1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
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2021-10-22 15:35

第324回「質問:完全リモートにおける会社が抑えておくべき労働基準とは?」

第324回「質問:完全リモートにおける会社が抑えておくべき労働基準とは?」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今週も行きたいと思いますが、最近はいかがですか?
ゴルフ結構行ってる雰囲気が増えてますね。
ゴルフを再開して、この前行きました。
スコアは良くなかったですけど、やっぱりレッスン受けた成果が一部出て面白かったです。
すごいニヤニヤして喋るじゃないですか。
やっぱりね、楽しいですね。
楽しいですか?何が楽しいですか?向井先生のゴルフの楽しみは。
僕が好きなのは、すごいマニアックなんですけど、高いボール上がると好きなんですよ。
高いボール。
残り100ヤードってアプローチで最後ボールを近づけるやつなんですけど、
あれで思った通りに高い弾道って言うんですかね。
あのビューンって上がるやつ。あれが好きなんですね。
上げてポトンって落とすのが好きで、あれが上手くいくとすごく気持ちいいです。
アプローチ好きなんですね。
アプローチっていうか、高い弾道で。
ああ、そっちなんだアプローチっていうか。
高い弾道って普通なんですけど、別に普通なんだけど、
僕としては、やっぱり初心者の、初心者って今も初心者だけど、
ボールって上がらないんですよね。
普通は上がらないんで、ピョーンって上がるようになるっていうのは、
やっぱりちゃんとボールに当たってないと上がらないって。
あれがね、僕は好きなんです。
しばらくゴルフトーク、前段で続きそうな更新ありそうですね。
マラソンに変わって。
ところがね、ちょっとだけいいですか?
ところがやっぱり東京って土地の値段というか、マンションどんどん建ってて、
僕が前行ってた練習場、7、8年前まで行ってた練習場、
行こうとしたら、おマンションに変わってましたね。
えー、何年前くらい?
世田谷区にある8年前までか。
そんな感じ。
8年くらい前です。
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マンションになっちゃった。
マンションになっちゃった。
え、あれおかしいな、全然。
バス停だけ残ってて、ゴルフ練習場の名前のバス停だけ残って、
Googleマップで調べたらないんですよ。
あれ、ずっと探してもないから、
あー、これマンションになったんだと思って。
なるほどね、そうなんだ。
それがね、1個だけじゃないんですよ、いくつかって。
どんどん減ってるんですよ。
今結構ゴルフ場っていうよりも、練習場っていうよりも、
シミュレーションゴルフみたいな感じの一室とかでやるのが
むちゃくちゃ増えてますよね。
そうだ、シミュレーションゴルフの練習場にしようかなって今思ってます。
知り合いのシミュレーションゴルフ、かなり展開してる経営者の方、
よくすごい仲良い方いるんですけど。
じゃあちょっと紹介してもらえますかね。
もちろんもちろん、本当に紹介します。
コロナでめちゃくちゃ増えてますよ。
コロナでシミュレーションゴルフすごく東京で増えたらしいですね。
調達でガンガン出展してます。
あーすごいなー、やっぱ商売うまい人は立派ですね。
さあじゃあそんな流れですが、質問いきたいと思います。
今日はですね、質問だけいただいております。
世の中ではワーキンション施設などが盛んに開発されておりますが、
弊社は完全リモート体制なので、どの施設や土地を活用しようが自由です。
そんな中で会社側としては最低限抑えておくべき、
労働基準などはありますか?
人事とか経営者側の方ですね、これは。
確かにね。
これは今風ですね。
まず質問だけちょっと回答しますと、実はですね、
リモートだからこれこれをしないといけないってことはないんですよ。
リモート独自の規制っていうのは今のところないんです。
それはまだ法律ができてないって意味で。
できてない。
ここ確かに改めて確認して聞いたことないですね。
リモートに照準を合わせた通達とかはないんじゃないか。
リモートだけガイドラインもないと思うんですけど、
唯一あるとしたら労働時間ですね。
労働時間は自己申告でいいので記録をつけなさいと。
リモートマシンはクラウド型の労働時間管理システムで、
うちもそうなんですけど、スマホかパソコンをポチッと押して仕事を始めて、
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休憩だったら休憩のボタンを押して、
記録を残すと。
これはよく言われてます。
そのぐらいなんですよね。
必ずこれをやっておきなさいというのはなくて、
通勤交通費もルールはないんですよね。
リモートということに照準を合わせた通勤交通費がないというのはどういうことですか。
問題になるのは通勤交通費と部屋の高熱費。
交通費が減ったんだから、一方で在宅で高熱費とか使うんだから、
それを負担すべきだという議論はあるんだけど、
じゃあお金をいくら出しなさいとか、
リモートだからこういう基準でお金を払いなさいってものはないんですよね。
そうですよね。
手探りで皆さん、コロナもあって各企業やってるだけですね。
なのでスタートアップとかIT企業は仕事柄リモートでもできるし、
自由なんでリモート勤務の方が。
あとはね、パワハラ、少なくともセクハラは減りますね。
セクハラは減ってる。間違いなくリモートは。
パワハラも減ってるなぁ。
リモートはですよ。
その分逆に言うとコミュニケーションの関係性が弱くなってるっていう。
と経営者を思いたいし思うんだけど、必ずしもそうじゃないですね。
そういう意味で言うと、
リアルとリアルじゃないところにおけるセクハラ、パワハラが差が出る原因は?
