1. 犬からの伝言
  2. 愛犬らしさはどこから来る? ―..
2025-12-05 17:14

愛犬らしさはどこから来る? ― 個性の正体

今回のテーマは 「愛犬の個性」
なんとなく使っている「個性」という言葉を、遺伝・経験・環境の3つの視点から分解し、
“なぜ今の愛犬らしさが出来上がったのか” を具体的に紐解いていきます。

  • 遺伝子とは何か?

  • チワワ、ダックスフンド、キャバリア、ヨークシャーテリアなど愛玩犬に見られる遺伝的な傾向

  • 「経験」が性格の輪郭をつくる仕組み

  • 「環境」が犬の行動の多くを左右すると言われる理由

  • そして結局、個性とは何なのか?

  • 飼い主ができる“個性を伸ばす関わり方”とは?

番組後半では、すぐ実践できる
「愛犬の個性を引き出す3つの実践リスト」 も紹介しています。

1| “得意なシーン” を毎日1つ見つけて言語化する
 例:初めての場所でも匂いを取りに行けた、知らない犬の横でも落ち着けた etc.

2| 成功体験を確実に積ませる “小さな設定” をつくる
 例:人混みでは距離10m確保、苦手な音には先に安全地帯をつくるなど。

3| 家の中に “選べる環境(逃げ場・高さ・寝床)” を複数用意する
 個性は環境に強く影響を受けるため、選択肢があるほど伸びやすくなる。

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🐾 愛犬の個性を引き出す3つの実践リスト

サマリー

ポッドキャスト「犬からの伝言」では、愛犬の個性の起源を深く探求しています。遺伝、経験、環境の三つの要素がどのように影響するのかについて詳しく解説され、特に犬の個性がどのように形成されるのかについての理解が深まります。また、愛犬の特性を引き出すための実践的なアドバイスも提供されています。愛犬の個性は遺伝、経験、環境の掛け算の結果として位置付けられ、特に経験と環境の重要性が強調されています。具体的な実践方法も紹介されており、聞き手に役立つ情報が届けられています。

