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2025-03-12 08:25

《1182》病院🏥が危機‼️国立大学の32施設が赤字に😢

【本日の興味シンシン資料】

医学界新聞

大学病院が直面する危機

https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2025/3571_01



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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

皆さんおはようございます、新身健康ラジオの内海です。今日は久々に「興味津々」な医療ニュースをご紹介します。昨日発行の医学界新聞に「大学病院が直面する危機」という対談記事があり、昭和大学・千葉大学の病院長が登場していました。内容は、病院経営が危機的状況にあるという話です。


特に国立大学病院では、42施設中32が赤字見込みで、総額250億円以上の赤字が予測されています。物価高騰や人件費上昇に診療報酬が追いついておらず、経営が苦しくなっています。実際、黒字病院はごくわずかで、多くが赤字で、最も赤字の病院では30億円超とのこと。グラフを見ても一目瞭然で、医療提供が高度になるほど赤字も膨らむという“いびつな構造”があるんです。


通常の市場なら物価上昇は価格転嫁で対応しますが、医療では診療報酬制度があるためそれができず、経営圧迫の原因に。また人手不足で病棟が稼働できない悪循環もあります。看護師も医師も確保が難しく、自由診療や美容医療へ人が流れる状況です。


さらに診療報酬改定は2年ごとで、物価上昇に追いつけません。高額医療費制度の見直し凍結は一息つけたものの、対案がないままでは医療制度そのものが危機です。医療現場の現実を多くの人に知ってほしいと思い、今回ご紹介しました。興味がある方はぜひ記事もご覧ください。