いや、簡単ですよ。
セクハラって大体密室で1対1で3密じゃないですね。2密ぐらい。
大体1対1なんですよ。
タクシーの中とか、居酒屋の個室との中とか、そういうとこで起きてるから。
閉鎖された空間ね。
コロナと相性が悪いんですよ。
セクハラがコロナ対策悪い。
コロナ対策するとセクハラ対策になるんですよ。
表現が悪い。
セクハラの相談が減ったような気がしてて、数は数えてないんですけど、
IT企業のお客さんもリモートに変えたお客さんいるんですけど、
09:04
前はよく社員旅行とか、そういう出張先でセクハラ発生してたんですね。
それがなくなっちゃったから、そういう若手女子社員に対するセクハラは、構造上なくなっちゃったんですよね。
確かに。構造上ね。
あとお酒ね。
そうね、確かに。
これもコロナとセクハラって、なんかいいこと思いついたな、これツイッターに書こう。
そういう目されてましたよ。
これね、後編のネタに。
なんで、それでね、ちょっと話が逸れるんですけど。
こうやって後編のネタが生まれるということで。
うちも今ちょっとある事情があって、事務局募集してるんですね。
それでびっくりしたのが、人来ないんですよ。
通勤してくださいってやると。
通勤前提なんですか?
通勤前提なんですよ、うちは。
それで、弁護士はリモートでもいいんですけど。
それで、くの先生に相談したんですよ。
シャロー氏の。
そう、シャロー氏のね。
そしたら、先生ね、やっぱりリモート前提とか、一部リモートとか、リモート在宅って言葉入れないと人は集まらないですよって言われて。
えー、本当かなと思って。
それで、うちの事務所に前にいた方がいらっしゃって。
その方に聞いたんですよ、今何してますかって言って。
とてもいい人だったんで。
そしたら、お子さん、子育てなさってる方なんですけど。
そしたら、リモートやってますと。
東京からちょっと遠いところに住んでるんですね。
遠いって言っても、ギリギリ通勤、通勤ギリギリみたいな。
で、やっぱりフルリモートで、時短勤務でやってますと。
リモートだと人来ると思いますよって、くの先生と同じこと言われたんですよ。
いやこれは、僕もセミナーでリモートいいよって言ってる割に、
弁護士はやったんですけど、事務局は結局紙で証拠提出したりとか、いまだに裁判所そうなんですよね。
生産性上げとか合意、最適化しようがない領域が仕事から残っちゃってるんですね。
でもそれだって、来年再来年に、実はペーパーレスになるんですよ、裁判所も。
クラウドストレージに裁判所が作ったPDFファイルを送ると、
それだけで証拠とか準備書面提出したことになるんですよ。
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来年東京地裁から始まるんじゃなかったかな、ついにね。
そうするとリモートでも提出できるじゃないですか。
自宅でAdobe使ってPDFとか編集したりとか、
ワードをPDFに変換したりして出せばいいだけだから。
やっぱりリモートにしないと人もなかなか雇えないかなって思ってるんですよね。
へー、リアルな実体験の話も同じですね。
そうなんですよ。そうじゃない職場になると途端に応募者が減って、
やっぱり通勤自体が苦痛だし、子育てとかの世代の方は
増してもっと体力消耗するし、だからもうそれしかないかなって
今は本当に困ってるんですけどね。
そうするとご質問、最後に戻りますが、会社側として
リモートという体制に対して最低限抑えておくべき
労働基準などはという意味で言うと、基本的には今現状ないと。
ない中で今かなり具体的なお話いただきましたが、
ものすごい戻って1個だけ確認なんですけど
先ほどクラウド型の労働時間とかの管理だけはしたほうがいい
したほうがいい。これはしたほうがいい。
ここもでもあれですよね。したほうがいいよっていうレベルの話であって
結局リモートじゃないですか、何やってるかわかんないから
自己申告と変わらないですよね。ポチってクリックしたって。
なんだけど、やっぱり記録は残さないといけないので
労働時間管理して、これぐらいはリモートでも必須ですね。
やっぱり完璧にデタラメな時間を押す人少ないですよ。
僕今見てて。当たらずともいえず遠からずの時に
仕事を始めたってポチッとして、終わった時間も必ずしも正確じゃないけど
それに近い時間ポチッとクリックしてるから
やっぱりやったほうがいいですよね。
この辺は前回からやっていた静寂説に基づいてみたいなところがいろいろありそうですね。
そう、静寂説にね。必ずしも正しくないけどやる必要がありますね。
ということで一旦はないという中でそのぐらいしか言うことはない環境の中で
考えていかなきゃいけないというところですね。
今後大企業とかがどんどん運用上の体制を整えていったりして
整備化されて情報交換しているはずですので、また動きがありましたら定期的にお届けしたいなと思います。
ということで今日のところ終わりたいと思います。向井先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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15:02
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