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こんにちは、エンド岡崎です。 向井蘭の『社長は労働法をこう使え』、向井先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週も行きたいと思いますが、向井先生。
最近、ジジネタ多いっていう話もあったところなんですけども、
今回もジジネタに関わるご質問いただいております。
早速質問していきたいと思いますが、いいですかね。
大丈夫でしょう。
経営者の41歳の方ですね、いただいております。
毎週のポッドキャストを楽しみに配置をしております。
7月の頭にメディアで発表されていた、
東京海上日動、同意ない転勤を2026年までに撤廃へ、共働きに配慮。
こういう記事があったんですけど、ご存知ですかね。
ご存知あげております。
そりゃそうですよね。
これを受けての質問です。
ユニクロの地域性社員の取り組みを思い出しました。
調べてみると、2007年から導入しており、
いかに先進的な取り組みだったのかと今となって感じております。
これらは厚労省の限定性社員の考え方が基軸になっているのかなと思いますが、
性社員、限定性社員、パートアルバイト、契約社員、受け負い社員、派遣社員など、
契約形態のカテゴリーが増えすぎて、
経営者にとっても労働者にとっても訳がわからない状態になっていると思います。
一度、労働に関する契約形態について、
大企業先生の捉えているあるべき姿、今後の展望などについてご指導をお願いいたします。
これは確かに聞きたいですね。
今すごく動いてるんですよね、大企業もね。
本当に地方に転勤だよっていうと、
20代の大企業に就職した方が辞めちゃうんですよね。
転勤事例出た瞬間に辞めるってことですか?
辞めちゃう。
それで、前はそんな奴いらないよぐらいで強気に言えたんだけど、
彼も辞めちゃうのと、あの子も辞めちゃうのと、困るよっていう人も辞めるようになってきて、
これはちょっともう会社の将来も危ないぞってなってきたんだと思います。
前は強調性ない奴はもういいよとかぐらいで入れたんだけど、
あまりにもまともな普通の優秀な人が辞めるから、
これはいよいよやばいと思ってきたんだと思います。
これはですね、世界的に見れば当たり前でして、
こんなに事例一本で全国各地に飛ばすことを認める労働法の扱いは少数ですよ。
本来の姿に戻ってきてると思いますよね。
ユニクロはちょっと違う理由なんですよ。
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ユニクロはブラック企業批判を受けて、
アルバイトからスーパー店長になって出世できると、
世界で戦えるようになってほしいっていうつもりでやったんだけど、
それはついていけない人がほとんどじゃないですか。
それでブラック批判とか長時間労働とか過酷な労働だって言われて、
考え方変えて、
地域密着で安定して働きたい人にはそれは望まないと言って変えちゃったんですよ。
全社的に利子出世できる、どこからでもできるぞっていうのを打ち出しすぎた結果、
ブラックで叩かれたので、
そこに合わせて残りたい人たちが残っていいよっていうために、
地域清掃に引き立てる。
残業もそんなないし、転勤もないし、
給料上がんないけど安定してるよっていうお店がある限りはっていう仕組みにしたんですよ。
なるほど。
そう覚えてますけど。
だからちょっと今回の東京会場さんとは違ってましてね。
ですから全然めちゃめちゃ全国転勤、海外赴任、
海外出張めちゃくちゃやってる人はユニクロ。
私ユニクロの働いてる人同じ飛行機に何回か乗ったことあるんですよ。
なんでわかるんですか?
ユニクロマーク貼ってるんですよ、なぜか。
パソコンに。
ロゴをね、ステッカー。
バレちゃうじゃんと思うんだけど、貼ってるんですよ。
わかんないけど。
めちゃくちゃ飛行機でも仕事してますよ。
一部の話ですけど、ユニクロ社員めっちゃ働いてますよみたいな言い方で大丈夫ですか?
