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2024-12-18 08:33

《1116》健診項目一挙解説のスーパー本📖

本日ご紹介する書籍は…

健診結果の読み方 気にしたほうがいい数値、気にしなくていい項目

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000387451


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## 番組概要


たけお先生は、毎朝5時50分から10分程度、役立つ医療情報を配信しています。水曜日は「声の書評」として、医療関連の書籍を紹介するシリーズを行っています。


## 紹介書籍


今回紹介された書籍は、2024年3月に講談社+α新書から発売された「検診結果の読み方 気にした方がいい数値 気にしなくていい項目」です。


**著者について**

- 著者:永田洋先生

- 専門:医療情報学、医療経済学

- 特筆すべき点:医師ではない


**書籍の特徴**

- 網羅的な内容

- 定価990円と手頃な価格

- 10章構成で検診項目を詳細に解説


## 書籍の内容


1. 身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)

2. 血圧と心肺機能(血圧、心電図、胸部レントゲン、呼吸器検査)

3. 血算(ヘモグロビン、白血球、血小板など)

4. 糖尿病(空腹時血糖、HbA1c)

5. 脂質(中性脂肪、HDL・LDLコレステロール)

6. 肝機能(AST、ALT、γ-GTP、ビリルビン、HBs抗原、HCV抗体)

7. 腎機能(尿検査、eGFR)

8. 痛風と炎症(尿酸、リウマトイド因子)

9. 視力・聴力

10. がん検診(大腸、胃、肺、乳、子宮、前立腺など)


## たけお先生の評価


- 網羅的な内容は高く評価

- 一部医学的に不正確な記述あり

- NDBオープンデータ(レセプトデータ)との比較が特徴的

- 検査結果の「外れ具合」の重要度を理解するのに役立つ


## 結論


たけお先生は、この書籍が検診結果の理解を深めるのに役立つと評価しています。臨床現場では詳細な説明が難しい場合もあるため、患者さんがこのような書籍で基礎知識を得ることは有益だと考えています。

サマリー

このエピソードでは、健診に関する書籍「検診結果の読み方」について詳しく解説されており、各種検診項目やその重要性についても触れられています。特に、医学的知識がない著者が書いたにもかかわらず、網羅的に検査結果の読み方を紹介している点が際立っています。

