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2017-01-12 17:40

第75回「ホームレス小谷くんから学ぶ弁護士の生き方」

第75回「ホームレス小谷くんから学ぶ弁護士の生き方」
弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。
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向井蘭の社長は労働法をこう使え 法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは、弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井さん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
前回からですね、向井先生が最近全国で講演をされている内容、そして、まるで経営コンクサルのような
顧問契約を獲得するにはとかですね、どういうふうに顧問契約を解約されないのかとか、そういったビジネスチックなお話を
引き続き第2弾にやりたいなと思うんですが、前回、話したかったのに話し忘れた話があります。
収録中に言われた話をしちゃっていたので、それ話しますね。
あの、ホームレスコタニ君っていう人知ってますか?
いや、それ言われたんですけど、知らないんですよね。
ホームレスコタニで検索すると、ツイッターとホームページが出てくるのかな?
ホームレスコタニ?
30代の芸人さん。
あ、芸人さん。
30歳ぐらいかな?
キングコングの西野さんと一緒に出られてるのがあってますね。
ホームレスなんですか?
ホームレスなんです。
ホームレスなんだけど、ホームレスの間に結婚して、結構優雅にホームレス生活を謳歌してるっていう人です。
それで、何かっていうと、コタニさんは何でもやらないんです、仕事は。
例えば、犬の散歩していったら散歩するし、
じゃあこのゴミ屋敷片付けてたらゴミ屋敷片付けるんですね。
で、値段は定額で1日50円なんです。
いやいや、採算合わないじゃないですか。
50円って食えなくないですか?
どんなに頑張っても15000円?
1500円じゃないですか。
1500円か。
でも、結構優雅に暮らしてるんですよ。
はあ、なんだなんだ、面白そうな話になってきました。
なんででしょうか。
なんででしょうか。
50円もらった何でもや、でも暮らせる、優雅に。
ということは何かをもらえるってことですよね。暮らせるんですから。
そうです。
ただそれが何でかとか、その辺のあたりの話になるんでしょうね、これ。
そうです。
わかんないですね。
50円もらって、50円払って、遠藤さんがゴミ掃除頼むとするじゃないですか。
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実家の今誰も人が住んでない屋敷の草むしりとかね、ゴミ掃除とか。
なるほど、わかっちゃいました。
そしたらどう思います?
確かに。
感情的に申し訳ないなとか、こんなことを50円でやってくれるの?みたいなある種感謝とか。
なっちゃうんで、どうするんだろう。お金払うこともあれば。
お金は受け取らない。
受け取ってくれない。
受け取らない。
だったら何かしてあげますよね。
何します?
今日じゃあご飯食べてきなよとか。
ですね。で、場合によっては泊まってきなよと。
なりますね。
うん。
何かあったらいつでも相談してなとか。
場合によっては、じゃあ知り合いのこういう社長困ってるから紹介するよと。知り合いのなんとかさん紹介するよと。
なる。絶対なります。
それで積み重ねて優雅に暮らしてるんです。
本当に?本当ですかこれ。
本当本当。
やらせ、あれじゃなくて?
