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向井蘭の『社長は労働法をこう使え 法律の下で展開されるビジネスの世界』
ポッドキャスト『社長は労働法をこう使え』は、
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の『社長は労働法をこう使え』、向井先生よろしくお願い致します。
はい、よろしくお願いします。
前回、ちょっとヨタ話が長引きそうで途中でやめた記憶があるんですけど、
何でしたっけ?ヘッドホンの話?
ヘッドホンは、緊急事態宣言が出た4月以降、品切れになりまして、
私、ウェブセミナーとか急激に増えまして、
買おうと思ったら、アマゾンでほとんど品切れで、
例えばロジクールとか、パソコンの付属製品扱っている会社あるじゃないですか、
ああいうところの手堅いビジネス用ヘッドセットみたいなのは、
無くて?
のきなみ売り切れで、困ったなと思って、
うちの弁護士が、ごっついヘッドセットをつけて、
いつもウェブ会議参加してたんだけど、
それ何?って言ったら、ゲーム用ですって。
ゲーム用っていいの?って言ったら、
いや、全然何も問題ないですよと。
いくらするの?って言ったら、いくら?って言って、
驚くほど安かったんですよ。
2、3000円とかですか?
そう。え?そんなに安いの?と。
商品番号を教えて、メーカーを教えてって探したら、
もっと新しいのがもっと安くなってて、
もっと安くないかな、3000円くらいだったかな。
3000円だったらもういいわと思って、
とりあえず失敗してもいいやと思って、急いで買ったんですよ。
そしたら意外と使いやすくて、音もいいって言われて、
いろいろマイクってこれ出すとすごい高いじゃないですか。
ほんとね、ヤマハ製のスピーカーマイクってすごく評判高いんですけど、
3、4万とかじゃないですよ。5、6万。
そんなのもあるんですね。
5、6万なんですよ。
別にそのくらい必要かなと思って、
試しにこれ買ったら、これでいいじゃんと。
要するにマイクが口に近いから雑音が入りづらいんですよね。
ドアを閉める音とか。
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飛行船マイクなんですかね、しかも。
いや違うでしょ。
それはないのか。さすがにその値段でないか。
だけど口に近いから、自然とこの音だけ拾うんでしょうね。
そんな話があったわけですね。
それでこれ買って、気に入ってこればっか使ってるっていう。
さらにそれでセミナーもやってると。
ぜひ番組聴いてくださってる方で、
向井先生のその絵を見たい方はぜひセミナー参加していただくと。
うちの星野弁護士と僕以外見たことないです。
私もものすごい数のズームミーティングやりますけど、
このビジュアルは見たことないです。
ゴリゴリの戦闘ゲームやってる人の話でしょ。
そうそう。ゴリゴリの戦闘ゲームですね。
声出して仲間と連絡取り合ってるやつ。
そう、中国でよく見ましたもん。
これつけて一人で喋ってる人。
まさにその絵ですよ。
ところが使いやすいんだよ、これ。
というわけで、今日もご質問入りきりましょう。
さてさて、今日なんですけど、
この方は経営者ってなってますが、車路士の先生ですね。
そうですね。
31歳の男性の車路士の経営者。
ということは自分で事務所やってるんですかね。
愛用してる方でしょうと思います。
さていきます。
向井先生、遠藤さんはいつも楽しく拝聴しております。
現在、広島で車路士をしています。
新型コロナの影響で事務所でテレワークを試してみたりしているのですが、
紙媒体の資料も多く、ペーパーレス化の必要性を感じております。
