ご紹介する資料はこちら 「腎不全 治療選択とその実際」 https://jsn.or.jp/jsn_new/iryou/kaiin/free/primers/pdf/2023allpage.pdf
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今回は先週末の腎臓学会にちなんで、腎臓をテーマにした「腎不全治療選択とその実際 2023年版」という資料を紹介します。
この資料は10年以上前から存在し、腎臓・透析・腎臓移植に関連する学会が合同で作成しています。腎臓の代替治療(腎代替療法)を選択する上で必須の資料となっています。
資料は4章構成になっており、第1章で腎臓の働きと慢性腎不全について、第2章で透析療法、第3章で腎移植、第4章で慢性腎不全患者の医療費および社会福祉サービスについて説明しています。
腎臓は背中にある握りこぶし大の臓器で、主におしっこを作る働きをしています。それ以外にもホルモン(エリスロポエチン)の産生やビタミンDの活性化など重要な機能を持っています。
慢性腎臓病(CKD)は、3ヶ月以上持続する尿異常や腎機能低下(eGFR 60%未満)と定義されます。腎機能を長く保つための工夫として、原疾患の治療や生活・食事の管理、腎保護薬の使用などがあります。
腎代替療法には、透析療法(血液透析と腹膜透析)と腎移植があります。これらの治療法にはそれぞれメリット・デメリットがあり、患者個々の状況に応じて選択します。
血液透析は、動静脈をつなぐ手術後、針を刺して血液を体外に出し、ダイアライザーで浄化して戻す方法です。腹膜透析は、お腹に透析液を入れて老廃物や水分を除去する方法です。
腎移植は、海外では一般的な治療法ですが、日本ではまだ普及が進んでいません。若年者や透析導入前の患者には積極的に検討される選択肢です。
医療費については、透析や移植で高額になりますが、日本の社会保障制度により患者負担は月額1万円程度に抑えられています。
この資料は非常に濃密な内容なので、じっくりと読み込むことをお勧めします。