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2025-02-26 09:55

《1170》MRIの素晴らしさについて徹底解説します☝️

【本日のご質問】

"画像撮影についてわからないことがあります🙋‍♀️

①MRI検査とMRCPの検査の違いってなんですか?造影剤を使うか使わないかの違いで合ってますか?

②MRIとMRCPそれぞれ適する臓器撮影があるのでしょうか。それとも造影剤を使えない病気の有無で変わるのでしょうか。

③MRI撮影時に呼吸を一定にしないと画像がブレると聞いておりますが、途中何度か「息を吸ってぇ、吐いてぇ。そこで息を止めてください」と指示がありますよね?そこで☝️、息を吸う時〜吐く時って深呼吸していいのでしょうか。楽に息をする時と明らかに違いがあっても問題ないのでしょうか。

よろしくお願いします🙇‍♀️"



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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


**MRI検査に関するリスナーからの質問への回答**


内科医たけお先生が、リスナーのゆかりさんから寄せられたMRI検査に関する3つの質問に回答しました。


1. **MRIとMRCPの違い:**

* MRCPはMRIの一種であり、膵臓や胆嚢などの消化管の管(胆管、膵管)を詳細に映し出すための撮影方法です。

* 従来は内視鏡を使ったERCPという検査が行われていましたが、MRCPはMRIを用いて同様の画像を得ることを可能にしました。

* MRCPは造影剤を使用せずに、水分を強調して画像化する技術を利用しています。そのため、MRIとMRCPの主な違いは、検査の目的と撮影方法にあります。

2. **MRIとMRCPの適した撮影部位:**

* MRCPは主に胆嚢、膵臓、肝臓などの消化管の管の撮影に適しています。

* MRIはより広範囲な臓器や組織の撮影に利用され、脳、筋肉、靭帯など、様々な部位の診断に役立ちます。

* MRIは水分に強いため、病変部の水分量を検出するのに優れています。

* MRIは、MRAという血管だけを抽出する撮影方法もあり、脳の動脈瘤や血管の狭窄などを発見することができます。

3. **MRI撮影時の呼吸:**

* MRI撮影中に呼吸をすると画像がぶれるため、息を止める指示が出されます。

* 胸部レントゲンのように大きく息を吸う必要はなく、楽に息を止めるだけで十分です。

* 撮影部位によっては、呼吸の指示がない場合もあります。

* MRIの撮影時間は長くなる場合があるが、最近のMRIは性能がよくなっており、多少呼吸をしていても、ある程度の画像はとれる。


**MRI検査の利点:**


* MRIは放射線を使用しないため、被曝の心配がありません。

* 様々な撮影方法があり、多角的な診断が可能です。

* 水分を強調して画像化するため、病変の検出に優れています。

* MRAで血管の様子を撮影できる。


**その他:**


* たけお先生は、MRIを開発した技術者を「天才」と称賛しています。

* 造影剤を飲む場合もあるが、それは見やすくするためである。

* 番組の最後には、恒例の「心身じゃんけん」が行われました。


このラジオ番組では、MRI検査に関するリスナーの疑問に答え、MRI検査の仕組みや利点について詳しく解説しました。


サマリー

このエピソードでは、MRI検査の利点とMRCPとの違いについて詳しく解説されています。内科医のたけおが、画像診断におけるMRIの重要性を説明し、自身の知識を基にさまざまな質問に対して明確に答えます。

