00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまずはちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開なましの録画や、みなさんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
また、投稿も人気で、ぜひご参加ください。
ということで、毎週木曜日は、今週一週間の振り返りじゃない、興味津々異常ニュースですね。
毎回間違えますね、をさせていただこうと思うんですけれども、
今週はですね、すごい解説したいニュースがありまくりまして、
何なら10分ぐらい解説したいところなんですけれども、
ただ時間がないので、厳選に厳選の3つをご紹介、解説していきたいと思います。
解説というか、まあそうですね、解説していきたいと思います。
まず一つ目ですね、まず一つ目は、2月の29日、ウルビのニュースですね。
ヨメユリ新聞オンラインから、これヤフーのニュースにも出てたんですけど、
ヤフーのニュースにちょっとリンクが切れていて、ヨメユリ新聞の方を直接貼りましたけれども、
記事のタイトルが、豚臓器移植、国内の複数医療機関が計画、サル移植実験を年内にも、というような、そんな記事になっています。
この内容はですね、この放送の中でも何回か取り上げさせていただいてますけれども、
その豚の移植に関して、本当に来年ぐらいには動物実験が始まりそうだというような、
そんな感じの、今年から来年にかけてですね、というのが記事になっていました。
その中で、なぜ私が注目しているかというと、やっぱりね、腎臓もその候補になっている。
他にもね、心臓、膵臓とかも候補になっているらしいんですけれども、
腎臓、豚の腎臓をサルに移植するというのが、今年の夏にですね、
もう京都不立医科大学とか鹿児島大学のチームが、動物実験として行うというような、そんな感じになってくるみたいですね。
はい、で、まあこれね、まあいつもお話ししているように、
腎体体療法って、その透析と人移植というのがあるんですけれども、
特に日本においてはね、やっぱり移植金数ってね、世界的に見ても非常に少なくて、
その血液透析にかなり偏っているっていうのが、まあ特徴なんですよね。
で、まあそのもちろんね、その文化的な背景で移植が進まないとかっていう、まあいろんな背景あるんですけれども、
ただ、まあそんな中でもね、やっぱりいろんな選択肢があるっていうのはね、非常に重要かなと思って。
で、まああとは再生医療ですね。
あの実はこれ、ちょっと今、出筆後で一件依頼されているんですけれども、再生医療に関してはね、やっぱり腎臓ってね、すごい難しいんですよね。
例えば心臓とかね、心臓はね、筋肉なんで、筋肉作ったらいいや。
まあもちろん、ちょっとね、心臓のその、ちゃんとこう、リズム正しく収縮するっていうのは重要なんですけれども、
03:01
まあでも、そんなに複雑じゃないんですよね。
ただ、腎臓に関してはね、もうすごい複雑なんで、
これをね、再生医療でどこまでこう、再現できるかっていうのはね、個人的にはね、すごい難しいんじゃないかと思っていて。
はい、なので、まあ少なくともね、ちょっと僕が医者やってる間には、多分無理じゃないかっていうぐらいに思ってるぐらいなんで、
はい、まあ異種種は、まあちょっとね、いろいろ倫理的な問題とかですね、まあ感染の問題とか、まあいろいろ議論はあるところだと思いますけれども、
まあ個人的には、えー、まあ注目していきたいなというふうに思っている次第です。
はい、というのが一つ目のニュースでした。
はい、で二つ目ですね、二つ目は、
えーと、これもですね、まあ以前も一回どっかで確か取り上げたと思うんですけれども、
えーと、2月の、これも2月の29日のニュースですね、
えー、アイラードットのニュースですけれども、
えー、ヤフーニュースに出てました。
医師90人がGoogleを集団提訴へ口コミ放置で被害受けた治療費踏み倒し狙うケースも、ということで、はい、えー、なってます。
で、まあ皆さんGoogle見られますよね。
あの、これね、実は私開業してね、すごい知ったんですけども、
あの、MEO対策、まあ要はそのGoogleマップの口コミ対策ですね、
えー、押しませんか?みたいなね、業者の電話がね、もうむちゃくちゃ開業投資をかかってきてですね、
もう全然、あの、うちは、あの、いいですっていうのでもう断りまくってたんですけれども、
ただ、えーと、実際ね、口コミ対策をね、されてるクリニックとかって結構あるんですよね。
で、まあその中にはね、桜の口コミを書いてもらってるところもね、まあ、あー、あったりとかっていうのもありますし、
逆にですね、その悪い口コミを消しますよ、みたいな業者とかもあったりするんですよね。
で、まあだからこれね、本当に、あの、まあ、無法地帯というか、あの、になっていて、で、中でもですね、
あの、医療に関しては、その、受診してないのに口コミ書くとかっていうのもあるんですね。
これね、あの、昨日ね、これ話しようと思ってね、以前のね、勤め先とかちょっと調べたんですけれども、
やっぱりね、あの、電話対応が良くなかったからもう絶対受診しませんとかね、そういうのとかもあるんですよね。
あの、それ、うーん、まあこれレストランとかでも同じですけどね、その、まあ、本とかも、まあ本はそうでもないから、はい、ですけど、
うーん、そこで評価されてしまうんかっていうのもありますし、あとは、あの、昨日ね、えっと、YouTuberの高須美希弥先生がね、
