【今週の興味シンシン医療ニュース】
・「嵐」の影響がこんなところに!!
・男性がん患者会の役割
・「ヒット薬」薬価引き下げ67%!!
・フェンタニルが「大量破壊兵器」に指定⁉️
https://note.com/naikaitakeo/n/n3e826b2c0a0e
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお先生による「心身健康ラジオ」、今回の放送では最新の医療ニュース4本を中心に解説されています。
**1. 嵐のラストツアーで医学会が日程変更**
日本リウマチ学会が、2026年4月に福岡市で開催予定だった学術集会の日程を1日前倒しするというニュースです。理由は、同地でアイドルグループ「嵐」のラストツアーが開催されることによる宿泊施設の不足です。
たけお先生は、過去に札幌で国立大学の試験とコンサートが重なりホテルが取れなかった事例を挙げつつ、数千人規模が参加する医学会において宿泊先の確保は死活問題であると指摘。4ヶ月後の学会でも宿が取れなくなる現状がある中、2026年というかなり先の予定ですら変更を余儀なくされる「苦渋の決断」に驚きを示しました。また、ご自身が関わる学会でも同様の事態がないか確認が必要だと感じたそうです。
**2. 男性がん患者限定のサロン開催**
札幌の斗南病院などで、男性がん患者が集まり悩みを語り合う「患者サロン」が開催されているという記事です。男性は弱みを見せたくない傾向があり、一般的な患者会は女性参加者が多いのが現状です。
先生は、「話すことは手放すこと」であり、当事者同士の語り合いには大きな癒やし効果があると評価。特に前立腺がんなど男性特有のがんや、男性ならではの悩みは共感を得にくい場合もあるため、男性限定で気兼ねなく話せる場の重要性を強調しました。
**3. ヒット薬の薬価、最大67%引き下げへ**
厚生労働省が、年間販売額が3000億円を超える医薬品の薬価を最大67%引き下げる新ルールを固めたというニュースです。高額な新薬による医療費増大を防ぐ狙いがあります。
先生は、医療費抑制の流れは避けられないとしつつも、極端な引き下げは製薬会社の競争力や創薬意欲を削ぐことになりかねないと懸念を示しました。日本の創薬力が落ちるリスクもあるため、難しい問題であるとコメントしています。
**4. トランプ氏、フェンタニルを「大量破壊兵器」に指定か**
トランプ次期米大統領が、麻薬「フェンタニル」の米国への流入を問題視し、これを「大量破壊兵器」に指定する方針を示したという報道です。米国ではフェンタニルの乱用による死者が年間数万人にのぼり社会問題化しています。
先生は「虚構新聞かと思った」と驚きつつ、医療現場、特に緩和ケア領域においてフェンタニルは「なくてはならない必須の鎮痛薬」であると強調。乱用問題は深刻ですが、薬そのものが悪であるかのような誤解が広がらず、正しく医療に使われるべきものであると訴えました。
**その他**
放送の最後には、高次脳機能障害の支援法成立や、高額療養費制度の負担上限引き上げが見送られた件、インフルエンザ治療薬の買い占め報道などについても触れられています。
サマリー
このエピソードでは、嵐の影響で日本リオ町学会が日程を変更し、男性がん患者会の活動や医薬品の価格引き下げ、フェンタニルの大量破壊兵器指定について議論されています。特に、男性同士で語り合う場の重要性と麻薬問題の深刻さが強調されています。