1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
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2025-06-03 09:15

《1251》6月1日放送のNHKスペシャル…正直もやりました…

【本日ご紹介した番組】

NHKスペシャル

ドキュメント 医療限界社会 追いつめられた病院で

配信期限 :6/8(日) 午後 まで

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2025060134210


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#健康  

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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

はい、かしこまりました。音声の内容を1000字以内の箇条書きで要約します。


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### 内海先生の「心身気功ラジオ」:NHK医療特集の感想(NHKスペシャル編)


**1. はじめに**

* 医療に関する質問やリクエストに答える番組。

* 今回は、先日に続きNHKの医療特集に関する個人的な感想を述べる。


**2. 今回取り上げる番組**

* NHKスペシャル「ドキュメント 医療限界社会 追い詰められた病院で」

* 6月1日(おととい)に放送されたもの。


**3. 全体的な感想**

* 個人的には非常に「モヤモヤした」。

* 昨日のETV特集は良い番組だったが、今回のNHKスペシャルは「物申したい」と感じる点が多かった。

* 「それはちょっと違うんじゃないか?」と疑問に思う描写が散見された。

* 以前、高名な先生が「Eテレの取材は良いが、NHK本体の取材は注意した方が良い」と話していたことを思い出し、今回の番組がそのケースに当てはまるように感じた。


**4. 番組の舞台となった病院について**

* 島根県の済生会病院が舞台。

* 200床以上、診療科10数科を持つ、地域の救急を担う病院。

* 医師不足があり、病院の先生にフォーカスを当てた内容。


**5. 「モヤモヤした点」詳細**


* **医療安全に関する描写**

* 最もモヤモヤした部分。

* 医師不足と医療安全を結びつける必要性に疑問を感じた。

* 看護部長(または医療安全担当者)が「けしからん医者がいる」といった発言をするなど、個々の医師の問題として描いているように見えた。

* 医療安全は組織として対応すべき問題であり、個々の医師を責めても解決しない。

* 医師への不満を医療者側が表明するような構成に違和感があった。


* **視聴者からの体験談の集め方・見せ方**

* NHKが医療で良くなかった体験談を大量に集め、公表していた。

* 患者側の言い分と医療者側の言い分が異なることはよくある。

* 患者側から見て医療ミスに思えることでも、実際はコミュニケーションミスであることも多い。

* そのような事案の「負の側面」だけを切り取って取り上げているように感じ、モヤモヤした。


* **個別のエピソード(脳梗塞の母親のケース)**

* 母親が脳梗塞で搬送されたが十分な対応がなされず、他院へ転院後、コロナや肺炎を発症した(一命は取り留めたが車椅子生活に)というエピソード。

* このケースについて、文脈だけ見ると「医療的には間違っていなかった可能性も高いのではないか」と感じた。

* 問題の本質はコミュニケーション不足にあるのではないか。

* 医師不足や多忙さを理由にするならまだしも、医師個人の資質の問題にすり替わりかねない描き方に疑問を感じた。


* **ドキュメンタリーとしての意義と公表の是非**

* ドキュメンタリーとして医療現場を追った意義はあるかもしれない。

* しかし、それを公表する意義は何なのか、かえって医療への信頼を損なうのではないかと感じた。


**6. 医療の不確実性と患者の期待について**

* 医療は完璧ではなく、病院に行けば必ず良くなるわけではない。悪くなる状況も多数存在する。

* 医療的に最善を尽くしても、どうにもできないケースもある(例:終末期の緩和ケアなど)。

* 病院に行けば必ず良くなるという保証はなく、その現実を理解してほしい。

* 脳梗塞で入院しても、さらに悪化する可能性もある。その点を説明すべきだが、状況によっては説明が追いつかないこともある。


**7. まとめ**

* 今回の番組を見て、非常にモヤモヤする点が多かった。

* (最終的に病院は総合診療医を入れるなど、妥当な方向に舵を切ったが、そこに至るまでの院長のリーダーシップにも疑問を感じた。)


**8. リスナーへのお願い**

* 視聴した方の感想もぜひコメントで寄せてほしい。

* 明日も引き続きNHKの医療特集に関する感想を述べる予定。

サマリー

このエピソードでは、NHKスペシャル「医療限界社会」の放送後の感想が述べられ、医療安全や視聴者と医療者の認識の相違について深く考察されます。また、医師不足やコミュニケーションの重要性が議論され、医療への信頼の在り方についても触れられます。

