内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
内科医たけおのクリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろまつわる、ちょっと役に立つ小話を、朝5時50分に10分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週木曜日は今週の振り返りじゃなくて、興味津々医療ニュースをやっていこうと思うんですけれども、
今日取り上げるのは3つのニュースを取り上げたいと思います。
1つ目は今週のテーマ、敗血症にちなんだニュースで、
敗血症のディスクをAIで予測するっていうような記事が出てましたので、
ちょっと前のニュースですけれども、これを1個目にご紹介。
2つ目が郵便局でのオンライン診療ですね。
これ1回どっかでニュースで取り上げたような気もするんですけれども、
オンライン診療の場として、郵便局を有効活用できないかみたいな企画が進んでいて、
全国初のやつが出てましたので、それを2つ目にご紹介します。
3つ目ですね、これね、結構直面している方ももしかしたらいらっしゃるかなと思って、
がん患者さんの要介護の認定が遅れる、遅れるというか間に合わないケースですね。
これね、結構困ることがあって、これがニュースの記事になってたんで、
これを3つ目に取り上げたいと思います。
はい、ということで、まず1つ目ですね。
まず1つ目は、これなんだ、Forbes Japanのニュースですね。
4月の4日、だからちょっと2ヶ月、3ヶ月弱前のニュースですけれども、
Forbes Japanのヘルスケアというところからですね、AIで肺結晶の発症リスクを検出。
アメリカのFDAが診断ツールを初承認というような、そんな記事が出てました。
これはですね、肺結晶にちなんだニュースなんかないかなと思って調べていたら、
これがね、4月に出ていたということで、
このアメリカのヘルステックのプレノシスというところがですね、
4月の3日に人工知能AIを用いて肺結晶を診断する同社のソフトウェアの販売が、
食品医薬品局、FDAですね、に承認されたと発表したっていうような、
そんな感じになっていて、FDAの承認を得た一連のAI診断ツールとしては、
最新のものとなるっていうような、そんな感じだそうです。
はい、で、具体的にどういうふうに予測するかっていうと、
このセプシスイミュノスコアっていうらしいんですけれども、
22のパラメータを用いて、24時間以内に肺結晶を発症するリスクを算出するということで、
このパラメータが何かっていうのは当然ですけど、ブラックボックスになっていて、
そこをAIで解析して、肺結晶になるリスクはどうかっていうのを、
多分出してくるんだろうと思うんですけども、
これは非常に興味深い、パラメータを何を使っているのかっていうのは非常に興味深いですし、
あとはそれがどれぐらい正確に診断できるのかっていうのはすごい興味ありますね。
というのは、やっぱり肺結晶を予測するってすごい重要で、
予測するというか、本当に早期発見が重要なんですね。
今週の放送の中でも何回も言いましたけど、
肺結晶は早期に対応するっていうのはものすごい大事で、
もう本当に時間単位とかでコクコクと状態が悪くなる方も結構いらっしゃるので、
そうすると、例えば半日前、結構元気にしてた方が、
もう半日経つとすごいICUで治療しないといけないぐらいに重症化するなんてことがザラにあるんで、
なので予測が早くできるに越したことはないんですよね。
だから、それを予測できるんだったら、
なんか日本でも使えたらいいなとか思ったりしましたね。
はい、っていう感じです。
これ一番記事の中ほどぐらいに書いてありましたけれども、
CDCですね、アメリカの疾病対策予防センターによると、
肺結晶を発症した成人で死亡したりホスピスに送られたりする人は、
米国で少なくとも年間35万人いらっしゃるらしいんで、
これ日本の肺結晶の統計ってちょっとあるのかどうかはよく知らないんですけども、
やっぱり死に至る病態の一つなんで、
ぜひ日本でも使えるようになったらいいかなと思ってご紹介させていただきました。
というのがアメリカ進んでますね。
1つ目のニュースでした。
続きましてが2つ目ですね。
2つ目は、6月21日の毎日新聞のニュースですね。
全国初郵便局でオンライン診療無意解消へ局員が捜査支援。
山口っていうことで、山口県の集南市ですかね、
山口県は20日、無意地区の郵便局に診察室を定期的に開設して、
診療所の意思と結ぶオンライン診療を7月に始めると発表した。
患者にとって課題となる通信機器の捜査は、郵便局員の支援を受けるほか、
診察費と薬代も窓口で払えるようにする。
しによると、郵便局を使った継続的なオンライン診療は、
実証事業を除き全国で初めてというような記事の書き出しになっています。
これ、期待したいところですね、個人的にはね。
先日の日本プライマリー経営連合学会でも、こういった経営の発表って結構あって、
私自身が座長を、AIDX関連みたいなポスト発表の座長をさせていただいたんで、
いろんな地域のいろんな取り組みをそこで聞くことができたんですけれども、
やっぱりね、無意地区とかですね、本当に敵地の医療ってね、
どういうふうに維持していくかって課題だなというふうに思いますね。
思いますし、そんな中でこのオンライン診療でうまいこと活用していく。
もちろん訪問診療もありきなんですけれども、
訪問診療とオンライン診療でうまいことミックスしていくっていうのはね、