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向井蘭の『社長は労働法をこう使え 法律の下で展開されるビジネスの世界』
ポッドキャスト「社長は労働法をこう使え」は、
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
向井蘭の『社長は労働法をこう使え』、向井先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
いやいや、コロナウイルスのいろいろありますけど。
そうですね。
向井先生、一番あれじゃないですか。被害と言いますか。
直撃してますね。
ですよね。今どういう状況なんですか。
今日は2月11日ですけど、
昨日から上海は業務開始していいと許可が下りたんですけど、
もう在宅勤務、ネットワークはほとんど在宅勤務になっちゃって、日経企業も。
在宅勤務だと僕あんまり意味ないですよね。
中国にいる。在宅勤務になると。
てか日本でいいですよね。
日本でいい。ネットでやるじゃないですか。
だし、来なくていいと。
とにかく移動は中国でも海外でも、
2月は移動はあんまりするなと。
私がお世話になってる会計事務所グループから言われました。
彼らはどうしてるんですか。一応出勤してるんですか。
してない。していいけど、住人中一人としてる人。
あ、そんな感じ。
そもそもマスクがある人何十枚持ってるんですけど、ない人は2、3枚しかないって人いて。
上海ですね、ある動画が流されまして、2日前衝撃映像が。
マスクしないで地下鉄に入ったおっさんがボコボコにされて捕まるっていう動画が流れたんですよ。
もう知らないそれ。
地下鉄警察から交流されたっていう衝撃映像がありまして、
マスクしないとタクシーもバスも地下鉄もスーパーも全部ダメだと。
マスクしないと移動の自由がないというか、何もできないんで。
ボコボコにされちゃうんですか。
すごい動画でしょ。本当に破壊致命されて。
マスクなんかいいだろうみたいに突破しようとしたおじさんがいるんですね。
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ボコボコにされましたね。
そのおっちゃんも寄せばいいのに抵抗したんですね。
その中で手が当たって、相手のおじさんとボコボコに破壊致命されました。
へー。じゃあしばらくは帰れず日本滞在ですか。
そうですね。日本人の人も中国に行ってる人多いんですけど、
今日の朝のニュースで隅友庄司は全員日本に帰すのかな。
出港も出張も。
うん。もう武漢とか国府省関係なく全員日本に自己帰国させるとかになってて、
日本人は帰国……。
だっていても仕方ないじゃないですか。
14日隔離されたりするんですよ。
地域によっては、外から来た人間は自動的に14日隔離なんで、
14日待機。
一旦。
名前登録させられて。
そうするとね、もう意味ないですね、来てる。
意味ないんで。
みなさんはほとんど仕事にならない。
へー。そんな状況なんですね。
じゃあしばらくいつ帰るか決まってない、見通しついてないという状況ですか。
決まってない。全然見通しついてない。
あのですね、今日のご質問なんですけども、
まさにそれに絡むご質問がピンポイントで来てまして。
あーすごい。日本の方の質問ですね。
日本の質問なんですけども、ちょっとご紹介したいと思いますね。
社員40名の東京の会社です。経営者をしております。
はい、ありがとうございます。
都内に勤める社員からコロナウイルスの感染リスクのため、在宅勤務を認めてほしい。
認めないなら対策も実さないと言ってこられて困っております。
現在のコロナウイルス感染の社会的な状況を考えると、在宅を認められた場合、
認めなければならないものなのでしょうか。
リモートワークや在宅勤務が社会に広がってきている中、
今後在宅を認めるか認めないかの境目は今後どのように考えるべきなのでしょうか。
大企業の中にはオリンピック期間中は在宅勤務をする方針が出されているとも聞いております。
よろしくお願いいたします。
はい。はい。
これは実は昨日も意見が来たんですよ。同じような。
それは何?仕事上の?
仕事上の。
やっぱりこれあるんですね。
いや、だんだんね、出てきた。
マジですか。
毎日見てるでしょ、ネットとか。
今日のニュースだと1,000人突破したんですね、死亡者。
1,000人突破したとか、そんなクルーズ船で何十人感染とか見ると、
だんだん気持ちが変わってくる人はいますね。
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あとあれらしいですよ。都内でのセミナー主催してる会社とかあるじゃないですか。
地方からの出張者キャンセル結構多いらしいです。
日本関係ないと思うけどな、まだな。そんな中で。
そんな中でですよね。
まあまあそういう気持ちになっちゃうんですね。
あんだけでもマスコミとかいろいろ煽られると、ちょっとわからんでもないですけど。
今の状況からいくと、在宅勤務を認める義務は日本ではないですね。
コロナウイルスに際してとですね。
そうです。感染者数は上陸してる人で今27名で、
そのうちもう2、3名は治ってるのかな。
と言われてるんで、人口に比例したらほんとわずかなものなので。
これはやっぱり、自分でリモートワークを選ぶ権利は発生してないんで、
出社しなさいと言えますね。
辞めたいって言われたら、辞めてもらっていいんじゃないですかね。
こういう方はね、別に僕偏見持ってるわけじゃなくて、
今までも実はよくあって、
在宅勤務認めろとか、フレックス認めろとか、大量労働制認めろとか言ってくる人いるんですけど、定期的にいるんだけど、
ちょっとメンタルを病んでるというか、精神面の健康を損ねてる方が多くて、
朝起きれない人がいるんですよ。
こういう精神面の健康が損なると、朝起きるってなかなか大変らしくて、
9時とか8時の勤務はすごいプレッシャーなんですよね。
リモートワークってわからないじゃないですか。
なのでプレッシャーから固されるんで、非常に強行にリモートワークを強く主張してくる人が多い。
ちょっとメンタルにも影響が出てる人が多い。
