1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1389》肺炎‼️甘くみてはいけ..
2025-11-12 10:52

《1389》肺炎‼️甘くみてはいけません☝️

■本日の資料

ストップ!肺炎

https://www.jrs.or.jp/activities/guidelines/file/stop_pneumonia2024.pdf


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

11月12日の「世界肺炎デー」にちなみ、内科医のたけお氏が肺炎について解説します。肺炎は、肺に細菌やウイルスが感染して急性の炎症を起こす病気で、日本人の死因では第5位、誤嚥性肺炎を含めると第3位という重要な疾患です。


### 肺炎の症状と診断

肺炎の主な症状は、発熱、咳、痰、息苦しさなどです。しかし、これらの症状は風邪と似ているため、自己判断は非常に危険です。特に高齢者の場合、典型的な症状が出にくく、「なんとなく調子が悪い」というだけで実は肺炎だったというケースも少なくありません。


診断は、診察や血液検査に加え、胸部X線(レントゲン)検査が中心となります。健康な肺は空気で満たされているため黒く写りますが、肺炎になると炎症部分が白く写ります。レントゲンで分かりにくい場合は、CT検査で詳しく調べることもあります。


### 肺炎の治療

肺炎と診断されると、まず原因となっている細菌やウイルスを特定するための検査を行います。原因によって治療法が異なり、例えばウイルス性の肺炎に細菌を殺す抗菌薬は効きません。特定された原因に合わせて、抗菌薬の投与など適切な治療が行われます。多くは外来での治療が可能ですが、重症の場合は入院して点滴治療などが必要になります。


### 肺炎を予防するために非常に重要なこと

肺炎は命に関わることもあるため、日頃からの予防が何よりも大切です。特に重要な予防策は以下の通りです。


1. **ワクチン接種**

* **インフルエンザワクチン**: 毎年の接種が推奨されます。

* **肺炎球菌ワクチン**: 肺炎の原因で最も多く、毒性も強い「肺炎球菌」による肺炎を予防します。両方のワクチンを接種することが非常に効果的です。


2. **口腔ケア**

* 口の中を清潔に保つことは、誤嚥性肺炎の予防に直結します。食べ物などと一緒に口の中の細菌が肺に入ってしまうのを防ぐため、日々の歯磨きなどのセルフケアと、定期的な歯科受診を心がけましょう。


3. **生活習慣の見直し**

* **禁煙**: 喫煙は「百害あって一利なし」で、肺炎の大きなリスク因子です。

* **栄養管理**: 免疫力を維持するために、バランスの取れた食事を摂ることが重要です。


肺炎は決して侮れない病気です。予防できることはしっかりと行い、気になる症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。

サマリー

このエピソードでは、世界肺炎デーにちなんで肺炎について詳しく解説しています。肺炎の症状や診断、予防策が紹介されており、特にワクチンの重要性や高齢者における注意点が述べられています。肺炎予防において、インフルエンザワクチンと肺炎吸収ワクチンの接種が非常に重要であることが強調されています。また、栄養管理や航空ケアの重要性についても触れられ、早期の自己診断と病院受診が推奨されています。

