1. 向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
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2017-04-27 13:16

第90回「質問:採用時の「職歴照会の方法」を教えてください」

第90回「質問:採用時の「職歴照会の方法」を教えてください」
弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。
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向井蘭の社長は労働法をこう使え 法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは、 弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、 ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説します。
こんにちは、遠野岡崎です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え。 向井さん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。 さあ、さっそく質問来ておりますが、ご紹介していきたいと思います。
そういえば最近ですね、いろんなところで向井さんの 例え話が面白いという
なんとも言えない地味な笑いが起こっているんですけど、 最近しかもランキング上がってるじゃないですか、 すごいですよね、なんか10位くらいまで来てる。
やらせではないですね、あれ。 何もしてないですよね、まだ。 例え話がでも、なんか古いっていう話もあるんですよね。
こないだの、何でしたっけ、カエル? カエルコール、古いよね。 私知らないですしね、
渋谷県ギリギリ分かりますけど、再放送とか。 いや多くない、YouTube見てるから、最近、中国で。 暇なのかな?
ちょっとまずいですよ、事務所に聞かれたら。 娯楽がないから、テレビつまんないんですよ、共産党が規制してるから。
変な、農村のニワトリの卵をたくさん取れましたみたいな、そういう番組が多いから、 カラオケ歌合戦みたいな、YouTube見てるんですけど、
一回ハマると、ずっと渋谷県ばっかりアーカイブ溜まってますからね。
それで頭、あれバカになりますね、ずっと見てるとね。 でもこういう形でね、使えてますからね。
まあいいのかな。 コンテンツとしてはね。 じゃあ始めます。 今日もコネタお伝えしております。
さあ行きたいと思います。 この方ですね、
旅行情報メディア事務職の女性の方から。 ありがとうございます。
質問いただいておりますね。 行きたいと思います。
向井先生、いつも先生のポッドキャスト配信を楽しみにしております。 私は小さな外資系企業でバックオフィス全般を担当しております。
はい。 全般ですよ。 先日初めて先生の書書を拝読し、より詳しく教えていただきたいことがありました。
はい。 1です。 2つあるので、今日は1つだけ扱っていきたいと思います。
人を対応する際、職歴紹介はすべきとありましたが、 その方法を教えてもらえますでしょうか。
はい。 例えば本で紹介されているケースの7つあった職場のうち4つのみが履歴書に記載されている場合、
その4つにそれぞれ紹介をかけることしかできず、 また厳選聴取票をもらっても全職までしかわかりません。
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はい。 このような場合どうすればいいのでしょうか。
はい。 ありがとうございます。 どうするんですかこれ。
そういう本を書かれたんですね。 僕もあまり覚えていないんでしょうか。
覚えていないんですか。 職歴について書いたのは間違いなくて、
おそらく私が書いたのは履歴書の職歴はご自身がきちんと申告しているものだから、 それを確認すること自体は違法じゃないと。
ぜひ行ってみてくださいと。 電話をかけるなりして行ってみてくださいと。
ところが僕が書いたその本自体は5年前か6年前だと思いますけど、 もう今本当に個人情報をますます敏感になってきて、
電話しても答えてくれないことがすごく多いんですよね。
それでどうするかという問題があって、 実は最近定着しつつあるやり方があってですね。
いつか紹介しようかなと思ったんですけど、 いい機会なんでご紹介したいと思いますが、
何だと思いますか。 職歴の紹介をする方法?電話をするわけでもない。
正直にね答えてくれるんですよね。 答えてくれる?SNSとかで探すとかじゃなくて。
両親でもない。 もちろん両親なんか出ましたらそれこそ今大変ですよね。
これは今の時代だからこそできるとか? 昔からある。 できるけど意外な盲点で、
外資系企業は昔からやってたと思いますが、 日本の会社同士はあんまりそういうことはやらなかった。
面倒だったのもあるけど。 理屈から言うとなんで元在籍会社が回答を拒否するかというと、
ご本人から後で個人情報を勝手に漏らすなとか、怒られるのが嫌。 目ごとに巻き込まれるのが嫌だから言わないだけじゃないですか。
簡単でして、所定の書式を採用予定者にお渡しして、
すいませんとうちの会社のルールで、 過去5年間の在籍会社については必ず在籍証明をいただいてるんですよと。
倒産した会社、もう今は存在しない生産会社とかじゃない限りはお願いしてるんですよと言ってるんですよ。
そうするともらうじゃないですか。 内容は何月何日から何月何日まで在籍しました。
ただそれだけ、すごく簡単な。 そこに反抗をしてくださいという書式を渡すわけですね。
相手方の会社の反抗をもらうように言うんですか?
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そう、その採用予定者の人に言うわけです。
その過去の会社のサインをもらうように。
そんなんで回収できます?