同じビルにも、中国の僕の同じビルにもユニクロの本社の一部の機能があったんで、
みんなめちゃくちゃ働いてます。
やっぱでもそうなんですね。
ずーっと飛行機の中もずーっとパソコン向かってました。
みんな寝たり、漫画読んだり、魔法読んだりしてるのに、ずーっとエクセルなんかにらめっこしてました。
でもそういう意味じゃない、戦う戦士でしっかりと。
やっぱ違うなと思いながら見てましたよね。
なので、そういう人ばっかじゃなくて、今は一生懸命仕事したいんだけど、住む場所は自分で選びたいと。
優秀に仕事をできるっていう人が増えてるんですね。
これでこれ放置したらまずいと。
東京会場グループと映像作るのまずいと思ったんでしょうね。
もう世の中変わってきてるんですよね。
そうすると、
10年前、15年前とかの東京会場さんに就職するような人たちって、
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もうなんか、どこだって行ったらみたいな感じだった記憶がありますけどね。
全然違うんですね。
本当にやめちゃうんでしょうね。
ですので、恐らくこれ今後は幹部といっても2つに分かれて、
日本全国全世界飛び回るタイプの幹部と、
地域拠点型幹部成功数。
2つに分かれるんじゃないかと思いますね。
で、どっちが出世しやすい給料上がりやすいかっていうと、やっぱり転勤型でしょうね。
それは変わんないと思いますよ。
自分で働く場所を決めたいっていう人は、
まあそんなに給料も昇進もしないっていうのは変わんないと思いますね。
でもそっちよりも地域とか、取りたいっていう方々にとってはね、
価値観としてはいいことですかね、その人たちにとっては。
もちろん優秀な方で必要な人材なんで、
ちゃんと給料も上がると思いますし、ポジションはあると思うんですけど、限界あります。
そんな中で東京会場さんのニュースをきっかけにユニクロさんのお話もしてきましたが、
そんな中で改めてこの方のご質問。
契約形態のカテゴリー増えすぎててどうあるべきなのかねっていう話は確かに思うんですが、
ここどうなんですか。
やっぱり今までは事務とか補助的な人は地域密着で、
幹部の人は全国転勤、全世界転勤だったんだけども、
幹部の人も二分化して地域密着と転勤型って分けるようになるじゃないですか。
あとは職種限定型もITの仕事しかしない。
というふうに仕事と地域で限定する幹部型と正社員型と、
あとは全国転勤で経営者将来になる可能性のある人っていうふうに分かれるじゃないですか。
なるほどね。だから職種と地域という形での限定的な働き方と経営を目指すような、
昔でいう総合職と言われるところに近いんですかね。
なんで僕そう思うかっていうと、
私の履歴書って日経新聞の連載があるんですけども、
こうなり名を挙げた経営者の方、文化人の人が書く自分の人生を振り返るんですけども、
特にこの数年ですね、顕著なのが、皆さん社長さんはですね、
あそこに出る社長さんは海外不倫結構長いんですよ。
あと転職してる意外と、転職組もいるんですよ。
だから昔はずっと私の履歴書は、
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ずっと経営企画にいてとか地方に行ったことあるとかその程度だったけど、
今は海外拠点で結果出して立て直して本社になって役員になったみたいなが非常に多いです。
私の履歴書で。
ずっと自分は好きなところで好きなことだけやっていきたいんですって人は、
それはやっぱりグローバル企業の幹部は無理ですよね。
東京会場でもそれは同じだと思いますよね。
海外の政法損法会社買収したりしてますから、
自分は東京で、せいぜい埼玉だとかっていう人は、それは無理ですよね。
なるほどね。
それはしょうがないと思いますけど、
そういう人たちも地域の幹部にはなるみたいな、そういう時代になるんじゃないかな。
分かりやすいです。
今の履歴書に載っている方々は、
まさにそういったグローバル市場の中で戦ってきた人たちがちょうど年齢も重ねられて今出てますけど、
今の世代の人たちが出るこの履歴書の時ってどういうキャリアが出る人たちかっていうのはまた違いそうですよね。
僕はやっぱりもっと海外風に長い人が社長になる時代だと思いますね。
要するに日本で商売してても大企業は苦しいですから。
人口が減っていくから、何やっても縮んでいくだけだから。
だから海外拠点で結果を出した人が私の履歴書にずっと載るみたいな、そういう時代でしょうね。
最後にもう一点別のことで、
特に大企業という中においての正社員にカテゴリーが分かれていく中でいうと、
限定正社員みたいな、地域正社員みたいなものと、いわゆる正社員、総合職的な社員みたいなところで分かれていくだろうこともイメージ湧くんですけど、
ここにきて、やっぱり業務委託とか、
そういった外の人間としての働き方というのも今若手世代どんどん増えてて、
この辺りも含めるとまた話が複雑になってくると思うんですけど、
この辺りはいかがですか?
