2023-11-14 10:35

《782》肺炎と人生

本日の資料はこちら

『ストップ!肺炎』

https://www.jrs.or.jp/activities/guidelines/file/stop_pneumonia_2021.pdf


こちらも合わせて(吉松先生とのYouTubeLIVE)

https://youtube.com/live/rgkmDhaznOI?feature=share

00:02
内科医たけおの 心身健康ラジオ 皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニック からだと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっとやくにいたす小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開ラマーシュ録や、皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日はですね、昨日のYouTubeライブに引き続きの肺炎のお話をしていこうと思うんですけれども、
昨日ですね、11月の13日、月曜日、YouTubeライブはですね、イギリスから特別ゲストの吉松由貴先生をお招きしてですね、肺炎、特にご遠征肺炎のことをね、いろいろ語らせていただきました。
非常にね、毎回ゲストをお招きする回ってね、神回になるんですけれども、昨日も例に漏れず神回でしたね。
肺炎から人生を考えるみたいな、そんな感じで、今日のテーマもちょっと肺炎と人生っていう謎のテーマにさせていただきました。
けれども、でもね、やっぱり、特にご遠征肺炎に関してはね、本当にその方がね、どう生きたいかとかですね、その人の価値観っていうのはすごい反映される病気だなというふうに改めて思いましたし、
あとは私がですね、全くあい考えで、ウィリアム・オスランがですね、肺炎は老人の友っていうやつを出したらですね、そのうんちこをですね、吉松先生がいろいろ教えていただいて、すごい勉強になる回でよかったです。
ちょっと今回肺炎を扱うにあたってですね、いろいろ資料がないかなと思って調べていたらですね、この日本呼吸器学会ですね、呼吸器内科の先生がほぼ皆さん入っているであろう学会からですね、これいつだったかな、2021年ですね。
だから一昨年にですね、これ多分改定版って書いてあるんで、元の版があったんだろうと思うんですけれども、それの改定第一版でストップ肺炎っていう資料を出していたんですね。
非常にいい資料だったんで、ちょっとね、50ページぐらいあるんですけれども、今日はね、これをちょっと一緒に読み取っていこうかなというふうに思います。
ただですね、50ページ全部やるのは不可能なんで、ちょっと目次の、2ページ目の目次をご覧いただくとですね、こういう構成になっていて、まずは肺炎の一般的事項から始まって、風邪、インフルエンザ、今ちょっとインフルエンザだいぶ流行ってますけども、などのウイルス感染予防をしばらく広げないためにということで、
その感染対策のお話ですね。で、あとはワクチンですね。ワクチンによる肺炎の予防。特にインフルエンザワクチンと肺炎激予防ワクチンですね。これすごい大事なんで、書いてあるんですけれども。
で、続いて栄養管理と接触、食事ですね、への配慮、肺炎とタバコの関係、航空機や肺炎を早く見つけるために、で、これ時期は時期だったんでっていうこともあると思うんですけれども、最後新型コロナウイルス感染症、COVID-19っていうような、そんな構成になっているものなんですけれども、
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さすがに全部はやめないんで、今日はですね、この、特にこの栄養管理と接触への配慮、19ページですね、ここと、あとは航空ケアですね、31ページのところ、ここでちょっと一緒に見ていこうと思います。
というのは、昨日のYouTubeライブでもお話ししたように、結構ね、栄養と肺炎ってね、すごい関係あるんですよね。で、私自身も、昨日ちょっとご紹介した、そのJPEPっていう抗炎性肺炎に対する、
職種連携のプロジェクトみたいなの、今年で3年目なんですけれども、ずっと初期から関わらせていただいてるんですけれども、その中で栄養をですね、担当することがね、多かったんですね。
多かったというか、今でもそうなんですけれども。で、私自身は全く栄養の専門家ではないんですけれども、改めてですね、このレクチャーの動画を作ったりとかするのにあたって、この栄養と肺炎の関係とかですね、
ですね、低栄養、フレールってね、聞いたことあるかもしれないですけれども、それと肺炎のことをね、結構レクチャーの中にも盛り込んだりしたんで、そこら辺をね、知っていただきたいなというふうに思います。
はい、ということで、19ページですね。PDFで言うと21ページですね。そこからちょっと一緒に見ていこうと思うんですけど、まずは1ページ目ですね。肺炎を起こさないために栄養不良、低栄養を防ぎましょうということで、
で、低栄養を防ぐためにタンパク質が豊富で栄養バランスが取れた食事をとり、早い入れ歯の調子を務めましょうということで、これ昨日ね、まさにありましたよね。はい。で、3つ目ですね。食べ物を誤演しないために食事に工夫し、食事中の姿勢を整え、食べ方に注意しましょうということで、これ本当にその通りですね。
仕方とかっていうのも大事ではあるんですけれども、その前にね、この口の中をいかにきれいにしておくかって、航空ケアって言いますけどね、後からも出しますけれども、そういうものとか、あとはポジショニングですね。もうそれは誤演するでしょうみたいな体制でね、食べられていることとかもあったりしますし、あとはちゃんとね、覚醒して、意識がちゃんとした状態で食べていただくとかですね、この辺もすごい重要になってきます。
はい。で、まずはその20ページ目です。
