1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1263》今日の13時までに必ず..
2025-06-17 09:30

《1263》今日の13時までに必ず見て欲しい動画があります。

【本日ご紹介した放送】

NHK 視点・論点

子どもの「朝 起きられない」起立性調節障害を再考する

https://www.nhk.jp/p/ts/Y5P47Z7YVW/episode/te/PW2XVL18XG/

NHK+で6月17日(火)13時まで視聴可能です

https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2025061004082


【質問・リクエスト】

https://x.com/kamekurasan1/status/1932743959941689636?s=61

↑この一連のツイート(起立性調節障害)に興味シンシン☝️です。

なかなかサポートに繋がれなかったり、ましてや診断されないままに辛い思いをしている当事者やご家族がいらっしゃるのではないかと思います。

今までも放送がありましたが、機会がありましたらこの内容についての先生のお考えや解説がお聞きできたらと思います。

たけお先生の放送から、たくさんの方に理解がなされればいいなぁ。


この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

(匿名でも可能です)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

以下は、音声番組の内容を約1000文字で要約したものです。


### 起立性調節障害(OD)に関する「視点・論点」解説の要約


* **はじめに**

* 内科医タケオ先生が、視聴者からのリクエストに応える形で、NHKの番組「視点・論点」で放送された起立性調節障害(OD)に関する解説を取り上げました。

* 解説者は東京医科大学病院の呉 宗憲(ご そうけん)先生で、タケオ先生自身もこの放送に非常に感銘を受け、構成の巧みさに感服したと述べています。


* **呉先生が指摘するODをめぐる3つの課題**

* 呉先生は、ODの診断や治療が混乱しがちな現状を踏まえ、以下の3つの重要な点を指摘しました。

1. **国際的な病名ではない**: ODは日本で主に使われる診断名であり、世界共通の診断基準が確立しているわけではない点を指摘。

2. **別の疾患に見える**: 症状が多様であるため、単純な睡眠障害や他の身体疾患、あるいは精神的な問題など、様々な「別のもの」として誤解されやすい。

3. **この疾患概念に有用性を感じない**: 「OD」という診断名をつけること自体がゴールになってしまい、具体的な治療や支援につながらないケースが多い。そのため、診断名の有用性に疑問を呈しています。


* **ODを多角的に理解する「バイオ・サイコ・ソーシャルモデル」**

* ODは単一の病気ではなく、多様な背景を持つスペクトラム(連続体)として捉えるべきだと解説されています。

* 呉先生は、「生物学的機能障害(身体的要因)」と「心理社会的関与」という2つの軸を用いて、ODを以下の3つのタイプに分類しました。

* **身体疾患としてのOD**: 自律神経の機能不全など、身体的な問題が主な原因。

* **心身症としてのOD**: 身体的な要因と、ストレスなどの心理的な要因が相互に影響し合っている状態。

* **心理的関与の大きいOD**: 学校や家庭環境など、心理社会的な要因が症状に強く影響している状態。

* この考え方は、心療内科で重視される「バイオ・サイコ・ソーシャルモデル」であり、患者一人ひとりの状態を総合的に理解するために不可欠です。


* **原因と結果の複雑な関係**

* ODでは「朝起きられない(循環器の問題)」と「夜眠れない(睡眠の問題)」がよく見られますが、どちらが原因でどちらが結果か、という単純な因果関係では説明できません。

* 実際には、身体の問題、睡眠の問題、学校や家庭でのストレスといった心理社会的な問題が複雑に絡み合い、悪循環を生み出していることが多いと指摘されています。

* 原因を一つに絞るのではなく、これらの絡み合った要因を丁寧に整理し、全体像を把握しながらアプローチすることが重要です。


* **診断の意義と、その先の支援へ**

* ODという診断は、治療や支援の「ゴール」ではなく「スタートライン」です。診断名にこだわりすぎず、その診断をきっかけに「これからどうしていくか」を患者・家族・医療者が一緒に考えることが最も大切です。

* 呉先生の解説の最後には、当事者だけでなく、周りの人々(家族、友人、学校関係者)への温かいメッセージも含まれており、多くの人に見てほしい素晴らしい内容だと締めくくられています。

サマリー

今回のエピソードでは、結成調節障害に関するNHKの番組「視点論点」へのリクエストを取り上げ、その内容や重要性を解説しています。特に、病名の誤解やその有用性について深く掘り下げており、医療現場での理解を促進しています。

