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2025-08-07 11:45

《1306》トランプ御乱心?日本最高齢114歳、不眠症アプリほか

【今週の興味シンシン医療ニュース】

・トランプさん、大丈夫?

・国内最高齢114歳はお医者さん!

・不眠症治療用アプリがついに!?

・低価値医療が10人に1人・・・

https://note.com/naikaitakeo/n/ne412aa1a004b


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

内科医たけおです。毎週木曜日は、今週の興味深い医療ニュースをお届けしています。今週は非常に豊作で、厳選した4つのテーマについてお話ししますが、1つ目のテーマの中に3本のニュースが含まれているため、実質6本のニュースを紹介します。


**1. トランプ氏関連の医療ニュース3本**

今週はトランプ氏に関する医療ニュースが非常に多く、3本ご紹介します。

まず1つ目は、トランプ米大統領が製薬大手17社に対し、医薬品価格の引き下げを60日以内に対応するよう要求したというニュースです。アメリカの薬価は非常に高いと問題視されており、トランプ氏はこの是正を求めています。しかし、薬価を下げすぎると、諸外国で使える新薬がアメリカで発売されなくなる「ドラッグ・ラグ」が生じる懸念もあり、難しい問題です。

2つ目は、トランプ政権が肥満治療薬を試験的に公的医療保険(メディケア、メディケイド)の対象にすることを計画しているというニュースです。アメリカでは肥満が深刻な社会問題となっており、その治療を保険でカバーしようという動きです。薬価引き下げを要求する一方で、特定の治療薬は保険適用するという、一見矛盾した動きに見えます。

3つ目は、輸入品への医薬品関税を段階的に最大250%まで引き上げるというニュースです。当初は低い税率から始め、最終的に250%という驚異的な関税を課すことで、自国の製薬メーカーを保護する狙いがあるようです。しかし、これによりジェネリック医薬品などが国内に入ってこなくなり、国民の健康を損なう可能性も懸念されます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/55d2fb24054448652b546151b778753031bafd55

https://news.yahoo.co.jp/articles/b41a96c391ccbe426b49866617dd01c0fcefb805

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a662b83c613a42be647990db64be6d15c55586c



**2. 国内最高齢は114歳の女性医師**

国内最高齢の方が、奈良県在住の114歳の香川しげこさんという女性医師であることが報じられました。産婦人科医として往診で歩き回ったことが健康維持に役立っているそうです。1970年の大阪万博では救護の担当医を務めたという経歴もお持ちです。当時、女性医師は非常に少なかった時代であり、その中で活躍されたことは本当に素晴らしいことだと思います。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF041PY0U5A800C2000000/


**3. 不眠治療アプリが保険適用へ前進**

不眠症の治療用アプリが、保険適用に向けて大きく前進したというニュースです。このアプリは一度承認が見送られましたが、再申請が厚労省の調査会で了承されました。私もこのアプリには非常に期待しており、以前説明を聞いたことがあります。もし保険適用が実現すれば、自身のクリニックでも導入を検討したいと考えています。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2837Y0Y5A720C2000000/


**4. 10人に1人が受ける「低価値医療」の実態**

筑波大学などの調査で、外来患者の10人に1人が、効果が薄い、あるいは不要とされる「低価値医療」を受けていることが明らかになりました。具体例としては、ウイルス性の風邪に対する抗菌薬の処方や、骨粗鬆症に対する過剰な頻度の骨密度検査などが挙げられます。

さらに興味深いのは、こうした低価値医療は特定の医師(全体の約10%)に集中しており、その医師たちが低価値医療全体の半数近くを行っているという点です。これは、一部の医師が最新の医療知識へアップデートできていない可能性を示唆しています。医師免許には更新制度がないため、医師の生涯教育のあり方が改めて問われる研究結果だと言えます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250803/k10014882861000.html

サマリー

このエピソードでは、トランプに関する医療ニュースや、日本の114歳の香川さん、さらには不眠症治療アプリの保険適用について取り上げられています。それぞれのニュースから、トランプの政策や高齢者医療の現状、技術の進展が伺えます。また、不眠症の治療用アプリの承認や、筑波大学の低価値医療に関する調査結果についても詳しく紹介されています。特に、医師の教育や更新制度の必要性に関する議論が行われています。