世界肺炎デーと肺炎の概要
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日11月12日は何の日でしょうか?
ということで、既に予告で告知してしまってますけれども、
今日はですね、世界肺炎デーらしいんですよね。
なんで世界肺炎デーに今日がなったのか、ちょっとよくわかっていないんですけれども、
ただですね、それにちなんで肺炎のお話をですね、今日はさせていただこうと思いまして、
何かいい資料がないかなと思って例によって探したらですね、
この日本呼吸器学会っていう呼吸器内科の一番、
呼吸器内科だけじゃないかな、呼吸器に関連する一番大きな学会があるんですけれども、
そこからですね、このSTOP肺炎っていうですね、非常にボリューミーな資料が出ておりましたので、
これを元にですね、ちょっと肺炎のことをざっとおさらいしていきたいなというふうに思います。
はい、ということで、PDFの2ページ目ですね、まず目次からいきますが、
肺炎の一般的事項、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染を予防し、
広げないためにワクチンによる肺炎の予防、栄養管理と接触への配慮、
肺炎とタバコの関係、あと航空ケア、肺炎を早く見つけるために、
新型コロナウイルス感染症COVID-19というような、そんな構成になっております。
肺炎の診断と治療
まずは肺炎の一般的事項、正直ここだけでもいいかなと今日思ってたんですけれども、
一番上に5つですね、まとめが書いてあります。
まずは肺炎とはということで、肺に細菌やウイルスなどの病原微生物が感染して、
急性の炎症を起こす病気です、ということになっております。
肺炎は日本人の死因の第5位、5炎性肺炎を含めると第3位に位置づけされる重要な病気ですということで、
肺炎では発熱、咳、痰、息苦しさなどの症状があり、診察や血液検査、胸部X線検査で診断されます。
肺炎と診断された場合は重症度に応じて外来通院や入院による治療が行われます。
肺炎にかからないように日頃から予防することが大変重要です、ということでなっております。
はい、もう全部非常に大事なことですけれども、特に大事なのはこの、
肺炎の診断なんですよね、この3つ目ですけれども、肺炎の診断、発熱、咳、痰、息苦しさなどの症状がありというふうに書いてありますけれども、
これ結構ですね、普通の風邪とですね、風邪と肺炎はそもそも似てひねるものなんですけれども、
肺炎をね、どういうふうに見分けるかって、これ結構医者でも難しいんですよね、はい、なので、
それをね、一般の方がね、こう自己診断でするっていうのはもう本当に危ないというか、はい、という感じなので、
やっぱりね、まあ適切に医療機関を使っていただきたいなというふうに思います、はい。
で、具体的にはですね、これ胸部のX線ってご覧になられたことある方も多いと思いますけれども、
ちょっと下、その下半分行っていただくと、レントゲン肺炎のX線写真っていうのが書いてありますけれども、
通常であればですね、この濃いグレーになっているところ、これが肺なんですね、空気が入って、
そこのところはX線が通り抜けていくので、この黒く映るんですけれども、
その肺炎があるとですね、こう水の成分が浮き出てくるんで、こう白っぽく映るっていう、
この実は真ん中の一番でかく三角っぽく映っているところは心臓なんですけれども、
まあ心臓はね、あの当然白く映るんですけれども、その両サイドのところで、
で、左右は反転しているんで、この赤く丸でくくられているところは右側の肺なんですけれども、
ここに白くマダラ模様になっていると、こういうのが肺炎ということになります、はい。
で、これX線ではですね、あのまあ分からない肺炎とかっていうのもあってですね、
その場合には左側にも書いてありますけれどもCTですね、より詳しい輪切りの検査で肺炎を見つけるとかっていうこともあったりします。
はい、あとはですね、この米印のところ非常に重要で、高齢者では肺炎を起こしてもこのような症状をはっきり示さないことがありますということで、
これは本当にそうなんですね、なんとなくこう調子が悪いみたいなので、全然咳もないし熱もないしみたいので、
でも肺炎だったみたいなこともね、結構あるので、この辺はね、非常に難しいなというふうに思いますね、はい。
で、その後ですね、肺炎と診断したら、極力この原因微生物を調べる、検査をするということになっております。
というのは、先ほど言ったように肺炎といってもですね、そのいろんな原因の微生物が原因になりうるんですよね。
なので、それによって対応法が全然違ってくるっていうことになるので、例えば使う抗菌薬も違うし、
ウイルスによるものだったらそもそも抗菌薬効かないし、みたいなことになりますので、
この病院微生物、原因微生物を調べるのは非常にね、重要なことになってきます。
で、肺炎と診断された後の診療の流れということで、大きく分けるとですね、この市中肺炎という市中で起こる肺炎、