NHKスペシャルへの感想
内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問箱のGoogleフォームから是非お寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今週はですね、ちょっとなんかNHKさんが、
医療特集みたいので、医療系の番組をですね、なんか大量に放出しておりまして、
それに関して、ちょっと個人的な感想などを、つらつら述べていきたいと思います。
昨日はですね、31日かな、5月の31日か30日か、ちょっと忘れましたけどね、
放送されたETV特集ですね。
これの感想をいろいろお話しさせていただいたんですけれども、
今日お話しするのは、NHKスペシャルですね。
6月の1日、おとといですね、に放送されましたNHKスペシャル、
ドキュメント、医療限界社会、追い詰められた病院でっていうのの、
感想を述べていきたいと思います。
はい、でですね、これはですね、個人的には非常に、
もやもやしました。はい、これはですね、
うーん、まあ、昨日ご紹介したですね、ETV特集ですね、ETV特集かな、はい。
これはね、かなりいい番組だったんですけど、
正直ね、今回のNHKスペシャルはですね、
うーん、もやもやしたというか、物申したいというか、
それはちょっと違うんじゃないかとかっていうのがね、結構散見されましたね。
で、これちょっと早速話脱線して恐縮なんですけれども、
去年参加したですね、とある学会で、非常にね、ご孝明な先生が、
テレビの取材とかですね、そういうのをどういうふうに受けてますか、みたいな話があったときにですね、
もうEテレ、まあ昔より教育テレビですね、
これは問答無用で大丈夫っていう話なんですけれども、
NHKの本体というか、Eテレじゃない方のNHKですね、はい。
に関してはね、ちょっと注意した方がいいよみたいなお話をされていて、
まさにね、それがこの番組からというふうに思ったりしましたね。
これちょっとどういう構造、ディレクターとかが違うのかちょっとよく分からないですけれども、
はい、というふうに思いまして、今回のはね、
ちょっと、うーん、まあ医療者というか石目線で見て、
うーん、微妙だなあと思うところが、まあ結構な箇所ありましたね。
はい、という感じです。
医師不足と医療安全
で、えっと、まあ今回見ていただいた方はね、ご存知かと思いますけれども、
今回の取り上げられた病院はですね、島根県の、
なんとか、どっか忘れました。
まあ、最盛会病院なんですね。
はい、最盛会病院で、まあそれ以内の規模、
200何床ぐらいだったかな、で、10いくつの診療室があってみたいので、
まあ地域の救急用になっていますよ、みたいな、そんな感じの病院なんですけれども、
ただ、まあ医師不足があってみたいな感じのところの病院の先生にフォーカス当ててみたいな、
そんな感じの番組だったんですけれども、
まずですね、まあ一番モヤっとしたのが、この医療安全に関してですね、
言っているところが、うーん、本当に果たしてそうなのかっていう、
まあ、もちろんね、医師不足はそうなんですけれども、
それと何かこう、医療安全をね、結びつける必要性は果たしてあるのかっていう感じで、
で、えっと結構ね、看護、部長さん、あ、看護、医療安全の方だったかな、はい、が、
あの、まあけしかない医者がいますみたいなことをですね、
この医療機関の先生も言われていましたし、看護師さんも言われていたりとかですね、
診療看護さんもそういうテンションだったかなと思うんですけれども、
ただですね、これ何回も言いますけれども、
医療安全はですね、やっぱり組織として対応すべきであって、
心医者をね、せめてもしょうがないんですよね、
まあしょうがないと言ったらちょっと言い過ぎかもしれないですけれども、
まあ、本当にね、いろんなドクターがいてですね、
まあ確かにあの医師不足で高齢の方も働かないといけないっていう現状はあるにせよですね、
じゃあそれだったら、どういうふうにしたらその対策ができるのかっていうのを考えないといけなくって、
結構ね、医師への不満とかですね、いうのを医療者が言う回みたいな感じになっていて、
これはね、非常にもやりましたね、はい、っていうのと、
あとはNHK自体もですね、その視聴者の方なのか、
なんかまあちょっとどういうサイトかわからないんですけれども、
その医療で良くなかったこと、こういう体験しました、
みたいなの集めてください、みたいなのなんか大量にあげていてですね、
その中ではですね、まあもちろん妥当なものもあるんですけれども、