できるんですよ、できる人は。
それは、目的は2つありまして、
1つは当たり前ですけども、何月何日から何月何日までちゃんと在籍していたかどうかの確認ですね。
もう一つの狙いは、在籍中の勤務態度。
わかるんですよ。もしくはその辞める際の辞め方がわかるわけです。
会社といい感じで辞めれたのかとか、 出たのかみたいなところか。
そうです。例えば延満に辞めた場合は、電話一本で
ああ、向川さん久しぶりですねと。
定職したんですか?おめでとうございますと。
いいですよ、在籍証明書。
社長にちょっと断りが必要ですけど、私の方で来週ぐらいには送ります。
終わりですね、これで。
でもこれがもうこじれにこじれて辞めた場合は、
まあちょっと検討しますと言ってずっと返事ないとか。
そういう関係になりがちですよね。
要するに海外でいうリファレンスみたいな人たちの代理としてできるんですね。
単純な話なんですけど、意外とそういうことは特に中小企業はやってなかったから、
最近多いんですよ。
それは向川さん周りって感じですか?
全体的にそういう流れになっているんじゃないかな。
何て言い方されましたっけ?在籍証明書を過去3年分ぐらい?
3年分、5年分ぐらいお願いして、2社3社あるんだったらそのぐらいお願いして取ってもらう。
過去3年分、5年分だったら倒産してる会社まずないから取れるはずなんですよね。
それが取れないっていうのは、ちょっとあれと。
なんかこじらしをしたのかなとか。
うーん、なかなか出てこないとかね。
ああ、そういうのも炙り出すためにもそういうやり方があるんですか?
それは知らないですよ。本当の目的は僕は知らないけど、
そういう目的もあるんじゃないかなと推測しますよね。
ただそれも万能ではないですけどね。
まあそうですね。
だって目に揉めてる人であればあるほど怖いから、何されるかわかんないからすぐ在籍証明書を出す。
逆にね、会社側が。
なるし、まだ経歴差症かどうかは判断できますよね。
まさか私文書偽造して犯行を偽造するって人はいないと思いますけどね、そういう人ね。
でもいいんじゃないかと思うんですね。
外資系企業なんかは、まあ経歴差症はともかくこういうやり方は一般的なので、
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受け入れられやすいから、お金もかからないし、大した手間でもないから。
なんかやる側としてのなんとなくの感覚なんですけど、
わざわざ昔の前職のところの会社の夏委員とかサインまで取らなきゃいけないの?みたいな。
ああ、今でもそれ結構多いですよ。
普通になってきてる?
普通になってきてる。
そんなもんですか?
転職するとかそういう感覚がよくわからないので。
ですよね。僕もわからないから。
でもお客さんの相談の中でポチポチそういう事例が出てきて、
要するにどういうことかっていうと、私どもの案件はやっぱり揉め事が多いから、解決しますよね。
会社とちょっと訴訟になっちゃったとか、交渉で辞めてもらったとか。
そしたら2、3ヶ月経って転職が決まって連絡してくるわけですよ。
で、在籍証明書を出してくださいと。
経営者なり人事の方が、むかえさんとこれ出していいんですか?と。
いや、出してくださいよ。
あんまり関わりたくないんですけど。
いや、でもこれ書かないと書かないで。
これ大変ですよ。客観的事実だから大丈夫ですよ。と言って出して。
だから、やっぱり今こういう風に確認してるんだな、職歴が空いたりとか。
クワクワ期間があったりとか、結構高収入で転職する場合とか。
そういう感じじゃないですかね。
転職とかいっぱいしてたら大変そうですね。
大変ですよ。
そっちばっかり気になってしまうんですけど。
いや、大変だと思いますよ。
転職いっぱいしてる人は確認のおそらく結構質問とか在籍証明書出せって言われると思いますよ。
高収入の転職の場合ね。
大変っていうのはサインをもらうのも大変だなと思って。
大変ですね。
でもそうなんですね。応募が増えてるんだ。
増えてる増えてる。増えてる間違いないです。
ということで、この方のご質問は、人を採用する際、職歴紹介をすべきとありましたが、その方法は?という答えは。
つまり在籍証明を出してもらう。
出してもらう。
という、なんだっていう回答ですけど。
いやいや、そんなことないですよ。
でも意外と盲点じゃないですか。
じゃあ本に書けよっていう話ですけど。
私も盲点でしたね。
履歴書じゃなくてね。
在籍証明書をちゃんと。
なるほどですね。
ということで、運用していただければと思います。
そうですね、ぜひ寄っていただいてください。
この方バックオフィス全般なんで。
多いんですよ、こういう方。
外資系企業の東京オフィスでバックオフィス一人で全部やってる方とか結構多いですよ。東京は。
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そうなんだ、相当ハイパフォーマンスな方なんでしょうね。
香港ヘッドオフィスとかシンガポールヘッドオフィスと英語でやり取りして、バックオフィス業務やって質問に答えたり報告したりしてやってるはずです。
ジャパンのブランチのバックオフィス統括なわけですね。
きっと他にもいっぱいいろいろと問題を抱えるものとか相談したいことあるでしょうからまた言いのなくぜひいただいて。
この方もう一つ書籍を読んでいただいて質問をくださってますので、それは次回にご回答していただきたいなと思います。
というわけで本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では向井蘭への質問を受け付けております。
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たくさんのご応募お待ちしております。
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