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2020-07-17 18:15

第258回「質問:「労働組合の抜け方」について教えてください!」

第258回「質問:「労働組合の抜け方」について教えてください!」弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。
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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト、社長は労働法をこう使えは、
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
今日も行きたいと思いますが、相変わらずフットフォンでかいですね。
でかいですね、ゲーム用。
もう1個買いましたんで、次回からだいぶ小さくなるかもしれません。
私しか分からないんですが、ビジュアル的に何してる人なんだろうっていう。
これがですね、安心感があるんですね、何故かね。
すごいですね、そんな中で安定した環境で行きたいと思いますが、
どうですか最近は、いきなり行きますか?
最近の近況ですか?
コロナもだいぶ緊急事態宣言が解除されてから、
もう3週間以上経ってるんです。
だいぶ人も戻ってきてますよね、いろいろね。
戻りましたよね。
戻りましたよね。
居酒屋なんて普通に飲んでますよね。
居酒屋はね、道路に面してるみたいな、
なんか換気がいいお店なんか見えるんですけど、
結構あれ普通じゃないかなぐらい人が入ってますね。
入ってますよね。
まあそうなりますよね。
やっぱりいずれそうなるとは思ってましたけど。
ただですね、やっぱりセミナーの仕事はですね、
もうウェブセミナーばっかりになりまして。
向井先生が。
週6回ウェブセミナーばっかりで、
7月に4ヶ月ぶりにセミナーを人前でやりますね。
リアルで。
リアルで。
あるんだ。どのクラブもあるんですかね。
今何人って聞いたかな。
60、70ぐらいだって聞いてます。
結構集めますね。しかも大阪。
大阪。やっぱりコロナになってから人が減っちゃって、
延期になっちゃって、それで延期を2回繰り返してやるのかな。
それでやるんですけど。
逆にですね、遠方のお客さんでも来てくれるし、
遠方の主催者でも依頼が来るので、
なんか増えるよう、全体の講演数としては増えるような気がしますね。
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質問にも入りたいところではあるんですけど、
1個だけ聞きたいんですけど、
どうなんですか。リアルとウェビナー的なものの、
やってる側としての境は。
やってる側としては反応が分かりづらいんで、
結構不安なんですけど、
ただ仕事に繋がりやすさで言ったら、
反応っていうか質問とかの多さですね。
チャットで質問してくれるんですけど、
言ったらウェブセミナーの方が多いですね。
仕事とか他の講演に繋がりやすいのもウェブセミナーかな。
僕はセミナーからすぐ仕事が来るなんてほとんどなくて、
名刺交換してしばらく経ってから、
お問い合わせいただくみたいなほとんどなんですけど、
ウェブセミナーはセミナー終わったらすぐ連絡が来るとか、
そういうのが多いですね。連絡しやすいのかな。
受講者側の感覚の違いがあるんですかね。
全然ウェビナーで普通に話してると、
パソコンのカメラ使ってるだけなんで、
大したものでもないんですけど、
逆に距離が近い感じるので、
聞いてる方にとっては好評いただいてる。
聞いてる方からは好評いただいてますね。
仕事の幅は逆に拡張していいですね。
広がりましたね。
ちなみに巨大ヘッドホンでやってるんですか。
巨大ヘッドホンでやってます。
誰からもツッコミがありません。
嘘だ。結構メンタル強いですね。
一人か二人いらっしゃったけど、
別にスルーされてますが、
逆につらいな。
これつけてる人、うちの他の
星野弁護士以外見たことないですね。
星野さん見てやってるんだ。
そうです。星野君がつけてて、
5月は長くなっちゃうからやめますか。
やめますか。
これだけで終わっちゃうと。
意味がわからないんで。
次回やりましょう。
では早速質問の方にいきたいと思いますが、
今日のご質問者は女性の方ですかね。
接客サービス33歳の女性ですね。
ご質問いただいております。
初めまして。
ポッドキャストをたまに過去から遡って
確認するほどのリスナーです。
自分は労働者側ですが、
向井先生に質問をさせてください。
それは労働組合の抜け方です。
弊社の規定では、
少余は組合に支払うとなっていますが、
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3つありますね。
1つ目。
