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2025-10-16 11:15

《1366》ブタの腎臓移植、腎不全の緩和ケア、美容医療の合併症ほか

【今週の興味シンシン医療ニュース】

・ブタの腎臓移植、日本国内でもついに!?

・腎不全の緩和ケア続報!

・美容医療の合併症…どうする?

・むずむず脚症候群の治療をするとパーキンソンになりにくい?

https://note.com/naikaitakeo/n/n1b4bcb5fe10d


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

内科医たけお氏が、医療に関するニュースを解説するラジオ番組。今週は4つの「興味津々医療ニュース」が取り上げられた。


**1. 豚の腎臓移植(異種移植)の治験開始へ**

10月11日の共同通信によると、明治大学発のベンチャー企業「ポルメドテック」が、遺伝子改変した豚の腎臓を人に移植する「異種移植」の臨床試験(治験)を、早ければ2027年にも開始する方針を明らかにした。拒絶反応が起きにくいよう遺伝子改変した豚の腎臓を用いる。アメリカなど海外では先行しているが、国内で人を対象とした臨床試験はまだ行われていない。話者は、複雑な機能を持つ腎臓の再生医療はハードルが高い一方、この異種移植は実用化の可能性が高く、非常に期待していると述べた。


**2. 腎不全患者への緩和ケア対象拡大**

10月10日の読売新聞によると、厚生労働省は2026年度から、心身の苦痛を取り除く緩和ケアを腎不全患者も受けやすくする体制整備に乗り出す方針を固めた。これまで緩和ケアはがん患者が中心だったが、がん以外の疾患にも対象を広げる動きの一環。来年度の診療報酬改定でも議論されており、話者は「本来あるべき姿に近づいている」と好意的に受け止めている。


**3. 美容医療の合併症と救急医療の課題**

X(旧Twitter)で話題になった事例として、美容クリニックで点滴を受けた患者がアレルギー反応を起こし救急要請されたが、「正体の知れない点滴の副作用には対応できない」と当直医に受け入れを断られた件が紹介された。これには2つの問題点がある。一つは、美容クリニックと地域の救急医療との連携が取れていないこと。もう一つは、自由診療で起きた合併症の治療を、公的な保険診療でどこまで見るべきかという「医療費の空白」の問題。話者は、非常に難しい問題であり、論点整理が必要だと指摘した。


**4. むずむず脚症候群とパーキンソン病の関係**

医学雑誌「JAMA」に掲載された研究によると、むずむず脚症候群の治療を受けている人は、パーキンソン病の発症リスクが低下する可能性が示された。両疾患は脳内の神経伝達物質「ドーパミン」の機能不全が関連していると考えられており、実際にパーキンソン病の治療薬がむずむず脚症候群に使われることもある。話者は、この関連性を示す研究は非常に興味深いと語った。

サマリー

このエピソードでは、豚の腎臓移植に関する臨床試験の予定や、腎不全患者への緩和ケアの拡充について解説されます。また、美容医療に関する合併症やその対応についての論点も取り上げられています。さらに、美容医療における医療連携の課題や、ムズムズ足症候群とパーキンソン病の関連性についても語られ、特に腎不全患者におけるムズムズ足症候群の影響についても触れられます。

