ということで、日経の記事で出ていたやつですよね。
これ、たぶん日経では冒頭部分しか読めないかなと思うんですけれども、
ちょっとまとめていただいておりまして、日経新聞と日経メディカルの共同調査によると、
1の3割が過去1年に、不要な入院を患者にさせた経験があると回答したと。
そのうち4割は、病床利用率を高めるために病院から指示があったと回答しているというような、
そんな要約を書いていただいていて、よろしくお願いしますということでいただいております。
ご質問、リクエストありがとうございます。
でですね、これはですね、おっしゃる通りで、
普通に一般の方がですね、この記事を見たら、
何やってるんだっけしか、みたいなことを思われるかもしれないですけれども、
これはですね、もう本当に構造的な問題があってですね、
これは、私はこれ見たら、ああそうだよなっていう感じで、
なんか非常に冷静に、まあそうですねっていう感じで。
私もですね、この不要な入院させたこともありますし、
あとは退院期間を延長する、みたいな調査も今回されてるんですけれども、
それをやったこともあるんで、非常にね、現場感ある調査かなというふうに思いました。
でですね、これ詳しい結果がですね、この日経メディカルっていう、
日経の日経新聞と共同調査したところなんですけれども、
両方とも日経の機関なんですけれども、
そこの詳しい詳細がですね、前編後編ということで2回にわたってですね、
医師7951人に聞いた病床の運用状況っていう記事が2つ出ていたんで、
そちらのほうがですね、より詳しく載ってるんですよね。
そちらをですね、ちょっとこれ一般の方はね、ご覧いただけないサイトなんで、
今日一部ご紹介しながらお話ししようかなというふうに思うんですけれども、
まずはですね、過去1年間で入院の必要性が低い患者を入院させた経験はあるかということで、
あるって回答した医師が45%だと。これなんか先ほどのやつだと30%だいってなってましたけども、
一応こっちの日経メディカルのやつだと45%っていうことになっていて、
どういう医療機関に勤めているかっていうのによってですね、
だいぶ変わってくるっていうのが、高度急性期、急性期、回復期、慢性期、あと精神病床っていうので、
さまざま分類して書いてあってですね、一番高かったのが高度急性期ですね。
これはもうむしろあるのほうが多くなっていて、あるが55%でないが45%っていうことで、
これもですね、私高度急性期にもいましたけれども、非常に納得感があるデータかなというふうに思います。
一方で慢性期とかあと精神病床ですね、に関してはあるが32%、33%でないっていう方が67、8%っていうことで、
それでも3分の1ぐらいがあるなんですけれども、でも高度急性期とか急性期よりは比較的少ないっていう、
そんな感じのデータになっていました。
でですね、先ほどの要約にも書いていただいてましたけれども、入院の必要性が低い患者を入院させた理由ということで、
まずデータとして出ているのは、一番多いのはですね、半分ぐらい、49%が患者本人、家族の要望があったっていうことで、
これはですね、これだけで入院させるっていうことはまずないかなと思うんですけれども、
ただ2つ目ですね、2つ目に多いのがこの病床利用率を高めるように病院から指示が出ていたっていうことで、
これが40%になっていて、であとは自主的にですね、この病床利用率を高めた方がいいと自分で判断した、
これはですね、より管理職系の先生に多いかなと思うんですけれども、それが26%っていうことで、
あとは診療保持のこととかですね、そういうことが書いてあるんですけれども、
あと自由記載のところもですね、同じような感じで、患者家族の意向とか病院からの指示とかっていうことで、
いろいろ書いてあるという感じになっています。
これ合わせてですね、この病床の削減についてもですね、アンケートを取っていて、
ちょっとこの後お話ししますけれども、日本ってですね、病床、ベッド数が多すぎるんですよね。
諸外国に比べてもベッドが明らかに多いんで、それを削減するっていう方針をですね、政府が打ち出してるんですけれども、
それに関しても賛成の先生が44%で、反対が25%かな、いうことになっていて、賛成の先生が多い。
でも分からないがね、3割ぐらいで分からないってどういうことって思いますけども、
僕は圧倒的に賛成なんですけども、これはそういう結果になっていて、
やっぱりね、無駄な病床が多いっていうのはね、現場間で実感してる先生が多いんじゃないかなというふうに思います。