MRI検査の基本
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説として申しています。
質問リクエストは、質問フォームの質問箱の方からぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日も質問回答をやっていこうと思うんですけれども、
今日も大変長らくお待たせいたしました。
1月13日にゆかりんりんさんからいただいていたご質問ですけれども、
ちょっと質問長いんで、まず順番に読んでいこうと思うんですけれども、
画像撮影についてわからないことがあります。
①MRI検査とMRCPの検査の違いって何ですか?
増え剤を使うか使わないかの違いであっていますか?
②MRIとMRCPそれぞれ適する増期撮影があるのでしょうか?
それとも増え剤を使えない病気の有無で変わるのでしょうか?
③MRI撮影時に呼吸を一定にしないと画像がブレると聞いておりますが、
途中なんとか息を吸って吐いて、そこで息を止めてくださいと指示がありますよね。
そこで息を吸うとき、吐くときって深呼吸していいのでしょうか?
楽に息をするときと明らかに違いがあっても問題ないでしょうか?
よろしくお願いしますというようなご質問をいただいております。
MRIの特性と利点
ということで、今日はMRIについて厚く語ろうと思うんですが、
これ多分ね、以前のボイシンの時にもMRIについて語った回あると思うんですけれども、
MRIはですね、もうすごいんです。
あのMRIを考えた人はね、なんかもう天才だと思うんですけれども、
医療の領域でですね、よくある画像診断ってですね、大きく3つあってですね、
1つはX線を使うやつですね、普通のX線、念度減のやつもありますし、
あとはCTですね、これも同じくX線を使っているんですね。
これが1つと、あとはエコですね、超音波を使うような検査ですね。
これ結構ね、ポータブルもあったりするので、在宅とかでは非常に有用ですけれども、
そういう超音波を使う検査。
3つ目がですね、この磁場を使う検査ということで、MRIっていうことになってきます。
そもそもMRIですね、画像をあんまり見たことない方いらっしゃるというか、
ほとんどの方はね、MRIの画像とCTの画像を見てもですね、その違いとかよくわからないと思うんですけれども、
MRIってですね、大きく水をですね、白く写すか黒く写すかということで、
2パターンの撮り方があるんですね。これを各々T2強調、T1強調というふうに言うんですけれども、
ちょっと名前を置いておいて、だからMRIってね、いろんなパターンで画像が撮れるっていうのが、
1つ大きなメリットになるんですね。
放射線を使う場合はですね、こういう放射線を使う場合もいろいろあるんですけれども、
でも非常にシンプルにいくと、骨とか白く写るじゃないですか。
レントゲン撮ると骨は白く写ってると思うんですけれども、
空気は黒く写ってると思うんですけれども、
そういうのが水で同じようなことがMRIでできるっていうのが非常に大きな特徴ですね。
そこから派生してね、いろんなパターンの画像が撮れたりするんですけれども、
なので、水をね、なぜ検出するのがいいかというとですね、
例えば皆さん怪我した時とかですね、ジュクジュクするじゃないですか。
こんな感じで、何か病気とか病変があるとですね、基本的には水っぽくなるんですね。
で、それをね、鋭敏に検知できるっていうのがMRIの特徴で、
ただ、空気とかには非常に弱いんですよね。
だから、これちょっと2番目の質問とも関連しますけれども、
その得意な臓器とかですね、得意な領域とかっていうのがあったりするんで、
MRIに関しては特に水、水分に強いっていうことを知っておいていただけたらなというふうに思います。
で、その中でですね、そのMRIの派生で、このMRCPっていうのですね、
これ実はね、MRCPはMRIの取り方の一つの方法でしかないんですよね。
で、これ何かというと、水蔵とか炭納とかって聞いたことあると思うんですけれども、
消化管の臓器ですね、そこの管ですね、水管とか炭管とかっていうのがあるんですけれども、
これを、ここってね、当然水分が通っているんで、
その液、炭重とかですね、水液っていうのが通っているんですけれども、
これをね、見やすくするっていうような検査なんですね。
で、これ従来はですね、どういうふうにやっていたかというと、
ERCPっていうふうに言ってですね、
カメラでその炭重の出口のところからですね、増え座を入れて、
それで増えをするっていう、
まあこれ今でもね、やるんですけれども、
そういう方法が捉えていたんですけれども、
ただこれ当然ですけどね、カメラ飲まないといけないですし、
あとはね、このERCPを起こった後のね、合併症ですね、
特に水炎なんですけれども、水道に炎症を起こしたりとかするっていうこともあってですね、
それをどうにかできないかっていうのもあって、