00:01
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームから、ぜひお寄せください。
あなたのご質問、お待ちしております。
ということで、毎週木曜日は、今週のきょうみ心身医療ニュースをお送りしておりますけれども、
今日も、今週は非常に豊作で、今日も4本ニュースを厳選してお送りするんですけれども、
ただ、1本目の中にすでに3本入っているみたいな、そういう謎の構造になっておりますので、ご了承ください。
トランプ関連の医療ニュース
1本目が、トランプさんに関する医療ニュースが、今週非常に多くありまして、トランプさん関連で3本ご紹介します。
2つ目が、国内最高齢の方が、奈良の方になったみたいなんですけれども、その方がお医者さんなんですよね。
これを2本目に取り上げて、3本目が不眠症の治療用アプリですね。
これが保険適用になるか、みたいなお話ですね。
これ以前もお話したやつの続話なんですけれども、これが3本目。
4つ目が定価値医療の話ですね。定価値医療って聞いたことないと思うんですけれども、
定価値医療、あるよねっていう話をお話したいと思います。
まずは1本目ですね。トランプさん関連で3つご紹介しますけれども、
まずは、8月1日のG通信社のニュースですね。
トランプ米大統領制約17社に価格引下げ要求60日以内に対応をということで、
冒頭だけ読ませていただくと、トランプ米アメリカ大統領は、
31日、世界の制約を追って、17社の最高経営責任者、CEOに対し、
米国の厄仮引下げを求める所感を自身のSNSで公表したということで、
いや、トランプさんすごいなって思いますね。
これはどうなりますかね?
日本は、薬価は肯定価格になっているのであれなんですけれども、
アメリカは、薬価が高いのがトランプさんはダメだと思っていて、
それを引き下げろっていうふうに言うわけなんですけれども、
そうすると、日本も今同じ状況なんですけれども、
その諸外国で使える薬がアメリカで発売されないということになりかねないので、
これはどうなのかなという気はするんですけどね。
一応トランプさんは、アメリカで有名医薬品の価格が最大、
他国の3倍だというふうに主張しているということなんですけれども、
それはそうなんだろうと思うんですけれども、
安くしていくと日本と同じような状況になるんじゃないかなという気はしますけどね。
これは今後の行く末を見守りたいなというふうに思います。
一方で、同じ8月1日のトランプさんのニュースですけれども、
トランプ政権、肥満治療薬を試験的に公的医療保険の対象に、
ロイター通信のニュースですけれども、トランプ政権は、
メディケアとメディケイドの下で肥満治療薬を試験的に保険対象とすることを計画しているということで、
これは、やっぱりそうだよなという感じで、
私はアメリカで医療をやったことがないんですけれども、
非常に肥満は社会問題になっていて、
これを逆にこっちは保険の対象にするんだというふうに、
非常にアメリカらしいニュースだなというふうに思いました。
日本では、この辺、下に書いてありますけれども、
肥満症の特定の肥満症に対して保険で使えるお薬、
GLP-1アドラグというやつですけれども、
使えるようになってきましたけれども、
研究は非常に多くされていて、エビデンスもあるんですけれども、
それをアメリカ人はどういうふうに使っていくのかなというところも興味津々でございます。
ただ、これは実験的にということなので、
将来的に未来永劫続くのかどうかはちょっと分からないですけれども、
トランプさん関連の3本目ですけれども、
8月6日のアンロイター通信のニュースですけれども、
米、医薬品関税を段階的に250%に引き上げ、
当初は低水準ということで、トランプ氏ということになっております。
これはちょっと僕25%見間違えたんですけど、250%なんですね。
25%の関税だったら日本と同じかなと思ったんで、
250%ってすごい関税を輸入医薬品に対して課すっていうことだそうで、
当初は150%から始めて、段階的に250%まで引き上げるっていうことなんですけれども、
これもアメリカ人の健康はちょっと大丈夫かなって思いますけどね。
でもトランプさんの政策としてはビジネスマンなんで、
そういうことを考えておられるんだろうと思うんですけども、
コメントの方も書いていただいてますけども、
やっぱりジェネリック医薬品とかアメリカで作っていないと思うんで、
それにじゃあ完全に250%かけたらどうなるんだみたいな感じになったりしますんで、
この辺どうなのかなっていう気もしますけどね。
自国の製薬メーカーを守りたいっていう意図もあるのかもしれないですけども、
ちょっとアメリカの国民の健康を損なう結果になりそうな気がするんですけどね。
っていう気がしました。
トランプさん関連終わり。
国内最高齢114歳の香川さん
2本目のニュースですね。これ平和なニュースですけれども、
日経新聞のニュースですね。他にも何しか報道してましたけれども、
国内最高齢114歳の香川さん。
石時代に鍛えた脚力が元気の源っていうような、
すごい平和なニュースが8月5日に流れておりました。
ちょっと記事の冒頭だけ読ませていただくと、
