1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
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2025-12-03 06:52

《1407》今年見て欲しい映画No.1☝️ 平場の月🌙

厚生労働省タイアップ https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/tieup/hirabanotsuki.html映画『平場の月』公式サイト: https://hirabanotsuki.jp/この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)たけお内科クリニック・緩和ケア内科の「内科医たけお」先生による、映画『平場の月』のレビュー回です。**【映画の概要と背景】**今回紹介されたのは、25万部を突破したベストセラー小説を初映画化した『平場の月』です。タイトルの「平場(ひらば)」は「ありふれた」「普通の」といった意味を持つ言葉です。主演は堺雅人さんと井川遥さん。この作品では「がん」がテーマとして扱われており、その公共性の高さから、厚生労働省とのタイアップポスターが制作され、「がん相談支援センター」の普及啓発にも活用されています。**【たけお先生の評価ポイント】**たけお先生が本作を推奨する最大の理由は、「病気を持つ人の『生活』が描かれている点」です。医療ドラマや映画では、手術や透析といった劇的な医療行為に焦点が当たりがちですが、実際の患者さんにとっては、病気と共にどう日常を過ごし、仕事をし、制限の中でどう生きていくかという「生活」こそが重要です。本作はその日常の機微や、それを取り巻く人々の心情を丁寧に描いている点で、非常に素晴らしい作品であると評価されています。**【医療従事者視点でのリアリティ】**普段、医療ドラマのリアリティには厳しく、気になって視聴を継続できないことも多いたけお先生ですが、本作はしっかりとした医療監修が入っており、最後まで違和感なく鑑賞できたとのことです。特に、劇中のある場面について「俳優にしては所作があまりにも医療従事者らしい」と感じた人物がいたそうですが、後に確認したところ、実際に本職の看護師の方が出演されていたというエピソードも紹介されました。**【演出とメッセージ】**タイトルにもある「月」が劇中で数回登場し、それが何かの暗喩(メタファー)になっている演出も見どころの一つです。もちろん、すべてのがん患者さんが同じ経過をたどるわけではありませんが、ある一人の患者の経過と心情を描いた良作として、現在公開中の映画館での鑑賞を勧められています。最後は恒例の「心身じゃんけん」が行われ、本日は「チョキ」で締めくくられました。

サマリー

映画「平場の月🌙」は、がんをテーマにした作品であり、病気を抱える方の生活に焦点を当てた非常にリアルな描写が評価されています。主演の坂井雅人さんと井川遥香さんの演技を通じて、がん患者とその周囲の人々の心情が丁寧に描かれています。

映画の紹介
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日は非常に珍しい映画レビューなんですけれども、
最近、とある映画を見まして、非常に良かったので、
ぜひ皆さんにも見ていただきたいなと思ってご紹介します。
その映画が、平場の月🌙という映画ですね。
そもそもですね、漢字読めなかったんですよね。恥ずかしながら。
平場?平場?なんて読むのかな?
平城王とか、なんかと思ったんですけれども、
業界に使われる用語らしいですね。
なんかごくごくありふれたとか、普通のとかっていう、
そういう意味らしいですけれども、
そういう、書籍がもともとですね、これいつだったかな?
書籍が25万部ぐらい売れた書籍があって、
それの映画化がですね、今回初めてされた。
オファーが非常に多くあったらしいんですけれども、
それを断りに断って、今回初めて映画化されたということになっております。
主演がですね、坂井雅人さんと井川遥香さんで、
この2人は僕でも知っておりました。
なんでここでドヤ顔するのか分かりませんが、
でですね、なぜこれ紹介しようかなと思ったかというとですね、
昨日のXとスレッジにも投稿しましたけれども、
これ病気を扱ってるんですよね。
これはさすがにもうネタバレしてないというか、
もう書いてしまってるんで、言ってもいいと思うんですけれども、
がんになられるんですよね。
それもあってですね、厚生労働省がタイアップのポスターとかを作っていてですね、
1人じゃない治療のそばに支える人がいますということで、
がん相談支援センターの啓発に使おうということで、
がん相談支援センターはどなたでも利用できるがんに関する
相談窓口ですということになっております。
という感じですね。
ただですね、さっきの平場の意味もそうでしたけれども、
全然ね、ドラマチックではないというか、
僕が何が一番良かったって思ったかというとですね、
こういう病気の方の生活ってあるよなっていう風に思ったんですよね。
いつも私言ってますけれども、この病気の方の生活をですね、
垣間見るというか、そういう意味って非常に大きいと思っていて、
ただ、やっぱりね、病気のことってあんまり分からないじゃないですか。
病気と生活のリアルな描写
例えば、慢性腎臓病でいくと、
その例えば透析をどうするかとかですね、
移植の手術のやり方はとかですね、
そういう感じのことに興味が行きがちっていうか、
もちろんね、当事者の方もね、それがやっぱり治療なんで、
興味関心がそっちの方に行くっていうのは当然なんですけれども、
それをやりながらどういう風に生活していくかっていうことの方がね、
僕は重要かなという風に思っていて、
例えば日常生活でどういう制限を受けるのかとかですね、
あとは産業意識でいくと仕事ができるのかとかですね、
そういったことって非常に後々重要になってくるんですけれども、
ただそこら辺がですね、あんまり描かれないものって結構あるんですね。
そんな中でこれはですね、非常に日常生活ってこういう感じだよな、
みたいな感じで見させていただいたっていう感じです。
あとはですね、これ聞いてる方は皆さんご存知だと思いますけど、
私ですね、医療ドラマには非常に厳しくってですね、
いろんなことが気になってしまうんですよね。
なので、医療ドラマもちょいちょい見るんですけれども、
医療ドラマはね、もう大体もうちょっと見てられないっていう感じになるんですけれども、
これはですね、ちゃんと最後まで見ていられましたし、
なんてかっていうとですね、これ医療監修がですね、ちゃんとついてるんですよね。
ちょっとね、極端な演出、これ演出だろうなっていう範疇の演出はありましたけれども、
ちゃんと医療的にも問題ないというか、ということは保障しますので、
そこは安心して見ていただいていいかなというふうに思います。
あとはですね、医療監修の中でですね、いくつか病院の場面が出てくるんですけれども、
この人は明らかに医療者じゃね?みたいに思った場面があってですね、
あとあとですね、YouTubeとかで見返すと、これ実際にナースでしたっていう。
明らかにお一人だけですね、俳優さんにしてはちょっと出来過ぎじゃね?みたいな人がいてですね、
これは本当に医療者の方が出ていたっぽくて、
それは私も気が付きましたので、そこまで見ていただける見どころかなというふうに思います。
で、あとは月ですね。月がですね、何回か出てくるんですけれども、
これもですね、何か暗優みたいになっているんだろうなというふうに思って見ておりましたが、
これも月がちょいちょい出てきますので、そこもお見逃しなくというか、
これはどういう意味なのかなみたいなのを考えながら見ていただけたらなというふうに思いました。
はい、という感じですかね。
いずれにしても、本当にがんにかかってこういう方もいるなっていう。
もちろんね、全員が全員、いつも言ってますように、
経過は人によって様々なんです。全員が全員こういう経過になるわけでは当然ないんですけれども、
でもとある方の経過とそれを取り巻く人たちの心情とかも描いてっていう感じで、
非常にいい映画だったんじゃないかなというふうに思います。
まだ結構映画館でやってると思いますので、もしご興味あればご覧いただけたらなというふうに思います。
はい、では最後しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。しんしんじゃんけんじゃんけんしょい!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
お相手はないかいるだけでした。
きょうみしんしん。
06:52

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