薬と健康の重要性
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
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あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はですね、これ全然私じゃなかったんですけれども、
リスナーの方に教えていただいて、リクエストですかね、ということで、
薬と健康の習慣というのが実は、
おととい一昨日の10月の17日から始まっておりまして、
それに関連する資料をですね、
厚生労働省と日本薬剤記者会が連名で出しておりましたので、
それをですね、ご紹介してみたいと思います。
PDFでいうと20ページ分のPDFですけれども、
知っておきたい薬の知識ということで、
非常にいい資料だったんで、ちょっと一緒に読み取いていきたいと思います。
ちなみになんか表紙にはこの、
そもそも何で10月17日からかっていうのはちょっと私分からなかったんで、
ちゃんとJPTに聞いたんですけれども、
この薬草神祭っていうんですかね、
薬の祖先の神っていうふうに書く薬草神っていうのはあるらしいんですけれども、
それのお祭りが10月17日っていうことで、
そこからの1週間を薬と健康の習慣っていうことになってるらしいですね。
その薬草神のお二人をモチーフにした、
薬の正しい使用法
大国主の御子と大君と、
少な彦南の御子とスクリン、
っていうのがオリジナルキャラクターだそうです。
まあそれは置いといて、
2ページ目にいきますけれども、まず目分辞ですね。
病気や怪我を治すのに役立つ薬。
しかし正しく使わなければ、思わぬ健康被害を引き起こすこともあります。
このリフレットを参考に十分注意をして、
正しく薬を使いましょうということでなっておりまして、
全部で6章構成になってますかね。
まず1つ目が薬の種類を知っておきましょう。
2つ目が薬は正しく使いましょう。
3つ目、副作用に注意しましょう。
4つ目、かかりつけ薬剤師、薬局を選びましょう。
5つ目、OTC医薬品を購入するときは、
薬剤師や登録販売者に相談しましょう。
6つ目、インターネットを利用した薬の購入には、
特に注意しましょうというような形になっております。
あとはマイナカの話とか、電子包装の話が出てますね。
ということで、まず3ページ目いきますけれども、
これはですね、皆さんよくご存知だと思いますけど、
薬の種類はですね、大きく2つに分かれますよっていう、
1つが医療用医薬品、消防船がいるやつですね。
病院、クリニックとかの医療機関で、
消防船をもらって、それを受け取るやつが、
医療用医薬品というふうに言います。
一方でこのOTCですね、オーバー・ザ・カウンター医薬品ですけれども、
これは薬局で、消防船なしで購入できるというものですけれども、
この中にも2つに分かれていて、
用紙の医薬品というのと、一般用医薬品という、
大きく2つに分かれるという感じですね。
という感じになっております。
で、その次のページ行っていただいて、4ページ目ですね。
薬は正しく使いましょうということで、
特に容量、用法ですね、これ非常に大事です。
①薬の説明書をよく読みましょうということで、
説明書もそうですし、あとは必ず薬剤さん、
消防船でもらう場合には薬剤さんの副薬指導というのがありますよね。
それもきちんと聞いていただくというのがいいかなというふうに思います。
特にですね、別の回でも言いましたけれども、
説明書に副作用のことって必ず書いてあるんですけれども、
それを気にしすぎるがあまり、
本当にその副作用が出ているという方もいらっしゃったりするので、
この辺は読んでいただきたいんですけれども、
必ずしもそれが全員に起きるわけではないということもですね、
頭の片隅が入れておいていただきたいなというふうに思いますね。
②薬の飲み方に関する三つの注意点ということで、
①薬を飲むタイミングを守りましょう。
そうですね、これ非常に大事で、
これも以前の放送でもやったと思うんですけど、
食事しないと薬を飲んではいけないとかというふうに思われている方もいらっしゃったりするんですけど、
そうではないものもあったりもしますし、
逆に食前・食後・食間・就寝前・トンプクとかですね、
この辺は知っておいていただきたいですし、
特に食間ですね、ここにも書いてありますけど、
食間って最近あんまり使うことないんですけれども、
むしろ食間って食事中に飲んでしまう方とかいらっしゃったりするので、
むしろ食後2時間とかですね、食事の前とかですね、
そういうふうな書き方で書くことが多いですけれども、
でも今でも食間って書いてあったりするものもあるので、
この場合には本当に食事と食事の間に飲むっていうですね、
だから食事中ではないっていうことはね、
これはちょっと意外と穴かなというふうに思います。
ポイントの2つ目ですね、
薬を飲む量や期間を守りましょうっていうことで、
これもね、いつも言っている話ですけれども、
飲みすぎもそうですし、あと飲まなさすぎ、
