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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆様おはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
放送では医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生週6へ皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週木曜日は今週の興味津々医療ニュースをやっていきますけれども、
今日も4つのニュースを取り上げていきたいと思います。
取り上げるニュースは、1つは今週が記念週間ということで、厚労省の啓発のイベントみたいなニュースが出ていましたので、それが1つ目ですね。
2つ目が、これ以前から何回か取り上げていますけれども、Googleマップの口コミの件ですね。
これで賠償命令が出たみたいなニュースが出ていましたので、それが2つ目。
3つ目が、これも先週かな、取り上げましたけれども、臓器職関連ですね。
臓器職がなぜ進まないのかというのが1つの理由を厚労省が調査しに行きますよというニュースですね。
4つ目が、これも数ヶ月前に取り上げたと思うんですけれども、救急車ですね。
救急車が、これは救急車の有料化とは違うんですけれども、救急車を呼んでお金がかかることがあるということですね。
この4つのニュースをご紹介していきたいと思います。
まず1つ目ですね。まず1つ目は、
ちょっと待ってくださいね、何か広告が出てきました。
6月1日のグーニュース、東京チップスのニュースからで、
厚生労働省禁煙集間に慢性併足性肺疾患COPD患者減少に向けて、
自分のためにも周りの人のためにも禁煙をスマートライフプロジェクトへ管轄のるというような、
そんな記事が出ておりました。
この放送では、5回目かな、4回目かな、
この禁煙集間にちなんだ放送をさせていただいてますけれども、
厚労省もですね、この世界禁煙デーとか禁煙集間にちなんだイベントをされているようです。
特にね、5月31日ですね、これが世界禁煙デーだったということで、
いろんなイベントが各地で開催されたということですけれども、
厚労省もこれとこれ、どこか忘れましたけれども、
どこかでイベント、このスマートライフプロジェクトというのにちなんだイベントをされたということになっています。
で、ここあれですね、眼上サービスで非常に有名な若尾先生、若尾副本部長も登壇されたりとかですね、
あとは、日本医師会からも常任理事が登壇されたりとかということで、
結構医者も参加していたようです。
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本当にね、昨日一昨日、その前もそうですけれども、やっぱりCOPD、
今年は特にCOPDに力を入れているというか、それがテーマみたいですけれども、
がんだけではなくて、COPDも非常に重要な病気ですね。
ぜひとも知っておいていただけたらなというふうに思います。
続きましてが、2つ目ですね、読売新聞オンラインのニュースですけれども、
5月31日ですね、Googleマップの口コミ欄で一方的に眼科医院の悪評投稿者に
200万円の賠償を明示する判決というニュースが出ておりました。
冒頭だけ読ませていただくと、Googleマップの口コミ欄で一方的に悪評を投稿されたとして、
兵庫県尼崎市で眼科医院を運営する医療法人修明会と読みますが、
投稿者に損害賠償などを求めた訴訟の判決が31日大阪市裁であったということで、
裁判官は名誉を毀損し、社会的評価を低下させたと、
投稿者に200万円の賠償と投稿の削除を明示だというようなことになっています。
これはもう本当に氷山の一角という感じで、
今でも何回か取り上げていましたけれども、
Googleマップの口コミって本当に悪徳ビジネスもあるぐらいで、
要は業者が勝手に悪い評判を書いて、それを消しますよということでお金を取るみたいな、
そういう悪徳ビジネスもあるんですよね。
今回のケースはそうじゃないと思うんですけれども、
でもこれはちゃんと管理すべきかなというふうに思いますし、
今は集団訴訟になっていますけれども、
その行方も見守っていきたいなというふうに思います。
というのが2つ目のニュースでした。
3つ目が、これもまた読売新聞ニュースですね。
読売新聞の5月30日のニュースですけれども、
大学病院で相次ぐ臓器移植の受け入れ断念、
厚労省が全ての状況を確認へ、点数、理由の報告を求めるという記事が出ておりました。
これ冒頭にも言ったように先週か先々週よりも、
大学病院ですね、東大、京大、東北大でしたかね。