産婦人会は往診で歩き回ったことが健康維持に役立っている。
奈良県大和郡山市は同時在住で、
国内最高齢となった114歳の香川茂子さんとお呼びするのかな、
に聞き取りした結果を公表した。
80代まで医師として地域医療に貢献していたほか、
4年前には東京五輪、東京オリンピックの聖火リレーに参加。
1970年の大阪万博の際には緊急対応の担当医として会場に詰めていたということでなっております。
ちなみに大阪万博の時には私生まれておりませんが。
すごいなと思って。
しかもそもそも114歳の女医さんなんで、
当時はほとんど女性の医師っていなかったと思うんですよね。
内科産婦人科をされていたらしいんですけれども。
すごいなと思って。
ぜひ記事をご覧いただけたらなというふうに思います。
タッピッツなデイサービスで書いた114歳っていうのも非常にタッピッツで、
僕より字うまいんじゃないかなと思いましたけどね。
です。
3本目のニュースでした。
続きまして4本目ですね。
4本目もまた注目ニュースが来ましたね。
7月28日のこれまた日経新聞ニュースですけれども、
不眠治療アプリ保険適用へ前進!
不眠症治療アプリの承認
厚労省調査会が承認変更を大幅両省ということで、
大幅じゃない、大筋両省という記事になっておりました。
これ以前も取り上げたかと思うんですけれども、
不眠症、今治療用のアプリっていくつかあるんですよね。
禁煙とか高血圧とか、あとADHDとかですね、
そういうのが出てきてるんですけれども、
この不眠症のアプリはですね、1回認可されかけたんですけれども、
認可されたのかな、なんですけれども、
その後ちょっと一悶着二悶着あって、
うまいこといかなかったっていうのがあって、
それのリベンジの申請を出していたのが、
今回28日の調査会から、
では両省を得られたっていうことになっております。
だからこっから保険適用になるかどうかっていうことが、
またもう一度審議されるという形になっております。
これは個人的には非常に期待度高くて、
実はこれ以前説明も聞いたんですけれども、
その時にもやっぱりもう一回出し直すみたいな話を
当時言われていて、やっぱり出し直して、
今回は無事通ったんだということで、
これ通ったらちょっとうちのクリニックにもできないかな、
というふうに思っていたりしますね。
内容としては非常にいいので、
ちょっとうちでも、もし保険が通るようになれば、
導入権としてもいいかなというふうに思いました。
低価値医療の調査結果
続きまして、4本目ですね。
ちょっとこれノートの方にはうまいこと貼れていないんですけれども、
NHKの8月3日のニュースですね。
低価値医療外来患者の住人に1人が受ける、
筑波大の調査ということで、
ノートだけ読ませていただきますが、
筑波大学などの研究グループは、
風邪に抗菌薬を処方するといった患者にメリットが少ないとされる
医療機関を外来で受診した患者の住人に1人が
受けていたとする調査結果をまとめました、
というような記事の書き出しになっておりまして、
これは非常に大事な研究というか、
低価値医療って体感的にはもうちょっとあるかなという
気がするんですけれども、
少なくとも住人に1人は受けているという、
そんな感じの結果になっていて、
具体的には、風邪に抗菌薬を処方とか、
タンの薬を処方するとか、
骨粗小症に1年に2回以上の骨密度検査を行うとか、
そういう10種類の低価値医療というのを
データから調べたという感じになっております。
ただ、これちょっとタイトルだけ読むと、
そうなんだというふうに思うかもしれないですけど、
実はこうした医療を行う医師は偏る傾向があり、
およそ10%の医師が低価値医療全体の
半数近くを行っていたということです。
ということになっていて、
これもすごい体感としてわかるなと思っていて、
医療ってすごいアップデートされているんですけれども、
それをアップデートし続けていない先生といっていらっしゃるんですよね。
だからそういった方が、
エビデンスレベルの低いというか、
価値のない医療をやってしまっているというのは、
実際あるかなというふうに思いますし、
この辺の医者の障害教育をどういうふうにやっていくかって、
医師会も頑張ってはいるんですけれども、
なかなか勉強継続できない方とかもいらっしゃったりするので、
一試免許って1回取ったらもう更新制とかないんですよね。
ここら辺を更新制にすべきじゃないかみたいな、
そんな意見もあったりしますよね。
専門員は基本的には5年ごとに更新なんですけれども、
医師のライセンスは1回勉強取ったら、
よほどのことはない限りはずっと永年有効ですからね。
ここら辺もちょっと議論した方がいいかなと個人的には思いました。
はい、ということで、
じゃあ最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、パー!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
ワイドはない回のだけでした。
興味津々。
11:45

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