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はい、どうもゆうとです。今回はですね、動物福祉学を読んでの2本目で、「5つの自由」っていうようなテーマで話をしてみようかなと思います。
前回ですね、動物福祉とかニュアルウェルフェアっていうものがどういうものか、過去どういう変遷で取り組まれるようになったかみたいな話をざっとしていったんですけども、
今回はですね、この動物福祉っていうのを推進していく中で、特に重要だとされている5つの自由っていう考え方があるので、それを紹介しつつですね、考えるきっかけにしてもらえたらいいなと思うんですけども、
ここで改めてですね、その世界動物保険機構っていうところ、WOAHっていうところがあるんですけども、そこで良い福祉の条件みたいなものが説明されていたりするんで、ちょっとそれも取り上げてみようかなと思うんですけども、
動物が健康で快適でよく養われており、安全で痛み、恐怖、苦痛などの不快な状態に苦悩することなく、身体的精神的状態に重要な行動を発現できる場合、動物は良い福祉を経験することができると言われていて、ちょっと硬い文章ではあるんですけども、
良い福祉の条件っていうのはこういうふうに考えられているので、そこにも繋がるところで、5つの自由っていう考え方があるんですよね。それもちょっと紹介しておきますけども、1つ目が空腹と渇きからの自由。
食事とか水分とかですね。そういうところ。2つ目が不快からの自由ということで、環境ですね。住む場所の広さとか家畜とかも入るので、そういう飼育環境とかも入りますけど、不快なが感じてないかなみたいな自由。
あと、痛み、損傷、疾病からの自由ということで、やっぱり動物であっても痛みとかそういうものを感じますし、病気が起こることもあるので、特に人が関わっている場合は、食べ物とかそういう環境とかを通して何か病気になったりとか、痛みを感じるみたいなことも考えられるので、こういう痛み、損傷、疾病からの自由っていうのも1つの考え方としてありますし、
4つ目としては、恐怖と苦悩からの自由ということで、ここは主に精神面という感じですね。これも動物によってどういうことに恐怖とかストレスみたいなのを感じるかみたいなことは違っていたりするので、こういうところから自由にできるようにっていうのを考えるのも大事ですねという感じで、
最後5つ目っていうのが、正常行動、発言の自由ということで、適切な行動。やっぱり自然環境で生きてたりしたら、動物は比較的自由に動けたりとかするかもしれないですけど、動物が飼ったりとか、そういう家畜とかだと移動の制限があったりして、その中で異常行動みたいなものが起きてくることもどうしてもあるんですよね。
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そういうところで、できるだけ自然な動物が求める行動は取れるようにするみたいなところが5つ目のところになってくるので、それぞれ考えていくと大事といいですよっていうところなんですけども、序盤の部分はわかりやすいですよね。
空腹と渇きの自由みたいなところで、ただこれもですね、動物によって1日に何回食事をとるとか、どのぐらいの水分をどのぐらいのタイミングでとるのが自然なのかみたいなところは違ってくるので、各動物に合わせてですね、どういう食事とか水分補給が適切なのかみたいなことは考える必要があるかなっていうところですね。
あとは食べる内容、肉食動物とか草食動物とかによっても食べる内容も違ってくると思いますし、完全にその動物が生まれた環境で食べる食事を与えられるかどうかっていうと、例えば動物園とかですね、そういうところの動物もいるわけなんで、なかなか完璧には難しいですけど、できるだけ動物が満足いくような健康に過ごせるような食事と水分みたいなのは、
与えられるといいですね、みたいなところかなと思いますし、次の不快からの自由っていうところも、これもですね、やっぱ温度とか湿度とかこういうのが結構わかりやすいところかなとは思いますけど、結構動物によってはですね、汗がうまくかけないというか、もともと感染っていうのの発達が鈍かったりして、
うまく水浴びをするとかですね、霧吹きみたいな感じで水分を外から与えて、そこで気化熱を利用して熱を逃がすみたいなこともあったりしますし、あとパンティングっていうですね、鶏とかで行われる行動ですかね、舌を前に突き出して、そこから呼吸数を増やす中で体温を下げるみたいな、こういう行動もあったりするみたいなんですけど、
