1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
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2025-07-27 07:50

《1296》『終末期』と『人生の最終段階』は同じ?違う?治療拒否権は?

【たけおが聞きたい】

質問1

「終末期」と「人生の最終段階」は同じ?違う?

(違う場合、どう違う?

質問2

治療拒否権は認めるべき?


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《AI要約》誤字はご容赦!

以下は、内科医たけお氏による音声の要約です。


### 内科医たけおの心身健康ラジオ:視聴者への2つの問いかけ


* **企画の趣旨**

* 内科医たけお氏が視聴者に質問を投げかける企画「たけおが聞きたい」。

* きっかけは、日本サイコネフロロジー学会の特別講演(倫理学)を聞き、医療者と一般の方の認識の違いについて考えたため。


* **質問1:「終末期」と「人生の最終段階」の違いについて**

* 「終末期」と「人生の最終段階」という2つの言葉は、同じ意味だと思うか、違う意味だと思うか。

* もし違うと考えるなら、どのように違うのか。

* 思考のヒントとして、予後予測が完璧にできたと仮定し、「余命1ヶ月」「3ヶ月」「6ヶ月」「1年」「3年」「5年」の患者は、それぞれどちらに当てはまると思うか。どこかに線引きはあるか。

* この問いは、国のガイドライン等でも使われる言葉の解釈が、医療者間や一般の方との間で異なるのではないかという問題意識に基づいている。


* **質問2:「治療拒否権」について**

* 患者が治療を拒否する権利(治療しない選択をする権利)についてどう思うか。どこまで認めるべきか。

* この問いは、患者自身の希望で透析を中止した事例(ふっさ病院のケース)など、現実の医療現場で起こる倫理的な問題に関連する。

* 具体的に、以下のようなケースについてどう考えるか。

* 医学的にメリットがデメリットを上回る治療を、患者が拒否した場合。

* どの治療法も最善とは言えない状況で、「治療しない」という選択肢はあり得るか。

* 腎臓病における透析をしない「保存的腎臓療法(CKM)」は、「治療拒否」にあたると思うか。


* **視聴者への依頼**

* 上記の2つの質問に対し、医療関係者か一般の方かを問わず、率直な意見をコメントで寄せてほしい。

* 「これらの言葉を初めて聞いた」「あまり使わない」といった意見も歓迎している。

サマリー

日本最古のネオロジー学会での講演を基に、『終末期』と『人生の最終段階』の違いが考察されています。また、治療拒否権に関する倫理的な問題も取り上げられ、医療者と一般の認識の相違についても触れられています。