なるほど。ご経験の統計上そういう傾向があるってことですね。
だからこの方はいろんな背景があるんでしょうけど、
僕がちょっと疑っているのは、精神面の健康状態も悪いから、
これをきっかけにやめようとしてるのかなという気がします。
なるほどね。その観点は専門家として納得ですよね。
これでもちなみになんですけど、話がこの方のご質問、
どちらかというとコロナウイルスというよりも在宅勤務を大きく広範囲に考えられてましたけど、
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確かに今ってリモートワーク盛んで、本当に私も聞いたことあるんですけど、
大企業、いわゆる一部上場企業はオリンピック期間中は基本リモートにしろっていう通達が出てるらしいんですよね。
あ、そうなんだ。
一部あるらしくて、そういう風潮になってくると、リモートがかなり市民権を得てきてる感あるじゃないですか。
ありますね。
この辺ってどうなんですか、求められてきたときの線引きは。
僕はやったほうがいいと思う。いろんな意味でやったほうがいい。
リモートやると、うちもやったことあるんですけど、
うちもですね、今みんな治りましたけど、一時期通面インフルエンザがかかりました、事務所で。
リモートワークをしたんです。
事務局だけ出勤して弁護士自宅勤務したんですけど、何も困らなかったね。
元気な弁護士は打ち合わせを勤務して、インフルエンザになった人は自宅療養で、
お医者さんに診てもらってOKと言われたんですけど、別に何も困らなかったね。
ミーティングとかもリモートでもやってるんですか?作業だけ家でやらせるってことじゃなくて。
お客さんとのやりとりは、やっぱりインフルエンザかかってる弁護士を打ち合わせ。
リモートとは家ですよ。別にウイルスはうつらないけど、そこまでして仕事させる人ないじゃないですか。
だから打ち合わせだけ事務所に来てやって、何も困らなかった。
これが衝撃の事実でした。
やってみるとね。
むしろ好評だった気がするけど。リモートの日とか、むしろ入れてもいいかもしれない。
リモートの日ね。
私服出勤家に近いやつですね。
大手のある4台5台事務所はすごくリモート推奨してて。
すでに?
もう来るな。必要なければ来るなと。
そうすると、家遠くてもいいじゃないですか。
家賃も安くてもいいところって広くて。
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事務所の経営者からすると、リモートするとそんなに広いとこ借りなくていいんですよね。
何だっけあれ。
なんとかデスクって何でしたっけ。
フリーデスクみたいなやつですね。
フリーアドレス。
フリーアドレス。
なんとかデスクじゃないですか。
知りません。
フリーアドレス。
フリーアドレスって家賃が安くなるんですね。
あれやらせてもらうと。
リモートどうしようかなって考えてるぐらいなんですよね。
僕は行って仕事するの好きなんですよ。みんなと話したり。
でもね、どうなんすかね。
家でやってもいいんじゃないかっていう気がします。
リモートワークがいいのは、仕事の範囲を明確にしないといけない。
そうね、確かに。
これってこの前ネットフリックスの話でも言いましたけど、
ちゃんと役割決めて通知目標みたいなのを入れないとだらけちゃうんですよね。
責任の範囲の設定がね。
保証とかの染み切りがあるから、相談とかも受け身でやるじゃないですか。
やっぱりちゃんと業務分析して標準化を図らないとそこへですね。
なるほど。
在宅とかリモートワークを推進して会社に導入して認める上で、
今みたいな観点で他に何か注意とか特に労働法上ありますか。
気をつけるというか、この辺リスクだなとか。
労働法上はね、やっぱりラングローカウント。
そうですよね。
これがね、ほとんど不可能ですね。
労働時間把握はほぼ不可能。
そうですよね。
結局自己申告か、事業場外見なしっていう、営業職に適応してるやつですね。
あれを適応します。
あとはリモート本当に認め始めたら雇用っていう概念が必要なんですかね。
政府はそれも狙いだと思うんですね。
やってみると、これって業務委託でできるんじゃねえの?
一件いくらとかで。
なりますよね。
やらせようやらせようとやたらしてるじゃないですか。
なんでかなーと思ったけど、
副業もリモートワークもやると、だんだん雇われたり雇うのが、
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馬鹿らしいわけじゃないけど、あんまり必要性感じなくなる。
そうですよね。
弁護士なんかまさしくそうで。
たとえば子育てしながら弁護士の仕事あんまりやってない人いっぱいいるんですよ。
うんうん。
そういう人に外注してやってもらうなんて全然できんですね。
一件あたりくらいで。
打ち合わせのときだけ来てくれればいいから。
そんなの滅多にないじゃないですか。
打ち合わせって滅多にないというか。
毎日は絶対ないんで。
なるほどね。
そういうことか。
リモートワーク在宅勤務、今後かなり話出始めてくるでしょうから、
また改めてタイミングタイミングで扱っていきたいかもしれないですね。
今日は音声言わなくていいの?
今日の収録。
コロナウイルスのためズーム収録。
そうだこれこそまさに、今日全部リモートですね。
そうです。
リモート縛りの話ですね。
本当は香港で収録する予定だったんですね。
そうじゃないですか。今頃一緒に香港にいさせていただいて。
香港の様子を話しながら、場合によってはカフェでみたいな。
そうでしたよ。
そんな想像してましたが。
まさかの。
もう香港政府から来るなとじっと言われるような。
言われまして諦めました。
4人ぐらいでね、いろいろ企業家のこと集まる予定も中止という。
全部無くなりましたね。
残念だったんですが。
またそこは改めてぜひ。
改めて。
海外版ですか。
ですね。
というわけで今日はちょっと音の違和感はズーム収録ということでお送りさせていただきました。
というわけでありがとうございました。
ありがとうございました。
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