あともう一つはですね、これ確か日経新聞にも続報があったかなと思うんですけれども、
二つ目のその後編の記事の中ではですね、退院可能な人をそのまま入院させ続けたことがあるかっていうののアンケートを取っていて、
これもですね、あるって答えた方が43%で、ないが57%っていうことになっていて、
これも傾向はですね、先ほどの高度急性期、急性期、回復期、慢性期、精神病床で全く同じ傾向になっていて、
高度急性期がやっぱり一番そういう退院をですね、延長したことがあるっていうふうに回答した方が多いっていうことになっていますね。
これも全く同じような傾向なんですけれども、っていう感じです。
あと最後にですね、この無価値低価値医療を抑制する方針っていうのを、これも政府が打ち出してるんですけれども、
これを実施したことがあるかっていうのをまず聞いていてですね、これはあるって答えた方が46%、ないが54%で、
これはね、逆に僕ちょっとびっくりしたんですけれども、これ絶対あると思いますけどね、
少なくとも僕はあります。邪悪しますけれども。
これ、ないって言ってる先生は、むしろね、これ無価値低価値医療と認識してないんじゃないかなっていうふうにすら思う感じですけど、
僕の感覚的には多分8割か9割とか、もしかしたら9割以上の先生がね、絶対無価値低価値医療の提供をしたことあると思うんですけどね。
具体的にはその風邪に抗菌薬を出すとかそういうことなんですけれども。
これはなんでこんなにないが多いのか、ちょっとこれは謎でしたね。
なんですけれども、無価値低価値医療の利用を抑制する方針に関しては、
これはですね、賛成の先生が非常に多くて、67%の先生が賛成してるっていう感じになっていて、
これはそりゃそうですよねっていう感じですね。
でも逆に反対してる先生はね、3分の1ぐらいいるっていうのも、
それもちょっと衝撃ですけども、っていう感じでした。
ということで、ちょっとこれ日経メディカルのかなり大きな7951人に聞いたアンケートで、非常にいいんですけれども、
ただちょっと調査の対象がですね、高齢の医師に偏っていたりとかですね、
あと病院勤務が多かったりとかっていうことで、
普通の医者のボリュームゾーンを完璧に反映してるかっていうと、そうではない可能性もあるんですけれども、
でも非常にビッグデータとしては面白いデータだなというふうに思いました。
ということで、最後になぜこれが起こるかっていうことの根本原因をお話したいと思うんですけど、
これはですね、もう理由は一つで、病床を埋めておかないと病院が儲からないっていう、もうそれに尽きるんですよね。
それぐらい、ただでさえですね、病院って今赤字赤字っていうのを話題になってますけれども、
病床を埋めておかないとね、もうより一層赤字になるんですね。
特に急性期とか高度急性期とかって言われるところは、病床利用率が下がるともう如実に収益に影響しますし、
あとは国からも求められてるんですよね、その稼働をするように。
今回その診療報酬云々っていうような調査もしてましたけれども、
そういう病床稼働率も一定の割合求められますし、あとは収益にも影響するということで求められるんですけれども、
でもなかなか埋まらないっていうところで、
こういう社会的な入院とかも含めた必要のない入院が増えるっていうことなんですね。
だからこれは本当に構造的な問題があって、もう一気に病床を減らさないといけないんですけど、
ただ病床を減らすってなると、なんでうちの地域の病院を減らすんですかとかですね、病床を減らすんですかみたいなことになるじゃないですか。
だからこれはもう政治判断で減らしていくしかないかなと個人的には思っていたりしますね。
あともう一つはやっぱり診療報酬の病床を奪っていないとすぐ赤字になってしまう構造ですね。
これをなんとかしないといけないんですけれども、これまた診療報酬を上げることに関してはいろいろ反対意見も多くあるので、
今回は非常に大きく上がりましたけれども、来年次回の診療報酬改定で大きく上がりますけれども、
それでもね、なかなか厳しい状況には変わりないかなというふうに思っています。
はい、という感じでした。
はい、では最後しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー、しんしんじゃんけんじゃんけん、
チョキ!
ということで、今日も幸せな日にしてありますように、
お会いとはない、カイルたけでした。
興味津々。