講演からの考察
内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームから是非お寄せください。
あなたのご質問、お待ちしております。
ということで、今日は、超久々、いつぶりかな?数回、いつぶりだと思うんですけれども、
たけおが聞きたいをやりたいと思います。
というのは、昨日から日本最古のネオロジー学会の36回大会が大阪で開催されております。
その中で、初日に特別講演というのがございまして、
YouTubeでもご案内いただいてたんですけれども、
京都大学の倫理の教室の教授の小沢先生という先生が、倫理のお話をされたんですよね。
これですね、非常に面白かったんですけれども、
その中で専門職、我々、医療者と医療者でない一般の方との認識の違いを
ちょっと聞いてみたいなというふうに思う案件がありまして、
それで今回の放送にしております。
結論ですね、ちょっとこれ、是非考えていただきたいんですけれども、
週末期と人生の最終段階、これは同じですか?違いますか?
もし違うんだったらどういうふうに違うかというのを、
是非、チャット、コメント欄に入れていただけたらなというふうに思います。
これちょっと私なりの回答もあるんですけれども、
それ言ってしまうとですね、多分そっちの方に引っ張れるかなというふうに思いますので、
ご自分なりの思うこと、原点で思うこと、こんな感じじゃないかみたいなのを
書いていただけたらなというふうに思いますし、
あとは、こういう言葉をあんまり使わないとかですね、
例えば、週末期に関しても人生の最終段階に関しても、
初めて聞いたっていう、週末期初めて聞いたっていう方がいらっしゃらないかもしれないですけれども、
いう方がいればそれも合わせて書いていただけたらなというふうに思います。
なぜこれを聞くかというとですね、実は、
これ医療職はご存知の方も多いかもしれないですけれども、
厚生労働省とかですね、あと日本統制医学会もですね、
やっぱりこういった指針とかガイドラインっていうのを非常に多く作ってきてるんですよね。
その中で、週末期っていうものがタイトルにあるものと、
あと人生の最終段階っていうのをタイトルに関しているものとかあってですね、
この辺のニュアンスの違いって、
医療者の間でもね、多分違うかなというふうに思いますし、
まして一般の方とは結構異なってるんじゃないかなというのが、
個人的な仮説でございまして、
その辺りちょっと聞いてみたいなというふうに思った次第です。
あともっと言うとですね、その講演の中で触れられてたんですけれども、
終末期と人生の最終段階の違い
治療拒否権ですね、これに関してどう思うかっていうのを
併せて教えていただけたらなというふうに思いまして、
というのは、今回の講演の中でもですね、
福生病院のことって、我々陶石に関わる医療者は
必ず知ってるものなんですけれども、
ただその福生病院では陶石を最終的に辞められたんですけれども、
それがまずそもそも人生の最終段階なのかっていうこともそうですし、
あとはご自身の希望としてですね、
その陶石を辞めたいっていうふうな希望をされたんですよね。
その後ちょっとやっぱりもう一回やりたいみたいなやり取りもあったらしいんですけれども、
ただ少なくともその治療を辞めるっていうふうに宣言されたのは間違いない事実で、
これをですね、もうちょっと一般化して考えると、
自分がされている治療を拒否する権限、
もしくはその治療をやらないっていう選択肢ですね、
それをどこまで認めるべきかみたいな話があって、
これは非常に倫理的な問題なんですよね。
明らかに医学的にやるメリットがデメリットを上回る、
けどやらないっていうふうに言われた場合とですね、
あとは最近言ってるその医療には正解がないっていうことでいくと、
どれをとってもベストな選択肢はないかなっていう感じで、
どれをとってもベターな選択肢になり得ないっていう場合に、
治療をやらないっていう選択肢を、
その中の選択肢の一つとして入れるかどうかみたいなですね。
これなので、もうちょっと詳しく言うと、
人体体療法ですね、移植とか透析とかですね、
そういうものをやらない選択肢っていうのが、
今保存的腎臓療法っていう、
コンサーバティブキルニーマネジメント、CKMっていうことになってきてるんですけれども、
これは治療拒否に当たるのかみたいなことも、
一緒に考えていただけたらなというふうに思います。
これ腎臓病に限らずですね、
例えば人工呼吸器とかでもそうですし、
あと何でもいいですか、
例えば輸血をするとかですね、
こういう医療行為に関しても、
アドバンスケアプランニングの中の事前指示、
アドバンスディレクティブっていうのの中にね、
こういう治療行為をやるやらないみたいなことが入ってくると思うんですけれども、
その辺の治療拒否権に関して、
皆さんがどう思われるかっていうのも、
合わせて聞きたいなというふうに思っております。
ということで、その2点ですかね、
人生の最終段階と終末期は同じなのか違うのか、
治療拒否権について思うことをぜひ、
今日のこの放送のコメント欄に入れていただけたらなというふうに思います。
あとですね、ちょっと前半の話題に関連して、
ちょっと具体的なことがないとわからないみたいなことを、
もしかしたら言われるかなと思って、
例えばですけどね、
これ、用語予測って非常に難しいんですけれども、
用語予測ってその方がどのくらい生きられるかっていう予測をするんですけれども、
用語予測が仮に完璧にできたとして、
じゃあ、余命1ヶ月の方、この方は終末期ですか、
人生の最終段階ですか、いかがですか。
余命3ヶ月の方は、余命6ヶ月の方は、
余命1年の方は、余命3年の方は、
余命5年の方は、みたいな感じで、
もし違いがあるとすればですね、
どこまでが終末期で、どこまでが人生の最終段階なのかっていうのをですね、
ちょっと具体的な数字で考えていただくと、
治療拒否権の倫理
よりいいんじゃないかなというふうに思いました。
ということで、久々のタケオンが聞きたいございました。
ぜひ、多くのコメントお待ちしております。
あと、拡散していただいて、
ちょっとこれ、なんかアンケートを取ってもいいかなとも思ったんですが、
アンケートの取り方がちょっと難しいんで、
ちょっとアンケートを、もし今後仮に取れるとしたら、
ちょっとやり方考えたいなというふうに思いました。
ということで、じゃあ最後、しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、ぐっ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
ホワイトアナヒカリのタケオンでした。
興味津々。
07:50

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