もしこういうのが、織りとかケージみたいなところで飼っている時に起きてたら、そういう熱さを感じているんじゃないかな、みたいなサインだったりすると思うので、そういうのに合わせてですね、その飼育する環境みたいなのは整えるといいかなという感じですかね。
あと痛みとか損傷、疾病みたいなところも、やっぱり大事かなとは思うんですけど、何かですね、やっぱり家畜みたいな形で飼っている動物とか、家で飼う動物とかでも虚勢をするとかですね、
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あと複数の動物で一緒に飼う時に角があったりすると、それで怪我をさせてしまったりするかもしれないんで、そこは角を切るとかですね、焼き切るとか、こういうのが行われたりしてますけど、こういうのもやり方によってはやっぱり痛みを伴うようなこともあると思うんで、麻酔をして行うとかですね、
こういうところも動物への配慮として重要じゃないか、みたいなことは考えられてますかね。
あと恐怖と苦悩からの自由みたいなところも、この辺りもそもそもの概念がどの動物にも当てはまるような形で設定されているので、本当に動物によってですね、どういうことを怖がるとか嫌がるとかっていうのは違ってくると思うんで、
角論で言うと結構動物自体の例を挙げながら考えないといけないですけど、例えばこれもさっきのニワトリを例に挙げると、上空の方で動く物体とか見知らぬ物体に対して結構恐怖とか逃避行動をとるみたいなことは言われているみたいなんで、こういうのをできるだけ感じないような環境設定とかそういうのができるといいかもしれませんかね。
あと正常行動の発言とかっていうところですけど、こういうのもですね、やっぱり動物を飼う、自分の場合だと結構馬とかに関わる機会が多かったですけど、馬も馬房みたいなところで普段過ごしてたりすると、その中で異常行動みたいなものを起こしたりすることもあるんですよね。
だからそういう時に、その時にもちろん対処するっていうのも大事かもしれないですけど、できるだけ普段から外に出て運動できるようにするとかですね、そういうのでできるだけストレスを減らすとか、そういうことができるといいかもしれないので、こういう正常行動の発言みたいなものも自由として考えられるかなっていう感じですかね。
動物福祉っていうので、本当にいろんな種類の動物がいますし、環境というか家畜だったりとか、家で飼うとかですね、あと実験的な形で飼育するとかいろいろありますけど、それぞれにおいてこういう自由はできるだけ担保できるような形でできたらいいかなと思いますし、
あと評価の仕方ですね、こういう自由がどのぐらい確保できているのかみたいなところで、最近人間だとウェアラブルデバイスみたいな感じで、アップルウォッチとかですね、それによって体の心拍数とかストレスレベルとかこういうのを評価することもありますけど、
動物とかでもですね、こういう体の状況を評価するようなデバイスみたいのはちょっとずつ出てきてますし、あと行動の評価みたいなことで、例えば動画にカメラで撮っておいたりして、そこで異常行動がどのぐらい起きているかみたいなことを評価できたりすると、
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何か温度とか湿度とか周りの環境を変えた時に異常行動が減っているとかですね、逆に増えてしまっているとか、こういうふうに評価ができると、できるだけ異常行動が起きないようにとか、気持ちよく過ごせているかどうかみたいなことが変えていけるかなと思うので、
評価というのとこういう自由というのは結構密接ですし、動物福祉においてこの5つの自由というのは結構よく取り上げられるテーマで、調べていくと結構よく聞くかなと思うので、知っておいてもらえたらいいかなと思いますね。
あとちょっとどのぐらい今後このテーマで話そうかなっていうのはまだ決めてないんですけど、何かの動物に絞った形とか、産業動物とか、愛顔動物と言われるのはペットとか、何かちょっと絞った形で喋ってみようかなと思いますので、もし何か興味あるトピックとかあればですね、コメントもらえてもいいですけど、
今後もですね、この動物福祉みたいなことは個人的に色々考えて調べていきたいなと思いますので、また興味ある人は聞いてみてください。以上です。ありがとうございます。