やらせじゃないやらせじゃない。
へー、なるほど。一人リアル版クラウドファンディングみたいなもんだ。
そう。で、なんか結婚式もそうやって作った人脈元にクラウドファンディングやって。
やっぱりそうなんだ。
あれ、何か100万だか200万だか集まって。
ありました。結婚式費用170万円をクラウドファンディングで集めた。
で、昔のお客さんに結婚しますとクラウドファンディングやってますと、
あ、小谷くん結婚するのと、わかったわかったと1万円ボーンって。
お主義とかいう感じじゃなくて、なんかこうちょっと違う形でもらっちゃうんですね。
うん。
はい。
はい。
何の話ですか。
はい。で、私業全体、基本的に何のためにどういう仕事が多いかっていうと、やっぱり個人なり会社のお手伝いじゃないですか。
うんうん。
で、弁護士なんか人の不幸を扱う仕事だから多くは。
うんうん。
だから結構困ってる度合いが高いんですよね。
なるほど。
ゴミ掃除よりも結構困ってる、そういう仕事ですよ。
確かにね。
うん。だからタイムチャージとか大手事務所とか分かるけど、それもね感覚も、そういう世界に突入すると小谷くんみたいな世界は生まれないんですよね。
はあ。
うん。小谷くんが1時間1500円ですって言ったら、あとはもう高い安いの世界に突入するでしょ。
確かに。
それで関係切れるでしょ。
時給換算始まっちゃいますよね。
うん。切れちゃうじゃないですか。
うんうん。
うん。リピーターにならないですよ、まずはね。
確かに。
あんな業者いたなみたいな。
はいはい。他行っちゃいますね。
うん。でしょ。
うんうん。
で人間って何回も言うけど目の前のお金にどうしてもこだわるから、日本人でさえも。
うんうん。
いやもっとくださいよと、いや1万円じゃ足りないですよと、1万5000円ぐらいの価値ありますよつってやっちゃうんですよ。
なるほど。
うん。
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なるほど。
だから顧問契約も同じで、前回言いましたけども、もちろん1ヶ月5000円でこたに行くんじゃないから、ちょっと難しい500円とか言われてもね顧問料だけども、払える範囲で長く付き合える範囲で選んでいただければやりますと。
うんうん。
法律問題それに関するものだったらやれますと。専門的なところはご紹介しますと。同じですよ。
なるほど。
でお前別にいいわと、もうこれでもういいわと言われたら終わり。でそれは全然問題ないですよね。それはそれ。
あー。
問題ない、うん。
だからこたに君の場合はこういうやり方でちょっと違うんですけど、まあなんかそのこたに君の話聞いて同じじゃねえかなと思って。
弁護士の世界も。
うん。
弁護士の世界もというかもうそうですよね。
うん。
弁護士だけじゃないですよね。
そう。
同じじゃないかな。
そんな感じでやってません?向かい線って。
あー。でこれなんで気づいたかっていうと、あの公演やるじゃないですか。
はい。
全国で。
はい。
そうすると最初はなかったんですけど。
うんうん。
途中からものもらえるんですよ。
え、どういうこと?どういうことですか。
まんじゅう。まんじゅうとか。
あ、行使して?お話されて。
うん。あのお客さんからまんじゅうとかねせんべいとか。
うん。
なるほど。
あと名前ももらったりね。
名前も。
うん。
あの地下に大きい長く書いてる。
そう。
どうするんですかそれ。その場でも。
いや送りますってね。
へー。
うん。
とか、あと何だったかな。
あ、この前あの、まあこれはねあのもう契約してるお客様ですけどもネクタイありがたくいただいたりね。
へー。
とか、あとご飯ご馳走してもらうこと結構送って。
オムレス小谷君じゃないですか。
オムレス向かい君ですよ。
オムレス向かい君。
オムレス向かい君。
最初ねわからなかったこれなんでかなと。
まあなんか個人的に好かれてんのかなと思ったら。
はいはい。
要するに僕ニュースレーダー出してるじゃないですか。
でセミナーやってるじゃないですか。
でそれを仕事に使わせてもらってると。
でニュースレーダー無料だから。
はい。
だからなんかいつも悪いなと思うらしいんですよ。
なるほど。
先生によっては。
はい。
じゃあこれね岡山でこれ美味しいまんじゅうだっつってもらうんですよ。
