内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
と、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週はですね、11月14日が世界糖尿病デー、改めワールドダイアベティスデーということで、糖尿病に関する話題をお話し、順番にさせていただいておりますけれども、
毎週月曜日はですね、興味津々資料ということで、いい資料をですね、ご紹介する日になっております。
で、今日はですね、これ非常にいいサイトだったんですけれども、国立国際医療研究センターの中に糖尿病情報センターっていうのがあるみたいで、
そこのですね、この糖尿病一般の方へっていうところで、糖尿病って何っていうところがありまして、その中でですね、糖尿病予備群と言われたらっていうサイトというか、ページを今日は一緒に読み取いていけたらなというふうに思います。
で、糖尿病の予備群ってね、なんとなく聞くじゃないですか、まあこれ正式な医学用語ではないんですけれども、
でも糖尿病の怪我があるとかですね、糖尿病の予備群みたいなことを献身で言われることって、まあまああると思うんですけれども、
その辺の知識のほかになればいいかなというふうには思います。
はい、ということで、PDFもあるんですけれども、ちょっともうそのままサイトのままいきますね。
サイトのままの方がリンクも飛べるんで。
はい、で、新潟の糖尿病になる前の段階を予備群や境界型と呼びます。
予備群では心筋梗塞や脳梗塞などになりやすいと言われており、注意が必要です。
ここでは糖尿病予備群と糖尿病の予防について詳しくお話しますということで目次が1、2、3、4となってますね。
まず1つ目はこの糖尿病の予備群と糖尿病の境界型って何ですかっていうことと、
あとは糖尿病予備群は症状はないんですね。
まあ基本、高血圧でもそうですけれども、生活習慣病って症状ないことがほとんどなんですけれども、
まあただ体はなんともないのっていう疑問ですね。
で、3つ目、じゃあ予備群って言われたらどういうことに気をつけたらいいかっていうので、
発症リスクを高める要因ならないためにはどうしたらいいのっていう、そういう4本構成になってますね。
で、まずは1個目ですね、糖尿病予備群糖尿病の境界型って何?っていうことで、
まあここに書いてある通りですね、突然血糖が高くなるっていうことはないんですね。
徐々に高くなっていてっていうことが普通なので、その血糖をですね、当然測るんですけれども、
3つやり方があって、1つは空腹時血糖っていうやつですね。
だから、絶食で病院に来てくださいって言われることあると思うんですけれども、
普通の時にはね、別に絶食はあんまり実は関係ないんですけれども、
ただこの糖尿病の空腹時血糖を測ろうと思ったら、絶食で来ていただかないといけないっていう感じで、それが1つ。
で、あとは75g蛍光ブドウ糖不可試験っていう方法があるんですけれども、
この瓶に入った砂糖、要は砂糖水を飲むっていう感じなんですね。
75g OGTTって言いますけれども、これをやった後の検査、2時間値ですね。
あとはヘムロビンA1Cっていう血糖の2ヶ月ぐらいの平均値ですね。
これを見る検査の3つがあって、それで判定していくっていうことになっていきます。
この境界型に関しては、まずヘムロビンA1Cが6.5未満っていうのが非常に大事で、
この6.5以上だと糖尿病型っていうことになるので、
そうではなくて、この境界型に当てはめるためには6.5未満で、
なおかつ、この空腹地血糖が110から125、もしくは75g OGTTですね。
の2時間値が140から199のいずれかっていうことになっていて、
ただ、技術的にはですね、この75g OGTTをね、検診とかでやることはないんで、
普通はね、空腹地血糖で、この境界型に入っているかどうかっていうので、
判断されることが多いかなというふうに思います。
で、2つ目ですね。糖尿病予備群は症状がないから、体は何ともないのっていうことで、
糖尿病予備群、境界型に限らずですね、そもそも糖尿病も初期段階ではほとんど症状ないんですよね。
症状ないんですけれども、ただ、この図2のところに書いてありますように、
動脈効果ですね。これは予備群の時から始まっていて、当然血糖が高くなってきているんで、
