えば71ページのですね、
血液がサラサラにとかですね、
上昇した体温を下げるとかですね、
こういうのよくテレビとかにもありますけれども、
これ全然ふーんっていう感じなんで、
この辺をね、なんかビジュアル的にはね、
すごい分かりやすくなっているんですけれども、
こういうので引っかかる悪徳症、
これはちょっと悪徳症法ではないですけれども、
ミネラル入り麦茶は全然いいとは思うんですけれども、
この見せ方みたいのはよくないなという風に思いましたね。
第4章がペットを守るということで、
ペットに関してはね、私全く専門外なんで、
この辺は佐田先生の方がおかしいかなという風に思います。
ということで、最後に熱中症の応急処置の流れということで、
先ほどご紹介したやつがもう1回書いてあるっていうそんな感じですね。
これ非常に良いフローチャートかなという風に思いました。
ということで、なかなか熱中症の本って今回改めて調べたんですけど、
熱中症だけを取り上げた本ってあんまりないんですよね。
その中でこの三宅先生っていう熱中症の
日本の第一人者のお一人が監修されて、
インタビューにも答えているという書籍で、
非常に良いかなという風に思いました。
一部分こういう雑誌、ブック本にあるあるなんですけれども、
ちょっと本とかなって毎日版的なところもあるので、
その辺はちょっと注意して読んでいただくと良いんじゃないかなという風に思いました。
ということで、最後、しんしんじゃんけんでいきたいと思います。
しんしんじゃんけん、じゃんけんちょき!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お相手はダイカエルだけでした。
興味津々。
11:07
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