■本日ご紹介する書籍
国立がん研究センターのがんになったら手にとるガイド
https://www.shogakukan.co.jp/books/77803650
破格の1100円‼️👀
★こちらからPDF・電子書籍が無料でみられます★
https://ganjoho.jp/public/qa_links/book/public/tenitorugaido.html#01
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏がパーソナリティを務める「心身健康ラジオ」の放送内容要約です。今回は、2日連続の書籍紹介として、2023年12月12日に出版されたばかりの『国立がん研究センターの がんになったら手にとるガイド』(小学館クリエイティブ)を取り上げています。
**【紹介のきっかけ】**
たけお氏は前日、中学校の授業に登壇し、100名以上の1年生に向けて「がん教育」を行いました。その準備や講義を通じて、がんについて学ぶのであれば「この1冊があれば十分ではないか」と強く感じたのが本書です。ちょうど授業の直前に10年ぶりの改訂版が出版されたというタイムリーな背景もあり、今回の紹介に至りました。
**【書籍の概要】**
本書は、がん情報の信頼できるポータルサイトとして知られる「がん情報サービス」の内容を一冊の書籍にまとめたものです。2015年の初版から約10年ぶりの改訂となり、内容は最新のものに刷新されています。
構成は、本編の解説書と、別冊付録の2部構成になっています。
**【本編の内容:全7章の網羅的なガイド】**
本編は以下の7つの章で構成されており、医療面から生活面まで幅広く網羅されています。
* **第1章**:がんと診断された時、治療前に知っておきたいこと
* **第2章**:がんのを知るための検査とその目的
* **第3章**:治療法を考える(がん治療の基本)
* **第4章**:治療中の体に起きること(副作用と対処法)
* **第5章**:療養中に考える暮らしのこと
* **第6章**:がんの治療、その後
* **第7章**:がんの治療とお金、療養を支える制度
たけお氏は、特に第5章以降の「生活面」「暮らし」「お金」に関する記述が充実している点を高く評価しています。単なる医学的な治療解説にとどまらず、がんになった後の人生をどう送るかという視点がしっかりと盛り込まれています。
**【注目ポイント1:信頼できる「体験談」】**
各章の終わりには、合計34の「体験談」が掲載されています。インターネット上には個人の特殊な事例や偏った情報も多い中、本書の体験談は一般的で多くの患者さんが共感・理解しやすい内容になっています。これから治療に向き合う人にとって、非常に参考になる「あやしくない」等身大の情報が得られる点が魅力です。
**【注目ポイント2:別冊付録「私の療養手帳」】**
本書には『私の療養手帳』という64ページにわたる別冊付録がついています。これは、自分自身の病状や治療経過、その時々の気持ちを書き込めるノートです。自分の状況を客観的に整理できるだけでなく、医師や家族に自分の状態を正確に伝えるためのツールとしても非常に有用であると推奨されています。
**【衝撃の事実:全文無料公開と価格】**
本書の価格は税込み1,100円と、このボリュームにしては破格の設定です。しかし、それ以上にたけお氏が驚きを持って伝えているのが、「がん情報サービス」の公式サイト上で、**この書籍の全文がPDFや電子書籍として無料で公開されている**という事実です。
通常、出版権などの関係で難しいはずの全文公開がなされているのは、公的な資金が入っているためではないかと推測されますが、いずれにせよ読者にとっては大きなメリットです。
たけお氏は、現物を手元に置きたい人は書籍を購入し、まずは内容を確認したい人はWebで読むという使い分けを提案しています。特に付録の「私の療養手帳」に関しては、PDFを印刷して書き込んで使うのも良い方法だと述べています。
**【結びに:がんになる「前」にこそ読んでほしい】**
書籍のタイトルは『がんになったら手にとるガイド』ですが、たけお氏は「がんになる前から知っておいてほしい情報がたくさんある」と強調しています。
いざという時に慌てないための予備知識として、また、がん情報の決定版として、**「がんになる前に手にとってほしいガイド」**であると結論づけ、ぜひ一度目を通してみてほしいとリスナーに呼びかけています。
サマリー
国立がん研究センターの書籍「がんになったら手にとるガイド📖10年ぶりの大改訂‼️」が紹介されており、がんに関する情報が一冊で網羅されていることが強調されています。特に体験談が豊富で、有益な内容が刷新されており、がんになる前から知識を得ておく重要性が語られています。