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内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、
朝5時50分、20分テレで配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、
公開のご収録や、みなさんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週木曜日は、
今週違うの、興味津々医療ニュースをやっていこうと思うんですけれども、
今週ですね、熱中症シリーズをいくつかやっておりましたので、
まずは熱中症関連のニュースですね。
これを1個取り上げまして、その後ですね、3つ。
1つは、世界初のブタの腎臓移植を送られたというニュースが、
先月でしたかね?あ、今月かな?ありましたけれども、
その方が亡くなれたというニュースですね。
2つ目が、これちょっと診療内科的に非常に興味津々な、
ハグの効果ですね。抱き合うことの効果が、
研究で明らかになったみたいなニュースですね。
3つ目がですね、これ、続報どうなったのかなと思ってたら、
こうなってたんだっていうですね、医師の射殺立ち込まれ事件ありましたよね。
ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんけれども、
それの続報のニュースが入っていたので、この3本、
プラス熱中症ニュースですね、計4本をご紹介してみたいと思います。
まず1つ目は、5月の10日のCBニュースというですね、
医療関与系のニュースですけれども、の記事で、
熱中症救急搬送664人、昨年同期比37.2%増、
総務省消防庁が今年初の集計という、そんな記事が出ておりました。
消防庁はですね、私も今回の熱中症シリーズをやるにあたって、
いろいろ調べたんですけれども、毎年この時期ぐらいからですね、
週間の熱中症での救急搬送人数を出しているんですね。
今年の初めてのやつが出てきたんですけれども、
それが4月の29日から5月の5日ですね、
ちょうど連日行く中という感じですけれども、
そこの救急搬送者が664人ですね。
昨年より37.2%増えたという、そんな形になっています。
症病程度別に見ると、死亡者が1人、
3週間以上の入院が必要な重症者が8人、
短期の入院が必要な中等症が163人、
外来診療のみの軽症者が487人ということで、
65歳以上の高齢者が343人で、
全体の51.7%を占めたという、そんな記事になっています。
ちょっとこの後登録しないと読めないんですけれども、
そんな感じで、やっぱり熱中症、
早速ですけれども、5月から増えてきていますし、
あとやっぱり高齢者の方も結構多いので、
今週の放送を聞いていただいて、
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予防に努めていただけたらなというふうに思いました。
というのが1つ目のニュースでした。
2つ目から解説も教えていこうと思うんですけれども、
2つ目がですね、これいろんなところで報じられていたので、
ご覧になれた方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
5月の12日のTBSニュースリグを、
こちらのノートに貼らせていただきましたけれども、
世界初豚腎臓移植の患者が死亡、
順調回復も実後2ヶ月で、
移植が原因で亡くなったとは見られない、
というような記事になっていました。
記事、ご覧いただけたらと思うんですけれども、
あ、移植3月ですね。失礼しました。
全然今月じゃなかったですね。
3月に豚の腎臓移植を受けられた方が、
今月ですかね、おらぐらになったというのが、
そんなニュースでした。
死因が何かなというところがですね、
一番気になるところかなと思うんですけれども、
この記事の中にも書いてありますけれども、
家族さんに対して移植が原因で亡くなったとは見られない、
と発表しましたというような形になっていますね。
この方はですね、
確か人体遺体療法からの移植だったと思うんで、
本当に移植した腎臓が機能しなくなってとかということであれば、
また人体遺体療法に戻ればですね、
死に至るということは基本ないと思うんですよね、
おそらくですけれども。
ここに書いてあるように別の何らかの原因
ということなんだろうと思うんですけれども、
他の方も、別の方も同じ、
豚の腎臓移植を受けておられるということで、
この結果がどういうふうになっていくのかというのは、
中長期的に見ていく必要性があるかなというふうに思いますし、
あとは日本でも同様の臨床試験が今計画されているので、
おそらく近いうちに日本でも行われることになるんじゃないかな
というふうに思いますので、
結果は注視して見ていきたいなというふうに思います。
というのが2つ目のニュースでした。
3つ目はですね、
冒頭にも言ったように診療の中的に非常に面白い研究なんですけれども、
5月11日のギガジンのニュースですね。
ハグなどの身体接触は痛みや鬱、
状態を和らげることが明らかに思い、
毛布やロボットなどの生物でも多少は効果ありというような記事になっています。
これですね、
Nature Human Behaviorという論文に出た雑誌みたいなんですけれども、
システマティックレビューというですね、