愛犬との向き合い方
ポッドキャスト番組、犬からの伝言です。
この番組は、他の人よりも少しだけ犬と話すことが得意なドッグトレーナー、
ひらたじゅんが犬との向き合い方、犬との接し方を犬目線で考えるポッドキャスト番組です。
今回は、シーズン3エピソード1ということでお話を進めていきます。
今回のシーズンでは、前回のシーズンと比べてもっと愛犬との生活にズームインして、
すぐに実践できるようなトピックもいくつか用意していけたらなと思っています。
今回のお話は、愛犬の個性というお話です。
犬を飼っている方ならもちろんなんですけれども、犬をはじめとする動物が好きな方なら、
街を歩いていても自然と犬の姿とか動物の姿って探しちゃうじゃないですか。
お散歩中のワンちゃんとかがいるとね、思わず目がいってしまって頬が緩んじゃうのは私だけではないんだと思うんですけれども、
そうやって観察をしていくと同じ犬、ましてや同じ犬種でもそれぞれの行動が全く違うっていうのが分かるはずです。
匂いを嗅ぐ探索行動に忙しい子だったりとか、飼い主さんをぐいぐい引っ張って先に先に行って急いでる子がいたりとか、
あとは飼い主さんが引っ張ってももう固くなりその場から動かない子とかね。
犬によっても好き嫌いとか向き不向きっていうのがあって、実に多様だと思うんですよ。
個人的にはもしかしたら文化だったりとか第三者の目を気にしないっていう特性がある分、人間よりも個性的なんじゃないかなと思ってます。
今回の犬からの伝言では、そんな犬の個性を深掘りしていこうと思います。
あなたの愛犬の個性を考えながら聞いていただけると嬉しいです。
個性を引き出すための実践リストっていうのも最後に用意してますので、ぜひお楽しみください。
個性の定義
まず個性っていうのは何なのかっていうことを端的に定義していきたいと思うんですけれども、
個性っていうのは、遺伝×経験×環境、遺伝×経験×環境、
この3つの要素の掛け算で出現する観察可能な行動パターンのことを個性と今このポッドキャストの中ではしています。
人間でいうと遺伝っていうのが50%程度で、経験とか環境っていうのが残りの50%っていうふうに言われています。
その中には共有環境と言われるものや非共有環境と呼ばれるものがあったりとかして、
数値の確実性っていうのはその研究の発表によっても多少の前後があるものにはなってます。
ただ今回は犬の話ですので省略させていただきたいと思います。
それでは犬はどうなのかというと、近年の研究結果でいうと遺伝が30%から40%程度、経験が30%から40%程度、環境が20%から30%程度というふうに言われています。
人間は遺伝と経験環境っていうのが半々なのに対して、犬では経験環境の好転的な要素、これが半分以上占めているというところですね。
つまり研究結果でいうと人間よりも好転的要素が強いということが言えると思います。
では遺伝とは何かというお話をしていきたいと思います。
先ほどですね個性は遺伝×経験×環境と言ったんですけれども、じゃあ遺伝って何なのか経験って何なのか環境って何なのかについてお話をしていきたいと思います。
一つ目は遺伝とは何かです。
環境の影響
遺伝というのは機質の土台だと思ってください。
例えば特定のものに対する反応だったりとか執着心だったりとか警戒心の基本的なラインなんかはこの遺伝で測れることもあります。
どういうことかというとですね、犬は人と昔から過ごしてきましたよね。
で献種の改良というのが行われてきました。
これは18世紀か19世紀頃からというふうに言われているんですけれども、
牧羊犬として進化してきた犬であれば無限の体力を持ってますよね。
人と狩りをするために進化してきた犬であれば執着心が高かったりとか、
番犬として進化してきた犬種では警戒レベルが高かったりとかこういった特性があります。
特定の犬種で言うと、チワワはメキシコ原産で番犬として人と暮らしていたという説があります。
番犬という特性があるので縄張り意識が高くて気が強くて村の人以外が来ると吠えて知らせるという役割があったのでこれが特性としてあると言えると思います。
ダックスフンドで言うとアナグマを狩猟する際にアナグマの巣穴に入っていけるように足が短くなって胴が長くなりました。
この穴を掘るという特性が今でも残っているので、お家の中でも何もない地面を掘ったりする子が多いんじゃないでしょうか。
水辺でスイチョウを飼っていたプードルは水が得意というのも遺伝的な傾向が見えるんじゃないかなと思います。
他にもポメラニアンは刺激に敏感とかヨークシャテリアは自尊心が高いとかキャバリアは有効的とかある程度のガイドラインとしてとれる性格なんかも見えたりします。
もちろんその子その子個体差もありますし、研究でも犬種だけで性格を予測するのは限定的であるということが指摘されています。
なのである程度犬種によって傾向はあるけど個体差が大きいというところなのではないかなと思います。
ここで大事なのは遺伝というのは可能性を示すだけであって決定ではないよということ。
こちらを覚えておいてください。
2つ目の経験ですね。こちらは過去に起きた出来事や学習の蓄積です。
例えば来訪者を吠えて誰か来たよって教えたら怒られたとか、飼い主の目を盗んでつまみ食いしたら叩かれて痛い思いをしたとか、
子犬時期にたくさんの人と触れ合って笑顔で触ってもらえたとか、こういった経験というのは犬の行動に直接影響をしてきます。
ただしこの行動っていうのは経験の上書きで変わることが多いのも一つのポイントです。
犬には社会科技と言われる時期がありますよね。
4週から12週、人によっては2週から16週とも言われるこの社会科技。
この時期に触れ合いができなかったワンちゃんというのは犬との触れ合いが上手にできないというちょっと悲観的な声もあるんですけど、やり方によってはストレス少なくやり直しが効きます。
この経験というのが日常で見える瞬間というのもたくさんあります。
例えば飼い主さんと目を合ったら首をかしげる子っているじゃないですか。