ハンコ文化の見直しの声も上がっていますが、電子契約について質問です。
以前の放送で向井先生の事務所でも電子契約を行っているとのことでしたが、
車路士事務所が関与先と電子契約を結ぶ際の注意点はありますか。
また、おすすめのサービスや方法があればご教示ください。
最近、ポッドキャストの存在を知ったので、過去に取り上げていただいていたらすみません。
よろしくお願いいたします。
はい。
取り上げてないんじゃないかな。
取り上げてないですね。
ですよね。
はい。
さてさて。
さてさて。
向井先生、あれ電子契約やってるんでしょうか。
やってますね、うちは。
クラウドサインとかですか。
うちクラウドサインですね。
私もクラウドサイン普通に使ってます。
使ってます。
日本はね、あっという間にクラウドサイン。
弁護士.comがやってるんですけど、
ですね。
あっという間にクラウドサインがシェアで、もう半分以上クラウドサインでしょうね。
あれもDXメガネで弁護士.comの株価この頃の中すさまじかったですよね。
あー、もう弁護士.comの株買っときゃよかったって思いますね。
ほんとですよね。爆上がりですよね。
もうね、一時期めちゃめちゃ低かったんですよ、弁護士.comって。
いや、ほんとですよ。
多分その回ね、収録してますよ。
買っときゃよかったなー。
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ほんとそうなんですよ。
めちゃめちゃ。
はい。で、それで。
で、誰も言わないんだけど。
えー。
こっそり教えますと。
全然こっそりじゃないし。
こっそり教えると。
なんで今、コロナの前からですけど、
このクラウドサインとか電子契約が流行ってるかっていうと。
おー。
遠藤さん分かります?
なんで流行ってるか。
ヒントは大企業ものきなみ力入れて今やってます。
単純に圧倒的な合理性とかではない理由で。
いや、合理性とは限りないんですよ。
便利とかじゃないんですね。
あれですか。改ざんができないとか。
それでもないのよ。
それも合理性ですよね。
そうですね。
もっと何?
感情的な話ってことですか?
違う違う。コストコスト。
あー、そういうこと。
当然クラウドサイン側も言わないし、
周りの人も言わないんだけど。
印紙?
そう。
印紙いらないのこれ。
あー、そうだよね。確かに。
大企業って大量の契約書扱ってるじゃないですか。
はいはいはい。
当然上場企業なんかね、監査が入るから、
印紙税とか払うじゃないですか。
はいはいはい。
印紙貼ってね。
それがバカにならないですよね。
なるほど。
年間どうだろう。それこそ多いとこだと数千万とかね。
全然いきそう。
数百万ぐらいいくでしょう。
はいはい。
なんとですね、このクラウドサインが素晴らしいのは、
税務当局と、僕の記憶ではですよ。間違ってたらすみませんが、
税務当局に確認をして、
で、印紙がいらんと、いらないと、
いう見解を引っ張り出してですね。
はいはいはい。
で、それを売りには表向きはしていないが、
はいはいはい。
ただ法人営業担当者が営業に行けば必ず言ってると思います。
なるほど。
となるとですね、大企業からしたら、
手間がかかるとかね、逆に導入にね、
とか、不慣れな役職者を説得するのが大変だとかあるじゃないですか。
うんうん。
そんなのね、吹っ飛ぶわけですよ。
なるほど。
だってこれ導入するだけで数百万年間、
はいはいはい。
経費浮くわけですから、
役員からしたって、やらないといけないよねってなりますよね。
うんうんうん。
で、上場企業を導入すると、同業他社も導入するから、
芋づるしきにこの数年でクラウドサインが広まったんですね。
なるほどね。
これは知らないんですよ。
あの、修行の人、それは言い過ぎかな。