ご自身が飲みすぎて、
ご自身で自己調節して、例えば
抗生物質の定められた期間飲まないとかですね、
こういうのは逆に体積のリスクになるんで、
ご自身にも良くないですし、社会的にはあんまり良くないんですよね。
だから決まった期間飲むっていうのは非常に大事かなというふうに思います。
ポイント3、薬の飲み合わせに気をつけましょうっていうことで、
やっぱり薬が多くなればなるほど、
相互作用って言って飲み合わせの問題出てくるんですよね。
なので、この辺はね、我々医者も注意するんですけれども、
薬剤師さんにも見ていただいて、その飲み合わせとか、
あとは食べ物との飲み合わせですね、
いうのもあるので、この辺は注意が必要かなというふうに思います。
まず3、薬を正しく保管するための3つのポイントっていうことで、
これはまあいいですかね、ポイント1,2,3あって、
湿気に高温を避けて保管、子どもの手の届かないところに保管、
あと、誤飲してしまった時の対応っていうのが書いてあって、
これはちょっとまた見ておいてください。
続いて、このペースでいくと終わらないんで、
4、お薬手帳を活用しましょう。
これも非常に大事ですね。
お薬手帳の重要性
少なくとも医療機関に受診するときには、
必ず必ずお薬手帳を持って行っていただきたいんですよね。
いや、これね、意外と持っていなかったりとか、
いう方が結構多くて、
それだと情報が全部揃わないんで、
こちらもね、
こちらってその医療者側も治療をやりにくくなってしまうんですよね。
例えば、なんか以前使ったお薬で、
なんか調子悪くなったっていう風に言われる方とか、
結構いらっしゃるんですけど、
その場合にこの以前使ってたお薬が何かっていうのによって
だいぶ対応法が変わってくるんで、
それがわからないっていうことになると、
また同じお薬を出してしまうリスクとかもあったりしますし、
これはお薬手帳は医療機関で死んだときには必須と思っていただきたいですし、
それこそ前の保険証に紐づいてお薬情報が見られるように、
同意いただいたら、
ある程度そこで過去のお薬情報を拾うことができるので、
これは非常に重要です。
あとは電子版のお薬手帳でもいいかなというふうに思いますね。
で、丸ごとお薬を飲み忘れたときはということで、
2回目はまとめて飲んではいけませんとか、
あとはどういうふうに対応したらいいかというのを専門家に聞いておきましょう。
これはいいですね。
で、3つ目、副作用に注意しましょうということで、
副作用はいろいろあります。
いろいろありますけれども、
ただ一点念をお伝えしたいことといえば、
先ほど言ったように、
本当にお薬の副作用なのかっていうのは非常に重要で、
これ数日前にハンダイの草先生がね、
ヤフーニュースかなんかでも上げておられましたけれども、
ペリシニアアレルギーっていう、
ペリシニンKっていう抗生物質の種類があるんですけれども、
そのアレルギーと思っていても実は違うみたいなことも結構あるんですよね、これ。
なんですけれども、
実際ペリシニアアレルギーって言われると実際使いにくいのはあるので、
この例えば抗生物質飲んで気持ちが悪くなったとかっていうのは、
これ全然アレルギーではないんですよね。
なので、そこら辺こちら側も今節丁寧に聞かないといけないんですけど、
なかなか医療機関でバタバタしている中で、
それを聞き逃していることとかもあったりするんで、
ここら辺はちょっと薬局とも連動してやる必要性があるかなというふうに思いますね。
OTC薬品の利用
先ほど言っておきます。
4つ目、かかりつけ薬剤子薬局を選びましょう。
これはいつも言っている話ですね。
これはちょっとヒロザルさんにパス。
続きまして、OTC薬品を購入するときには薬剤師や登録販売者で相談しましょう。
これもそうですね。
ユーザー側も賢くならないといけないというのはいつも言っている話ですけれども、
特に今回政治的な問題で多分OTC薬品への流れは、
より進むんじゃないかなというふうに思っていますので、
やっぱりOTC薬品を使うスキルというのも本当に求められてくるかなというふうに思います。
もちろん薬剤師さんとか登録販売者の方に相談して使っていただきたいんですけれども、
それでもやっぱりご自身で、例えば人気度が悪いとかですね、
こういうのってご本人さんが申告しないとわからないんで、
ここらへんは自分の体とか自分の健康にある程度、
自分で責任を持つということも重要かなというふうに思いました。
あとはインターネットを利用した薬の購入には特に注意しましょう。
これはいいですね。
これちょっとね今もう非常に問題になってますけれども、
これは本当に危ないです。
お気をつけくださいという感じです。
では最後だいぶ走りましたけれども、
しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけんじゃんけんちょき!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
お会いできていただきありがとうございました。
しんしん。
