1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1288》小林製薬続報、大人の..
2025-07-17 09:38

《1288》小林製薬続報、大人のADHDに…、破傷風トキソイドほか

【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・小林製薬紅麹続報・大人のADHDにオンラインの認知行動療法が有効⁉️・破傷風トキソイド出荷停止😱・がん患者にワクチンを https://note.com/naikaitakeo/n/n967f82323315この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)以下は、内科医たけお氏による医療ニュースの要約です。* **小林製薬の動向** * 紅麹問題の影響で売上が急減したことを受け、健康食品などの通信販売事業を12月で終了することを発表しました。 * 通販売上は半減していた模様です。 * 話者は、信頼できるメーカーでも問題は起こりうるため、サプリメントの利用には注意が必要だと改めて警鐘を鳴らしています。* **大人のADHDへの新アプローチ** * 千葉大学の研究で、大人のADHDに対し、通常の診療に加えてオンラインでの認知行動療法が有効であることが示されました。 * この治療法は、公認心理師や臨床心理士によるマンツーマン形式で行われます。 * 話者は、この研究が実用化されるにはまだ課題があるとしつつも、薬物治療だけでは改善が難しい患者にとって重要な選択肢になると述べています。* **破傷風トキソイドの出荷停止** * 田辺三菱製薬は、製造工程の検証に疑義が生じたため、破傷風トキソイドの出荷を停止しました。 * これは特に救急現場での影響が懸念されており、話者は深い傷を負った際の破傷風リスクについて触れています。* **がん患者へのワクチン接種** * 名古屋市立大学東部医療センターに、がん患者を対象とした「予防接種外来」が開設されました。 * 治療で免疫力が低下するがん患者に対し、肺炎球菌や帯状疱疹などのワクチンを計画的に接種し、合併症を防ぐことを目的としています。 * この取り組みは、話者の知人である感染症の専門医が中心となって進めているとのことです。

サマリー

このエピソードでは、小林製薬の通販事業の終了、大人のADHDに関連するオンライン認知行動療法の効果、破傷風トキソイドの出荷停止、さらにがん患者へのワクチン接種外来の新設について話し合われます。

