1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《724》たけお先生が珍しく激..
2023-09-06 09:45

《724》たけお先生が珍しく激おこプンプン丸です💢

厚労省の事務連絡

https://www.mhlw.go.jp/content/001126638.pdf?_fsi=aZfW0Pd5

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所 院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生しろくや皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。是非ご参加ください。
ということで、今日は毎週水曜日なんで、声の書評とか論文紹介をする日なんですけれども、
今日は激おこプンプン丸なんで、この話を聞いてやってくださいっていう回にしたいと思います。
詳しくは明日のニュースで取り上げてもいいかなと思ってたんですけれども、
ニュースで取り上げると多分それだけで10分ぐらいになるかなというふうに思うので、
今日は特別バージョンということでお許しください。
何に起こっているかというと、先日の薬剤師ヒロザルさんとのコラボの中でもチラッと話が出てきましたけれども、
糖尿病のお薬ですね、これがもう供給が不安定すぎて、不安定すぎてというか、
出荷制限がかかっていて使えないっていうですね、事態になっておりまして、
それの影響でですね、本当に治療が必要な人に治療が行き届かないばかりか、
今現状やっている治療を変えないといけないっていうような、そんな非常に問題が医療現場で起きているっていうことをですね、
ちょっと告発しようというふうに思っている次第です。
これはですね、たぶん現場の医療従事者はね、ほとんど知っているというか、もう実際ね、ちょっと結構患者さんもそうですし、
医療者、特に医師、薬剤師を中心にですね、情報は行き届いているんで、実際に治療が変更になっている糖尿病患者さんもね、少なからずいると思うんですけれども、
ことの始まりはですね、やっぱりね、ビジネスなんですね、ビジネスというか、メディカルダイエットを中心とするですね、
ビジネス界隈の商品ですね。
これがね、非常に多くなってしまったことに起因するっていうものになっています。
具体的にはですね、このGLP-1アナログっていうですね、GLP-1重体作動薬っていう類のお薬があるんですけれども、
その中でも、これね、飲み薬と注射のお薬と2種類あるんですけれども、2種類というか、その糖尿経路として注射と飲み薬という2つあるんですけれども、
そのうち注射の方がですね、もうほとんど使えないっていう、
あ、2種類ですね。
はい。
ほとんど、今現状やってる人で、ギリギリというか、現状やってる人でも買えないといけ、治療をね、買えないといけないみたいな、そんな事態に陥っています。
で、まあ、春ぐらいかね、そんな感じではあったんですけれども、まあ、これがね、ちょっとかなり事態が深刻になってきたので、実は、これ今チャプターに貼ってますけども、厚生労働省がですね、動き出しまして、先月ですかね、あ、先日じゃない、先々月か、7月28日の事務連絡っていうことで、
連絡ということで、各都道府県とか、衛生主管部局温州ということで、厚生労働省衛生局医薬産業振興医薬情報企画課という、
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ちょっと非常に長らしい名前の課から事務連絡が出ております。
ちょっと読ませていただくと、GLP-1需要対作動薬の在庫逼迫に伴う協力依頼ということで、
医薬品の安定供給につきましては、平成よりご尽力いただき、厚く御礼申し上げます。
なんかお役所っぽい感じですね。
新潟糖尿病に適応を有しているGLP-1需要対作動薬については、需要の増加に伴い、一部の製剤において限定出荷が生じております。
こうした状況について、機関か関係医療機関、薬局及び医薬品卸売販売業者等に対して周知いただくとともに、
限られた医療資源を必要な患者に適切に供給できるよう、安定的に供給されるまでの間、
課金について周知をお願いいたします。
ということで、まず一つ目。
1. GLP-1需要対作動薬について、返品が生じないよう、買い込みは厳に控えていただき、当面の必要量に見合う量のみの購入をお願いしたいこと。
2. GLP-1需要対作動薬については、これを真に必要とする新潟糖尿病の患者への供給が滞ることのないよう、適正しように努めていただきたいこと。
3. 医薬品卸売販売業者におかれては、
上記の趣旨を理解していただいた上で、糖尿病治療を行っている医療機関及び薬局へのGLP-1需要対作動薬の優先的な供給をお願いしたいこと。
というような、この3つをお願いする自分への連絡が7月28日付で厚労省から出ております。
という、そんな感じなんですね。
それでもですね、これ実は昨日調べたんですけども、まだ使っている、特にオンラインで処方しますよ。
みたいなのを言っているものすごいいっぱい出てきますし、何ならね、広告宣伝とかも出してるんで、
まだまだちょっと事態は収まらないんじゃないかなというふうに思っていて、
当然ですけどね、これ学会もね、すごい問題視していて、日本糖尿病学会のホームページにもですね、