あの可愛い行動っていうのはあざとさだったりとか計算ではなくてですね、飼い主さんと目が合った時にたまたま首をかしげたら飼い主さんが笑顔になったり駆け寄ってきていっぱい撫でてくれたりとか、おやつをもらえたりとか、こういう経験が積み重なっていって首をかしげるという行動が出ます。
あとはもちろんコマンドもそうです。
お座りと言われた時にお尻を地面につけたらおやつがもらえた。
こういった経験からお座りという音だったりとかハンドサインが見えたら座るという行動が出ます。
もちろんいいことばかりではなくて、花火とか雷の音が苦手な子は大きな音に対して安心できなかったという経験があるので、ソファーの下に隠れたりとか家具の裏に隠れたりパニックになったりっていう行動が現れます。
ただし先ほども言った通り経験の上書きが可能なので、その子にとってネガティブなシチュエーションでポジティブな出来事を結びつけることでネガティブな感情をポジティブに上書きすることもできます。
続いて3つ目ですね。
環境は現在の生活の場所であったりとか、刺激の量とか質、人や他の犬の存在、家庭内の雰囲気など、もう本当そのまま環境ですよね。
環境は経験が現れるための舞台だと思ってください。
学習のしやすさだったりとか行動の発言っていうのの頻度を大きく左右します。
例えば飼い主が瞬発的に動く人なのであれば、動くものに対して瞬時に身構える子になったりとか、過剰に静かな家で育つ犬っていうのは騒音環境でパニックになっちゃったりとか、ちょっと過敏になっちゃったりとかなどですね。
同じ犬だったとしても、飼い主さんが朝出かけていくときにバタバタバタってもう本当に時間なく準備をすることが当たり前の家庭と、ゆったりと余裕を持って静かに外出していく家庭では犬の受けるストレスとはいっていうのももちろん違います。
個性の要素
バタバタ準備しちゃう家庭では、構ってもらえなくて経験が現実しなくなったりとか、ゆったりと余裕のある家庭では経験が現実する余地がある。こうやって個性が現れたり、現れづらかったりということにもつながっていきます。
またですね、刺激が強すぎる環境、大きい音が鳴ってたり、物が早く動いてたり、こういう刺激が強すぎる環境っていうのは個性が隠れるというのも分かっています。
逆に刺激が弱すぎる環境、音もしないし、匂いもあんまりしないし、飼い主さんとのコミュニケーションもそこまで楽しいものではないという環境の中では個性は育たないということも分かっています。
このちょうどいい刺激量っていうのを見つけてあげると、愛犬の個性が最もよく出るゾーンというのが見つけられるはずです。
では、個性とは何かというところをいよいよお話ししたいと思うんですけれども、ここまでお話ししたようにですね、個性は遺伝×経験×環境の掛け算の結果です。
重要なのは経験と環境が個性を決める半分以上、比率を占めています。
ということは、いつも一緒に過ごしているあなたが、あなたの愛犬の変化を生む余地が大きいという点です。
それではここから、あなたの愛犬の個性を引き出す3つの実践リストをご紹介したいと思います。
1つ目、安心できる場所を作りましょう。
もうあなたの愛犬にとって、そこにいれば誰にも邪魔されない時間をとれる場所、自分の時間をとれる場所ですね。
お家で飼っているのであれば、ケージだったりとかクレートだったりとかになるかと思います。
そこにいるときは飼い主さんが無理やり手を突っ込んできて抱っこしたりとかって絶対しない。
愛犬にとっての生意気を確保してあげること。
また、そこには愛犬だけがいつもアクセスできること。
普段は扉が閉まっているじゃなくて、愛犬が入りたいと思ったうちにいつでも入れるようにしておくことというのが重要です。
2つ目は犬が選択する。
飼い主さんがやりなさいやめなさいばかりではなくて、犬がやるかやらないかを決定して自発性を持つということですね。
トレーニングであれば犬がもっとやりたいというふうに示してくるのであればトレーニングを続ける。
ここで大事なのは安全に守られたやるやらない右左など2択ぐらいの選択肢を犬に与えて犬が自分で選んで行動しやすくするということが大事です。
3つ目は成功体験を積ませるです。
もう決して大げさなことじゃなくていいんですよ。アジリティみたいなのにチャレンジするとかそういうことではなくて、小さなことでもやったことが成功したら褒めてあげてください。
例えば旅行好きの方だったら新しい公園だったりとかサービスエリアの休憩所だったりとか初めて行く場所で落ち着いていられてあなたの目を見たりとか座ってなんとなく景色を見てたらそれだけでも小さな成功なんですよ。
この成功を見落とさずに褒めてあげることで愛犬の自尊心が育ちます。
負担になりすぎないレベルで刺激を上げてって愛犬が嫌そうな感じっていうのを見せたらすぐにその場から距離を取ってください。
できることを確実にというのがポイントです。
この3つの実践リストは今日からもできると思いますのでぜひやってみていただければと思います。
それでは本日の犬からの伝言です。
1つ目、個性は遺伝×経験×環境。
2つ目、愛犬の行動の半分以上はあなたとの時間で作られている。
今回のエピソードはいかがでしたでしょうか。
あなたの愛犬の個性がちょっとだけ見えるきっかけになっていただければ嬉しいです。
また、ちょっとわかるかもなーって思った方はぜひ誰かとシェアしてみてください。
このポッドキャスト番組犬からの伝言ではご質問、話してほしいことだったりとか、後はご相談なんかももちろん
ご相談なんかも大歓迎です。ぜひメールに送っていただければと思います。
メールアドレスはmsg.from.dog!gmail
msg.from.dog!gmail.com
メッセージ・フロム・ドックとなっています。
ノートでは文字おこしも掲載しています。検索は犬からの伝言でお願いします。
それぞれこのエピソードの説明欄にもURLが貼ってあります。
次回はですね、散歩の質を上げる7つのチェックというのをお届けしたいと思います。
それではお散歩お疲れ様でした。気をつけてお帰りください。
少しだけ犬と話すことが得意なドックトレーナーひらたじゅんでした。
17:14

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