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知らない人多いね、でもまだまだ。
修行の先生との契約って必ず印紙付きの契約書送られてきますもんね。
そう、弁護士はいらないんだけど、いるんですよね、普通はね。
それこそシャロー氏の先生とかもね。
そう、だけど、いらないんですよ。
あー。
それ、すごくないですか。
いやー、ほんとですね。
うん。
え、どんな契約であっても、電子契約である以上、
印紙がいらないんですか。
いらない。
あー。
それすごいでしょ。
だって、オクタイの契約だと、
印紙税も何本かな。
数十万じゃないですか。
1万、2万じゃないはずですよね。
うんうん。
それないんだもん。
なるほどね。
それ、やらないでないでしょ。
なので、爆発的に進んでるんですよ。
ところが、クラウドサインも、僕の想像ですよ。
妄想ですけど。
はい。
税務当局を刺激したくないんで、
印紙税不要ってCMは映せないんですよ。
いや、そりゃそうだよね。
もうなるべく怒らせないようにね。
上品に上品に、うまくやりながらですね。
はい。
やってるんですよ。
そのあたりは、さすが弁護士の事業ですよね。
向井、お前が言ってたけど、
新しい電子印紙税ができたぞとかね、
これからなるかもしれないんで、僕分からないけど、
今の時点ではいらないんで、
少なくとも、法律改正とかならない限りは、
その間、印紙税は節約できるから、
やって損はないですよね。
なるほどですね。その観点か。
僕、クラウドサイン使った案件で、
見たことあるんですよ。
自分のクラウドサインって、
あんまりほとんど見ないんですけど、
やっぱり、ちょっと揉め事が起きた時の
クラウドサインとか見るじゃないですか。
そうすると、やっぱり何時何分に
承認したみたいな記録が残ってるんですよ。
何時何分何秒で何とかっていうユーザーが
承認したみたいな。
これすごいなと思って、
何時何分何秒まで出るんだと思って、
何月何日。
だからもう、紙の書面よりはるかに
すごい記録ですよね。
いや、そうですよね。
ちょうどこの収録の前に、
クラウドサインのOK承認したばっかだった。
あれ簡単でしょ。
いや、早いですよね。
あれ簡単なんですよ。
1回経験しちゃうと。
うちの事務所も最初使った頃は
お客さんが拒否されたんですよ。
いや、うち紙なんでみたいな。
ところが、だんだん世の中変わってきて、
あ、うちもクラウドサインですとか、
試しにやってみますとか、
そういうお客さんが多くて、
すごくいいですよ。
だから、このシャロシの先生もですね、
お客様に今の知識を伝えていただくと
喜ぶと思うな。
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逆にね。
えー、そうなんだーって。
うちもバカにならないから、
先生の言った通り、
ちょっと試してみますとか、
やると思う。
なるほど。
ギフト情報として導入を進めると。
これはちなみにあえてですが、
ご質問いただいてますけども、
シャロシ事務所が電子企業を結ぶ際の
注意点ってあえて言うなら、
シャロシっていうことを考えてるんですか?
ないですね。
ないないないない。
ないない。
ないですか?
ない。
何回言うんですか?
ない。
ないんですね。
あのー、
少なくともうちの事務所は
何も困ったこと起きてないので。
ほぼ電子?
ほぼ電子、横電子。
8割。
そうなの?
新規のお客さんは8割。
9割かな?
8割。
あ、9割かないね。
8割から7割か8割ぐらいだな。
あのー、
弁護士の先生は
日常クライアント業務としても
契約書を作ってあげたりとか
そうそう。
するじゃないですか。
それもクラウドサインでやるんですか?