00:03
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからの ご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームから ぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、毎週木曜日は、 今週の今日も心身医療ニュースをやっておりますが、
横クレア3本とお伝えしたんですけど、 4本、今日、ちょっと扱おうかなと思いまして、
小林製薬の通販終了
1本目が、小林製薬の続報ですね。
2つ目が、大人のADHDにちょめちょめが効くっていう、 具体的なオンライン認知行動療法なんですけれども、
それの記事が出てましたんですよ、2本目。
3本目が、破傷風トキソイドの話ですね。 これ、ちょっとびっくりしましたけど。
4本目が、がん患者に対するワクチンの話を、 4本目で取り上げたいなというふうに思います。
ちょっと今週は渋めのニュースが多いですね。
まず1本目が、7月の8日の日経新聞のニュースですけれども、
小林製薬自社サイトでの通販、12月終了、 紅麹問題で売上急減っていうような、
そんな記事のタイトルになっております。
冒頭だけ読ませていただくと、小林製薬は8日自社サイトで、 健康食品などの通販を12月に終了すると発表した。
通販事業はサプリメントが主要商材で、 2024年3月に紅麹減量を含むサプリによる健康被害問題の公表後は、
売上高が落ち込んでいたということでなっております。
これはそうでしょうねっていう感じですね。
一応その次の段落にも書いてありますけれども、ほぼ半減みたいな感じになっているみたいで、
通販事業に関してはですね。
ここに関してはもう完全に撤退していうことになるみたいですね。
ただ小林製薬、別に通販以外でも普通にOTCというか、
薬局、ドラッグストアで買えるような薬も結構ありますし、
そこで生き残っていく戦略なんだろうというふうに思うんですけれども、
ただやっぱり紅麹問題は非常に大きいなというふうに思いますし、
やっぱり本当にこれ以前から言ってますけど、やっぱりサプリは注意しないと、
小林製薬って比較的名乗り入れた信頼できるメーカーの一つかなというふうに思ってたんですけれども、
そういうところですらこういうことが起きるんで、
いろんなメーカーが品質が保証されていないサプリとかっていうのを作ってるじゃないですか、
そういうのは本当に気をつけたほうがいいなというふうに改めて思わせる時代だったなというふうに思いますね。
かなり影響が大きかったと思います。
ということで、続きまして、
大人のADHDとオンライン療法
7月11日の金曜日の医療介護CBニュースの記事ですね。
記事のタイトルが、「大人のADHD・オンライン認知行動療法が有効!千葉大の研究グループ!」というような記事のタイトルになっております。
書き出しだけ読ませていただくと冒頭だけ読みますが、
千葉大医学部付属病院認知行動療法センターの清水栄二教授らの研究グループは、
11日、注意・血症・他道症・ADHDの生殖に対して通常の診療に加え、
医療機関のセラピストである高齢心理師や臨床心理師によるオンラインでのマンツーマン認知行動療法を実施したところ、
一定の効果があることを明らかにした。」というような記事の書き出しになっております。
これは、結構こういうオンライン心理療法の研究って、
もうこの2年ぐらいかな、2年、3年ぐらい、すごい多く出てきていて、
いろんな疾患、いろんな病気に対してのオンラインでの介入というのがされているんですけれども、
今回は特にADHDに関して、清水先生って非常に有名な先生なんですけれども、
特に認知行動療法系で有名な先生なんですけれども、
先生らのグループが効果があるということを報告したというような、そんな形になっております。
ただ、これは当然ですけれども、保険診療外になっている、
今回、多分研究なんで保険診療外になっていると思いますし、
実際のところ、実臨症でやっていくのって結構難しいんじゃないかなというふうに思っていて、
もちろん対面とオンラインの効果の比較って結構いろんなところでされていて、
オンラインでも一定の効果が出ているのは他の疾患でもあるんですけれども、
他の病気でもあるんですけれども、
これをもとに医療の範疇でどういうふうにやっていくかというのは今後の課題かなというふうに思ったりしますね。
という感じです。詳しくは記事を読んでいただけたらと思うんですけど、
具体的には週1回50分を12回やるっていう結構しっかりした形の認知行動療法なんで、
効果が出るようなっていう感じですね。
あとはADHDはお薬あるんですけれども、
やっぱり当然ですけれども、お薬の副作用とかもありますし、
お薬の治療だけでうまくいかない方って言っていらっしゃったりもしますので、
やっぱりこの辺の心理療法と組み合わせていくっていうのは非常に大事かなというふうに思いますね。
という感じでした。
ちなみにですね、この公認心理師のCが間違えておりますので、
CBニュースの担当者さん、修正しておいていただけたらと思います。
多分聞いてないですが。
続きましてが3番目。
破傷風トキソイドの出荷停止
3番目ね、これ非常にびっくりしましたけれども、
日韓薬業っていうのがあるらしくて、そこの記事ですけれども、
記事のタイトルが、
破障風トキソイド出荷停止に製造工程の的確性検証で疑義。
田辺三菱っていうことになっております。
これちょっとね、全文読めないんですけれども、
田辺三菱製薬は陳抗破障風トキソイドについて、
9日から出荷停止することを医療関係者向けサイトで周知したっていうことになっております。
なんか的確性の検証に疑義が生じてるっていうことだそうですけれども、
ちょっとどういう疑義が生じてるのか分からないですけれども、
でもこれ非常にね、特に救急現場では問題になると思いますね。
何年間の先生がXで投稿されてましたけれども、
特に破障風菌ってね、
破障風っていう病気ですね、過去のものと思われがちなんですけれども、
今ワクチンを打ってるからほとんど見ないっていう、
私自身もね、実は破障風の患者さんって見たことないんですけれども、
いう感じなんですけれども、
ただ、普通にね、菌自体はいるんですよね。
だからそういうちょっと深めの傷を負った方とかは、
当然ね、洗ってきれいにするんですけれども、
それに加えてこの破障風毒素で使うっていうのはあったりするんですよね。
なんですけれども、これがどれぐらいの出荷停止になるのか分からないですけれども、
一時的にでも使えないっていうことになるので、
これはね、ちょっと破障風のリスクはね、上がるんじゃないかなというふうに思って、
思っております。
で、破障風ってね、本当に、私自身も本当に見たことないんですけれども、
結構ね、重症な方、すごい重症になる病気なんで、
ちょっと向こう多分数ヶ月とかって出荷停止になると思うんで、
出ないといいなというふうに思っております。
っていうのが3つ目のニュースでした。
で、4つ目はですね、
4つ目はですね、ちょっとうちはネタというか知り合いが出ていたんで、
ご紹介しようかなと思うんですけれども、
これ7月の11日の中日新聞のニュースですね、
記事のタイトルが、
「がん患者にワクチンを名古屋市立大東部医療センターに予防接種外来!」
というような、そんな記事になっておりまして、
冒頭、市立大医学部付属東部医療センターで、
4月から主にがん患者を対象に肺炎吸収ワクチンや、
体調保診ワクチンなどの予防接種外来が始まったと。
治療を過程で免疫力が落ち、他の病気にかかりやすくなるがん患者に対し、
ワクチンを計画的に接種することで、治療の遅れを防ぐ狙いがある。
予防接種についてがん患者に専門的な助言をする外来は、
県内ではほかにないということで、
愛知県長林でそういう試みがされているということで、
で、この写真に出ているのが伊藤教授ということで、
伊藤教授はですね、実は私の超知り合い、親友みたいな感じで、
しんしん健康TVのYouTubeにも出ていただいたこともありますけれども、
もう感染症診療のプロフェッショナルのお一人ですけれども、
こういった形で、感染症の専門家としてですね、
がん患者さんに説明の機会を設けるっていうのは、
非常に画期的というか、いい試みだなというふうに思って、
ご紹介させていただきました。
はい、ということで、
じゃあ最後しんしんジャンケンにいきたいと思います。
いきますよ。
しんしん、ジャンケン、ジャンケン、
チョキ!
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お相手はないかにのたけでした。
きょうみしんしん。
09:38

コメント

スクロール