昨今の同一待遇の流れの中で、
これはOKなのでしょうか。
2つ目。
組合を通すより監督署の指導の方が効果があり、
年1回公表の対策対象表に不審なところが多いため、
転引組合費を払いたくありません。
3つ目。
連合に相談したところ、
常務組織が会社さんには手を出せないとのことで、
一人ユニオンや業務委託も考えた方がいいのでしょうか。
向井先生の方も楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
ということですね。
で、備考ありまして、
現在正社員近づく10年、
新卒後はいろいろな職場を経験済み、
監督署の方のアドバイスを参考に在職中ながら、
不払い残業申告を2度も行う安田芳生さんの考え方に共感し、
世間の働くイコールお金を得る論に疑問を持ち、
何か世の中に役に立つものはないかなと思い、
経営者を目指しています。
ということでございます。
ちょっとすごいですね、この方ね。
なかなかパンチ効いてますね。
いやー。
安田さんのファンなんですかね。
安田さんのファン。
僕も安田さんのファンですけど、
やっぱりなかなかですね。
やっぱりすごいですね。
でもこういう方ね、
すごく多いんですよ実は。
潜在的には。
すっごく多い。
大きな会社だと、
給料の1%から2%は取られますよね、組合費。
2%ですか?確か。
いやーどうなんですか。
遠い昔過ぎて。
あ、そっか。
遠い昔過ぎて何回か覚えてない。
1%切ることないと思いますね。
でも結構多いとこ、2、3%行きますよね。
多いとこは2%、3%行きますね。
それでね、
例えば給料上がったりとか、
消費上がったりって実感があればいいんだけど、
実際は労働組合って、
新北団体みたいにもなっていて、
ストライキーはもちろんのこと、
厳しいやり取りをして、
労働者に有利な条件を勝ち取るっていうよりは、
いかに会社とうまくぶつからないでやり合うか、
そんな感じになってるんですよね。
ですね。定期的なボーリングに行って。
そうそう。
ボーリングに行き、旅行に行き、
これ何なんだっていうのは、
分からなくはないですね。
それで、
僕心配したのは、
いろいろやり方あるんですけど、
できるはできるんですね。
できるはできるんだけど、
ただ会社内で浮いてしまうから、
それがちょっと心配だったんですけど、
ここに書いてありますが、
在職中ながら不払い残業申告を2度も行うって書いてあるんで、
もう十分浮いてる状況にございますから、
その心配はまずいらないということがありまして、
09:00
おそらくユニオンショップ協定結んでると思うんですよ。
ユニオンショップ協定っていうのは、
会社内の特定の労働者に加入しないと、
クビになるっていう協定があって、
それがやっぱりちょっと怖いと思うんですけど、
ただ最高裁判例で、
他の労働組合に加入していれば問題ないと。
外部のところでもいいってこと?
そうなんですよ。
この方ね、分かってると思うんですよね。
一人ユニオンや業務委託も考えた方がいいでしょうかってあるんで、
僕がお勧めは、
ネットで、
実は、いわゆる左翼系のユニオンじゃないユニオンも、
結構ありまして、
見分け方がなかなか難しいので、
後で僕にメールか何か送ってもらえれば、
教えます。
言えないですね。
いやちょっとね、
特定の組合への勧誘を、
僕がやったみたいな感じなんで、
メールいただければ教えますけど、
あるんですよ。
組合費が毎月500円とか、
ゼロ円もあるんですよ実は。
ゼロ円もあるんです。
そうすると、
それだけで何千円浮いちゃうんですよね。
大きいじゃないですか。
何千円何もしないで送って。
だから、
他の労働組合に加入して、
脱退通知を出せば抜けれますよ。
いけるもん。
いけるもんです。
全然いけます。
例えば、
それどころか組合に預けてたお金が返ってきたりとか、
いろいろあるんじゃないですかね。
お金もらえたりするんじゃないかな。
これちょっと質問に、
一つ一つその前提でいくとすると、
弊社の規定では、
省与は組合員に支払うとなっていますが、
昨今の同一待遇の流れの中で、
これはOKなのかと。
これは本当はダメですね。
そうなんだ。
本当はね、
組合員に払うというのは、
本当はダメですね。
ダメだけどもってことですよね、現実。
ダメだけども、
現実には全員組合員なんで、
だから何も不都合は起きてないんでしょうね。
そういうことですね。
例えば非組合員もいて、
組合員だけに払うっていうのは、
逆に組合に対する優遇というかですね、
過大な待遇を与える、
支配介入に当たりかねない内容なんですね。
なるほど。
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だから省与はもらえますよ。
しかも組合員ってどこの組合か書いてないから、
外部の組合員に入ったって組合員だし。
基本的には規定には組合員であればってことなんですか?
