1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1425》風邪🤧と思いきや…に..
2025-12-24 09:42

《1425》風邪🤧と思いきや…にご用心☝

■本日頂いたご質問

インフルエンザ流行ってますね。そこで疑問が!感冒、急性咽頭炎、気管支炎などの違いってなんでしょうか?治療法も違うのでしょうか。風邪と思ったら重篤な疾患だった!なんて事もあるんでしょうかね。。風邪は万病のもと…是非ともお聞きしたいです



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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


今回の放送では、リスナーの「おさむさん」から寄せられた「風邪(感冒)、急性咽頭炎、気管支炎の違い」や「風邪だと思っていたら重い病気だったというケース」についての質問に、内科医のたけお先生が詳しく回答しています。


#### **1. 風邪の診断の難しさと解剖学的な分類**

たけお先生はまず、風邪は診断が非常に難しい病気であると指摘します。これらを理解するためには、空気の通り道である「気道」の解剖学的な場所を知ることが重要です。


* **上気道:** 鼻やのど(咽頭・喉頭)の部分。一般的に「風邪」と呼ばれるのはこの領域の感染症です。

* **下気道:** 気管、気管支、肺。奥に行くほど細菌感染の割合が高くなります。


#### **2. 風邪・咽頭炎・気管支炎の違いと治療法**

それぞれの疾患には、原因や治療法に明確な違いがあります。


* **風邪(感冒):** ほとんどが**ウイルス**が原因です。そのため、抗生剤(抗菌薬)は効果がありません。治療は、のどの痛みには鎮痛剤、咳には咳止めといった「対症療法」が基本となります。

* **急性咽頭炎:** のどの炎症です。大半はウイルス性ですが、一部に「溶連菌」などの**細菌**が原因の場合があります。細菌性の場合は抗生剤が処方されますが、ウイルス性の場合は風邪と同様に対処します。

* **気管支炎・肺炎:** さらに奥の気管支や肺の炎症です。肺に近いほど細菌感染の可能性が高まり、特に肺炎が疑われる場合は、原因菌に合わせた抗生剤治療が必要になります。


#### **3. 「風邪」に隠れた重篤な疾患**

「ただの風邪」だと思い込んで放置すると危険なケースがいくつか紹介されました。


* **急性喉頭蓋炎(きゅうせいこうとうがいえん):** のどの蓋(喉頭蓋)が腫れ上がる病気です。空気の通り道を塞いでしまうため、窒息の恐れがある非常に危険な疾患です。

* **肺塞栓症や心不全:** 感染症ではなく、血管が詰まったり心臓の機能が低下したりすることで、咳や息切れが起こる場合があります。

* **結核:** 咳が長引く場合に忘れてはいけない疾患です。


#### **まとめ:受診のタイミング**

たけお先生は、自宅での療養も大切ですが、以下の場合は医療機関の受診を検討すべきだとアドバイスしています。


* 高い熱が続く、あるいは咳がひどくなる場合。

* 症状が**1週間以上**長引く場合。


冬の時期はインフルエンザや新型コロナウイルスだけでなく、様々な感染症が流行します。「風邪は万病のもと」という言葉通り、自分の症状を慎重に見極めることが大切です。



サマリー

インフルエンザや風邪の症状について解説が行われ、風邪の診断がいかに難しいかが説明されます。急性咽頭炎や気管支炎など他の病気との違いに触れ、症状に基づいた適切な対応の重要性が強調されます。

