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向井蘭の社長は労働法をこう使え 法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは、 弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って、
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく、 ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説します。
こんにちは、遠田岡崎です。 向井蘭の社長は労働法をこう使え、 向井さん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
最近、向井先生、いろんなところで、弁護士の方とか、 修行の方向けに講師として呼ばれることが多いというふうに聞いてるんですけど。
多いです。
どんな切り口で呼ばれるんですか?
実務的なセミナーがもともと多いんですけど、 社長士の先生向けが非常にこの7、8年間多いんですけど、
弁護士さん向けも増えてきまして、同業者の方向け。
で、昨日ですね、弁護士さん向けに、 顧問契約の獲得報道、初動対応。
コンサルタントみたいな公演内容ですね。
こんな生意気なタイトルで、本当にちょっと恥ずかしいんですけど。
顧問契約の獲得報道。
でも全国から、30数名いらっしゃいましたね。
南は鹿児島から、北は仙台かな?
だいぶ全国から集まって。
そうですよ。鹿児島の先生来るとはびっくりしましたね。
弁護士の先生ってことですよね?
社長士の先生も一部いらっしゃいましたけども、 7割8割は弁護士さんかな?
日本の有数の頭の良い方々が、 全国から集まっていたわけです。
頭が良いかはちょっとわかんないですけどね。
岡井先生に何か教えようと。
で、ちなみにどんな?
なんか結構盛況だったって聞いた?
すごく盛り上がりました。
何が盛り上がるんですか?
やっぱりなんか、最初はお前何言ってんだ? みたいな空気だったんですけど。
だんだん盛り上がってきて、すごい受けまして、 笑いが何回も出ましたね。
あとは、質問が30数人中10名ぐらいの方からいただいて、 これってやっぱりすごいことなんですよ。
そんなに来たんですか?
10名ぐらいだったと思いますけどね。 ずっと終わらなかったから。
半分近くが手を挙げてワープやったってこと?
半分というか、3分の1か4分の1ぐらい。
あれ?38の方。
ちょっと10人なのかちょっとわかんないけど。
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感覚的なのか。
10人、7人くらい。
まあまあ良かったんですよ。
それで、ポッドキャストでも一部取り上げようかなと。
私は止めたんですよ。
そんなにいい話しすぎていいんですかと言ったんですけど、 向井先生がいくらでも皆さんに活かしていただきたいということです。
なんぼでもそういうふうに変えましたから、方針を。
変えられたんですね。
ついに向井さんの実態を暴くような回になるということです。
というわけで、今日は実はセミナーの内容の一部をちょっと拝借をして、 顧問契約へのつなげ方ということで、
何のポッドキャストだという感じになりそうですけど、 お話いただきたいなと思います。
結構、修行の先生が聞いていらっしゃるから、
会社の方が聞いても別に不快感はない内容だと思うんですけどね。
思いますし、多分これからお話しされる話はビジネスの話なんで、
それぞれの皆さんのビジネスに活かせる要素、 結構盛りだくさんだと思います。
そうですか。
かなりね、これ10年ぐらい考えてきたことをまとめたんですよ。
本当に喋っていいんですよね?
大丈夫です。
じゃあ、顧問契約のつなげ方。
ちょっと簡単に。
これは何から話せばいいんですかね?
いやいや、私が聞きたいんですよ。
中身知りませんからね。
昨日はどんな感じでお話しを。
あのね、よくある質問か、
じゃあ質問から入りましょうかね。
顧問契約を結んでも、やることない。
あー、なるほどなるほど。
これは不安だと。
顧問契約って何すればいいんだって、 こういう質問があるんですよ。
商品として何かを売って、 何かしなきゃいけないと思っちゃうわけですね。
で、例えば1時間分のタイムチャージだったら、 大体2万3万で、
そうすると何もやることないと大丈夫かなとかね、 そういう質問が多いんですけど、
発想はこれはもう全く間違ってまして、
何もやらないんですよ。
え?