そこで臓器移植が断念されるケースがあるという、
実際にはこれどこかの放送で言っているんですけれども、
そこでできないからといってその臓器は無駄になっているわけではない。
その他の施設で実際に移植されているので、
その臓器が無駄になっているというわけではないんですけれども、
ただやっぱりそこの施設で待っておられる方とかがいらっしゃるので、
そこの施設の方にとってはちょっと不利益になっている可能性もあるということで、
その辺を厚労省が今まで実態をあまり把握できていなかったということで、
全ての移植施設の受ける状況を確認する方針ということになっているみたいです。
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これは読売新聞で結構いろんな報道をしていて、
非常に重要な問題だなというふうに思います。
これもまた続報があれば追っかけていきたいなというふうに思いますし、
臓器所関連の社席とかもいいのがあったので、
またおいおいご紹介していきたいなというふうに思いました。
というのが3つ目のニュースでした。
続きましては4つ目です。
4つ目はこれまた読売新聞です。
読売新聞が続きますけれども、
6月1日の読売新聞オンラインですね。
救急車呼んで入院しなかったら1700円徴収します。
市民から賛否ということで、
これは数ヶ月前に一回そうなりますよみたいなのが
記事に出たときに取り上げさせていただいたんですけれども、
実際にこの6月1日からですね、
制度が走り出したということになっています。
記事の冒頭だけ読ませていただくと、
三重県松坂市内の基幹三病院が6月1日から救急車で
運ばれたが入院しなかった軽症患者に対して
7700円を徴収する。
救急室の件数が増加し、
救急医療体制が逼迫する懸念が出ていることを受け、
軽症者による救急車の利用を抑制する狙いがある。
市民から賛否の声が上がっているというような、
そんな記事の書き出しになっています。
ただですね、これ以前の放送のときにも言いましたし、
コメントで書いておられる先生もいらっしゃるんですけれども、
これね、謝ってはいけないのは、
これは選定療養費の話なんですよね。
だから、普通大きな病院受診すると、
今ね、選定療養費っていうのがかかって、
要は大きな病院にいきなり受診しないでくださいみたいな、
そこの受診抑制がかかってるんですけれども、
救急車で行った場合には、今までそれが捉えてなかったんですね。
今回は、軽症の方に関しては、
それを取り出すよっていうことなんで、
一般的に言われる、いわゆる救急車の有料化の議論とは、
ちょっと別に話したほうがいいかなと、
個人的には思ってますね。
むしろ救急車、僕は個人的には、
やっぱり救急車有料化のほうがいいと思ってるんですけれども、
というのは、やっぱりこれ以前もお話しましたけれども、
すごいね、タクシー代わりに使われる方とかですね、
これで救急車使ってしまうの?みたいな方って、
ものすごい多いんですよね。
今ちょっと救急の現場から離れてますけれども、
当時もかなり多くてですね、
だから、やっぱりね、救急の搬送出動件数ですね、
これね、もうむちゃくちゃ上がってるんで、増えてるんで、
やっぱりここはね、節度を持って利用する側も
していただかないといけなくて、
その一つとして有料化するっていうのは、
ありかなというふうには思いますね。
どういうふうに有料化するっていうのはあれですけど、
例えば一律ね、2000円とか3000円とかっていうのでも
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全然いいと思うんですけれども、というふうに思いました。
これで逆に、この軽症患者に対してだけ取るっていうことになるとですね、
なんか無理くり、要は現場に材料が任されてるんで、
これ入院させてほしいんですけど、みたいな圧力が
現場にかかるんじゃないかなっていうふうな気がして、
ただですがね、結構そういう方っていらっしゃるんですよね。
入院するかどうかの判断、最終的に医者がするんですけれども、
入院する必要性がなくても、
いや、なんとか入院させてもらえませんか、みたいな感じでね、
食い下がる方って結構いらっしゃるんですけれども、
それで、なんかね、逆に現場混乱したりとか
疲弊したりしないかなっていうのはちょっと心配ではありましたね、これね。
ということで、今週も4つのニュースをご紹介させていただきました。
他にもですね、ちょっと面白いニュースもありましたので、
もしご興味あればノートの方をご覧いただけたらと思います。
では最後、しゅんしゅんじゃんけんでいきたいと思います。
しゅんしゅん、じゃんけん、じゃんけん、ぐっ!
ということで、今日も幸せな一日になりますように、
ありがとうございました。
せいせいな。