それが動脈に悪さしてですね、そのアテロームっていうのを作るんですけれども、
それがもう糖尿病に至る前から始まっていて、
いろんな合併症のリスクになるということが、すでにわかっているということになっています。
なので、AZさんのところに、大血管合併症リスクっていうふうに書いてありますけれども、
正常の方に比べると、すでに境界型の時点で2.2倍、糖尿病の方は3.5倍、
心臓や血管の病気になりやすいということで、境界型の時点から早めに発見していこうっていうのと、
あと糖尿病に、この右側に移らないようにするっていうことが非常に大事になってきます。
3つ目ですね、これも医療者だったらよく知っている話かなと思うんですけれども、
新型の糖尿病の発症リスクを高める要因はということで、糖尿病って基本的にはこのインスリンっていう血糖を下げるホルモンですね、
これが効きにくいか出ないかのどっちかなんですね。
効きにくい方がインスリン抵抗性っていうふうに言いますね。
インスリン分泌低下、インスリンが出にくいっていう、これ日本人はね、そもそも日本人というかアジア人はインスリン出にくいんですけれども、
2つの要因があって、インスリンの分泌能に関してはかなり遺伝的な要因が関与してくることが多いと。
一方で、このインスリンの抵抗性ですね、環境因子っていって、今からお話しするようないろんな環境要因ですね、
これが関わってくることが多いっていうことになります。
その四角のところに囲ってある糖尿病の発症リスクは以下の要因で上がりますっていうことで、
6個書いてありますね。年齢はもういかんとも仕方ないですからね、年齢は年行くごとに当然糖尿病のリスクが高くなってくるっていうことと、
あと肥満ですね、肥満。BA倍が1増えるごとに男女とも17%上昇。
あと家族歴ですね、これは遺伝的な要因もかなり大きいですけれども、家族歴があるとやっぱり高くなるということ、これはもうどうしようもないですね。
ただ高血圧ですね、高血圧があると男性で1.3倍、女性で1.8倍。
残り2つですね、喫煙。これタバコはレモンな、100がやって1リナシですけれども、
1日20本吸う人は吸わない方と比べて男性で1.4倍、女性で3倍。
あと飲酒ですね、1日1合飲む方は飲まない方と比べて男性で1.3倍上昇ですね。
はい、っていうことになってまして、詳しくはこのリンクをご覧いただけたらなというふうに思うんですけれども、
この糖尿病リスク予測ツールですね、その下にリンクがある。
これね非常に良かったですね、これぜひ皆さんの糖尿病の記憶とか年齢、体重、福井とかですね、
検診結果で出せますので、基本項目のところと、あと採血データ、血液検査のデータを入れるとですね、
かなり詳しい予測が出せることになってますので、これぜひとも一度検診結果を持ってきてやっていただけたらいいかなというふうに思いました。
はい、ということで、じゃあ最後ですね。
新潟の糖尿病にならないためにはどうしたらいいの?っていうことで、
これがねもう非常にシンプルで、成果習慣見直しましょうっていうことですね。
具体的には食事は腹、8分目、野菜を摂食的に摂る、散歩ながら運動する、
これ運動でちょっと明日また論文をご紹介しようと思います。
あと体重を減らす、禁煙する、健康状態の確認のために検診を受ける、
あとはストレスと上手に付き合うっていうことで、
実はね、これ糖尿病は確保心身症ではあるんですけど、一部の糖尿病はですね、
なのでストレスで悪くなるということもありますので、
このストレスと上手に付き合うっていうことも非常に重要かなというふうに思います。
はい、という感じですかね。
あとは発症予防の研究、ちょっと世界各国でも考えていますっていうことで色々書いてありますけども、
これはちょっとまたご覧いただけたらなというふうに思います。
はい、ということで、他のページもね、非常によくできているんで、
ぜひ他の糖尿病とはとかですね、あと糖尿病って何とかですね、
この辺ご覧いただけたらいいかなというふうに思いました。
はい、それでは最後、しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけんぐ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
わいとな一回のたけでした。
きょうみしんしん。