え?って言っちゃいましたけど。
何もやらない。
もちろん相談があれば丁寧に対応しますし、
情報提供もセミナー、お客さん向けやったり、
ニュースレーター、これは他の方にも送ってますけども、やりますし、
本とか雑誌出品したら情報提供しますけども、
何か訪問したりとか、
何か定型的な業務があるわけじゃないんで、 何もやらないんですよ。
やらなくていいんですよ。
そんなもんお客さん求めてないんですよ。
間違いないです。 だってこれずっと10年ぐらいやってるから。
そっかそっか。
皆さん、顧問契約を取ろうと思って、
要はあれですよね、ビジネス上で言うなら、
ストックをある程度取れるようなビジネスに変えていきたいっていう時に、
顧問を取るっていうのが、 弁護士の先生としては一番いい形なんだけど、
それをやろうとすると、労働集約でいろいろやらなきゃいけないよねって、
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そもそもやることないよねと、
何すればいいのというところがあるんですけど、
何もしなくていいんですよという話なんです。
損保契約と同じなんですよ、損保会社。
保険。
損害保険。
なるほど。
損害保険会社って今でも結びつき強いんですけど、うちの事務所は。
仕事がね、損害保険みたいな仕事だからかなって最近思ってて。
これだけその相性がいいのは。
はぁはぁはぁ。
で、じゃあそうは言っても不安だと言うかもしれない。
もしくはお客さんによっては一回一回お願いしたいとありますけども、
それはお断りしてるんです。
うーん。
なんでかって言うと、うちの事務所のその仕組み上、訴訟が赤字なんですよね。
赤字だと思いますね確実に。
へぇー。
赤字なの。
そんな言っちゃっていいんですか?
はい、間違いない。
へぇー。
負けるし長いし、時間もかかるし。
負けるし長いし時間かかるし。
負けるようにできてるから基本的には。
でも労働法の分野ってそうらしいですね。
はい。
その弁護士として強い弱いじゃなくて、そういうもんなんですよね。
そうそう。
もちろん努力しますよ。
ギリギリまで努力して、それも話しますけども。
だからそんなの、訴訟では、
弁護士って鳥貝先生のね、ポッドキャストも私聞いてますが、
もう一生懸命弁護してる。
はい、訴訟中心に教育されてきたんですよ。
だから訴訟でお金もらおうとするし、
まあ楽なんですよ。独占業務だから。
儲かないんですよ。
間違いなく破産する。
少なくとも会社側の労働事件は、
倒産します。確実に。
へぇー。
ですので、定期的なお付き合いしていくわけで、
相談料、顧問料として。
なるほど。資料側につく労働法の弁護士やって、訴訟だけで倒産しますと。
間違いない。これは自信がある。
なるほど。
だから、倒産するので、お付き合いしていただく場合は助けてくださいと。
で、お前なんかいいと。
継続的には無理だってことであればすいませんと。
これ早めに言うんです。
うーん。
で、あ、わかりました。ありがとうございましたって終わる場合もあるし、
じゃあ期間限定でまずは結びましょうかと。
使用期間みたいなね。
あ、なるほどね。
まあいわゆる期間を定めて契約すると。
お金も定価は決めない。
よくメニュー表みたいなの作って。
はいはいはい。
あんなのやらない。
なんでかって言うと、
例えば従業員10人の会社でも1ヶ月10万円払ってもらう時もあります。
従業員1万人の会社でも3万円しかくれない時があるんです。
要するにその、この弁護士の価値と、
あとその会社の労務に対する重要性、予算ですね。
で、同じ日本円なんだけど、
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全然単位が違うんですよね。
なるほどなるほど。
だから適正なお金ってあるんです。
そのお客さんなりの。
いやそのマーケットとしての適正価格があるってものではないわけです。
そう。
その顧客に対してその状況とかに合わせて出てくる適正価格があるから。
そう。
で、なんていうのかな、
これも人間、原始時代からの習性なんですけど、
最初に利益確保しようとしちゃうじゃないですか。
はいはいはい、そうですね。
不安だからね。
目の前の食べ物を食べちゃうじゃないですか。
そうじゃなくって、長い間付き合ってお互いメリットあるような、
値段設定、期間設定をして、
なるほど。
お願いしてるんですよ。
うんうん。
その間、信用していただく、頼りにしていただくと。
