内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
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ということで、やってまいりました。11月14日は何の日でしょうか?って今週1週間ずっと言い続けてきましたけれども、
ワールドダイアベティスデイですね。はい、だいぶ流暢に言えるようになってきました。略してWDDですけれども、
旧来、世界糖尿病デイという風に言っていたのを、糖尿病に対するスティグマとか偏見とかですね、そういう問題から糖尿病の名称を変えようという動きがありまして、
ちょっと今日ニュースでもご紹介しますけれども、その中でこの世界糖尿病デイという故障をですね、
ワールドダイアベティスデイにしようという風にお依頼さん方が言われていらっしゃるので、私もこの1週間ワールドダイアベティスデイを言い続けてまいりました。
はい、ということで、毎週木曜日はですね、今週の興味津々医療ニュースをご紹介している回ということで、
今週はですね、糖尿病関連のニュースを3本ですね、ご紹介したいと思います。
まず1本目がですね、この世界糖尿病デイに関する糖尿病ネットワークからの記事ですね、これを1本目にご紹介して、
2本目がですね、これちょっとびっくりしたんですけど、ちょっと後からも言いますけれども、
このメディカルトリビューンというですね、あの医療系の雑誌があるんですけれども、
その中でこの本でも糖尿病からダイアベティスデイへの変更という記事が出てましたので、これを2本目にご紹介して、
3本目はですね、これちょっと面白いなと思って、ギガジンに出ていたニュースですけれども、
人生の初期に糖尿病、糖尿病じゃない、砂糖の摂取量が少なかった子どもは、
成人後の新潟の糖尿病リスクが大幅に低いことが判明という、そういうちょっとキャッチーなニュースがタイムリーに出てましたので、
その3本をご紹介したいと思います。ちょっと時間が余ったので、他のニュースもご紹介するかもしれません。
はい。ということで、まずは1本目ですね。
11月12日の糖尿病ネットワークの記事ですけれども、
世界糖尿病デイ糖尿病を改善する4つの生活スタイル糖尿病をそのままにしないで対策というような、そんな記事になってました。
これよく考えたら、このタイトルには世界糖尿病デイって書いてますね。
これよく考えたら糖尿病ネットワークですけれども、これも将来的には糖尿病のところがダイアベティスになるんですからね、これね。
という感じで、これ実は、世界糖尿病デイなんで、いろんなところがあり、いろんな啓発の企画とかをしてるんですけれども、
その中でアメリカのロマーリンダ大学っていうのがあるらしいんですけれども、
そこが糖尿病を改善する4つの生活スタイルっていうのを発表したみたいで、それの日本語訳になっております。
はい。で、ちょっと記事の下の方に行っていただくと、具体的に4つ出てくるんですけれども、
前半は、糖尿病とは何かとか、そういうのが書いてあって、糖尿病の予備軍の話させていただきましたけれども、
そこから予防が大事だよっていう話が出ているんですけれども、その下、4つの生活スタイルっていうのがあって、
これ非常に当たり前の話ですけれども、4つ。
まず1つ目は、糖質の多い甘い食べ物や飲み物を避ける。まあそうですよねって感じですね。
2つ目、食後に運動を行う。まあそうですよねって感じですよね。
はい。で、3つ目、食事では体に悪い飽和脂肪酸や加工食品を減らす。まあそうですよねって感じですね。
はい。で、4つ目、夜遅くに食べない。食事はなるべく早い時間帯に。まあそうですよねって感じで、
あの4つともそうですよねっていう感じなんですけれども、まあ改めて、あの、このロンマリンダ大学のお偉い先生だと思うんですけども、この先生ね。
がおっしゃれているので、あ、そうですかっていうことで、ありがたく配読した次第です。はい。
まあやっぱりね、生活習慣の見直しってね、あの特に新潟の糖尿病に関してはね、あの非常に大事なんで、
えー、まあもちろんお薬とか運動とかっていうのも大事なんですけれども、えー、あ、てか2番目は運動か、はい、なんですけれども、
あのやっぱり生活習慣全体の見直しは、あー、1回考えていただくのはいいかなというふうに思いました。
はい。ということで1個目のニュースでした。
はい。えー、続いて2つ目ですね。2つ目はね、ちょっとこれ驚いたんですけれども、
えー、先ほど言ったこのメディカル・トリビューンっていう医療系の雑誌、雑誌というか、まあ雑誌なのかな、はい。
からの記事で、自治メディカルにそれが転用されて載っている記事ですけれども、
