2021-08-13 10:50

犬は人の何処を見てる?👀【犬のボディランゲージ】を知ろう✌️

【攻撃的な犬にしないために飼い主さんができること】
で、お話した【ボディランゲージ】ことについて
深堀をしました✌️

犬は人を理解する上で
・ボディランゲージ(仕草や動作)……55%
・声のトーン(高低や速度)……35%
・言葉の意味……10%
の割合で理解すると言われます

どれだけ、ボディランゲージを知るか=犬を知るか
と言っても良いくらいです🤔

【不快】のサインを知っていれば、
【攻撃的な犬】になるのを防げます😘

過去配信はコチラ👇

【攻撃的な犬にしないために飼い主さんができること】

https://stand.fm/episodes/610ba02a9a2fe90006f36d0d

【シッポを振るのは嬉しいだけじゃない!「警戒・怖い」でも振るんです】

https://stand.fm/episodes/6029f74b1ff79bdba8ffc349


犬のボディランゲージについて、より詳しく知りたい方は
私が敬愛する犬のトレーナーのひとり、ヴィベケ先生の著書をご紹介します‼️

【DVDBOOK 犬はしぐさで会話する(1): ヴィベケ・リーセの犬のボディランゲージ解説 】

#犬#ペット#動物#ボディランゲージ#ドッグトレーナー#犬の保育園#犬を知る#仲良く#いつもありがとうございます#スタエフ12月スタート
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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には、子育てメタや、留学時代や旅行の思い出などのお話もお届けいたします。
さて前回は、攻撃的な犬にしないために飼い主さんができることとして、犬の学習方法、性の強化と負の強化についてのお話をしました。
今回は、飼い主さんができることで紹介した犬のボディランゲージを知るということについて深掘りをしていこうと思います。
以前の配信でも、ボディランゲージについてはお話ししていますので、よかったらそちらも聞いてみてくださいね。
犬は人と共に生きるようになった最古の動物と言われます。
豚の家畜化に比べてずっと古いんですよ。
2万年前とも1万5千年前とも言われるその起源は、狼の子供を人が持ち帰ったことに由来すると言われていますが、はっきりはしていません。
ですが、長い時間をかけて狼は犬へと変容してきました。
犬の祖先である狼が人間になれ、共に暮らすようになったのですが、ではどんな狼が人と共に暮らすようになったのでしょうか。
それは、より好奇心が強く、警戒心が薄く、冒険心のある個体でした。
現代に生きている野生の狼は、人になれて犬になるという道を選ばなかった動物ですので、犬とは大きくかけ離れている習性もあります。
ですから、狼のすべてイコール犬のすべてではないんです。
現代狼と現代の犬の違いの一つは、他者とのコミュニケーション能力の違いです。
例えば、吠えるという行為一つにとっても、狼は遠吠えをコミュニケーションの一環としてするのですが、犬のようにワンワンと吠えるということは実はほとんどしません。
そして、犬にしても原種に近いほど吠えないということはよく知られています。
吠えるということは、犬が独自に発展させてきたコミュニケーションスキルの一つなんですね。
また、犬は人間の出すサインや自然と読み取るように進化してきたとよく言われます。
飼い主さんも不思議があるようなささやかなサインを先読みする犬たちの行動を、犬を飼ったことがある方ならご理解いただけると思います。
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以前もお話ししたことがありますが、見知らぬ人が手を出したときに、子犬は真っ先に近づいていきます。
野生動物では、いかに小さな個体といえども、これは稀な行動です。
これは、犬と人の関係は犬のDNAレベルまでに組み込まれているという説を、なるほどと裏付ける事例だと思います。
近年、犬たちは人の出すサインだけではなく、感情面まで察知できるように進化してきたということが言われています。
そして、それはセラピー犬などに応用されていますね。個体差はもちろんありますけれども。
さて、人と犬のコミュニケーション。犬は人を理解するように進化を遂げてきたのは、人が犬に食料と安全な場所を確保してくれる存在だからです。
それは、彼らの生命維持に関わる重要事項だからですね。
ですが、ぶっちゃけ、人は犬がいなくても十分生きていきますよね。
だから、犬を理解するように進化はしていないんですね。
なので、勉強をしなくては理解ができません。
犬は実によく見ています。
人の声、表情、動き、些細な癖、フェロモンの変化、匂い、発汗量による感情面の移り変わり。
では、犬を理解するためには、犬の何をどう見たらいいんでしょうか。
それは、犬のボディーランゲージです。
ボディーランゲージは、全身から発せられます。
耳やしっぽ、体勢などは分かりやすいんですが、目、マズル、唇、舌、首、肩、背中、足、体重のバランスなどにも表れてきます。