ありがとうございますって。
静岡行けばお茶をもらいね。
へー。
で最初わからなかった。
あっ小谷君と同じだなって気づいて。
まあ僕の仕事、まあ修行全体そうだけど。
こういう発想だよなって。
ああ。
そう思ってました。
ちなみに向かい先生はそのオムレス向かい君の発想を手にしたの何をきっかけだったんですか。
いやなんだろうな。
気づいたら無意識でやってたんですかね。
いや無意識ですね。
へー。
それは全然意識してない。
へー天才だ。
ニュースレター自体はほらマーケティングでね。
うんうん。
ねありますからね。
そうですね。
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うん。
定期的にレポート送ってとかねメール箱送ってとかよく言いますけど。
それは何もあんまあなるほどとこれはなんか集客に役に立つんじゃないかとかそんな軽い気持ちですよね。
へー。
うん。
回り回って長芋もらえお茶もらえ。
そうですよ。
ネックサケもらえ。
そう。
生活できますね。
そうです。
いや家止めてくださいって言ったら止めてくれじゃんよ。
ダメですからね。
ダメです。
いや本当そうなんですよ。
だから結局お金はどっかでもらわないといけないんですけど今法人のお客さんの場合はそこらへんは常識があるから。
信用してもらえれば何かの形で返していただくことが多いし。
確かにね。
ご紹介いただいたりするんですよ。
あー。
昨日も話したんですけど、これも話し忘れた。
解約されないためにはっていう話のために。
顧問契約ね。
だって前回お話覚えてます?何もしない。
まあいいんだよちょっとここだけ切り取るとちょっと危ない話になるんですけど。
危ない危ない。
そのロジックはありましたけど。
それが顧問契約でいいんだってお話をされてたと。
顧問契約回復されちゃいそうですよね。
うん。
で、まあされないためには信用。
もともと損害保険会社とかCM流したりとかこういう時にも駆けつけますよとかやるじゃないですか。
財務基盤は万着ですよとか。
だからうちの事務所も今後人数を増やしたり、もっとどういう活動、どういうことできるかセミナー執筆やって認知してもらうっていうのが信用かなとは思ってはいるんですよね。
向井先生って信用ってどういうふうに考えてるんですか?
いやもう今、いやわかんないですよ僕もそんな。
よくわかんないけど、小谷君の話はなるほどなと思いましたね。
それとね、あとね、別れ際も大事なんですよ。
別れ際。
うん。
顧問契約回復やっぱありますよ一定数。
うちも結構増えましたから、そういう時は大体期間途中で終了させてくださいってくるんですよ。
最近ね、僕メール見たら1分以内にOKですと。すぐ。ありがとうございました。
へえ。
はい。
なんでですか?
別れ方をきれいにしないと入るほうが来なくなるんですよ。
これ中国いてよくわかる。
ほうほう。
撤退できないと投資しないんですよ。出口がないと入り口が狭くなるんですよ。
うーん。
撤退苦労してる?1回お金投じたら出てこれない?いや投資しづらくなりますよね。
確かに確かに。
セットなんですよ。
実は株式会社っていう本が、会社法っていう本があって有名な、あれ名前忘れちゃったけど、
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株式会社の、株式譲渡自由っていう言葉あるんですよ。そういう原理原則。
株式は資本家が投入しますよね。お金投入して買いますよね。
はい。
それを人に譲っていい。
これ何でかっていうと、譲ることができない、お金を貰うじゃないですか。譲れば。
そうすると回収できるじゃないですか。
はい。
こうやってお金を回収できないと資本を投入する気誰もならないから、だから活発にならない。
うーん。
出口を確保してあげないと誰も投資しようとしない。これが株式譲渡自由の原則なんだと。
なるほど。
これが受験生自体よくある理屈なんですけど、同じで、この契約も出口でこじれると、なんだこいつってお互いなるわけですね。
うん。
で、契約違反は違反ですよね。途中で解約。
例えばあと半年残ってますと。月5万円で6万円10万円でとか。
全部払ってくださいよと。こうなるんだけど、
はい。