システマティックレビューとメタアナリシスというですね、
エビデンスレベルでいくと一番最高峰に位置するような研究なんですね。
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そういう中でこのボディタッチとかですね、
あとはそれ以外の無生物でも接触すると痛み、
あるいは抑鬱の緩和につながる可能性があるというような、
そんな研究結果が出ていたということで、
これまた別の機会にご紹介したいなというふうに思います。
具体的には、
具体的にはこの1万人以上の参加者が入っている、
合計212個の研究を全部ひっくるめて、
そういう結論、結果を出したというような、そんな形になっていて、
これですね、実は診療内科の領域でも手を握る研究というのがあって、
これ以前もご紹介したかもしれないですけれども、
手を握ることでお腹の胃の動きが良くなって、症状が我慢されるみたいな、
そういうのがあったりとかしますし、
結構こういった類の領域の研究というのは、
診療内科領域でされている方もいらっしゃるので、
それが今回大規模な研究でも明らかになったということで、
なんか面白いなというふうに思いました。
あとは、人間だけではなくて、
この下の方に書いてありますけれども、
この重い毛布や抱き枕、ロボットなどの物性物であっても、
ある程度のメリットが得られたということで、
これは面白いなと思いましたね。
この差がどれくらい出ているのかというのも、
ちょっとこれ論文読めたら読んでまたご紹介したいなというふうに思います。
というのが3つ目のニュースでした。
4つ目ですね。
4つ目がですね、
5月の15日、昨日ですね。
昨日の47ニュースの記事です。
医師を射殺し立てこもった男は、
前日に死んだ母親の祖先に孤室した。
今期は30年近く前のテレビ報道。
72時間以内なら脳機能は生きているというような、
そんな記事になっています。
これ、記憶されていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
もう一昨年になるんですね。
2022年に埼玉県の富士見野市ですか。
その在宅訪問診療に行かれている先生が射殺されて、
同犯されていた理学療法士の方でしたかね。
が重傷を負うというような、
そんな痛ましい事件がありましたけれども、
それの公判が開かれていたんですね。
それの司祭の判決が、
昨年末に出ていたという、
それをまとめた記事が出ていました。
結構長い記事なんで、
ご覧いただけたらと思うんですけれども、
現場で録音されていたんですね。
それを後半で流されていたみたいなんですけれども、
毎回、その被告にあたる方が録音されていたみたいで、
その音声も完全に残っているという、
そんな形になっていたみたいですね。
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最終的には、今回の大震の争点ですね。
撮影があったかどうかということで、
あれになったみたいですけれども、
最終的には、
司祭の判断としては、
無期懲役の判決ということになっていて、
ただ、拘束されているという、
そんな形になっているようです。
以前のこのニュースでも取り上げたかもしれないですけれども、
これはちょっと、
私自身も訪問診療、在宅に行く身としても、
すごいびっくりしますし、
あとは、
介護系の方とかもですね、
医者は基本一人で行くことって、
あんまりないんですけれども、
ヘルパーさんとか一人で行くじゃないですか、
なので、
こういうことが起こると、
じゃあどういうふうに対策したらいいのかって、
かなり難しくなりますね、
というのは本当に思いましたね。
今回の、
射殺してしまった、
男性の方ですね、
被告の人は、
かなり介護に関して手一杯になっていたみたいで、
それが、
この機会になったっぽい感じですけれども、
やっぱりこういう方って、
実際、
たまにですけれども、
そんなに多くはないですけれども、
いらっしゃるんですよね。
本当に何とかしてでも生きていてほしい、
みたいな方って、
実際、別に訪問診療じゃなくても、
病院でも時々出会いますけれども、
いらっしゃって、
でもそれは、
現代医学としては、
もういかんとも仕方ないっていうシチュエーションも非常にありますし、
この辺をどうご理解いただくかっていうのは、
難しい時もしばしばありますね。
あとは、
ただ一方で、
そういう方への支援をどういうふうにやっていくかっていうところも、
かなり難しくって、
一杯一杯になっていても、
本当に、
もうそのことだけにしか目が行っていないっていう風になっていたんだろうな、
というふうに思うので、
どういうふうな感じで防げたかって、
なかなか難しいかなと思うんですけれども、
ちょっといろいろと考えさせられるニュースだったなと思って、
続本が出ていたんでご紹介させていただきました。
ということで、
今日も4本のニュースをご紹介させていただきました。
それ以外も、
面白いニュースもあったので、
またノートの方で、
もしご興味があれば、
ご覧いただけたらなというふうに思います。
ということで、最後、
しんしんじゃんけんいきたいと思います。
しんしんじゃんけん、
じゃんけん、
ぱ。
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いできていただきありがとうございました。
興味しんしん。