リクエストの紹介
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまとわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はですね、実は、もらいたてホヤホヤのおとといいただいたご質問ですね。
おとといの晩にいただいたご質問というかリクエストなんですけれども、
ご紹介していきたいと思います。
リクエストいただいたのが、かんちゃんからですけれども、
ちょっとXの投稿をご紹介していただいているので、
これはちょっとまた概要欄に後から貼っておこうと思いますので、
それをご覧いただけたらと思うんですけれども、
この一連のツイート、結成調節障害に興味津々です。
なかなかサポートにつながれなかったりましてや、
診断されないままにつらい思いをしている当事者やご家族がいらっしゃるのではないかと思います。
今までも放送がありましたが、機会がありましたら、
この内容についての先生のお考えや解説がお聞きできたらと思います。
武夫先生の放送からたくさんの方に理解がなさればいいなということで、
リクエストいただいております。ありがとうございます。
視点論点の内容
ということで、ご紹介していただいたツイートがですね、
これは個人の方のツイートなんですけれども、
実はですね、視点論点っていうNHKの番組ありますよね。
これご存知の方も多いかもしれないですけど、
専門家が出てきてですね、10分間でその方の専門のトピックについて解説するみたいなので、
で、ちょうど先週の6月10日の放送でですね、
東京伊加大学病院の小児科、思春期科の準教授の郷創健先生っていう先生がですね、
このODですね、結成調節障害についてお話しされてたんですよね。
私ですね、NHKで見る番組いくつかあるんですけど、
そのうちの一つがこの視点論点で、
この郷先生のやつも、先週だったかな、
に実は拝見しておりました。
いや、これすごいなと思ってご紹介しようと思っていて、
ただ今日に至るっていう感じです。
ただですね、これ私NHKの回し者ではないんですけれども、
NHKのNHKプラスですね、NHKに契約していれば、
1週間は配信がなされていて、
それの期限がちょうど今日6月17日、これ聞いていただいてる方はね、
6月17日の火曜日の午前中に聞いていただいてる方は、
昼の13時まで視聴期限になっておりますので、
それで今日こういうタイトルになっております。
でですね、ただちょっと見られない方もいらっしゃるかもしれないので、
この放送内容がですね、ほぼ文字起こされてるやつがNHKのサイトに載ってますので、
そちらをね、合わせてご覧いただけたらなというふうに思うんですけれども、
記述性調節障害って、
初めて聞いた方ももしかしたらいらっしゃるかもしれないですし、
私の放送をね、以前から聞いている方は、
記述性調節障害ODねっていうことで理解、
少なくとも名称に関してはですね、
理解していただけるかなというふうに思うんですけれども、
ただですね、この先生も言われるように、
3つの指摘っていうのがあってですね、
やっぱりね、誤解されていたりとか、
あと、うまいこと使えていない、
その病名自体をですね、
どういうふうに使っていいかわからない、
そのラベリングするだけで終わっている方っていうのはね、
一定いらっしゃるんですね。
医療者でもそうなんですよね。
なので、そこら辺で、
今回ですね、3つの指摘っていうことで、
1、国際的な病名ではない。
2、別なもの。
3、この疾患概念に有用性を感じないっていうことを、
1つずつ解説、説明するみたいな、
そんな感じの10分間になっております。
有用性とメッセージ
でですね、これぜひとも見ていただきたいんですけれども、
これね、私3回ぐらい動画見はして、
文章も5回ぐらい読んだんですけれども、
非常によく練られた構成になっているなと思って、
ちょっと感覚いたしましたね、これは。
本当に。
で、各々に解説していただいていて、
これはね、ちょっと具体的には読んでいただけたらなというふうに思うんですけれども、
特にね、私が印象深かったのは、
これまあ診療内科である考え方で、
いつも言っている話はあるんですけれども、
この4枚目の図かな、NHKのサイトでいくと、
4枚目の図っていうのに、
この生物学的機能障害っていうのと、
心理社会的な関与っていうのの2つの軸で書いてあって、
その心理的関与の大きいODっていうのと、
身体疾患としてのODっていうのと、
あとそれの間に挟まれた心身症としてのODっていうのがあって、
こういうスペクトラムになっているんだっていう、
これはね、もう私いつも言っている話ですけれども、
これはODに限らずなんですけれども、