僕はもうやりたくないお客さんもやったってしょうがないから、いいですよと。今月いっぱいでいいですから。
だいたいいいねでやってます。
へー。
ちゃんと顧問契約にもしっかりと、当然新規ですから入り口と、そこに見合った出口っていうのを作ってそこを大事にしてるんです。
で、実はそうやってきれいに分かれると、紹介してくれたりするんですよ。
あ、解約したんだ。
うん。先週のお客様もそういうパターンでしたね。
へー。
だって関係良好だから。
あー。
で、同業他社で同じような労働問題で困ってんだと。で、紹介しますと。
ふーん。
ほんとです。嘘みたいな。
その出口が入り口になった瞬間ですね。
うん。ありがとうございますと。お客さん頑張ってますねと。いつも見てますよと。
うんうん。
ほー。
それが、いやー、途中から困りますよと。あと何十万払ってくださいよと。約束言わんじゃないですか。やったらそうなってないですよね。
なるほど。
もちろん戻ってこないお客様が多数ですよ。だけど、何でかっていうとそれ気づいたのは、中国行くと中国の弁護士事務所と日経企業ってそれよく揉めるんですよ。
っていうのは自動更新になってますよね。契約書って。そうするとね、忘れちゃうわけですね。自動更新だから。
で、もう辞めたいな、いい他の弁護士見つかったなって時に、自動更新しちゃってるわけですよ。
うん。
で、一番僕相談受けてひどかったのは、自動更新、例えば3月末、4月1日から自動更新。
はいはいはい。
4月1日か2日に。で、4月3日に言いに行ったら、ダメだってわけ。1年分払え。払わねえと訴えるぞと。
言われたことあるんですか?
うん、言われた言われた。
うんうんうんうん。
アホだなと思ったね。
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ははは。あれ?なんか今日は真夏ですね。
あ、その中国のね、先生。日経企業って狭いですよ。
全部。
それ言うでしょ。
確かにネットワークでもう延期入れちゃいますよね。
うん。その事務所、流行ってない。やっぱり。
あー。
どんどんどんどん衰退してる。一時期はね、名前言わないですけど、すごく成長してたんですけど。
えー。
要するに考え方がクローズだから、いい弁護士も入ってこないんだと思うんですけどね。
そしてそういう情報も入ってこないし。
そう。で、悪口だから言ってもらってるわけですよ、その県庁寺の社長さん。
うん。
何の話し合いもできないよって、何日過ぎて1年分払えて、そりゃねえよと。契約書通りだけど。
うんうん。
そこできれいに別れたら、そんなこと起きてないじゃないですか。
確かにね。
わかんないんだよね。
まあ契約書とか法的なところだけで基づいて判断しちゃうとね、大事なところ見下ろすっていうところの典型ですけど。
なんか法律の専門家がこういったお話をズバズバされるのはまた改めて面白いですね。
うーん。そう。これは当たり前じゃないですか、でも。
言われてみれば。
でもなかなかこの当たり前を前提にビジネスを構築できてる修行の先生とかっていないと思うんですよね。
はい。
それをこうやって出していただけるのは非常にありがたいです。
ただちょっと契約はね、されないことをお客さんが聞いてる前にしないでくださいってちょっと一言言っちゃうんですけども。
あのー、だってそんなね、別れ際でグチャグチャグチャグチャ言う人はモテないでしょ。
そこに行きます。
男女関係でもおそらくね、知らないけど僕は。
そんな弁護士と付き合いたくないでしょ。
はいはい、いやそう思いますよ。
あ、シャトル?ありがとう。助かりました僕もと。またよろしくお願いしますってその方がいいんじゃないですか。
いや本当おっしゃる通りだと思います。
うーん。
今日はね、その出口入り口の話だったり、こたに君の話から始まってて言いましたけども。
向井さんはいかにこういろいろ考えた上で資本主義化で弁護者されてるのかというのが見れてまた面白かったですね。
はい。
また引き続きこういったお話もやっていきたいと思いますのでまたよろしくお願いいたします。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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