20ページ目ですね。PDFで言うと22ページ目ですけれども、いろいろ書いてあります。いろいろ書いてありますが、特に誤演が起こしやすい方に関しては、上から2、4、5個目とかですね、食べ物を誤演しないためにとろみをつけるような工夫をしましょうということで、このラジオではですね、1回コーヒーにとろみをつけたやつをね、食べる実演させていただきましたけれども、
本当にね、サラサラの水とか、
でね、誤演するとかっていうのもありますし、
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あとは、まあ昨日も話で出ましたけれども、
唾液でね、誤演して肺炎になるっていう方とかもいらっしゃるので、
この辺はね、
まあさすがに唾液にとろみとかって無理なんですけれども、
あの、注意していただきたいなという風に思いますし、
あとは食事の形態の工夫ですね。
この辺もすごい重要になってきます。
で、具体的にはですね、
えっと、
23ページ目以降かな、
あ、24ページ目以降かな、
えっと、
えっと、
PDFで言うと26ページになりますけれども、
え、接触への配慮と肺炎予防っていうことで、
えっと、いろんな工夫とかですね、
え、やるべきことってのが書いてあります。
で、まずは、えっと、食事の工夫ですね。
えっと、お茶や味噌汁でむせるっていう時には、
やっぱりタイミングを合わせにくい食品なので、
とろみづけをすることでタイミングを合わせやすいようにしますとかですね。
あとは、まあ固形物でむせる場合ですね、
このパラパラになるのはね、
肺炎のリスクがね、非常に高いんですよね。
だから、固形に、均一で固形になっているものですね。
これ以前のね、国家試験でチャレンジのところでもやったと思うんですけれども、
むせにくい食品っていうのがあるので、
まあゼリー状のものとか、
そういうものが可能であれば、
そういう対応をするとかですね。
ただまあ、ちょっとね、普通の食事とだいぶ違うようになってしまうんで、
まあそれはね、患者さんとか、
まあやっぱり、
食べてる方にとっては、ちょっと嫌っていうこともあるので、
まあこの辺はね、ちょっとその、
昨日の話じゃないですけど、
楽しみをとるか、
その、誤嚥の予防をとるかっていう、
そんな話になってきますけど、
まあそういうのもありますね。
で、あとは、
えっと、姿勢を整えるっていうことで、
これポジショニングって言いますけれども、
これね、本当にね、
まあ皆さんもね、
一回やっていただきたいんですけど、
顎をね、上げたまま物を飲んだりするとですね、
これ確実にね、むせます。
あの普通の人でもね、
顎を上げて、
手をダラーンとした状態で、
で、足をね、つかない状態で、
水を飲んだりするとね、
確実に後援します。
これね、あのJPEPの中でもね、
実演してもらったりするんですけども、
はい、それぐらいね、顎を引くってね、
これ、医療者は分かると思うんですけれども、
その喉に、喉に管を入れる、
気管疎開っていうのがあるんですけど、
これとね、同じポジションなんですね。
スニッピングポジションって言いますけども、
顎を上げて、
えっと、首を前に出すとですね、
これ確実に後援するんで、
はい、こういう姿勢じゃなくて、
こう、顎をちゃんと引いてですね、
まあ、なんなら頭の後ろに、こう、枕とか、
まあ、枕はちょっと高いかな、
あの、タオルを数枚入れたいとかして、
ちゃんと顎を引いた状態で、
食べていただくとかっていうのが非常に重要ですね。
はい、で、あとは、食べるのに集中するですね、
テレビをつけておいたりすると、
そっちの方に意識が向いたりとかっていうことになってしまいますし、
あとは、一口量ですね。
えっと、実はね、咀嚼と咽喉って違うんですけれども、
咀嚼って、その、ちゃんとね、こう、噛んで、
えー、
砕くっていうことなんですけれども、
それと飲み込みってね、えっと、
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まったくイコールではないんですけれども、
ただ、当然、一口量が大きいと、
誤飲しやすくなるんで、
まあ、この辺は注意が必要ですっていう感じですね。
はい、ということで、えっと、その次のページから、
まあ、そうですね、その次のページに、
具体的に、えっと、誤飲しやすい食品っていうのが書いてあって、
で、その右側に対策っていうのが書いてあるんで、
これはね、あの、ぜひ、まあ、その、
ご自身は、そういうリスクはなくてもですね、
例えば、
えー、ご家族さんとかですね、あとは介護に、
介護の職に就いておられる方とかですね、
ぜひ知っておいていただきたいなというふうに思います。
はい、あ、ということで、
もう、これで10分ぐらいになってしまいましたけど、
まあ、最後にちょっとだけ航空ケアをお話ししますけれども、
まあ、昨日もね、航空ケア、
あの、話の中に出てましたけれども、
えっと、PDFで言うと33ページかな、
えっと、これでいくと31ページですけれども、
航空ケアはね、本当にね、
抗炎性肺炎にはすごい大事なんですね。
で、結構ね、やっぱり口の中、
ね、環境の悪い方ってね、結構いらっしゃいます。
なので、えっと、その口の中をね、
きれいにするだけでね、
えっと、繰り返していた肺炎、
特に抗炎性肺炎に予防できたりするっていうこともあったりするので、
この、えっと、この、えっと、図1かな、
に、えっと、その実際のね、データも出てますけれども、
本当にね、航空ケアをやる、
それだけで、え、結構ね、
え、抗炎性肺炎の予防できるっていうのはね、
あの、データでも示されているんで、
あの、ぜひ知っておいていただきたいなというふうに思います。
はい、ということで、
今日もチャンスな1日でありますように、
お会いいただきたいなだけでした。
興味津々。
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