では、しんしんじゃんけん、じゃんけんぽん!今日もよい一日を。

サマリー

国立大学病院の32施設が赤字となり、日本の医療システムに危機が迫っています。今後の診療報酬改定や物価高騰の影響が病院経営に大きな波及をもたらし、医療提供体制の持続可能性が問われています。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる…
ん?
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医療ニュースの解説などもしています。
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あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はですね、ちょっとだいぶ久々なんですけれども、
興味津々資料というか、資料というか記事というかニュースというか、
はい、ご紹介していきたいというふうに思うんですけれども、
今日ご紹介するのはですね、実は昨日発刊されました、
医学界新聞、医学書院さんが出しているですね、
医学書院さんってあの、医療系では非常に有名な出版社さんの一つなんですけれども、
そこがですね、定期的にこの医学界新聞っていうのを出しておられて、
それの中からですね、一面の記事、大学病院が直面する記事っていうような、
対談、座談会の記事がありましたんで、これをご紹介してみたいと思います。
ちなみにですね、対談された方が、どこだったっけ、
昭和大学の病院長の佐賀博之先生、
この先生が全国医学部長病院長会議の会長さんらしいんですけれども、
という先生と、対談相手が大取誠二先生という先生で、
この先生は千葉大学の病院長の先生ですね、国立大学病院長会議の会長、
ちょっとなんか似てますけれども、
ということで、その二人の対談の記事が出ておりました。
詳しくはですね、記事を読んでいただけたらと思うんですけれども、
そもそもですね、最近病院の倒産のニュースとかって、
多いの皆さんお気づきですかね。
私がね、その辺のニュースをより多く引っ掛けてるっていうのもあるかもしれないですけれども、
病院の倒産とかですね、あと人が辞めて、
特に医者とか看護師さんが辞めてですね、
病院の経営を、病院の診療体制を縮小させるを得ないみたいなニュースってね、
非常に多く流れてるかなというふうに思うんですね。
で、まさにですね、昨日もですね、日本病院会かな、
とかっていう団体、他6団体ぐらいだったかな、
合わせてですね、病院が危機ですみたいな、
これと今日の対談で全く同じような感じのスライドをですね、上げておられて、
いかにね、今の病院経営が厳しいかみたいなのを上げてる資料がありましたけれども、
そんな感じで、非常にね、特に2024年の診療報酬回転もありましたけれども、
ここ1、2年、皆さんもお感じのように物価とかね、むちゃくちゃ上がってるじゃないですか、
それがうまいこと反映されていないっていうことで、
病院経営が危機に陥っているっていうことをね、
ぜひとも知っていただきたいなというふうに思って、
お話ししようかなというふうに思いました。
まずちょっと冒頭だけ読ませていただくと、
国立大学病院の赤字問題
この2024年10月ですね、国立大学病院長会議が発表した2024年度収支見込みでは、
全国42の国立大学病院のうち32施設が赤字を見込み、
国立大学病院全体での赤字額は250億円以上に上ることが明らかになったっていうことになっております。
図1ですね、ちょっとこれ後からお話ししますけれども、
その背景には、物価高騰や人件費の上昇などによる支出増があり、
国立大学病院の存続そのものが危ぶまれる状況にあると。
また、大学病院全体に目を向けても同様の状況を呈しており、
早急な対応策が求められているっていうことになっておりまして、
いや本当にね、その通りだなというふうに思います。
その図1を見ていただくとですね、
この国立大学病院庁会議UNHCっていうところが発表したデータをグラフにされたポイントですけれども、
具体的などこがっていうのは書いてないですけれども、
黒字の病院はもう本当に数える10いかないぐらいですよね。
ということで、ほとんどは赤字になっていて、
しかも一番大きい赤字幅、一番右側の病院とかもう30億とかの赤字になっているっていうことで、
全体のこの点線の四角で喰らえた部分をトータルすると281億ぐらいになるっていうことでなっております。
全体、黒字の病院もあるので、
全体にすると254億まで縮小するらしいんです。
それでもすごい赤字は赤字ですよねっていう感じになっております。
その背景にちょっと下行っていただくとですね、
高度な医療を提供するほど赤字が膨らむ歪な構造って書いてありまして、
これ本当にその通りなんですけれども、
ちょっとこのグラフはゼロを起点にはなっているんですけれども、
途中が端折られていて正しいグラフではないっていうツッコミは非常に入りそうではあるんですけれども、
それでも医療費、公熱費、人件費、あとその他の業務委託とか施設のやつとかですね、
のちなみに2023年度より2024年度が高くなっているっていうことになっていて、
それはそうですよねっていう感じですよね。
通常であればここら辺のことは価格に転換できるんですよね。
今だからスーパーとか行ってもものすごい野菜の値段とかも上がってるじゃないですかとか、
他のことでも全部物価高騰、価格に転換できるっていうふうに、
普通の市場経済としてはなるんですけれども、
医療においてはですね、この診療報酬っていうのがあるので、
自由競争が働かないっていうか自由に価格が決定できないっていうことになってるんで、
そうすると必然的に病院の経営を圧迫してしまうっていうことになってしまいますし、
あとは給与もね、給与を上げる仕組みを一応導入はされてるんですけど、
なかなかこれ難しくって、給与を上げられないと結局人がいなくなるっていう、
それで保健診療厳しいっていうことで直備っていうですね、直接美容整形に行く施設が増えたりとかですね、
あと看護師さんも非常に不足してるんで、看護師さんが十分に充足できないっていうことになって、
そうすると病院が稼働できないっていうことになってしまってるっていう、
こういう非常に悪循環に陥ってるっていうのが今の医療の現状ですね。
今後の医療制度の課題
っていう感じです。
なので、これね、次の診療報酬改定でどうなるのかっていう感じもありますけれども、
ただ診療報酬改定って2年に1回しかないですし、
物価の高騰ってそれを上回るペースでどんどんいくんで、
まめにこうやっていかないとちょっと難しいんじゃないかなっていうふうに思いますし、
あとは、やっぱり医療、高額療養費のことは凍結になりましたけれども、
あれ、個人的にはあんまり取り上げてなかったんですけれども、
あれ、一旦凍結するっていう判断自体は私は良かったかなと思うんですけれども、
じゃあどうするのっていうですね、なんかその対案が出てきてないんで、
このままいくと本当にもっとすごいことになってしまうっていうか、
医療制度自体が持たないことになってしまうっていうことは、
ぜひとも知っていただきたいなというふうに思って、
今日お話しさせていただきました。
という感じでございます。
ちょっと詳しくはまた記事をご覧いただけたらと思います。
これ本当は医療職向けなんですけれども、
対談形式でもありますし、
一般の方でも別に内容としてはね、
そんなに科学的な話をしているわけではないんで、
比較的読みやすいんじゃないかなというふうに思いますので、
ぜひご興味があればご覧いただけたらと思います。
はい、ということで、
じゃあ最後しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけんぱ!
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お相手は第一回の竹江でした。
では、興味津々。
08:25

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