だと思います。
そこまで考えて作ってないから。
だから私も組合員ですと何とかユニオンのって言えば、
それはもらえますし、
それを理由に払わないってなったら、
それこそ太る男になるから、
だからもらえると思いますよ。
なるほどね。
組合費安い組合あるんですよ。
だからそういうとこに入ればいいのにってみんな思うけど。
省与もちゃんと確保できるし。
連合も頑張らないとダメですよね、今のままじゃね。
いずれ僕何年か後に大量脱退が出る気がします。
若者が他のユニオンに加入して、
ワンコインユニオンとかゼロ円ユニオンとか。
なるほど。誰もそのスイッチを押すかですよね。
だって2%ってデカすぎません?
6千円とか5千円ですよ。
飲み代2回分くらいあるじゃないですか。
それ毎月ですからね。
おそらく連合の存在意義を揺るがすような出来事が、
突然起きると思う。
さて2つ目もあります。
組合を通すより監督署の指導の方が効果があり、
年1回公表の対策対象票に不審なところが多いため、
年日金や費用を払いたくないと。
これはさっきの話ですかね。
他のユニオンに加入して、脱退通知を出してやった方がいいと思いますね。
連絡していただいて、私も後で教えてもらいたいですが。
さて3つ目ですね。
連合に相談したところ、常務組織がある会社さんには手を出せないとのことで、
一人ユニオンや業務委託も考えた方がいいでしょうか。
あるんですよ。
外部のユニオンで安い組合品のところがあるんで、
それがいいんじゃないかな。
業務委託ってでも会社との契約なんで、会社がノーって言ったらできませんし、
一人ユニオンもいいけど手間がかかるから、
そこまでやる必要あるのかなって思いますけどね。
一人ユニオンって事例もあるもんなんですか。
いや、聞いたことない。聞いたことないですね。
ちなみにすみません、私素人なものですけど、
常務組織がある会社さんには手を出せないとのことと、
これってどういう意味なんですか。
組合は常務の団体に入っているときがあって、
何て言うんだろうな。
例えば山口組とかね。
15:02
例えね。
常務団体ですから。
あとは合図コテツとかあるじゃないですか。
稲川会とかあるじゃないですか。
あんなもんですよ。
そういうことですか。あるんですよ、そういうのは。
ある。そこは縄張りがあるわけですよ。
縄張りがあって、みんな縄張りの中で組合員獲得したり、
会社を組合か組織化したりしているのに、
それを例えば他のユニオンが来て新しく立ち上げるとかっていうのは
縄張り争い、仁義に反すると。
仁義に反すると。
そういうことなんじゃないですか。
そういうことなんですね。
なので連合としては動けないんですね。
連合もすごくいろいろあるんですよ。
もう何百組合が集まっている団体だから。
だから連合に相談っていうのはちょっとどこかわからないけど、
あまりこの組織、この会社さんと関係ない連合の組織に相談したんでしょうね。
だから縄張り争いをやりたくないっていう話になったんです。
なるほどね。結構仁義的な話に近いところですね、ここは。
というわけで一旦一通りご回答させていただきましたが、
でもすごいですね、めちゃくちゃお詳しいし。
僕この方すごいのは経営者を目指してますっていうのは驚いたんですよ。
こういう方は労働者として頑張りますみたいな感じの方がこれまでほとんどだったんだけど、
いや業務委託でもいいですと。
経営者を目指したいぐらいですっていうのは新しいですね。
だから僕思うにこの会社さんもいい会社さんで、
この方が悪意を持って会社に残業代くださいって言ってるんじゃないってわかってるから、
だから対応してくれてるんじゃないですか。
僕結構いい会社さんだと思いますけどね、この会社さんはですね。
ただ労働組合がちょっと境外化してて、
確かに今ちょっと組合払うのはどうなのかなって疑問に思うのはわかりますね。
ぜひメール等、フェイスブック等でお知らせいただければ、
組合探しますのでぜひ教えてください。
ということですね。
向井先生の方、フェイスブックか何かで直接ぜひメッセージしてみてください。
というわけで向井先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では向井蘭江の質問を受け付けております。
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18:03
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18:15

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