こういうことなんで、根本的に違うんですよね。
いやでも存保みたいなものだっていう考え方は面白いですね。
そうですよ。
確かに言われてみれば、看護師の先生ってそうですよね。
そんなものにね、金かけられないんですよ、お家はと。
それはしょうがない。
結局、僕だってもう24時間しかないし、
うちの事務所だって今、今度新人入って8人になるけど、
8人でできる仕事なんて限られるから、
それはしょうがない。
だからお客さんを限定するしかないです。
全員と契約なんかできっこないから。
そもそもそうですよね。
はい。
向井先生みたいな方にいざというときに相談したいのに、
ちゃんとスポットだけとかで用付けであれば、
その時に助けてあげられないかもしれないですよね。
そうですよ。
そういう意味での定期、ストックというか、固定という言い方か。
で、顧問契約をしていって、
ちゃんといざというときにちゃんと助けてもらえる環境を、
向井先生の方にちゃんと、
逆に言うと、経営者側が用意してあげるっていうのが大事ですよね。
そうです。
例えばですね、長い間顧問契約いただいて、ほとんど相談ないと。
で、この前のお客さんだとね、
ほんと何年間も、5年間も、6年間も何もない。
ずっと一定額もらってたと。
で、労働組合に加入して、団体交渉行こうとなった。
無料でやりました。無料。
当然。
当然なのね。
そこはあうんの感覚で話し合って決めます。
お客さんやっぱり喜びますよね。
ああ、助かるねと。
またお願いするよってなるじゃないですか。
ここがね、僕の独特の感覚でやってるんですけど、
それでいいって。どんぶり勘定で。
タイムチャージ、時間24時間しかないじゃないですか。
だから単価上げるしか収益上げる方法ないでしょ。
人を賭けるか。
そういうのってね、どんどんどんどんその、
嫌な世界に突入するんですよ。
価格競争。
人を安く雇う。
そうじゃない。その世界にはいかない。
これは、うちの事務所を徹底させてます。
むかし先生だけじゃないんですね。
うちの事務所はもう洗脳してますからね。
いい方、いい方。
なるほど。
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いやいや、それじゃねえと言ってます。
目先のそのとこ考えない。
だけど継続的に付き合っていただくと。
そういうお客様。
従業員1名でももちろんやりますし、
1万名でも断ってます。
なるほどね。
経営者からしたら、
自分たちの組織の労働環境をちゃんと整備するための保険会社みたいな感じで、
むかし先生の事務所を使ってもらうといいってことですよね。
で、本当にブランド力があって、
本当に信用されたら絶対契約してくれる。
してくれないのは需要がないか、信用がない。
だから努力するしかない。
それはお客さん悪いわけではないと。
なるほど。
私以前聞いたことあるんですけど、
むかし先生の信用というところをどういうふうに貯めていくかみたいな、
培っていくかっていうお話がいろいろあるので、
この話、また続けてですね。
引き続き、
むかし先生の最近のセミナー内容を公開していきたいと思います。
昨日話し忘れたことがあって、
ちょっと話そうかと思ったことがあって。
セミナーで喋らなかった内容。
そう、忘れちゃった。
いいんですか、そんな喋っちゃって。
大丈夫です。
結構今日、私今、
今までとは違う番組として楽しみですけど、
いろいろ喋れますね。
喋るでしょ。
弁護士じゃないじゃないですか。
法律忘れてきてるから。
それはダメですよ。
本当にね、いいのかなって思うんですけど。
でもその上でね、
この間出られたような岸田先生とか、
優秀な若手の先生も一緒にいて、安泰ですよね。
彼らに一緒に働きたいと思われる人間にならないといけないから、
必死ですよ。
頭いいから、優秀だから。
だから、こいつダメだと見かけられたら終わりだから。
お金払ったってもう働かないですからね。
確かにね。
優秀な子は。
この人とついていくと未来があるみたいなね。
なるほど。
まあ、というわけで。
変な未来に連れてかれるそうになったら困ると思うけど、
まあ、それなりにちょっと気をつけてますよね。
というわけで、
あと2、3回は引き続き向井さんの実態を暴いていきますので、
本日は一旦ここでということで、
貴重なお話ありがとうございました。
ありがとうございました。
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