例えば、昨日のYouTubeライブでも言いましたけれども、
繊維菌痛症であっても同じような感じなんですよね。
かなり繊維菌痛症って心身症的要素ある疾患で、
診療内科の治療対象ではあるんですけれども、
ただ、かなりね、その身体疾患としての方向、
流末性疾患としての繊維菌痛症であったりとか、
一方で、かなり心理的な要因が大きい繊維菌痛症とかもあったりするので、
これね、結構スペクトラムが大きい病気なんですけれども、
それと似たような感じで、
ODですね、菌性症物質障害に関しても同じようなことで考えられるっていう感じになっているのは、
この図非常にわかりやすいなというふうに思いましたし、
あとは、その2つ目の別のものに見えるっていうことに関連してですね、
この睡眠障害ですね、これはね、本当によく言われるんですけれども、
原因と結果がどっちが先か、
鶏が先かタボンが先かみたいな議論ですごいあるんですけれども、
結果としてですね、その次の図ですね、
この循環の問題、睡眠の問題、あと心理社会的関与って書いてありますけれども、
これがね、非常に複雑になっているんですね。
よくあるのがね、原因検索しようとする方とかいるんですけれども、
結局ね、これ診療内科の病態仮説の時にもよく言うんですけれども、
原因と結果がね、因果が逆転してしまってたりとかですね、
あとは遠間的因果率って言いますけれども、
そのぐるぐる悪循環のサイクルに余っていくことって結構あってですね、
そうするとね、もう何が何だかよくわからないっていう、
複雑に絡み合った糸みたいな感じになってしまうんで、
それを1個1個紐解いて、でも別に原因がどれかって、
最終的に特定されずに良くなるケースとかってもあったりするので、
それと似たような感じかなというふうに思いますね。
で、あとは、3つ目がですね、この有用性を感じないなんですけど、
これね、すごいありますよね。
で、本当にね、既成症性障害って診断されることってね、
最近非常に増えてきてるかなというふうに思うんですけれども、
この診断をつけること自体がね、ゴールではなくって、
むしろね、診断することはスタートなんですね。
で、私いつも言ってるように病名にあんまりこだわるけどこだわらないっていう姿勢がね、
非常に大事と思ってるんですけれども、
別に病名、その既成症性障害であろうが、
他の、例えば何でもいいですけど、
最近あんまりつけることなくなりましたけどね、
自律神経失調症であろうが、別にね、あんまりこだわらないんですよね。
なんですけれども、患者さんとか、もしくは親御さんからすると、
何らか一定の病名がつく、しかも既成症性障害って、
どちらかというとね、一般的には身体疾患病名と思われてると思うので、
そういう病名がつくことに一定のメリットはあると思うんですけれども、
ただ、それに特効薬があるっていうわけではないですし、
こうしたらよくなるみたいな、絶対的な治療があるっていうわけではないんですよね。
なので、むしろそこからどうしていくかっていうのを、
医療者と一緒に考えていくっていうことが重要で、
なので、有用性を感じないっていう指摘は、
確かにあるかなとは思うんですけれども、
そこからどうするかっていうのを、
先生も放送の中でも言われてましたけれども、
このバイオ、サイコ、ソーシャルモデルですね、
いつも言っている生物心理社会モデルですね、
に沿って考えるっていうことは非常に大事かなというふうに思います。
その中で、心と精神っていうのの使い分けみたいなのをお話しされていて、
これ非常にいいなというふうに思いました。
あとは、当事者の方と周りの方に対してのメッセージも最後、
終わりに入れているんですよね。
これ、ぜひとも見ていただけたらなというふうに思うんですけれども、
小児科の先生っぽいなと思いましたし、
こういうのを言えるのは素晴らしいなというふうに思いまして、
今日ご紹介させていただきました。
ぜひとも、動画は今日の本当に13時までしか多分見られない。
視点論点、再放送があることもあるので、
もしかしたら再放送されるかもしれないですけど、
一旦多分、今日の昼で13時に見られなくなると思いますので、
もし見る機会がある方がいらっしゃいましたら、
NHKプラスで見られますので、リンクを貼っておこうと思いますので、
ご覧いただけたらなというふうに思います。
では、最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけんぱ!
ということで、今日も詳細一致してありますように、
お相手はないかいのたけでした。
興味津々。
09:30

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