主にね、このGLP-1需要対作動薬っていうのを作っているのは、
イーライリリーっていう会社さんと、ノボノルディスクファーマーっていう会社さんなんですけども、
その2つから、この供給、
えっと、
供給に関しては、
供給に関するご案内とかですね、
あと、供給、限定出荷に関するお知らせとかですね、
そういうのが各社から出ていて、
そのリンクは糖尿病学会のところに出ていたりしています。
で、その中でもですね、
同じような文面でね、
多分これ2社で調整して出してるんだろうと思うんですけども、
あの、注意書きのところにですね、
そのお知らせの中にですね、
今回の対応は製造による不具合発生によるものではございません。
まあ、要は、
まあ、他のね、
ジェネリックとかで供給不安定になる一部のやつは、
その製造におきる問題があったとか、
そういうことですけども、
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今回はそうではないっていうことですね。
で、えっと、
まあ、この、
オゼンピックとかですね、
あと、まあ、トリリシティとかも同じ文言で書いてあるんですけれども、
これの効能、または効果は、
新型糖尿病であり、
適用外に使用された場合は、
本来の効果が見込めないだけでなく、
思わぬ健康被害が発現する可能性も想定されます。
真に必要な患者様へ、
少しでも多く供給できますように、
適用外使用、
美容、
送信、
痩せる心の送信ですね、
ダイエットなどは、
厳にお控えくださいますよう、
よろしくお願い申し上げます、みたいな、
そんな文言で、
まあ、要は出荷調整、
出荷制限になるよっていうような、
ものが出てました。
はい、で、
まあ、これね、
本当に、
あの、
やめていただきたい。
もう、それに尽きますね。
はい。
し、
すごいね、糖尿病患者さんのね、
治療に影響が出てますので、
もう、
本当に1日でも早く、
やめていただきたいですし、
あともう1つはですね、
この、
まあ、糖尿病の治療もそうなんですけれども、
そもそもね、
薬物療法だけで、
なんとかしようっていうのがね、
そもそもの間違いなんで、
あの、
必ず食事運動、
薬物療法、
これが、
あの、
ちゃんとバランスよくやるっていうことが、
非常に重要なんで、
この、
なんかね、
薬だけで痩せられます、
みたいな、
まあ、ちょっとね、
昨日調べてた、
本当にね、
広告で、
これはちょっと広告的に、
あの、
見つけたりしたんですけれども、
そういうものも結構あるので、
本当にね、
この、
はい、
あの、
やってる企業さんはですね、
ちょっと襟を垂らしてですね、
もう一刻も早くやめていただきたいな、
というふうに思いますね。
はい、
で、
あとはですね、
まあ、
これちょっと診療内科視点で言うと、
まあ、
これ、
あの、
まあ、
実はね、
海外では、
その肥満に対する、
適応を通っているっていうこともあって、
その肥満に対してっていうので、
使ってるんですけれども、
あの、
まあ、
そもそも日本人に使えるかどうかっていう問題もありますし、
あとは、
日本人で、
その、
まあ、
今、
治験中ですけども、
その体重が、
その欧米人に比べて、
あの、
肥満の方少ないじゃないですか、
だからそこに対してする効果とかっていうのはね、
まだ全然検証されてもないんですよね。
で、
えー、
ちょっと話、
戻りますけど、
診療内科視点でもですね、
えー、
やっぱりね、
肥満症の治療ってね、
今、
診療内科で非常にね、
こう、
トピックの一つなんですけれども、
その、
まあ、
治療法もそうですし、
あと手術とかですね、
えー、
こういうその、
かなり積極的な介入をするのは、
まあ、
もちろんね、
その、
肥満に対する体重減少効果はあるんですけれども、
その分、
あの、
精神的な部分ですね、
へのダメージが大きいっていうのも言われてたりするんですね。
まあ、
特にその、
ダイエット手術ですね、
胃のスリーブ手術とかっていうのはあるんですけれども、
その胃の容量をね、
少なくするような手術をした後にね、
えー、
自殺率が上がるとかっていうようなデータとかも出てきていて、
そのケアも大事ですし、
まあ、
そもそも、
その肥満、
なぜ肥満なのかっていうか、
まあ、
肥満に対する認知行動療法っていうのもあるんですけれども、
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その辺の、
その認知的な介入、
行動的な介入も同時にやっていかないとダメなんで、
それをね、
なんか薬使ったら痩せられますみたいなね、
もう、
論外というふうに思いますね。
はい。
ということで、
ちょっと激おこぷんぷん丸でお話しさせていただきました。
はい。
ということで、
ちょっとこれは、
あの、
製薬メーカーの方は聞いてないかもしれないので、
知りませんけれども、
医療現場としてはね、
もう非常に困っておりますので、
まあ、
メーカー、
まあ、
メーカーは悪くないんですけどね、
メーカーは悪くないんですけれども、
あの、
その、
はい、
メディカルダイエット系の関係者の方がいらっしゃいましたら、
一刻も早くやめていただきたいと思います。
はい。
では、
今日も幸せな一日でありますように、
お相手は内科医の竹井でした。
今日に、
心身。
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