書籍の紹介と著者について
内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
また毎朝5時半からライブやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週は健診シリーズをお送りしておりますけれども、毎週水曜日は声の書評ということで、そのシリーズに関連する書籍をご紹介させていただいております。
今日ご紹介する書籍はですね、これ今年出たばっかりの書籍なんですけれども、今年の3月に発売された抗断者プラスアルファ新書から出ている
検診結果の読み方、気にした方がいい数値、気にしなくていい項目っていうことで、もうドンピシャすぎる書籍を発見しましたんで、これをご紹介していきたいと思います。
ちなみにですね、これ書かれた方がですね、永田博史先生っていう先生なんですけれども、なんと医者じゃないんですよね。
これ絶対医者が書いたやろうと思ったんですけど、この方ね、お医者さんではないんですね、ドクターではなくて。
ただ専門としてはですね、医療情報学とか医療経済学だそうで、どういう、この経歴でどういう感じでなんで医療に携わることになったのか、ちょっと興味津々すぎるんですけど、そこらへんちょっと経歴のところでは書いてなくて、はい、ちょっと分からなかったですけども、
でも非常にモーラー的に書かれていて非常にいい書籍だなというふうに思いましたんで、ご紹介させていただこうと思います。
ちなみに新書なんで、定価は990円と非常に表見やすい価格になっております。
健診項目の詳細
ということで、まずはいつも通り目次のご紹介からいきたいと思うんですけれども、まず始めから始まってですね、この第1章から第10章までの10章構成になっております。
第1章が身体計測、身長、間違えた、体重、身長、BMI、腹胃っていうところから始まって、腹胃ってお腹の周りの腹胃ね、腹胃の腹胃じゃないです。
第2章ですね、血圧と心肺機能、血圧、低血圧、心電図、胸部レントゲン写真、呼吸器検査ということでやっていて、
第3章が血酸検査。
血酸ってこれ、会社の血酸ではなくて血液算定の血酸というので、血2、酸素の酸って書いて血酸っていう風に言うんですけれども、
ヘモノビンとか、八血球、血小板とかっていうこの辺は血酸って言うんですけれども、
それで、貧血3項目と、赤血球酵素、多血、八血球素、血小板素っていうので、第3章となってます。
第4章が糖尿病ですね、空腹自血糖とヘモノビンA1Cですね、この辺聞き慣れてる方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
第5章が脂質、中性脂肪、HDL、LDL、コレステロール、LDL、HDLの役割とコレステロールの基準値と総コレステロール値とLH比ですね、
っていうのが第5章。第6章が換気脳ということで、AST、ALT、ガンマGTP、
これ今ね実はガンマGTPじゃなくてガンマGTっていうことになったんですけれども、ちょっとこれあんまり最新ではなくなってますね。
で、総ビリルビン、トータルビリルビンですね。で、HBS抗原検査、HCV抗体検査っていうのが第6章。
で、第7章、ちょっとこれ項目だけ読み上げるだけだいぶ大変ですね。第7章、人気脳ですね。
そして、尿糖、尿鮮血、尿タンパク、クレアチニン、あとEGFRですね、水酸の子宮体ロカリオですね、が挙げられていて、
で、続いてが第8章ですね。痛風と関節リュウマチっていうことで、尿酸とリュウマチ因子。
これもねリュウマチ因子じゃなくて、これ正式にはリュウマトイド因子なんですけどね。はい。っていうのが挙げられていて、
第9章、視力聴力ですね。視力検査、眼底検査、聴力検査っていうのが挙げられています。
で、第10章ですね。眼検診っていうことで、最後、健康の検に診断の診と書く検診と、検査の検に診断の診と書く検診、
この2つの検診があるよっていう話、先日もさせていただきましたけれども、それが第35に書いてあって、
で、大腸がん検診、胃がん検診、ピラリ菌感染とABC検査、アリガン検診、乳がん検診、HBOCと遺伝子検査、
子宮がん検診、全裂腺がん検診っていうことで、ちょっと項目を読むだけで非常に大変なんですけれども、
はい。っていう感じで、今読ませていただいたように、一般的な検診で行われる項目とかですね、
プラスアルファで、人間ドックとかで受けられる項目も一番入っていると思うんですけれども、
検診の意義と注意点
これがね、もう全部網羅的に書いてあるっていう、そんなスーパーな書籍でございます。
で、一通り読ませていただいて、ちょっと先ほども言ったように、ちょっと内容的にですね、
医学的に間違えている部分もね、多少実はあるんですけれども、ただ、もう全ての項目をね、
網羅的に書かれる書籍ってね、僕見たことないんで、これはね、非常に素晴らしいなというふうに思いました。
あとはね、結構ね、データに基づいて書いてあるんで、そのデータと比べてどうかっていうのをですね、
この初めのところにも書いてあったんですけれども、それを、このNLBっていうですね、
厚生労働省から出ているデータなんですけれども、このNL、え、違う、NDBですね、失礼しました。
NDBオープンデータっていう、レセプトのデータなんですけれども、それと比べてどうかっていうのを、
この中で結構取り上げられていたりして、その辺もね、自分がどの辺にいるのかっていうのをですね、
日曜日の医師国家試験クイズの中にも出しましたけれども、正常ちょっと外れてる方とかってね、結構いらっしゃるんですよ。
いらっしゃるんですけれども、それがどれぐらいの外れちゃうのか分からないっていう方とかいらっしゃって、
よく検査結果でね、この中にも書いてありますけれども、このアスタリスクみたいでどれぐらい外れてるかみたいの一緒に付いてるのあるじゃないですか。
なんですけれども、その外れ具合の重要度が分からないって非常にあるあるだと思うんですけれども、
それをこのオープンデータと比べてどうかっていうのを書かれているのもいいかなというふうに思いました。
はい、という感じですね。本当に検診、検診で限らずなんですけれども、検査の結果ってね、
やっぱり外来では十分に説明する時間って正直ないんですよね。
だから非常にざっくりした説明になってしまっていて、これでは伝わらないんだろうなと思いつつ、
でも全部一個一個丁寧に、しかも同じ説明をするっていうのは不可能なんで、
そこらへん端折ってしまっている部分も実際の臨床では多いんですけれども、
ここらへんの最低限の知識をですね、この書籍とかで学んでいただくと、より理解が進むんじゃないかなというふうに思いました。
ただ、ちょっとね、ガン検診の部分とかですね、ガンマGTに関して減らすために断集をするとかですね、
検診のためだけに生活習慣を変えるのは個人的には意味ないと思ってますし、
あとは、もともとかなり大酒飲みの方がいきなり断集すると、それはそれで逆に非常に危険なんで、
自傷医者としてはお勧めできないしっていうところで、
ところどころ突っ込みどころはあるんですけれども、検診項目について繰り返しになりますけれども、
網羅的に書いていただいているという点では非常にいい書籍だなというふうに思ってご紹介させていただきました。
何か疑問に思うところとかありましたら、本を読んでコメントで入れておいていただけたら、
その点に関して解説したいと思います。
すべて解説するとそれだけですごい時間になるんで、
っていう感じでぜひ一読一読いただけたらと思います。
それでは最後、心身じゃんけんにいきたいと思います。
いきますよー。
心身じゃんけん、じゃんけん、パー!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
お相手はナイカイヌタケでした。
興味津々。
ご視聴ありがとうございました。
08:33

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