【本日ご紹介した書籍】
エキスパートナース2025年8月増刊号 ナースがベッドサイドで必要な病態生理が身につく 腎臓病と透析の集中講座
https://www.shorinsha.co.jp/book/b10143538.html
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏が、自身も一部執筆を担当した書籍『エキスパートナース 2025年8月臨時増刊号 腎臓病と透析の集中講座』(照林社)を紹介しています。
本書は、看護師向け雑誌『エキスパートナース』の増刊号で、看護師からの「腎臓病の本を書いてほしい」というリクエストに応える形で、東北大学の長澤先生が中心となって企画されました。
書籍は6つの「時間割」で構成されています。
* **1時間目「腎臓病の基本のおさらい」**: 急性腎障害から慢性腎臓病(CKD)に至るまで、腎臓病の基本中の基本を解説しています。
* **2時間目「腎臓病を知るための検査」**: 症状が出にくい腎臓病を早期に発見するため、検査とその見方について説明しています。
* **3時間目「腎臓病ごとの治療方法」**: 高カリウム血症への対応や末期腎不全の治療など、具体的な治療法について触れています。
* **4時間目「透析」**: 特に血液透析について、患者に何が起こっているのかを分かりやすく解説しています。
* **5時間目「ナースができること」**: 在宅医療の重要性が増す中、特に訪問看護師が果たす役割の大きさについて解説されており、話者が特に推奨する章です。
* **6時間目「患者さんのライフスタイルから指導を考える」**: 病気の療養だけでなく、患者の生活背景を理解しサポートする視点の重要性を説いています。
さらに、看護師が苦手としがちな「水・電解質異常」と「腎臓病の薬」に関する詳細な補講も設けられています。
たけお氏は、本書の一番最後にあるコラム「在宅における腎臓病の今」を執筆しました。在宅でのPD(腹膜透析)や保存的腎臓療法、そして患者の心理的側面をケアするサイコネフロロジーなど、これからの腎臓病診療における重要なテーマを取り上げています。
本書はもともと病棟看護師向けに企画されましたが、その内容は訪問看護師や医師以外のコメディカルスタッフなど、腎臓病に関わるすべての医療従事者にとって非常に役立つものとなっています。特に1〜4章は、職種を問わず知っておくべき基本的な知識が網羅されており、腎臓病診療の理解を深めるための一冊として強く推奨されています。価格は1,980円(税込)です。
サマリー
今回のエピソードでは、腎臓病と透析に関する書籍『エキスパートナース』の内容が詳しく紹介されており、特に看護師の役割や腎臓病の基本、治療、患者への支援が語られています。また、ナースの視点から患者ケアや生活面も重要視されています。