【本日ご紹介した番組】
NHKスペシャル
ドキュメント 医療限界社会 追いつめられた病院で
配信期限 :6/8(日) 午後 まで
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2025060134210
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
はい、かしこまりました。音声の内容を1000字以内の箇条書きで要約します。
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### 内海先生の「心身気功ラジオ」:NHK医療特集の感想(NHKスペシャル編)
**1. はじめに**
* 医療に関する質問やリクエストに答える番組。
* 今回は、先日に続きNHKの医療特集に関する個人的な感想を述べる。
**2. 今回取り上げる番組**
* NHKスペシャル「ドキュメント 医療限界社会 追い詰められた病院で」
* 6月1日(おととい)に放送されたもの。
**3. 全体的な感想**
* 個人的には非常に「モヤモヤした」。
* 昨日のETV特集は良い番組だったが、今回のNHKスペシャルは「物申したい」と感じる点が多かった。
* 「それはちょっと違うんじゃないか?」と疑問に思う描写が散見された。
* 以前、高名な先生が「Eテレの取材は良いが、NHK本体の取材は注意した方が良い」と話していたことを思い出し、今回の番組がそのケースに当てはまるように感じた。
**4. 番組の舞台となった病院について**
* 島根県の済生会病院が舞台。
* 200床以上、診療科10数科を持つ、地域の救急を担う病院。
* 医師不足があり、病院の先生にフォーカスを当てた内容。
**5. 「モヤモヤした点」詳細**
* **医療安全に関する描写**
* 最もモヤモヤした部分。
* 医師不足と医療安全を結びつける必要性に疑問を感じた。
* 看護部長(または医療安全担当者)が「けしからん医者がいる」といった発言をするなど、個々の医師の問題として描いているように見えた。
* 医療安全は組織として対応すべき問題であり、個々の医師を責めても解決しない。
* 医師への不満を医療者側が表明するような構成に違和感があった。
* **視聴者からの体験談の集め方・見せ方**
* NHKが医療で良くなかった体験談を大量に集め、公表していた。
* 患者側の言い分と医療者側の言い分が異なることはよくある。
* 患者側から見て医療ミスに思えることでも、実際はコミュニケーションミスであることも多い。
* そのような事案の「負の側面」だけを切り取って取り上げているように感じ、モヤモヤした。
* **個別のエピソード(脳梗塞の母親のケース)**
* 母親が脳梗塞で搬送されたが十分な対応がなされず、他院へ転院後、コロナや肺炎を発症した(一命は取り留めたが車椅子生活に)というエピソード。
* このケースについて、文脈だけ見ると「医療的には間違っていなかった可能性も高いのではないか」と感じた。
* 問題の本質はコミュニケーション不足にあるのではないか。
* 医師不足や多忙さを理由にするならまだしも、医師個人の資質の問題にすり替わりかねない描き方に疑問を感じた。
* **ドキュメンタリーとしての意義と公表の是非**
* ドキュメンタリーとして医療現場を追った意義はあるかもしれない。
* しかし、それを公表する意義は何なのか、かえって医療への信頼を損なうのではないかと感じた。
**6. 医療の不確実性と患者の期待について**
* 医療は完璧ではなく、病院に行けば必ず良くなるわけではない。悪くなる状況も多数存在する。
* 医療的に最善を尽くしても、どうにもできないケースもある(例:終末期の緩和ケアなど)。
* 病院に行けば必ず良くなるという保証はなく、その現実を理解してほしい。
* 脳梗塞で入院しても、さらに悪化する可能性もある。その点を説明すべきだが、状況によっては説明が追いつかないこともある。
**7. まとめ**
* 今回の番組を見て、非常にモヤモヤする点が多かった。
* (最終的に病院は総合診療医を入れるなど、妥当な方向に舵を切ったが、そこに至るまでの院長のリーダーシップにも疑問を感じた。)
**8. リスナーへのお願い**
* 視聴した方の感想もぜひコメントで寄せてほしい。
* 明日も引き続きNHKの医療特集に関する感想を述べる予定。
サマリー
このエピソードでは、NHKスペシャル「医療限界社会」の放送後の感想が述べられ、医療安全や視聴者と医療者の認識の相違について深く考察されます。また、医師不足やコミュニケーションの重要性が議論され、医療への信頼の在り方についても触れられます。