00:01
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、毎週木曜日は、今週の興味津々医療ニュースをお送りしております。
今週も4本のニュースをご紹介したいと思います。
豚の腎臓移植の臨床試験
まず1本目が、豚の腎臓移植、一週一食ですね、はい、の話題。
2つ目は、腎不全のカマキアの続報ですね。
3つ目はですね、これ、記事というか、ちょっとXで非常に話題になっていて、
いや、これ確かに結構難しいなと思った話題が出ていて、美容医療の合併症の話ですね、はい。
4つ目は、ムズムザ症候群の治療とパーキンソン、っていうお話をさせていただきたいと思います。
はい、まずは1つ目ですね、えっと、10月の11日の共同通信ニュースの記事ですけれども、
記事のタイトルが、豚の腎臓移植、27年にも知見、明大初ベンチャー企業ということになっております。
はい、で、ちょっと冒頭読ませていただくと、明治大学、明治大初のベンチャー企業、
ポルメドテックっていう企業さんがあるらしいんですけれども、が、
11日、拒絶反応が抑えられるように遺伝子改変した豚の腎臓を人へ移植する、
一種一色の臨床試験、過去知見を早ければ、2027年にも始める方針を明らかにしたと、
代表取締役の長島博先生から、明治大、専任教授が名古屋市で開かれた日本移植学会で説明したということになっております。
はい、ようやく日本も一種一色の話が出てきましたっていう感じで、
まあ多分、ここだけではなくて、いろんなところが、もう一斉に取り組んでると思うんですけれども、
まあ次の段落にも書いてありますけれども、もうすでにですね、海外、特にアメリカではですね、
移植が結構に進んでるらしいんですよね。
はい、なんですけれども、国内ではまだ人の対象に、その臨床試験がされていないっていうところで、
2年後ですね、2027年をめどに臨床試験をやるというような話になっております。
はい、まあこれ、いつも言ってますように、私自身はね、これ非常に期待していてですね、
それこそ再生医療よりもこっちの方がね、早く進むんじゃないかなというふうに思ってはいますね。
まあ再生医療もですね、非常に可能性は感じるんですけれども、いかんせんね、人造って非常に複雑なことをね、いろいろやってるので、
あんまりシンプルにはいかないんですよね。
あの、心臓とかね、すごい、もう心臓って筋肉の塊でグッグッってなるだけでいいって言ったら失礼ですけれども、
はい、なんですけれども、人造はね、もう本当にいろんな細胞、いろんな機能があるんで、
それをね、全部再生医療で成り立たせるのはちょっと厳しいんじゃないかなと個人的には思っていて、
それだったらこっちの就職の方がまだ可能性、あの、実用化の可能性ですね、はあるんじゃないかなというふうに思っていたりします。
はい、ということでこれは期待したいと思います。
腎不全患者への緩和ケア
はい、続きまして、10月10日の予め入れ新聞の記事ですけれども、記事のタイトルが、
腎不全患者に緩和ケア、がん患者以外にも対象拡大、厚労省が体制整備へというような、
そんな記事の書き出し、書き出しじゃない、記事のタイトルになっておりまして、書き出しを読ませていただくと、
厚生労働省は2026年度、来年度ですね、心身の苦痛を取り除く緩和ケアを腎不全患者が受けやすくする体制整備に乗り出す方針を固めた、
医療関係者向けの研修会開催や在宅医療で、在宅医療ができる地域づくりを進める、
腎不全患者が中心だった緩和ケアの対象を、がん以外にも広げたい考えだ、
あ、26年度予算の概算要求に1億円を計上した、ということになっております。
はい、その下にちょっとまた、豆知識というか、知識系のことが書いてありますけれども、これはですね、非常に注目ですね、はい。
で、今、来年度の診療補修会見に向けた議論ですね、注意協という議論が、まさに過協に入りつつあるところなんですけれども、
その中でもですね、この緩和ケアを腎不全にも適応できるか、まあ、実はね、まあ、肥がんで、がん以外の病気で、
まあ、腎不全はね、通ってはいるんですけれども、あとはエイズですね、ハイ、HIVからのエイズは、まあ、もっともっとその診療補修体系には入っているんですけれども、
それをね、拡大していこうという流れが、まあ、これは学会はね、昔から言ってはいたんですけれども、はい、いう形で、
で、まあ、昨今のその腎不全の流れで、こういう予算を計上し、あの、外産要求でですね、計上したということになっておりまして、
これがどうなるのかによって、私の運命も決まるっていうと言いすぎですけども、はい、っていう感じかなというふうに思ってます。
まあ、でも非常に、あの、はい、まあ、本来の緩和ケアってそうあるべきなんで、まあ、本来あるべき姿に近づいてるんだろうなというふうに思って、
個人的には好意的に受け止めております。はい、でした。はい、続きまして3つ目ですね。3つ目はですね、えっと、これはあの記事というよりも、えっと、
美容医療の合併症
ヤフーの、何て言うんですか、ヤフーオーサーでしたっけ、はい、エキスパートかな、はい、の薬師先生の記事なんですけれども、
えっと、10月の14日の記事ですけれども、美容医療の合併症、夜間救急は誰が見る?連携と医療費の空白ということをやっておりまして、