例えば、犬は常時、体重の80%程度は上半身にかかり、前足重心で行動しています。
これは、後ろに体重にバランスが移動するときなどは、危機感を感じているということですね。
体重が後ろに引いているようなときのことを指します。
犬があつあつ去ったり、お尻を下げているときには、明らかに何かの異常事態が起きていると思ってください。
しっぽについては、誤解されることがあると、昔の配信でもお話ししました。
しっぽを振っているかどうかを見る方は多いのですが、注目すべきは、おっぽの付け根です。
普段の位置がどこにあるかをよく知ることです。
付け根よりも下がるほどテンションが低く、恐怖を感じていきます。
尾が高く、自分の頭と同じくらいの高さの場合には、強い警戒。
素早く振られている場合、怒りや攻撃の準備の場合もあります。
逆に自分の体と同じくらいの位置、通常の位置、ゆっくりリラックスして振られているおしっぽの場合、
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遊びたい気持ちやリラックス、喜びや興味、楽しさを感じています。
自分の体よりも低く、少しだけ振れている場合には、少しナーバスな状況だったり、
平和を求めていますよという和平を求める合図の場合もありますね。
マズルは犬の鼻先部分ですが、人間と同じように感情を表す場所です。
シワを寄せて、唇を引き、犬歯を見せる場合、
これは誤解されやすいのですが、恐怖を感じ、これから、
これから、惨劇に出るぞ、もうやめて、近づいてくるんだったら、本当に攻撃しちゃうよというパフォーマンスを表しています。
マズルにシワが寄るものの、鼻先が少し上に向いていて、
もしくはまっすぐの場合には、強い怒りや攻撃の準備という表現になります。
唇も連動していて、短い場合はより攻撃的、
警戒心が強く、長く惹かれている場合には、服従、
場合によってはフレンドリーな意思も表れていて、
唇を閉じているという時は、心を固めているという表れでもあります。
目の形というのも、状況によって豊かに変わります。
目が完全にまん丸である場合、瞳孔が開き気味だったり、開いたり閉じたりしている場合、
強いストレスや攻撃の意思が見られます。
アーモンド型の目の場合には、フレンドリー、平常心、リラックス、
そこから目を細めていくほど、怖い、気持ちや服従、降参の意思を表しているといえます。
肩の動きは、首と足にも連動します。
肩を上げている時には、自分を大きく見せようとする心理、警戒や攻撃的な意思を表します。
肩を下げている場合には、姿勢が低くなるということを伴って行われることも多くて、
恐怖や服従などネガティブな意思もある。
ですが、ブレイボーと言われる肘を曲げて、お尻を高く上げる、
遊びに誘う意思を見せている場合もあるので、要注意です。
いかがですか?
あ、うちの犬、こんな感じの姿勢、表情をしているときあるな、と思い当たることはありましたが、
犬は人の何を見て理解をしているかという割合についてですが、
55%がボディランゲージ、35%が声のトーン、言葉の意味はおよそ10%に満たないという研究結果があります。
それだけ犬たちは人間の体の動作を細かく見ているわけです。
犬嫌いの人がなぜだか犬に吠えられる、威嚇される、犬好きの人はなぜだか目が犬とよく合うなどなど、
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人間からするとなんで?っていうことでも、犬たちは人の細かいボディランゲージやその他の情報、
熱量や空気の流れ、フェロモン、汗の匂いなどを感じて、それをコミュニケーションの一部として受け取ります。
そしてボディランゲージと言葉の意味が違う場合、犬はボディランゲージを優先させます。
じゃれついているワンちゃんをやめてよ、ちょっとと払ってもなかなかやめてくれないなどは舐められている。
犬に舐められているのではなくて、遊んでくれているボディランゲージが出ているからだとワンちゃんには理解されているからなんですね。
言葉とともに表情、姿勢、態度、動き方などにも注意すると犬には伝わりやすいかもしれません。
例えば私は怖がりな犬に最初に挨拶するときには決して目を合わせないし、正面も向きません。前傾姿勢もとりません。
上を向いたり、頭をかいたり、あくびをわざとしてみせます。
これは私は悪いやつじゃないからまあそんなに緊張しないでよというボディランゲージを相手に届けたいのです。
ボディランゲージは複雑でいくつかが絡み合ったり、相反する感情が入り混じること、瞬時に変わることも多いです。
また研修や年齢によっては読みづらい場合もあります。
大まかなものだけでも知っておくとワンちゃんとのコミュニケーションがよりスムーズになり、ストレスも減りお互いの理解が深まりますよ。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いいたします。
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