要は普通に生活していて起こる肺炎ですね、と、病院で起こる肺炎、こういうの院内肺炎というふうに言いますけれども、
あと介護施設で起こる肺炎、これね、元々はこういう分類なかったんですけれども、
欧米がこういう分類出してきたんでということで、それに則って日本でもこの介護施設で起こる肺炎みたいなのが出てきましたね。
で、あともう一つがですね、最近トピックの一つですけれども、この週末期の肺炎ですね。
多くの場合、後延性肺炎なんですけれども、こういう感じでここでは分類されていて、
ただ、一番多くの方が出会うのはこの一番上の市中で起こる肺炎ですね。
これが一番多いかなというふうに思います。
で、ほとんどの場合はですね、外来治療で行けるんですけれども、
まれにですね、やっぱり重症になる場合があるので、ここにも書いてありますけれども、
重症と判断された場合には入院の上で抗菌薬の点滴注射をされることがあるというような、そんな感じですね。
肺炎予防の重要性
あとは、肺炎予防の重要性というのが書いてありますけれども、
ちょっと後からも出てきますけれども、やっぱりですね、肺炎の予防って非常に大事なんですよね。
その死因のご縁性肺炎を合わせて第3位ということもあってですね。
特にワクチンですね、あとは航空ケア、この2つが非常に大事ですんで、
ちょっと後から言いたいと思います。
ということで、ここだけ7本も話してしまった。
次のちょっと、風邪、インフルエンザ、ウイルス感染予防し場合に広げたいために、
ここはちょっともう省略しましょうかね。
もうこれは、いつも言ってる話で結構当たり前の話なんで、
重要ですけれども、ちょっと飛ばさせていただいて、
次のワクチンによる肺炎の予防ですね。
いうので、インフルエンザワクチンを毎年接種しましょう。
肺炎吸収ワクチンの適用がある人は必ず接種しましょう。
インフルエンザワクチンと肺炎吸収ワクチンの両方を接種しましょうということで、
もうひたすらワクチン推しになっておりますね。
これはその通りかなというふうに思います。
特に今年はですね、インフルエンザもすごい多いのと、
あと感染もね、もうかなりピークに近いんじゃないかなというぐらいの
広まり度合いを見せているので、
今からでも遅くないので、インフルエンザワクチンを打たれることをね、
強くお勧めしますね。
という感じです。
ちょっとこれはね、いろいろデータも書いてあるんですけれども、
またご覧いただけたらなというふうに思います。
加えて肺炎吸収ワクチンですね。
肺炎と言ったら肺炎吸収なんですね。
肺炎吸収以外の肺炎も当然あるんですけれども、
何が一番怖いかというと、これ肺炎吸収が、
毒性が非常に強いんですよね。
だから肺炎吸収性の肺炎ってね、結構侮ってはいけないっていうか、
それで亡くなる方もいらっしゃるぐらいなんで、
やっぱりワクチンで予防できるものは予防するっていうのがいいかなというふうに思います。
それから、あと両方を接種しましょうというこの追加でありますね。
できれば両方を接種していただきたいなというふうに思いますし、
肺炎吸収ワクチンに関してはですね、5年に1回でいいので、
っていう感じですね。
健康管理のポイント
続きましてが、もう時間が全然なくなってきましたんで、
あと栄養管理と接触への配慮、この辺はいいですかね。
ご縁の予防も含めて、というか次はご縁の話ですけれども、
やっぱりちゃんと栄養をとるっていうのは非常に重要ですし、
あと歯の管理ですね、これも非常に重要です。
あと次のページ、29ページ目からは肺炎とタバコの関係。
これはもう何回も言ってきましたけれども、
喫煙は本当に百害あって一理なしなんで、
タバコを吸っている方はできる限りやめることを強くお勧めいたします。
次、33ページ目ですね、航空ケアということで、
航空ケアは本当に大事で、先日も口の中の環境の話をさせていただきましたけれども、
いろんな病気の原因にもなりますし、
あとはご縁性肺炎の予防の文脈でも非常に航空ケアって大事なんですよね。
なのでこれをセルフケアもそうですし、
定期的に歯科でやってもらうということが重要かなというふうに思います。
最後、37ページ、肺炎を早く見つけるためにということで、
先ほども言ったように肺炎って本当に命のようになることもあるので、
侮ってはいけないというのはありますね。
なので、自己診断するんではなくて、
やっぱり一度病院にかかるということも検討していただきたいなというふうに思います。
ということで、ちょっとこれらを省略させていただいて、
最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。しんしんじゃんけんじゃんけん。
ということで、きょうも幸せな一日でありますように。
お会いとかないきたいなだけでした。
きょんみしんしん。
10:52

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