あの、YouTubeでこの件に関してね、取り上げられてた、まあ全く、もうすごい納得したんですけれども、
あの、その患者さんのね、こう、言いなりって言ったらちょっと言い方あれですけれども、患者さんがね、これしてください、あれしてくださいっていうのを全部ね、やってしまうところはね、評価高くなって、
で、それを医学的には正しくないというか、まあ必要ないっていうふうに断るとですね、悪い口コミ書かれるっていうですね、まあこれはね、すごいあると思うんですけれども、
これもね、あの、良くないと思うんですね。だからまあこの辺ね、ちょっとまあGoogleがね、どういうふうに考えているのか、まあ、もちろんね、Googleって、
06:00
あの、YouTubeも私もさせていただいているので、この医療健康情報に関してね、非常にね、あの、他のプラットフォームよりはね、結構厳しくやっていこうという意図はね、非常に分かるんですけれども、
ただ、まあこういうね、こう、ものを提供している以上ですね、一定の責任はあるんじゃないかなというふうには個人的にも思うので、ちょっとこれはね、あの、今後の行方を見終わりたいなというふうに思っていただきします。
はい、ということで、それは2つ目のニュースでした。で、3つ目ですね。3つ目はですね、これもね、昨日、おとといかな、おとといのニュースで、これもね、松田先生が、あの、青春機関の松田先生がね、昨日かな、
YouTubeで動画で上げておられたんで、まあそちらもね、合わせてご覧いただけたらと思うんですけれども、あのALSのですね、記事のタイトルがですね、
ALS女性職宅殺人、被告の医師に対し懲役18年の判決、京都地裁というような、そんな記事の書き出しになっていて、これNHKのニュースが非常に詳細に書いてあったんで、これをね、ちょっと直張りで取り上げさせていただきました。
はい、で、まあ今回のことに関しては、まあこれはまあ妥当かなって、まあ率直に思いますし、まあこれはまあまあ有罪ですよね。まあなんか無罪を主張していたみたいなんですけれども、
まあ有罪でしかるべきかなというふうに思いますけれども、まあ今回の判決でちょっと注目すべき点が、この
主催がですね、なんかそこでも流れてましたけれども、その判決の理由をね、先に言い出したっていうので、その理由がね、長くなるんですみたいな感じで、
その職宅殺人のですね、罪に問うべきでない要件を4つ示したんですね。これが非常に画期的というか、今までもね、この安楽死要件ってあるんですけれども、それとは別の、
別のっていうか、なんか新しいね、基準みたいなのをね、示してきたっていうので、まあ一つ目がですね、症状と他の手段がないかどうかっていうこと。
2つ目が医師の確認ですね。まあちゃんと複数回、複数人にわたって、ちゃんと医師を確認できているかどうかとかということですね。
で、あとは方法ですね。その医学的に苦痛の少ない方法か、あと家庭の記録があるかどうかっていう、この4要件をね、出してきたんですけれども、私自身はですね、松原先生はね、精神科医師展でね、
解説されてたんですけれども、私自身は緩和ケアにね、携わる身としてですね、これ実は緩和の領域でも結構ね、それこそ昨年のですね、
サイコオンコロジー学会の中でもですね、その尊厳死みたいなのをテーマに扱ったセッションとかもありましたけれども、これ個人的にはですね、やっぱ議論はすべきかなというふうに思うんですね。
ただ、その議論の前提となるですね、知識。例えば、安楽死とですね、医師報酬自殺とかですね、海外で認められている云々みたいなのも結構論調にあるんですけれども、海外で認められているのも、安楽死ではないものもあるんですよね。
だから、この辺ね、ちょっと議論の整理が必要かなとも思いますし、あとはね、あとはやっぱりね、その症状緩和がちゃんとできているのかどうかということですね、特に要件1の部分ですね。
09:11
で、実はね、緩和の領域であの鎮静のですね、手引きっていうのが出てるんですけれども、これを作る際にもですね、私これの院に入っているわけではないんですけど、お話とか聞くとですね、非常に慎重なね、議論がされていて、
それこそ法学の人とかですね、法医、法学者みたいな方も交えてですね、その法的な部分とか倫理的な部分も含めて、かなり議論を重ねられての手引きになっているという部分があって。
だから、もちろんね、症状緩和をね、最大限にやっていくんですけれども、それでもね、苦痛が取り除けない時に、鎮静っていうのは当然考慮するんですけれども、それ以上の行為っていう形になるので、
これに関してはね、ちょっと我々も注意しないといけないですし、今後ちょっとね、議論はすべきかなというふうに個人的には思っていたりしますね。
なんかね、先日の話じゃないですけれども、死ぬことはね、かなり遠くなってしまっている部分があると思うんで、でも実際ね、人間いつか死にますし。
なので、この辺の議論はすべきじゃないかなというふうに、今回のこの判決を見てても思ったりしました。
はい、ということで、ちょっと3本でもだいぶ長くなりましたんで、この後のアフタートークで、もう数本リクエストがあれば解説したいと思います。
はい、それでは最後、シンシンジャンケンいきますよー。
シンシンジャンケン、ジャンケン、チョキ!
はい、ということで、今日も幸せな一日でありますように。
あ、あと、SNSでシェアいただいている方、本当にありがとうございます。
あと、いいねもいただいている方、最近新しい方からいいねをいただいていることも多くて、本当にありがとうございます。
はい、ということで、今日も幸せな一日でありますように。
はい、ではないかいのたけでした。興味深々。