えー、記事のタイトルが、本音も糖尿病からダイアベティスへの変更ということで、えー、記事になってました。
で、えーと、これ11月1日にですね、この日本糖尿病学会とですね、日本糖尿病協会っていう、
まあ2つのね、大きな団体というか、はい、学術系の団体、協会があるんですけれども、
はい、それがメディアセミナーを行ったらしいんですね。
で、その中で、えー、この糖尿病の故障の話題も出たということで、まあそれが記事になっているというような、そんなことになってました。
で、えー、まあこの糖尿病からですね、ダイアベティスって、まあ私はね、結構唐突な印象を受けたんですけれども、
なんか、うーん、中ではね、まあいろいろあったみたいなんですけれども、糖尿病の故障変更は50年前から、
あー、その糖尿病学会では議論されているみたいな感じで。
で、えー、まあこれまで高血糖症とかですね、インスティン作用不全症とかですね、はい、ということであったんですけれども、
高血糖症はですね、病態を正しく表していないということでらしいんですけど、結構病態を正しく表しているんじゃないかなと、
僕個人的には素人考えでは思ってしまうんですけれども、まあ、いずれにしても見送られているっていうことになっていて、
ただ、あー、アメリカの糖尿病学会からの、こう、圧力みたいなのもありまして、
圧力って言ったらちょっとあれかな、あの、はい、まあちょっと、その、ダイアベティスを日本語ではどういうかそのまま英訳してほしいっていう求めがあったみたいで、
そこから、あの、まあそのままダイアベティスっていうのは残ったみたいな、そんなことになっているらしいですね、はい。
で、この記事の中でですね、一番驚いたのは、この記事自体ですね、ちょっと知り合いの方から教えていただいたんですけれども、
えーと、記事の、えーと、どこだったかな、あー、そうそう、真ん中やや下ですね、えーと、まあ、えー、この、
言葉で染み付いた負のイメージを払拭するには、新しい故障への変更が効果的であると考えるということで、
おっしゃいていてですね、これ、あの、糖尿病領域のね、非常に偉い先生なんですけれども、
で、えーと、ダイアベティスに変更する際は当面、括弧書きでわかりやすい日本語の説明を要するとして、
えー、ダイアベティス、括弧、インスリンの作用不足の状態、括弧閉じとすることということで、
この、非常にね、長く、逆に長くなるっていう、これ何文字あるんだ、20、20数文字ありますよね、これね、
多分新聞とかだったらすごい嫌われるんじゃないかなと思うんですけれども、
ダイアベティス、括弧、インスリンの作用不足の状態、括弧閉じっていうのを当面使うっていうのを提案されておられます。
はい、で、あともう一つですね、驚いたのが、この、メタバリックシンドロームですね。
まあ、メタバリックシンドロームって、えー、まあ、結構、聞き馴染みがある言葉かなと思うんですけど、
これ、メタモって言われるじゃないですか、のように、将来的には、ダイアベティスじゃなくて、ダイヤなどの略称も考慮するっていうことなのを提案したっていうことで、
これちょっと目玉飛び出るぐらい驚いたんですけれども、ダイアベティスだと捌りにくいからダイヤにするって、
それちょっとーって思ったんですけどね、これ初めは本当に僕、ちょっと冗談抜きでね、失礼ながら虚構ニュースかなと思ったぐらいなんですけれども、
いや、本当に、多分真面目に言ってらっしゃるんで、ちょっとこれは、さすがにコンセンサス、これでコンセンサスは取れてることはないと思うんですけれども、
ちょっと当事者の方のご意見とかですね、いろんな学会員の方の意見を聞いていただきたいなというふうに、ちょっと個人的には思った次第です。
はい、ダイヤはちょっとびっくりしましたね。はい、というのが2つ目のニュースでした。はい、続きまして、
3つ目ですね。3つ目はですね、ちょっと気を取り直しまして、ギガジンのニュースですけれども、11月8日の記事ですけれども、先ほどもタイトルちょっとご紹介しましたけれども、
人生初期に砂糖の摂取量が少なかった子どもは、成人後の新型糖尿病リスクが大幅に低いことが判明ということで、記事になってました。
こういう話ってね、結構いろいろありますよね。昔からあるんですけれども、それがですね、サイエンスに乗ったっていうところがね、結構衝撃的でですね、
砂糖をね、特に若い時に取ったりとかっていうのとか、あと肥満との関係とかっていうのもね、言われてるんですけれども、
それが、今回サイエンスにそういう研究論文として出たっていうのが記事になってました。
詳しくはね、ちょっと記事をご覧いただけたらというふうに思うんですけれども、
この結構古い、第二次世界大戦中から1953年までの、砂糖が排球性だったイギリスの人々を研究対象にしたということで、