これですね、ご存知の方もいらっしゃるかもしれないですけど、ここ3日、4日ぐらいですかね、あの美容医療の合併症をね、どういうふうに見るかっていうのを、
Xでちょっと話題になってるんですよね。で、えっと、いやこれはね、非常に難しい問題だなと思っていて、私自身はですね、あのちょっと救急からもう離れて久しいので、
あのこの美容医療の合併症ってあんまりこう、経験値としてはないんですけれども、でも、えっと、今ここ数年ですね、非常に美容医療が多くなっている中で、
まあ一定数、まあその、あの率は同じであってもですね、その美容医療のボスが増えるとですね、当然合併症の数も増えるわけで、そういった方の一部が救急現場に現れるっていうことはね、
まあ、あの容易に想像できるかなというふうに思います。はい。で、えっと、まあちょっと冒頭だけ読ませていただくと、
2025年10月の11日にXでの投稿が話題になっていました。内容は美容クリニックで点滴後に全身の発疹と痒みが出現し救急要請。
ところが当初小井が遺体の知れない点滴の副作用には対応できないとして、受け入れを断ったというものですということになっておりまして、
はい、まあこれはですね、まあ断るのはちょっと個人的にやりすぎかなっていう気がしますけれども、ただコマルテン12っていうことでまとめていただいていて、
一つはですね、この美容クリニックとの連携が取り、医療連携が取りにくいっていうことで、ただですね、これはですね、別に美容医療に限った話でもないんですね。
これ結構ね、クリニックとかでも、やっぱり休日夜間の対応が全然連絡つかないっていうことはありますので、これは美容医療に限った話ではないかなっていう気はしますけれども、
ただ、ちょっと2点目とも関連しますけれども、特に自身療じゃないですか、美容医療に関しては。
なので、その辺りでどこら辺まで責任を持ってやってくれているのだっていうのがね、多分クリニックのスタンスによって違ってくるかなというふうに思いますね。
で、なんかその後のXにも出てましたけれども、某大手のところは、その活病症が起きたときには即座に対応できるようなホットラインですね、ここにも書いてあるような、
そういうのを設けていて、そこである程度対応、緊急時の情報提供の対応ですね、ができるようになっているような体制になっているところもあるみたいで、
やっぱりね、ある程度の規模感のところはちゃんとそういうことはしてるんだろうなというふうに思うんですけれども、ただ、もう今美容クリニックでも非常に多いですし、
やっぱりそこら辺の対応をね、ちゃんとしてないところもあるんだろうなというふうに思ってますね。
あとは医療費の扱いですね。これはね、本当に難しくって、これ去年、一昨年だったかな、海外渡航の自飲食に関しての話題もですね、これに関連して挙がったんですけれども、
自費診療の場合の活病症の扱いってね、非常に難しいんですよね。だから、ややもすると診療拒否っていう病院もあったりするんで、
っていう感じです。だから、ちょっとこれで論点整理が必要かなという気がしますね。
ムズムズ足症候群の研究
はい、でした。続きまして4つ目ですね。4つ目、ちょっと軽くいこうと思うんですけれども、
10月の14日のギガジンのニュースですけれども、ムズムズ足症候群の治療を受けているとパーキンザン病のリスクが低下する可能性ということになっておりまして、
JAMAっていうですね、JAMAはオープンネットワークっていうですね、あの絵描き系で非常に有名な論文がある、論文というか雑誌があるんですけど、
そこに載ったいう論文を引用されております。ちょっと冒頭だけ読ませていただくと、ムズムズ足症候群は、
じっとしている時に足を中心としてムズムズするような不快感が生じる疾患で、患者は常に足を動かしたりさせたりする実用性に駆られます。
新たな研究では、ムズムズ足症候群を発症して特定の治療を受けている人は、手の震えや歩行の困難を示すパーキンゾン病の発症リスクが低下する可能性があると示されました。
ということで、これは非常に面白いなと思って、見させていただきました。
実際ですね、ムズムズ足症候群に対してパーキンゾン病の治療薬を用いたりすることもあるんですけれども、この記事の真ん中下ぐらいに書いてありますけれども、
やっぱりドーパミン仮説ですね、ドーパミンの肺炎が関係しているということが共通しているということで言われていて、これは確かにそうなんだろうなというふうに思いますね。
あとは、透析患者さんにはですね、透析患者さんというか腎不全患者さんにこのムズムズ足症候群ですね、レステステ症候群が多いということもありますので、
これは非常に興味深いなと思って見させていただきました。
はい、ということで、じゃあ最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。いきますよー、しんしんじゃんけんじゃんけん、チョキ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、お会いとはないかいのたけでした。興味、しんしん!
11:15

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