業務委託は当然会社員ではありませんので、会社の中で出世するってことはないですけど、
業務委託でその実力認められて幹部になってくれっていうのはあるでしょうね。
いきなり業務委託から相手企業のポリシマリ役とか、
いわゆるプロ経営者でやりますとか、
あとは社長さんが業務委託に変わるとか、
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そういうふうに入れ替わりというか行き来をすることなんじゃないですか。
外とボードメンバーのところが行き来するようなイメージですかね。
例えば北野達人っていう有名なインターネット会社があるんですけど、
社長さんが自分のことをマーケティング担当者、責任者って言ってるんですよ。
あれ北野達人って化粧品の?
化粧品もやってます。
大阪から札幌に拠点変えて上場した会社なんですか。
木下さんがやってる通販会社なんですけど、
メルマガとかずっとやってる方ですよね。
マーケティング、自分はマーケティング最高責任者だと言ってるぐらいなんで、
木下さんが社長辞めて独立しても業務委託で、
恐ろしいCMO案件あるでしょうね。
確かになりますよね。超高額業務委託。
社外取り契約なんぼみたいな感じですね。
アドバイスしたらすぐ業績になります。
今、向井先生が木下さんとの関わりとかそういう形、似てますよね。
いやいや全然似てないですよ。
業務委託っていうと下請けとか、そんな感じですけど、そうじゃないと思いますよ。
プロ中のプロが業務委託で腕一本で食べていくっていう感じだと思いますね。
なるほどね。業務委託はプロ中のプロとして。
そういう方は逆に役員とか取締りとかに呼ばれる。
呼ばれるっていう。
行き来するようなことがあるだろうと。
正社員ってことで言うと。
そうですね。
職種と地域と。
正社員も細分化するかなっていう気はしますけどね。
というあたりですかね。
ここから本当は質問の中には派遣、受け負いどうなんですか?みたいな質問があったんですけどね。
はい。
派遣、受け負いはなくならないとは思いますが、今もそうなんですけど、派遣社員の方の時給ってすごく高いんですよ。
確かに。
だからなんか非正規雇用でかわいそうだっていうそういう論調があるんですけど、
なかなかですね、なかなかの給料ですよ。
端的な所得で言うと派遣の方がいいんじゃないかみたいな。
いいんじゃないかっていうね。
安定してないかもしれないけど、だからやっぱりスキルある派遣の人は給料上がっていくし、
報酬も上がっていくし、二極化するんじゃないですかね。
派遣社員の人が業務委託に直談判とかでやっちゃいけないんでしょうけど、っていう切り替えるみたいな人はあんまりいないものなんですか?
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いやいや、できるんですよ、もちろん。できるんだけど、そういう発想になる人はいない。
いないんだ。
私は派遣社員ですっていう感じです。
さっきね、プロ中のプロが業務委託っていう話でいくんであれば、派遣でプロの道ちょっと行けてたら業務委託の契約とかありそうですよね。
そんな形で確かに言われてみると契約形態複雑になっておりますが、今日のところ一旦ここで整理して終わりたいなと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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