えーと、
そこまではまだ
うちはやってあげてはないですけど、
ただ相手から言われたら
いいですよって言うでしょうね。
だから、
今うちはコモン契約とか
受任契約とか
定型的なものをやってますけど、
これから金額の大きな契約書とか
そういうものも
クラウドサインになるんじゃないですかね。
なるほどね。
それとですね、
もう一つ追加最後に
いたしますと、
今後ですね、
やっぱり事務所も電子化する必要があると思うんですね。
で、
例えばですね、
今進めている改革がありまして、
それは何かと言うとですね、
やっぱり
未払い残業代とは一つの仕事の柱なんですよ。
未払い残業代をお客様が請求されてしまって、
うちが代理人として引き受けるみたいなのが
多いんですね。
仕事の何割か分かんないけど、
多いんですけど、
今考えているのは
お客様がですね、
例えば、
運送会社の中は県庁なんですけどね、
デジタルタイムレコーダーとか、
デジタコ、
車の運行記録、
デジタルで管理していると、
すごく楽なんですよ、
こっちも計算。
で、
紙とかアナログだと、
読めなかったり、
なくなっていたり、
字がかすれていたり、
すごく大変なんですよ。
なるほど。
で、
これは車道事業も同じで、
お客様が電子化しているかどうかで、
手間が全然違うんですよ、
給与計算も。
全然違うんですよ。
社会保険の手続きも。
だから、
何をしたいか、
何をするかというと、
これをきっかけに、
値上げをできるんじゃないかと思っています。
ほうほうほう。
顧問料?
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顧問料、
車道事業の先生だったら顧問料かな。
うちは訴訟事件着手料とか、
交渉事件着手料。
というのは、
要するに差別化をしましてですね、
電子化が進んでいるお客様は、
この料金。
アナログでしか記録していない人は、
この料金。
で、
アナログだけど、
自分で計算する人は、
この料金。
と言って、
見積り料金だけ買おうと思っています。
なるほど。
だから、
お客様にね、
依頼者の方に、
当然言えないわけですね。
電子化を進めてくださいよなんて、
強制できないんだけど、
値段でやっぱりね、
こちらの手間が全然違うから、
区別差別作るのは、
それはやむを得ないと。
これは、
社道支事務所でやると、
ものすごいね、
生産性上がるんです。
上がるの。
最初にあったとき、
契約のときにそれ言うと、
やり取りでも主導権握りやすいです。
ちなみに具体的に、
社道支業務の前容が見えないんですけど。
僕もよく分かっていません。
その要は、
デジタル化すっていうのは、
クライアント先が、
まずですね、
よくエクセルとかで一生懸命やってません?
タイムカード切って、
それはエクセルに誰かの作業員の人が、
入力してとかですよね。
そういうのはね、
デジタル化と言わないですよね。
他に紙を写しただけで。
むしろアナログでそうやってるじゃないですか。
そういうことじゃないですよね。
クラウド型のタイムカードで打刻をして、
その記録が溜まっていって、
給与データも打刻と連動して計算されて、
社会保険料についても、
例えば電子申請ができてる状態にある。
そういうお客様だと、
自分でできちゃう可能性もあるんですけど、
要するに手間が全然違うわけですね。
確かにね。
同じ顧問料をもらったりしてるわけなんですよ。
今はほとんどの事務所が。
それをやることで、
アナログのままのお客様はちょっと割高で、
割高が嫌だったら、
ぜひ電子化してくださいって言って、
誘導しやすいんですよ。
なるほど。
電子化になると、
ちょっと顧問料が下がるけど、
手間がものすごい減りますから、
結局時間あたりの精査性は上がっちゃうんですね。
これを、
ここのクラウドサインとは話がずれますけども、
経営改革でやるべきだと思いますね。
デジタル化ですよね。
そう。
うちも、
デジタル化ができないお客様は、
ちょっと割高のお金をもらうと。
それが不服であれば、
デジタル化を進めるか、
ご自身でやっていただくとできるところまでね。
っていう風な、
僕今取り組みをやってるんですね。
なるほど。
ということで、
ぜひそういったものもやってみると、
いかがですかという。
はい。
そういうことです。
ぜひ、
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若くして、
シャドウ士業界を攻めて。
若くして、
こうやって自営で活動するって、
すごいことですよ。
何かありましたか。
有利ですよね。
若い時から自営でやってた方が有利だと思います。
そうですね。
向井先生に、
まずはフェイスブック、
友達にメッセージをしていただくと。
そうですね。
よろしくお願いします。
いい関係にもなれると思いますので、
ぜひやってみてください。
というわけで、
向井先生、
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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