あるんだろうと思うんですけれども、
その多分患者さん側の言い分と医療者側の言い分がね、
違うことって、まあこれ非常によくあるんですよね。
患者さん側から見ていると、
まあ医療ミスに思うような案件であってもですね、
まあ単純に、ちょっとこの後お話ししますけれども、
コミュニケーションのミスみたいなので、
そういうふうに思われていることっていうのは、
多分ね、非常に多くあるんだろうと思うんですけれども、
それの負の側面だけ取り上げているという感じがしてですね、
これも非常にもやりましたね、という感じです。
最終的にはですね、委員長がいろんな方から言われてっていうのもあるのかもしれないですけれども、
救急とかの体制をですね、縮小するという判断に至っていくわけなんですけれども、
そこに関しても、いやこれもうちょっと委員長のリーダーシップとは、
みたいな感じで思ってですね、
最終的に総合診療院を入れるとかですね、
そういう妥当な方向性に舵を切られていくわけなんですけれども、
それはドキュメンタリーでおったのに意義があるのかもしれないですけれども、
それを公表する意義って何なのかなっていうか、
逆に医療への信頼を落としかねないなというふうに思って、
ちょっともやもやしたという感じです。
医療に対する信頼の問題
あともう一つですね、非常に個人的に思うところがあったのが、
この中でお一人のエピソードが出ていてですね、
そのお母さんが脳梗塞でこの病院に搬送されてですね、
その後結局最終的にはいい対応がなされずにですね、
他の病院に移ったらコロナになっていたりとか肺炎になっていたりとかということで、
一面は全然取り留めていて後遺症もそんなになく、
でも車椅子になられてたかなっていう感じの方のエピソードが出ていたんですけれども、
これに関してはですね、
医療的には間違っていなかった可能性も非常に高いなというふうに思いましたね、
この文脈だけ見るとですね。
先ほど言ったようにですね、
そのコミュニケーションがちゃんと捉えていなかったっていう、
もうその点に尽きるかなと思うんですけれども、
その文脈の中で医師が足りないとかですね、
医師が医者が過ぎるとかっていうのだったら分かるんですけれども、
それが果たしてそうなのかっていう、
医者の個人の資質の問題になりかねないなというふうに思って、
そこら辺も非常にもやもやしたのと、
あとはその医療はですね、
さっき医療に対する信頼っていう話しましたけれども、
医療は完璧ではないんですよね。
病院に行ったら良くなると思っている方ってね、
かなりの方はそう思っておられると思うんですけれども、
病院に行っても悪くなるシチュエーションって、
もうものすごいいっぱいあるんですよね。
その医療的にどんだけ頑張っても、
どうにもできない時とかあったりしますし、
それこそ緩和の状況とかっていうことになると、
亡くなるまでの症状緩和は当然やっていくんですけれども、
でも最終的に亡くなるっていうことには抗えないじゃないですか。
なので、もちろん病院に期待していただいたりとか、
医療に期待していただいたりすることは非常にありがたいですし、
当たり前だとは思うんですけれども、
ただ病院に行ったら絶対良くなるかっていう、
その保証は決してないっていうことは、
ぜひ知っておいていただけたらなというふうに思って、
濃厚接触で入院してっていうことで、
濃厚接触で入院したら確かに良くなることもあるんですけれども、
これ濃厚接触、いろんなタイプがあってですね、
入院してからさらに悪くなることっていうのもあるんですよね。
なので、その点は知っておいていただいた方がいいですし、
そこはちゃんと説明すべきって言ったらその通りなんですけれども、
ただ説明が間に合っていないぐらいのペースで、
悪くなるっていうこととかもあったりするので、
そこら辺が今回見ていて非常にもやったなという、
そんな感じでございます。
という感じでした。
皆さんのご覧いただいている感想とかも、
ぜひコメント欄とかでお寄せいただけたらなというふうに思います。
明日も引き続きNHK見ての感想を述べていきたいなというふうに思いますので、
また明日もお期待ください。
それでは最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、
パー!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いいただきありがとうございました。
興味しんしん。
09:15

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