MRIで同じように水分だけ移すようにできたらいいんじゃないかっていうことで
開発されたのがね、このMRCPっていう検査なんですね。
これ考えた人もまた天才だと思いますけれども、
っていう感じです。
なので、これ増え座を使うか使わないかの違いというわけではなくて、
MRIの一つの形としてMRCPっていうのがあるっていう感じですね。
あとはですね、このMRCPをやる時にもですね、
この口から増え座をね、飲まれた方っていらっしゃると思うんですね。
ボースレルっていうやつを多分飲まれることが多いと思うんですけれども、
ただこれはね、見やすくするために飲んでいるものであって、
これ使わなくてもですね、実際にはMRCPでできるはできるんですよね。
ただそのコントラストをよりつけるために、
飲んでいただいていることが多いと思うんですけれども、
ただ理論的にはさっき言ったように、水だけ強調するっていうことであれば、
別に増え座になしでもいけるっていう感じですね。
あとね、もう一つちょっと脱線しますけど、
これも以前話したと思うんですけど、もう一つね、MRIの
非常に有用な検査の方法としてですね、
MRAっていうですね、MRアンギオグラフィーっていうんですけれども、
血管だけを描出できるような方法っていうのがあるんですよね。
これ、頭のMRIを取るとですね、必ずMRAっていうのも、
ほぼ漏れなくセットでついてくるんですけれども、
で、これ何がいいかっていうと、血管が途絶して痛いとかですね、
あと血管のこぶですね、動脈流っていうふうに言いますけれども、
こういうのはね、MRアンギオグラフィーで捉えることができるっていうのは非常に特徴なんですね。
これもね、通常やろうと思ったら血管増えっていうのはしないといけないんで、
それこそね、すごい大層な話になるんですけれども、
それをね、MRIでそれと似たようなものを画像として構成できるっていうのはね、
これ、どういう考えでそういうのを思いつくのかよくわからないですけれども、
そういうことができるっていうような、そんな仕組みになっております。
なので、○2に関してはですね、今もうほとんど答えてしまったようなものなんですけれども、
MRIとMRCP、それぞれ適する臓器撮影があるのでしょうかっていうことで、
なのでMRCPに関しては、もう胆の水蔵、あと肝臓の中にもね、
肝内胆管っていうのがあるので、その辺を痛い時だけ使うっていう感じですね。
だから、一方でね、MRIはね、結構いろんな臓器で使います。
肺とかはね、先ほど言ったように空気弱いんで使えないんですけれども、ほぼ使えないんですけれども、
それ以外の、例えば筋肉とかですね、あと人体とかですね、こういうのとかって、
CTでも当然ね、映ってはくるんですけれども、その内部がね、よくわからなかったりするんで、
この辺はね、MRIの方が強いですし、臓器によって、あと頭に関しても、
頭のCTもあるんですけれども、やっぱりね、詳しく見ようと思ったらMRIとかっていうことになったりするので、
臓器によって得意不得意あるっていう、そんな感じですね。
呼吸と撮影の注意点
で、3つ目に関しては、これ、呼吸をどうするかっていう問題で、
これはですね、書いていただいているように、呼吸してしまうとですね、画像がブレるっていうことで、
軽く息止めるっていうのがあるんですけれども、ただ、胸のレントゲンを取る時みたいにですね、
あれ、胸のレントゲンは大きく息吸わないと肺が膨らまないんでっていうことがあるんですけれども、
そこまでのね、深呼吸は一般的には必要ないというふうに言われていて、
むしろ、臓器の場所は動かないようにっていうことでの息止めぐらいなんで、
っていう感じですね。
MRIに関してはね、結構、撮影時間が長くなったりするのと、
あと、完全な息止めしなくてもですね、ある程度、そこそこの画像が撮れるんで、
そんなに厳密になくてもいいからっていう感じはしますけれども、
でも、検査の時にはね、呼吸の指示も入る部分もあるかなと思います。
筋肉とかはね、全然呼吸関係ないんで、全然息関係なく、頭もそうですね。
そうなんですけれども、取る部位によっては、呼吸の指示が入るところもあるかなと思います。
という感じですかね。
ちょっとMRIに関してはね、もうこれ、語り出すとね、
もう非常に1時間とかそんな感じになるんですけれども、
概略的なところをお話しさせていただきました。
MRIは本当すごいよっていうことだけ知っていただけたらなと思います。
はい、では最後、シンシンジャンケンいきたいと思います。
いきますよー。
シンシン、ジャンケン、ジャンケン、チョキ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いできていただきありがとうございました。
興味、シンシン。
09:55

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