風邪とインフルエンザの症状
内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるみなさんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日も質問回答をやっていこうと思います。
今日いただいているのは、12月の頭にいただいたオサムンさんからのご質問ですね。
質問を読み上げさせていただきますが、インフルエンザ流行ってますね。
この時はね、むちゃくちゃインフルエンザ流行ってましたね。
そこで疑問が、寒冒、風邪の寒冒ですね。
急性咽頭炎、気管支援などの違いってなんでしょうか?
治療法も違うのでしょうか?
診断の難しさ
風邪と思ったら重篤な疾患だとは思いやまいですね。
なんてこともあるのでしょうかね。
風邪は万病のもと、ぜひお聞きしたいです。
ということでご質問リクエストをいただいております。
ありがとうございます。
沈むものですね、インフルエンザ。
今はインフルエンザでちょっと下痺になりましたけれども、
ただコロナはまだこれからやってくると思いますし、
それ以外の感染症も、特に冬場多くなるかなというふうに思います。
このラジオでもですね、今まで何回か
風邪の話をさせていただいていると思うんですけれども、
まず風邪は非常に診断が難しいんですよね。
風邪と思いきや別の病気、今日のタイトルにも書いてありますように、
そういうことって本当に日常をさはんじて、
意外と風邪と言っても侮れないということがあるかなというふうに思います。
その辺の人知識的なことを知っていただけたらなというふうに思います。
まずはですね、ここで病名、感冒、風邪と急性咽頭炎と
気管支援ティラを挙げていただきましたけれども、
この辺ですね、まず解剖を理解していただくのはいいんじゃないかなというふうに
これを見ていって思いました。
通常、こういうのを軌道感染というふうに言いますけれども、
空気の通り道の感染ですね。
どこにどういうふうに起こるかというと、
通常鼻、もしくは口から空気が通っていって、
喉を通って、ただ喉も医学的には2つ、
咽頭という部分と、あと口頭という部分と、
2つ喉というふうに通常言われる部分なんですね。
咽頭というのは空気の通り道と、
あと食べ物と水分とかの通り道を分けているところで、
その空気の通り道が口頭というところに入っていって、
その下、気管、気管支、大気管支、
みたいな感じで空気が入っていってということになるんですね。
だから、どこの部分に炎症があるかというのを
考えていただくのはいいんじゃないかなというふうに思いました。
基本的には、風邪というのは蒸気道感染というふうに言うんですけれども、
鼻、喉あたりですね。
この辺の感染症のことを言ってですね、
ほとんどが、いつも言っているように、
ウイルスが原因なんですよね。
だから、これは風邪に抗生物質を出してはいけない、
抗菌薬を出してはいけないというのは、
このラジオでは何回も言っていますけれども、
そもそも効かないんですよね。
ほとんどがウイルス感染なので、
風邪に抗菌薬は無効というのはですね、
これはもう多くの方に知っていただきたいんですけれども、
じゃあどうするかというと、基本的には
症状に対して対応するしかないということなんですね。
風邪の症状って色々あるんですけれども、
代表的なところでは喉が痛い、あと鼻水が出る、
あと場合によっては咳が出たりする場合もありますけれども、
この辺が風邪の大きな症状で、
それぞれ喉が痛かったら痛み止め、
咳が出たら咳止めみたいな、
鼻水が出るんだったら鼻水止めみたいな、
いわゆる対象療法という症状に対応する治療ですね。
そういうのをやっていくしかないということなんですね。
もちろん社販の総合看護薬の中には、
これらに対してのお薬を満遍なく使うということも、
入っているお薬もあるんですけれども、
病院受診した際のいわゆる医療用医薬品ですね、
これは総合看護薬を出すということは基本今なくて、
各々に対してのお薬をそれぞれ出していくみたいな、
どういう症状が強いですかみたいな感じで聞いて、
例えば喉が痛いということであれば、
薬を集中的に出していくとかですね、
そういう感じの対応になってくるという、そんな感じです。
あとはですね、ちょっと話に戻りますけれども、
その蒸気炉ですね、奥の方に行けば行くほど、
最近感染の率が高くなって、手前の方ですね、
例えば鼻とか喉とかですね、この辺はほとんどはウイルス感染なんですけれども、
唯一ちょっと違うのが、その急性咽頭炎というですね、
喉の炎症ですね、というので、
これもね、ほとんど大多数はウイルスなんですけれども、
一部細菌感染によるものがあるということですね。
これで有名なのが、腰炎菌というですね、
腰血性連鎖球菌というふうに言う、
菌の名前はどうでもいいんですけれども、
そういう細菌が悪さをするもので、これに関してだけ、
喉の症状でも抗生物質を使うということが行われます。
ただ、これもですね、全部が全部急性咽頭炎が、
腰炎菌による細菌性の急性咽頭炎というわけではないので、
ごくごく一部というふうに覚えておくというか、
知っておいていただけたらいいかなというふうに思います。
逆に言うとですね、咽頭炎で抗生物質が出ないこともあるというか、
出ないことの方が多いという、そんな感じかなというふうに思います。
医療機関の受診の重要性
今回ご質問いただいていた、期間支援とかですね、
さらに奥の方の肺炎とかということになっていくと、
逆にこれ、細菌の率が上がってくるので、
特に肺炎に関してはですね、ウイルス性の肺炎、
コロナみたいにウイルス性の肺炎がないことはないんですけれども、
細菌、これもね、肺炎を起こす細菌でいろいろあるんですけれども、
細菌のことがあるので、その場合には、
抗生物質をそれぞれの予想される菌に対して使っていくという、
そんな感じになります。
なので、その炎症がどこに起こっているのかというのを、
問診とかですね、診察、場合によっては、
検査とかで調べるということになっていきますので、
これね、なかなか風邪と思って自宅療養していて、
これ全然、最初の対応としてはいいんですけれども、
例えば、もう熱がものすごいバンバン出続けるとかですね、
あとは細菌がものすごい出てくるとかっていう場合には、
肺炎とかの可能性もあるので、その場合には、
医療機関の受診を検討していただくのがいいんじゃないかなというふうに思います。
あとは、ご質問にいただいていた、この風邪と思ったら、
重篤な疾患だったということはですね、これ結構あって、
これも以前のこのラジオでもご紹介したと思いますけれども、
まずは肺炎は非常にあるあるですよね。
あとは、決して多くはないですけれども、
急性口頭外炎というですね、
口頭というところに蓋みたいなのがあるんです。
口頭の蓋と書いて口頭蓋というふうに読むんですけれども、
それが炎症が起きるという、これ何が危険かというと、
その蓋がパンパンに膨れ上がってですね、
空気の通り道を塞いでしまうということがあるので、
非常に危険な病気なんですけれども、そういうものであったりとか、
あとは全然、一般的にはもう何でわかんないのが風邪というふうに言ってしまうんですけれども、
実は全然感染症ではなくて、
例えば肺促腺というですね、
肺の血管に血の塊が詰まるような病気とかあったりするんですけれども、
こういうものとか、あとは腎不全とかですね、
腎不全は、
夜中の咳が特徴的なんですけれども、
そういうものとかですね、その感染症以外の病気も考えないといけないし、
あとは長く続く場合ですね、長く続く場合には、
特に咳がですね、長く続く場合にはやっぱり血格、
これ忘れてはいけないというですね、そういうのもあるので、
少なくとも長くても1週間ですね、
それ以上長引く場合には、やっぱり一度医療機関の自身を検討していただいた方がいいかなというふうに思います。
はい、という感じでしょうか。
これからのシーズンですね、まだコロナとかも含めてですね、
さまざまな感染症が生えてきますので、ご参考になればと思います。
はい、では最後のしんしんじゃんけんいきたいと思います。いきますよ。
しんしんじゃんけんじゃんけん。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
わりとはない一回のだけでした。
09:42

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